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放送大学講義レビューコミュのイギリス文学への誘い(3) 面接授業:24後期:埼玉学習C 米川聖美先生

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面接授業なので科目案内のリンクが外部にはりつけられないので記事の最後に抜粋しますね
実施日は2025年1月11−12日でした
(追記:24年後期 評価=Aいただきまいた。 まあ専門外だけど、頑張ったからA○を逃したのは悔しいです。シェイクスピアのある詩をしっかり論じ切ったつもりでした…)

イギリス文学への誘い(3) とタイトルに(3)がついてますが
(1)(2)に続いてるのでなく
繰り返し受講したい方が何度でも来れるように番号繰り上げて
一部の取り上げる題材を変えてるそうです。
実際コアなファンのリピーターがいらっしゃるようでした。
たぶん(4)も25年後期に実施されると思います。

一日目はイギリスの歴史と英語の変遷。
英語の詩がどういう風に変わってきたかを説明してもらい
ローマの皇帝がどこまで攻めてきたかと
地域の特色が語られたりしたのは興味深かったです
マザーグースが英国人の教養としていかに重要視されるかなどを教えてもらえます
英語の変遷とシェイクスピアなどが劇をあくまで詩として発表したのだと
英文学において詩の韻の重要性を説明してくれます
イギリスに文学の学会でなんども行かれたらしく
そこででっぷりしたタクシーの運転手がさらりと好きな詩を暗唱してくれて
まともなイギリス人は詩の一つや二つ暗誦するものだと言われ
教養に詩があるんだと説明されました。
故エリザベス二世が少女がマザーグースをもとに女王を訪ねて来た子猫の話をしたときに
なんやら秀逸なジョークを返したなど、上品なユーモアにも多用されるそうです

末尾にのせる岩波文庫のイギリス名詩選という本に一日目で語られる詩の大半は載っています
次回取り上げる詩がまたかわるかもしれませんが
主題の移り変わりと社会の変化などが連携されて説明されとても理解の進む
(わかった気になる)進め方でした。

詩はどこかの放送なのかユーチューブなのか朗読をパソコンから音量だして
聞かせてくれます。

二日目から文学作品ですが、おそらく文学やった人には有名な作品なのだと思います
シェイクスピア劇(今回はハムレットをとりあげたとのこと)
高慢と偏見
ジェインエア
日の名残り(カズオイシグロ)
有名なシーンを取り上げてそれがその時代どう新しかったのか
を語ってくれます
また映画の一シーンを投影して見せてくれます
(字幕あるのでききとれなくても大丈夫な感じです)

女性の先生だからか^^
恋愛のシーンが多かったです
日の名残りというのはできれば事前に読んできてくださいと指示があったのですが
文章が合わず僕は読めませんでした^^
他の方も私はとても読み切れませんでしたと言う方が多かったです

日の名残りは恋愛シーンらしきところを切り取っていましたが
第二次世界大戦のヒトラーの開戦に対して最初イギリスで宥和政策を
とった英国紳士の執事を主役に置いた物語です
映画ではアンソニーホプキンスが演じたらしく
主人の外交を支えるべく八面六臂の活躍した執事も
あえなく終戦にいたり、宥和政策を問題視され
主人が没落し。。。というようなところが面白いのだと
他の参加者から聞いたりしました
が先生は一緒に働いてた女性と執事の思い出しの恋愛に焦点当てて
シーンを切り出してて
ここは先生のセンスだなと思いました
ある若い参加者はもっと物語に焦点あてるべきところがある・・・といってました^^

全授業を通して、英語詩の韻の踏み方を実際に皆で声に出して読まされたり
参加者でグループになって映画のシーンについて意見を言い合ったり
と本当に通学時の学生に戻れたような
気持ちになって楽しめました。
先生がそういう雰囲気が好きなようで意図的にそうされていたと思います。
僕がこのコミュに情報upするとするとかなりが自然と環境の科目になると思うので
人文系の科目の方が協力していただきやすいようにこの科目は早めに
上げようと思いました。
ご参考になれば幸いです。

レポートは最終コマの一時間程度で手書きで書いて提出します(後腐れなし)
僕は書いて提出したものは手元にも残したいのでコンビニでコピーしてからの提出にさせてほしいと言ったら快く了承いただけました^^

※(注意)これはみんなで声出して英語を読まされたり、
英語の辞書もって意味調べたりしますが語学の単位にはならないらしいです
「人間と文化」になります。
卒業したくないので英語の単位とらないという人も
これならとれるかもしれません

以下、抜粋
【授業内容】
ナーサリーライム (マザーグース)やバラッド、そして近代の英詩は、今日においても小説や映画、音楽にたびたび登場するなど、イギリスの人々の心に奥深く浸透しています。
本授業では、そのなかでも重要な作品を取り上げ、読み解き、音読することを通してイギリス文学を楽しく体得していただく授業です。また大きな流れのなかで、どのようにしてイギリス小説が生まれ、発展したかについても学びます。
【授業テーマ】
第1回イギリスの歴史と文学史
第2回民衆の心の叫びーバラッドとナーサリーライム
第3回ロマン派の詩とは何か?
第4回ヴィクトリア朝の詩から現代詩まで
第5回シェイクスピア劇と現代
第6回小説の始まりから近代小説まで
第7回現代小説ー『日の名残り』
第8回まとめ
【学生へのメッセージ】
原文を音読し読み解くとともに、DVD等を用いて理解の定着を図ります。それぞれの作品を楽しく鑑賞しながら英文学を深めて参りましょう。
【受講前の準備学習等】
日本語訳でかまいませんので、ナーサリーライムや『日の名残り』を事前に読んでおいていただけると理解がより深まります。
【成績評価の方法】
授業をもとに500字前後のレポートを書いていただきます。内容など詳細は授業初回にお伝えいたします。成績評価は、授業中の学習状況および授業終了後のレポートの評点により行います。
【参考書】
・イギリス名詩選(平井正穂/岩波文庫/\1,012/ISBN=9784003227312)

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