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501stCGUプロジェクトコミュのアズールレーン:第501沿岸警備隊 臨時紫波出張所日誌 #47 第40話:『硝煙とレタスと、黄金のらんらんるー!』

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​【プロローグ:発掘された黒歴史】
​岩手県紫波町、旧月ヶ岡小学校。校庭の隅に残る雪が、春の陽光に負けてじわりと湿った土に還ろうとしていた。
だが、そののどかな風景に似つかわしくない、鋼鉄の「ガッコン!」という重厚な作動音が響き渡る。
​「……1テラ、俺の1テラが。コツコツと買い支え、スキャンし、ジャンル分けまで完璧に済ませた**『電子の薄い本・大収蔵庫』**が、一瞬で『アボーン』しやがった……」
​入江軍曹(49)の目は死んでいた。失われたのは単なるデータではない。二度と再販されないサークルの新刊、あの絵師の美麗な筆致、そして多感な時期(といっても40代だが)を支えた心の栄養素だ。
彼は現実逃避するように、ベッド脇に秘匿されていた「相棒」を構える。フランキ・スパス12。折りたたみ式のストックを展開し、ピストルグリップを握り締める。その無骨なヒートシールド越しに、仮想の敵(物理的なエラー)を見据えた。
​「今の俺に、情けはいらねぇ……。必要なのは、12ゲージの排莢音だけだ。この虚無感を埋められるのは、火薬の匂いしかねぇんだよ……!」
​傍らでS&W M19のシリンダーをスイングアウトし、.38スペシャルの弾丸を流し込みながら、軍曹は低く呟いた。
​【中盤:カオス・セッション】
​「ハニー! そんな湿っぽい顔してちゃダメよ! 火力が足りないから元気がでないのよ!」
​ニュージャージー(NJ)が、その「影打」たるS&W M629を抜き放った。鏡面仕上げのステンレスボディーが、春の柔らかな光を暴力的に反射する。
​――ズドォォォォン!!
​.44マグナムの咆哮が、静かな山あいの町を震わせる。
「ヒャッハー! これよ、この衝撃! これが自由の国のセラピーよ!」
​NJが場を煽った瞬間、それは「事件」として発生した。校庭の桜の木陰から、金色の閃光と共に「それ」は現れた。
​「らんらんるー!!!」
​「なっ、サンディエゴ!?」
軍曹の絶叫を置き去りに、サンディエゴは全速力で射線を横切る。両手を高く掲げ、奇怪なポーズで跳ね回る彼女の背後から、なぜかパトランプ毛玉(1.5号)がサイレンを鳴らしながら追随する。
​「私がいれば、どこでもステージ! さあ、みんなで! らんらんるー!」
​この狂乱に、待機していた艦船部隊も反応した。
「……眠い。けど、この爆音なら寝れる……」
ラフィーがアラスカンをぶっ放し、.44スペシャルの重低音を子守唄代わりに船を漕ぐ。
「ニーミ、行くわよ!」
ジャベリンのローマン2inchと、ニーミのP99が鋭く乾いた音を刻み、綾波のパイソン2.5inchが精密なリズムを刻む。さらに後方では、ウォースパイトと日向がショットガン軍団(M870/M37)で、校庭に設置されたバリケードのブロックを粉々に粉砕していた。
​黒岩(元・捜査一課長)は、その地獄絵図のような訓練風景を、軽トラの荷台に腰掛けて静かに眺めていた。
「……ほう。山神の眷族(1.5号)も、今日は一段と跳ねておるな。吉兆だ」
渋すぎる渡哲也ボイスでそう断言する彼の足元には、なぜか新鮮なレタスが山積みにされていた。
​【クライマックス:山神の加護?】
​「待て! 1.5号! それは俺の夕食のレタスだぞ!」
​興奮が極まったパトランプ毛玉(1.5号)が、黒岩の供え物(レタス)を一口咥え、ものすごいスピードで回転を始めた。赤色灯を激しく明滅させ、レタスの葉をシュレッダーのように撒き散らしながら爆走する。
​「いかん! そっちはダメだ! そっちには**1号(パッソ)**が停まってる!!」
​軍曹がスパス12を放り出し、形相を変えて走り出す。1.5号がもし愛車に激突し、車体にベッタリとレタスの汁でも付着しようものなら、特定回避どころの騒ぎではない。
​「止まれ! 止まれぇぇ! マグナムよりも恐ろしい『板金代』が来るぞぉぉ!!」
​硝煙と粉砕されたレタスの破片が舞い散る中、軍曹の悲痛な叫びが紫波町の空にこだました。
​【エピローグ:4月1日への希望】
​数時間後。
ようやく静まり返った校庭で、軍曹は膝をついていた。顔は煤け、服にはレタスの欠片が付着している。
​「ハニー、お疲れ様。そんなに落ち込まないで」
NJが歩み寄り、いたずらっぽく微笑んだ。
「ねぇ、新しい1TBのカードが届いたら……私の『らんらんるー・ダンス』を4K画質で、メモリいっぱいまで保存していいわよ?」
​軍曹は空になったスパス12のボルトを引き、力なく呟いた。
​「……いや、NJ。お前のダンスは心に刻んでおくよ……。今はただ、AmazonからトランセンドのSDカードが届くのを待つだけだ(ΦωΦ)」
​遠くを見つめる軍曹の瞳には、失われた**膨大な「電子の薄い本」**への未練と、明日という名の4月1日への微かな希望が宿っていた。


【アズールレーン:501st沿岸警備隊 紫波出張所日誌・次回予告】
​(BGM:緊迫したストリングスが最高潮に達し、一瞬の静寂のあと……)
​ナレーション(CV:立木文彦):
​「電子の海に消えた『大収蔵庫』の記憶……。
絶望に震える軍曹の前に、一筋の光明が差し込む。
それは4月1日。エイプリルフールという名の、残酷なまでの真実か。
​『Transcend 1TB』。
​禁断のマイクロSDが、紫波の地にその姿を現す時、
NJのマグナムが吠え、ディエゴの『らんらんるー!』が地平を割る!
1.5号(毛玉)のパトランプが赤く染まる中、
軍曹は、再び失われた『薄い本』をサルベージできるのか……!?
​次回、第41話。
『再起動のトランセンド! 4月1日、軍曹の指がエンターキーに届く時』
​……書き続けろ、入江省造。そこに、バックアップの明日がある限り。
​……いやぁ、まいったまいったwww」

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