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クラシック音楽館アマ〜プロまでコミュの第一章 ピアノの成り立ち

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ピアノが発明される以前の鍵盤楽器と言えば、教会音楽で発展したパイプオルガンと、宮廷音楽でもてはやされたチェンバロ(ハープシコード)の2つに代表されます。

パイプオルガンは沢山の笛(リコーダーの指穴の無い物に近い、音階に合わせて大から小まで複数)を並べてそれに空気を送り込む楽器で、鍵盤によってどの音のパイプに空気を送り込んで鳴らすかを選択する仕組みです。

一方のチェンバロは音階に従って弦が張られており、鍵盤操作で張られた弦をプレクトラム(簡単に言うとギターで言うピックの様なもの)で弾いて発音する楽器です。

パイプオルガンの場合はその裏側でパイプに沢山の空気を送るための「ふいご」を操作するための労力が必要であり、大型のパイプオルガンでは10人以上で交代で「ふいご」を操作した記録が残っています。

※現在は、「ふいご」に代わってモーターを使用したエアポンプに置き換わっています。

一方のチェンバロはその発展で弾く弦の数を増加させたりする事で音色のバリエーションが増加しました。

しかし、どちらも音の強弱(ダイナミックス)を自由にコントロールする事はできない楽器でした。

そこで、イタリアのメディチ家で考案されたのがピアノです。

※厳密にはメディチ家に雇われていたチェンバロ職人クリストフォリによって考案されたとされている。

ピアノと言っても初期のピアノはチェンバロ作成の技術から発展したものであり、現在のピアノとは大きな隔たりがあります。

それでも音の強弱を表現できるその魅力は当時の作曲家達をあっという間に魅了し始めたのです。

その代表と言えるのが、ハイドンであり、モーツァルトでしょう。

ピアノはやがてそうした作曲家の作品と共に、また、後のベートーヴェンの登場などによって大きく広まる事になったのです。

それが18世紀後後半にはピアノ製造の中心がウィーンになる事にもなるのです。

それはやがて、リストやショパンと言うピアノの名手と呼ばれる作曲家によっても引き継がれ、一方はドビュッシーやラヴェルと言ったフランス音楽で、一方はチャイコフスキーやラフマニノフ・スクリャービン・プロコフィエフと言ったロシア音楽で大きく花開く事になったのです。

詳しくは以下のサイトが参考になるかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E

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