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お待たせしました。
以下投句一覧、よろしくお願いいたします。
【まとう】
１ 凡庸な日々をまとって向かい風
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
３ 風まとう向こうの方に誰かいる
４ 白をまといあちらの席へゆきました
５ 冬花火 纏し君を剥がしてる
６ 新年をまとう力を抜きながら
７ 水まとい結局みんな捨ててきた
８ 利かん気をまといひとりになっている
９ 形容詞まとう スカスカの着心地
10 そして最後にまとうマタギの師の教え
11 どれだけをまとって冬に備えよう
12 手術中不安をまとい時流がる
13 キラキラと空虚をまとうハーバリウム
14 雪になる山はものがたりをまとう
15 いっせいに纏った紅を払う風
16 ゆったりと纏う心が広くなる
17 豹柄をまとってみても負けは負け
18 フェイクファー みんな愛してるよ飲もう
19 まとったものは不要であると体重計
20 君という絹のマントを好きになる
【写真で一句】
１ 一日を半透明のまま過ごす
２ 断捨離の極み はてしのない視界
３ 電源オフ見えないものを見ませんか
４ 黒を前に途方に暮れているメロス
５ 生きるってことねポチャンと音がして
６ よろしければご一緒してもいいですか
７ 黙祷の先に光はあるだろか
８ 君の世界に括り付けられている謎
９ こしょこしょは固くご遠慮願います
10 玉砂利の道を進んで透けてゆく
11 わたくしを育てるはずの深いかなしみ
12 今ちょっと休んでいます空になる
13 独房にひたひた満ちる月明かり
14 黒白をつけて居心地悪くする
15 冬半ばつかみどころのない背中
16 相槌が上手になって龍安寺
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
18 寒いからですとひとりのことを書く
19 着地する場所を求めて旅続く
20 微分積分サインコサイン むつかしい
【渦】
１ 鈍色の渦にのまれた大衆魚
２ 遠巻きに渦 右巻き左巻き
３ ほっこりしてます大阪弁の渦の中
４ ティーカップの渦とか見つめ合う聖夜
５ 笑いぐっとこらえて渦の中に居る
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
７ おとなしい渦にしばらくなっている
８ 立ち止まった所で渦になっている
９ 良い渦か悪い渦かを見極める
10 打ち身切り傷凡人なれど日々の渦
11 渦巻の外でぼーっと生きている
12 渦巻いたまんなかにいるお父さん
13 むき出しの孤独クリムトの渦
14 サービスに渦をおこしてあげました
15 高速で師走の渦が走り去る
16 掌のうずなら握りつぶします
17 黙ってはいるが言いたいことは渦
18 平成の渦がおつかれさまと言う
19 このところ渦が私に入ってる
20 何事もないねと渦のど真ん中
以下投句一覧、よろしくお願いいたします。
【まとう】
１ 凡庸な日々をまとって向かい風
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
３ 風まとう向こうの方に誰かいる
４ 白をまといあちらの席へゆきました
５ 冬花火 纏し君を剥がしてる
６ 新年をまとう力を抜きながら
７ 水まとい結局みんな捨ててきた
８ 利かん気をまといひとりになっている
９ 形容詞まとう スカスカの着心地
10 そして最後にまとうマタギの師の教え
11 どれだけをまとって冬に備えよう
12 手術中不安をまとい時流がる
13 キラキラと空虚をまとうハーバリウム
14 雪になる山はものがたりをまとう
15 いっせいに纏った紅を払う風
16 ゆったりと纏う心が広くなる
17 豹柄をまとってみても負けは負け
18 フェイクファー みんな愛してるよ飲もう
19 まとったものは不要であると体重計
20 君という絹のマントを好きになる
【写真で一句】
１ 一日を半透明のまま過ごす
２ 断捨離の極み はてしのない視界
３ 電源オフ見えないものを見ませんか
４ 黒を前に途方に暮れているメロス
５ 生きるってことねポチャンと音がして
６ よろしければご一緒してもいいですか
７ 黙祷の先に光はあるだろか
８ 君の世界に括り付けられている謎
９ こしょこしょは固くご遠慮願います
10 玉砂利の道を進んで透けてゆく
11 わたくしを育てるはずの深いかなしみ
12 今ちょっと休んでいます空になる
13 独房にひたひた満ちる月明かり
14 黒白をつけて居心地悪くする
15 冬半ばつかみどころのない背中
16 相槌が上手になって龍安寺
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
