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コメディアン、歌手、俳優、評論家と多岐に渡って活躍し、現在はラジオパーソナリティとして人気だったタレントのミッキー安川さんが18日午後2時55分、肺炎のため死去した。76歳だった。
ミッキーさんがレギュラーを務めていたラジオ日本『ミッキー安川の「勝負」シリーズ』の関係者によると、昨年12月下旬より体調を崩して入院。例年、自ら主催する年末のパーティーも欠席し、番組は息子のマット安川が代役で司会を担当していた。本日18日午後11時半より録音で放送予定だった『ミッキー安川のオレンジマンデー』を急きょ生放送に切り替え、マット安川が闘病生活の様子などを報告する。
ミッキーさんは1933年2月10日生まれ、横浜市出身。米国クレイトン大学名誉博士。東部テネシー大学米国名誉顧問。18歳で単身渡米後、西部・南部の学校を転々としながら4年間学ぶ。帰国後、貿易商社勤務を経て日劇ミュージックホールでコメディアンとしてデビューして以来、ジャズ歌手、作家、ルポライター、映画俳優、司会、ドキュメント制作など、幅広い分野で活躍。
代表番組『ミッキー安川のずばり勝負』は28年目に突入した長寿番組で、ラジオ日本の看板番組の一つでもあった。ほかに『ミッキー安川の朝まで勝負』『ミッキー安川のゴルフ放談』『ミッキー安川の雑オロジー』『ミッキー安川のオレンジマンデー』（いずれもラジオ日本）などでも人気を博した。
コメディアン、歌手、俳優、評論家と多岐に渡って活躍し、現在はラジオパーソナリティとして人気だったタレントのミッキー安川さんが18日午後2時55分、肺炎のため死去した。76歳だった。
ミッキーさんがレギュラーを務めていたラジオ日本『ミッキー安川の「勝負」シリーズ』の関係者によると、昨年12月下旬より体調を崩して入院。例年、自ら主催する年末のパーティーも欠席し、番組は息子のマット安川が代役で司会を担当していた。本日18日午後11時半より録音で放送予定だった『ミッキー安川のオレンジマンデー』を急きょ生放送に切り替え、マット安川が闘病生活の様子などを報告する。
ミッキーさんは1933年2月10日生まれ、横浜市出身。米国クレイトン大学名誉博士。東部テネシー大学米国名誉顧問。18歳で単身渡米後、西部・南部の学校を転々としながら4年間学ぶ。帰国後、貿易商社勤務を経て日劇ミュージックホールでコメディアンとしてデビューして以来、ジャズ歌手、作家、ルポライター、映画俳優、司会、ドキュメント制作など、幅広い分野で活躍。
代表番組『ミッキー安川のずばり勝負』は28年目に突入した長寿番組で、ラジオ日本の看板番組の一つでもあった。ほかに『ミッキー安川の朝まで勝負』『ミッキー安川のゴルフ放談』『ミッキー安川の雑オロジー』『ミッキー安川のオレンジマンデー』（いずれもラジオ日本）などでも人気を博した。
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コメント(16)
夕刊フジの記事がいい感じなので転載します。
最後の「ラジオ文化の得がたいキャラクターだった」は、なんか泣けた。
ミッキー安川さん死去 突撃取材で活躍、多くの“武勇伝”も (夕刊フジ)
ロス疑惑事件などで“取材のミッキー”と呼ばれ、名物リポーターとして活躍したタレントのミッキー安川（本名・安川實＝やすかわ・みのる）さんが１８日午後２時５５分、肺炎のため横浜市内の病院で死去した。７６歳。マルチに活躍し、歯に衣着せぬ毒舌で人気を博したミッキーさんも病には勝てなかった。
ミッキーさんは２８年も続くラジオ日本の長寿番組「ミッキー安川のずばり勝負」など週５本のレギュラー番組を抱えていたが、昨年１２月２３日に体調を崩して、意識がもうろうに。救急車で病院に搬送された。
肺炎と診断され、家族は医師から「もって３、４日」と覚悟するよう告げられた。強靱な精神力で闘病生活を続けたが、妻の昌子さん、長男のラジオパーソナリティー、マット安川（３７）、長女に看取られ、静かに息を引き取ったという。
番組５本すべての代役を務めていたマットは１８日、ラジオ日本「ミッキー安川のオレンジマンデー」に生出演。「本当に見たこともない、いい達成感のある顔をしていました」と報告した。
入院した日、ミッキーさんは予定していたディナーショーに出演できず、ショー終了後、病院に駆けつけたスタッフに「皆様にお礼状を…頼むな」と告げた。これが最期の言葉となった。
