スポーツ選手♪今この人が熱いっコミュの第三十二回　山崎武司

5月には月間MVPに選出されました38歳不屈の男です。
2球団からのリストラからの復活。大輪を咲かせようとしています。

5月17日には北海道日本ハム戦で3発を放つなど、64打数24安打、12本塁打、打率3割7分5厘。本塁打1本を放つのに必要とする打数を表す本塁打率は5.33を数えます。

これまでの本塁打率は、右投手から8.40、左投手から6.17と理想的ですが、王貞治が55発放った64年の右8.11、左9.65だが、ポイントは右投手の本塁打率にあります。

加えて、ホームランの新記録達成の前に、今後浮上してくるのが四死球の問題があります。打席に占める四死球の割合13.5パーセント（四死球率）は、今季4番の両リーグ平均12.8パーセントと変わりません。しかし今後、相手バッテリーが山崎を敬遠し、福岡ソフトバンク・松中信彦の15.5パーセントや中日・ウッズの19.1パーセントに近づいてくると、打てるチャンスが減るだけでなく、バッティングのリズムにも影響が出てこないとも限りません。

王貞治は64年の55発の後、50発超えは2度しか叶いませんでしたが、その最大の原因は四死球の多さです。63年以降、毎年150前後の四死球に見舞われ、18年連続リーグ最多四球では打とうに打てませんでした。山崎の場合、四死球率が17パーセント前後（年間約100四死球以上の計算）から55発は苦しくなる計算ですが、山崎の後を打つリック、フェルナンデスがどれだけ強打を保ち、山崎を敬遠させないかが隠れたポイントになります。

また、調整の難しい梅雨や猛暑が予想される夏場をどう乗り切るか。ベテランならでは調整法でぜひ乗り切って欲しいものです。

山崎武司｜公式ウェブサイト - BALLPLAYERS.JP -
http://ballplayers.jp/yamasaki/

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1968年11月7日生まれ。愛知県知多市出身。現在は東北楽天ゴールデンイーグルス所属。背番号7。ポジションは内野手。右投右打（ちなみに、箸は左手）。左手一本のフォロースローでレフトスタンドに打球を放り込む豪快なプルヒッティングが持ち味。身長182cm、体重100kg。血液型A型。

球歴・入団経緯：
愛工大名電高 - 中日（1987年 - 2002年）
- オリックス（2003年 - 2004年） - 東北楽天（2005年 - ）