18 寒いからですとひとりのことを書く
19 着地する場所を求めて旅続く
20 微分積分サインコサイン むつかしい
【渦】
１ 鈍色の渦にのまれた大衆魚
２ 遠巻きに渦 右巻き左巻き
３ ほっこりしてます大阪弁の渦の中
４ ティーカップの渦とか見つめ合う聖夜
５ 笑いぐっとこらえて渦の中に居る
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
７ おとなしい渦にしばらくなっている
８ 立ち止まった所で渦になっている
９ 良い渦か悪い渦かを見極める
10 打ち身切り傷凡人なれど日々の渦
11 渦巻の外でぼーっと生きている
12 渦巻いたまんなかにいるお父さん
13 むき出しの孤独クリムトの渦
14 サービスに渦をおこしてあげました
15 高速で師走の渦が走り去る
16 掌のうずなら握りつぶします
17 黙ってはいるが言いたいことは渦
18 平成の渦がおつかれさまと言う
19 このところ渦が私に入ってる
20 何事もないねと渦のど真ん中
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コメント(9)
「まとう」
入選
20 君という絹のマントを好きになる
８ 利かん気をまといひとりになっている
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
特選
14 雪になる山はものがたりをまとう
２０/君が絹のマント、すばらしいですね。
８/孤立してしまうのは仕方がないです。
２/独特の強い百合の香の前は道がひらかれます。
１４/雪山のものがたり、是非聴いてみたいものです。
「写真で一句」
入選
６ よろしければご一緒してもいいですか
13 独房にひたひた満ちる月明かり
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
特選
５ 生きるってことねポチャンと音がして
６/多分断られそうな気もしますが、私も味わいたいひととき。
１３/独房ととらえた見つけがすごいです。
１７/確かに良くも悪くも不思議な国です。
５/耳を澄ませばどこかでポチャンと音がする、さあ、立ちあがろうか。
「渦」
入選
３ ほっこりしてます大阪弁の渦の中
８ 立ち止まった所で渦になっている
12 渦巻いたまんなかにいるお父さん
特選
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
３/大阪弁を聴いているとどうしてだかほっこりします。
８/立ち止まるとよく状況がわかるのでしょうか。
１２/お父さんが出した渦なのか、お父さん気づいていますか。
６/ふとんの中は大変な渦状態、もうおさまりましたか。
入選
20 君という絹のマントを好きになる
８ 利かん気をまといひとりになっている
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
特選
14 雪になる山はものがたりをまとう
２０/君が絹のマント、すばらしいですね。
８/孤立してしまうのは仕方がないです。
２/独特の強い百合の香の前は道がひらかれます。
１４/雪山のものがたり、是非聴いてみたいものです。
「写真で一句」
入選
６ よろしければご一緒してもいいですか
13 独房にひたひた満ちる月明かり
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
特選
５ 生きるってことねポチャンと音がして
６/多分断られそうな気もしますが、私も味わいたいひととき。
１３/独房ととらえた見つけがすごいです。
１７/確かに良くも悪くも不思議な国です。
５/耳を澄ませばどこかでポチャンと音がする、さあ、立ちあがろうか。
「渦」
入選
３ ほっこりしてます大阪弁の渦の中
８ 立ち止まった所で渦になっている
12 渦巻いたまんなかにいるお父さん
特選
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
３/大阪弁を聴いているとどうしてだかほっこりします。
８/立ち止まるとよく状況がわかるのでしょうか。
１２/お父さんが出した渦なのか、お父さん気づいていますか。
６/ふとんの中は大変な渦状態、もうおさまりましたか。
【まとう】
11 どれだけをまとって冬に備えよう
そうですね。考えさせられました。
14 雪になる山はものがたりをまとう
ものがたりをまとう がいいですね。
特選
18 フェイクファー みんな愛してるよ飲もう
そうそうと元気をもらいました。
【写真で一句】
５ 生きるってことねポチャンと音がして
あの写真からこう詠まれるのですね。素敵です。
19 着地する場所を求めて旅続く