横浜市出身のミッキーさんは横浜高卒業後、１８歳で単身渡米。４年間の留学後、貿易商社勤務を経て、コメディアンとしてデビューした。
俳優、司会などマルチに活動。東京１２チャンネル（現テレビ東京）の「ＴＶフォーカス」では、事件現場に直行して取材する名物リポーターとして活躍し、“取材のミッキー”と呼ばれた。
ロス疑惑事件で渦中の人となった故三浦和義さんを執拗な取材で怒らせ、バケツで水をかけられた。ほかにも、ヤミ金融の杉山グループ会長に取材で詰め寄り、「金が欲しいんだろ！」と札束を投げつけられたり、酒席で口論になった力道山さんに白いキャデラックで追いかけ回されたりするなど、数多くの“武勇伝”を残した。
晩年のラジオ番組でも政治家や評論家相手に毒舌を繰り広げた。
衆院議員の鈴木宗男氏が「ミッキー安川の朝まで勝負」の冒頭で恒例の「君が代」斉唱をした際、胸に手を当てていたことに触れ、「おれ、あれ大嫌いでさ。なんかアメリカン・スタイルのような気がするからさ。直立不動で歌う方が、おれは好きだけどね」と非難していた。
幅広い交友関係でしられ、レッドソックスの松坂大輔投手は横浜高野球部の後輩で、ディナーショーに呼んだこともあった。メジャー移籍の際は「大輔、おまえ生意気言うなよ。ふんぞり返るな。おまえは未知の世界に踏み出すんだぞ」とエールを送っていたという。大物にも屈しない毒舌は、晩年、冒険を嫌うテレビから遠ざけられたが、ラジオ文化の得がたいキャラクターだった。
[ 2010年1月19日17時00分 ]
最後の「ラジオ文化の得がたいキャラクターだった」は、なんか泣けた。
ミッキー安川さん死去 突撃取材で活躍、多くの“武勇伝”も (夕刊フジ)
ロス疑惑事件などで“取材のミッキー”と呼ばれ、名物リポーターとして活躍したタレントのミッキー安川（本名・安川實＝やすかわ・みのる）さんが１８日午後２時５５分、肺炎のため横浜市内の病院で死去した。７６歳。マルチに活躍し、歯に衣着せぬ毒舌で人気を博したミッキーさんも病には勝てなかった。
ミッキーさんは２８年も続くラジオ日本の長寿番組「ミッキー安川のずばり勝負」など週５本のレギュラー番組を抱えていたが、昨年１２月２３日に体調を崩して、意識がもうろうに。救急車で病院に搬送された。
肺炎と診断され、家族は医師から「もって３、４日」と覚悟するよう告げられた。強靱な精神力で闘病生活を続けたが、妻の昌子さん、長男のラジオパーソナリティー、マット安川（３７）、長女に看取られ、静かに息を引き取ったという。
番組５本すべての代役を務めていたマットは１８日、ラジオ日本「ミッキー安川のオレンジマンデー」に生出演。「本当に見たこともない、いい達成感のある顔をしていました」と報告した。
入院した日、ミッキーさんは予定していたディナーショーに出演できず、ショー終了後、病院に駆けつけたスタッフに「皆様にお礼状を…頼むな」と告げた。これが最期の言葉となった。
横浜市出身のミッキーさんは横浜高卒業後、１８歳で単身渡米。４年間の留学後、貿易商社勤務を経て、コメディアンとしてデビューした。
俳優、司会などマルチに活動。東京１２チャンネル（現テレビ東京）の「ＴＶフォーカス」では、事件現場に直行して取材する名物リポーターとして活躍し、“取材のミッキー”と呼ばれた。
ロス疑惑事件で渦中の人となった故三浦和義さんを執拗な取材で怒らせ、バケツで水をかけられた。ほかにも、ヤミ金融の杉山グループ会長に取材で詰め寄り、「金が欲しいんだろ！」と札束を投げつけられたり、酒席で口論になった力道山さんに白いキャデラックで追いかけ回されたりするなど、数多くの“武勇伝”を残した。
晩年のラジオ番組でも政治家や評論家相手に毒舌を繰り広げた。
衆院議員の鈴木宗男氏が「ミッキー安川の朝まで勝負」の冒頭で恒例の「君が代」斉唱をした際、胸に手を当てていたことに触れ、「おれ、あれ大嫌いでさ。なんかアメリカン・スタイルのような気がするからさ。直立不動で歌う方が、おれは好きだけどね」と非難していた。
幅広い交友関係でしられ、レッドソックスの松坂大輔投手は横浜高野球部の後輩で、ディナーショーに呼んだこともあった。メジャー移籍の際は「大輔、おまえ生意気言うなよ。ふんぞり返るな。おまえは未知の世界に踏み出すんだぞ」とエールを送っていたという。大物にも屈しない毒舌は、晩年、冒険を嫌うテレビから遠ざけられたが、ラジオ文化の得がたいキャラクターだった。
[ 2010年1月19日17時00分 ]
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