みんなみんなそうですね。
３ 電源オフ見えないものを見ませんか
昨今、見えないものをしっかりと見ることの大切さをつくづく思います。
【渦】
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
フフフ あります。あります。
20 何事もないねと渦のど真ん中
そんな光景見ます。見ます。私ももちろん渦の中。
特選
５ 笑いぐっとこらえて渦の中に居る
自虐の表現に大拍手。
11 どれだけをまとって冬に備えよう
そうですね。考えさせられました。
14 雪になる山はものがたりをまとう
ものがたりをまとう がいいですね。
特選
18 フェイクファー みんな愛してるよ飲もう
そうそうと元気をもらいました。
【写真で一句】
５ 生きるってことねポチャンと音がして
あの写真からこう詠まれるのですね。素敵です。
19 着地する場所を求めて旅続く
みんなみんなそうですね。
３ 電源オフ見えないものを見ませんか
昨今、見えないものをしっかりと見ることの大切さをつくづく思います。
【渦】
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
フフフ あります。あります。
20 何事もないねと渦のど真ん中
そんな光景見ます。見ます。私ももちろん渦の中。
特選
５ 笑いぐっとこらえて渦の中に居る
自虐の表現に大拍手。
【まとう】
＜入選＞
10 そして最後にまとうマタギの師の教え
「マタギ」に惹かれていただいた。
とにかく経験からの教えがいい。
「子どもは上へ上へと歩く」を思いだしている。
11 どれだけをまとって冬に備えよう
冬だったらまだいいが
何が起こるかわからないこの世。
備えようがない災害を思う。
＜特選＞
６ 新年をまとう力を抜きながら
力を抜いてボールを投げる。
何度も聞いているが、これが難しい。
ここでは「まとう」が生きている。
【写真】
＜入選＞
６ よろしければご一緒してもいいですか
したいようなしたくないような状況だが
してもいいと思うこころと
勇気をいただいた。
15 冬半ばつかみどころのない背中
「背中」がいい。
つかみどころのない人間を思い
つかみどころのない現実を思う。
＜特選＞
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
「不思議、大好き」という言葉がなつかしい。
現在は何か不気味さを感じる「不思議」である。
何も起こらなければいいと思うこの頃。
【渦】
＜入選＞
７ おとなしい渦にしばらくなっている
「おとなしい」を新しく感じる。
そして、この「しばらく」
作者もわからない「しばらく」なのである。
17 黙ってはいるが言いたいことは渦
どうしても言いたいことがあるようだが
黙っているとだんだん渦は大きくなり
こわい渦にもなる。
＜特選＞
20 何事もないねと渦のど真ん中
台風の中心を思ったりするが
何もないことが突然そうでなくなる。
そのことが想像できる真ん中にいる。
＜入選＞
10 そして最後にまとうマタギの師の教え
「マタギ」に惹かれていただいた。
とにかく経験からの教えがいい。
「子どもは上へ上へと歩く」を思いだしている。
11 どれだけをまとって冬に備えよう
冬だったらまだいいが
何が起こるかわからないこの世。
備えようがない災害を思う。
＜特選＞
６ 新年をまとう力を抜きながら
力を抜いてボールを投げる。
何度も聞いているが、これが難しい。
ここでは「まとう」が生きている。
【写真】
＜入選＞
６ よろしければご一緒してもいいですか
したいようなしたくないような状況だが
してもいいと思うこころと
勇気をいただいた。
15 冬半ばつかみどころのない背中
「背中」がいい。
つかみどころのない人間を思い
つかみどころのない現実を思う。
＜特選＞
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
「不思議、大好き」という言葉がなつかしい。
現在は何か不気味さを感じる「不思議」である。
何も起こらなければいいと思うこの頃。
【渦】
＜入選＞
７ おとなしい渦にしばらくなっている
「おとなしい」を新しく感じる。
そして、この「しばらく」
作者もわからない「しばらく」なのである。
17 黙ってはいるが言いたいことは渦
どうしても言いたいことがあるようだが
黙っているとだんだん渦は大きくなり
こわい渦にもなる。
＜特選＞
20 何事もないねと渦のど真ん中
台風の中心を思ったりするが
何もないことが突然そうでなくなる。
そのことが想像できる真ん中にいる。
【まとう】
入選
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
特選
14 雪になる山はものがたりをまとう
コメント
２/百合の香はきつい。思わず脇へ避けてしまうかもしれない。
まとっている本人はそんなつもりはないのだろうけど。
14/雪になる山は四季の中でも一番ドラマティックなものをはらんでいる。
この一句はすらすらと出てきたのだろうか。とてもいいフレーズ。好きです。
【写真で一句】
入選
１ 一日を半透明のまま過ごす
３ 電源オフ見えないものを見ませんか
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
特選
14 黒白をつけて居心地悪くする
コメント
1/半透明とはどんな過ごし方だろう？と思いながら何故か手を伸ばしていた。
3/あの写真から見えないものを見るということを想像したのに驚いた。
17/不思議な国に住んでいると断じたのも、ボーっと生きてんじゃねえよ！と言われたみたい。
14/面白い。居心地の悪い様子、何となく中腰のような半透明の人、うんうんと頷いてしまう。
【渦】
入選
４ ティーカップの渦とか見つめ合う聖夜
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
14 サービスに渦をおこしてあげました
特選
20 何事もないねと渦のど真ん中
コメント
4/いいですねぇ〜
6/頭も心も渦巻いて怒ってるんやね！大渦をようたてんと布団かぶって！
かわいらしいね！
14/あまりに沈滞しているので？大波乱になったりして、面白いです。
20/すごい！と言いたいけど、渦の真ん中はそんなものですよ。
それも知った上で言っている、海千山千！
入選
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
特選
14 雪になる山はものがたりをまとう
コメント
２/百合の香はきつい。思わず脇へ避けてしまうかもしれない。
まとっている本人はそんなつもりはないのだろうけど。
14/雪になる山は四季の中でも一番ドラマティックなものをはらんでいる。
この一句はすらすらと出てきたのだろうか。とてもいいフレーズ。好きです。
【写真で一句】
入選
１ 一日を半透明のまま過ごす
３ 電源オフ見えないものを見ませんか
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
特選
14 黒白をつけて居心地悪くする
コメント
1/半透明とはどんな過ごし方だろう？と思いながら何故か手を伸ばしていた。
3/あの写真から見えないものを見るということを想像したのに驚いた。
17/不思議な国に住んでいると断じたのも、ボーっと生きてんじゃねえよ！と言われたみたい。
14/面白い。居心地の悪い様子、何となく中腰のような半透明の人、うんうんと頷いてしまう。
【渦】
入選
４ ティーカップの渦とか見つめ合う聖夜
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
14 サービスに渦をおこしてあげました
特選
20 何事もないねと渦のど真ん中
コメント
4/いいですねぇ〜
6/頭も心も渦巻いて怒ってるんやね！大渦をようたてんと布団かぶって！
かわいらしいね！
14/あまりに沈滞しているので？大波乱になったりして、面白いです。
20/すごい！と言いたいけど、渦の真ん中はそんなものですよ。
それも知った上で言っている、海千山千！
【まとう】
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
16 ゆったりと纏う心が広くなる
14 雪になる山はものがたりをまとう
特選
６ 新年をまとう力を抜きながら
2／特別な日でしょうか。主張する百合の香を味方に、いざ進め。
16／何気ない見つけのようで、哲学的でもありますね。
14／雪が景色を物語に。雪のない地域に住む私にとって雪はときめくものです。
6／「力を抜きながら」が、心に響きました。好きな句です。
【写真で一句】
14 黒白をつけて居心地悪くする
15 冬半ばつかみどころのない背中
１ 一日を半透明のまま過ごす
14／何事もはっきりではちょっと疲れます。あいまいにするラクさも必要かも。
15／確かにこの季節、いつもより背中は無口なっている。
1／感情を波立たせず、静かに。約束もなく、すべきこともない。そんな半透明かな。
【渦】
11 渦巻の外でぼーっと生きている
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
14 サービスに渦をおこしてあげました
11／渦を起こす人。巻き込まれる人。外でぼーっとの人。さて私は、と。
6／ふとんで抑え込む怒りの渦。朝までに消えるか、小さくなりますように。
14／サービスがおかしい。渦をスパイスのように使う達人がここに。
２ そこのけそこのけと百合の香をまとう
16 ゆったりと纏う心が広くなる
14 雪になる山はものがたりをまとう
特選
６ 新年をまとう力を抜きながら
2／特別な日でしょうか。主張する百合の香を味方に、いざ進め。
16／何気ない見つけのようで、哲学的でもありますね。
14／雪が景色を物語に。雪のない地域に住む私にとって雪はときめくものです。
6／「力を抜きながら」が、心に響きました。好きな句です。
【写真で一句】
14 黒白をつけて居心地悪くする
15 冬半ばつかみどころのない背中
１ 一日を半透明のまま過ごす
14／何事もはっきりではちょっと疲れます。あいまいにするラクさも必要かも。
15／確かにこの季節、いつもより背中は無口なっている。
1／感情を波立たせず、静かに。約束もなく、すべきこともない。そんな半透明かな。
【渦】
11 渦巻の外でぼーっと生きている
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
14 サービスに渦をおこしてあげました
11／渦を起こす人。巻き込まれる人。外でぼーっとの人。さて私は、と。
6／ふとんで抑え込む怒りの渦。朝までに消えるか、小さくなりますように。
14／サービスがおかしい。渦をスパイスのように使う達人がここに。
【まとう】
14 雪になる山はものがたりをまとう
どんな物語でしょうか？
ロマンチックですね。
９ 形容詞まとう スカスカの着心地
着飾れば着飾るほど空しくなる時があります。
６ 新年をまとう力を抜きながら
「今年こそは」なんて気張らないんですね。
特選
16 ゆったりと纏う心が広くなる
こういう感覚、よくわかります。
【写真で一句】
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
本当にそうですね。写真にピッタリの句です。
７ 黙祷の先に光はあるだろか
写真から漂う静謐感が見事に表現されていますね。
13 独房にひたひた満ちる月明かり
独房とひたひたの取合せが絶妙です。
特選
10 玉砂利の道を進んで透けてゆく
何となく襟を正したくなるのは不思議です。
【渦】
18 平成の渦がおつかれさまと言う
今度はどんな渦が押し寄せて来るか
楽しみ半分、不安半分。
14 サービスに渦をおこしてあげました
こういうのを過剰サービスというのでしょうか？
16 掌のうずなら握りつぶします
掌サイズのうちに急いで握りつぶさねば。
特選
13 むき出しの孤独クリムトの渦
言われてみれば、クリムトの渦が何やら
淋し気に見えてきました。
14 雪になる山はものがたりをまとう
どんな物語でしょうか？
ロマンチックですね。
９ 形容詞まとう スカスカの着心地
着飾れば着飾るほど空しくなる時があります。
６ 新年をまとう力を抜きながら
「今年こそは」なんて気張らないんですね。
特選
16 ゆったりと纏う心が広くなる
こういう感覚、よくわかります。
【写真で一句】
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
本当にそうですね。写真にピッタリの句です。
７ 黙祷の先に光はあるだろか
写真から漂う静謐感が見事に表現されていますね。
13 独房にひたひた満ちる月明かり
独房とひたひたの取合せが絶妙です。
特選
10 玉砂利の道を進んで透けてゆく
何となく襟を正したくなるのは不思議です。
【渦】
18 平成の渦がおつかれさまと言う
今度はどんな渦が押し寄せて来るか
楽しみ半分、不安半分。
14 サービスに渦をおこしてあげました
こういうのを過剰サービスというのでしょうか？
16 掌のうずなら握りつぶします
掌サイズのうちに急いで握りつぶさねば。
特選
13 むき出しの孤独クリムトの渦
言われてみれば、クリムトの渦が何やら
淋し気に見えてきました。
【まとう】
14 雪になる山はものがたりをまとう
13 キラキラと空虚をまとうハーバリウム
17 豹柄をまとってみても負けは負け
特選
６ 新年をまとう力を抜きながら
14／大らかな景。漢字と仮名のバランスも絶妙。
13／ひりひりとした詩情がきらめく。
17／ですねー。でもこの豹柄、なかなかの迫力。
特選／しなやかに自然体。思わず深呼吸したくなる句。
【写真で一句】
15 冬半ばつかみどころのない背中
16 相槌が上手になって龍安寺
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
特選
５ 生きるってことねポチャンと音がして
15／せめて背中でなにか語ってほしいのに。
16／思いがけない龍安寺。突き抜けた発想に１票。
11／「不思議な国」の深読みを楽しむ。年の瀬ゆえこの１年など振り返り、わが国に思いを巡らせたりも。
特選／ポチャンの余韻に耳を澄ます。そうね。生きるってことね。
【渦】
14 サービスに渦をおこしてあげました
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
17 黙ってはいるが言いたいことは渦
特選
16 掌のうずなら握りつぶします
14／アハハ。このサービスってありがたいのかな。
６／ああ、ご同輩。
17／この渦が一線を越えたらどうなるんだろう。
特選／こうして幾つの渦を握りつぶしてきたのか。自分のために、誰かのために。
14 雪になる山はものがたりをまとう
13 キラキラと空虚をまとうハーバリウム
17 豹柄をまとってみても負けは負け
特選
６ 新年をまとう力を抜きながら
14／大らかな景。漢字と仮名のバランスも絶妙。
13／ひりひりとした詩情がきらめく。
17／ですねー。でもこの豹柄、なかなかの迫力。
特選／しなやかに自然体。思わず深呼吸したくなる句。
【写真で一句】
15 冬半ばつかみどころのない背中
16 相槌が上手になって龍安寺
17 僕たちは不思議な国に住んでいる
特選
５ 生きるってことねポチャンと音がして
15／せめて背中でなにか語ってほしいのに。
16／思いがけない龍安寺。突き抜けた発想に１票。
11／「不思議な国」の深読みを楽しむ。年の瀬ゆえこの１年など振り返り、わが国に思いを巡らせたりも。
特選／ポチャンの余韻に耳を澄ます。そうね。生きるってことね。
【渦】
14 サービスに渦をおこしてあげました
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
17 黙ってはいるが言いたいことは渦
特選
16 掌のうずなら握りつぶします
14／アハハ。このサービスってありがたいのかな。
６／ああ、ご同輩。
17／この渦が一線を越えたらどうなるんだろう。
特選／こうして幾つの渦を握りつぶしてきたのか。自分のために、誰かのために。
「まとう」
入選
18 フェイクファー みんな愛してるよ飲もう
８ 利かん気をまといひとりになっている
14 雪になる山はものがたりをまとう
１８ まとうは使われてないが、下の句のフェイクファーと雑駁
な感じがマッチ。
８ ああ、わかる。適度なオトナだったらみんなで群れているからね
１４ 雪ってやはり物語性を宿すのですね、聖夜にも別れにも自然界にも。
「写真から一句」
入選
１ 一日を半透明のまま過ごす
４ 黒を前に途方に暮れているメロス
18 寒いからですとひとりのことを書く
特選
16 相槌が上手になって龍安寺
１ 半透明なままにしているのは私
４ メロスへつながったのが魅力的
１８ ひとりのことが自分のことなのか読みが割れるが、とても気になる句
特選句
１６こちらも、竜安寺と上５，上７の関係性が分からないままに
不思議な感じを醸し出す。が、何より写真からの飛躍度に驚いた。
「渦」
入選
19 このところ渦が私に入ってる
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
12 渦巻いたまんなかにいるお父さん
特選
８ 立ち止まった所で渦になっている
１９ 受動的に巻き込まれているのではなく、
「入っている」自分の中で起きている自覚が面白い
６ 共感しきり
１２ これ、なぜだか職場というより家庭内を想像
所在ない顔まで浮かぶ
特選句
８ 進むしかないのか、時間も人生もということを感じた。
入選
18 フェイクファー みんな愛してるよ飲もう
８ 利かん気をまといひとりになっている
14 雪になる山はものがたりをまとう
１８ まとうは使われてないが、下の句のフェイクファーと雑駁
な感じがマッチ。
８ ああ、わかる。適度なオトナだったらみんなで群れているからね
１４ 雪ってやはり物語性を宿すのですね、聖夜にも別れにも自然界にも。
「写真から一句」
入選
１ 一日を半透明のまま過ごす
４ 黒を前に途方に暮れているメロス
18 寒いからですとひとりのことを書く
特選
16 相槌が上手になって龍安寺
１ 半透明なままにしているのは私
４ メロスへつながったのが魅力的
１８ ひとりのことが自分のことなのか読みが割れるが、とても気になる句
特選句
１６こちらも、竜安寺と上５，上７の関係性が分からないままに
不思議な感じを醸し出す。が、何より写真からの飛躍度に驚いた。
「渦」
入選
19 このところ渦が私に入ってる
６ なんでやとふとんかぶって渦になる
12 渦巻いたまんなかにいるお父さん
特選
８ 立ち止まった所で渦になっている
１９ 受動的に巻き込まれているのではなく、
「入っている」自分の中で起きている自覚が面白い
６ 共感しきり
１２ これ、なぜだか職場というより家庭内を想像
所在ない顔まで浮かぶ
特選句
８ 進むしかないのか、時間も人生もということを感じた。
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