ちょっと気になるギター達コミュのERVIN SOMOGYI アーヴィン・ソモギ Modified-D "Celtic Gryphon" -1995USED!!-

ERVIN SOMOGYI アーヴィン・ソモギ Modified-D "Celtic Gryphon" -1995USED!!-

アメリカ・カリフォルニア州オークランド在住のルシアー「アーヴィン・ソモギ」
1971年に自身の工房を設立し、クラシックギターの製作と楽器のリペアでスタートし、1978年にスチールギターの製作を開始します。

今回入荷致しましたのはバークレー工房時代の1995年に製作されたモディファイド・ドレッドノート。

シトカスプルーストップ、ブラジリアンローズウッドサイド＆バック、ホンジュラスマホガニーネック、エボニー指板＆ブリッジ、645mmスケール、ナット幅43mm、シャーラー製チューナー。トップの塗装はフレンチポリッシュを採用しています。サイドは勿論ダブルレイヤー構造です。

鋭角な先端を持つヘッド形状や反り立つようにカーブしたネック裏のボリュート、ブリッジ形状、スキャロップされたナットなど、一目でソモギのデザインと判別出来る独特なスタイルです。

また、この個体の最大の特徴としてサウンドホールの6弦側に、ケルト神話に登場する幻獣「グリフォン」が彫刻されている点が挙げられます。
エボニーをラミネート材として使用し、外科用メスや小さなノミ、動力工具やレーザーカッターなどを用いて完全手作業で製作されており、仕上げの綺麗さ、精度の高さは流石と云えます。

ネックはストレートで弦高は12フレット上で6弦側約2.5mm、1弦側で約1.6mmに調整され演奏性は大変良好です。サドルの高さには余裕が無い状態です。トップが非常に薄い塗装の為、スリ傷や打痕などは散見されますが年式から考慮すれば綺麗な状態です。

弱いタッチでも非常にレスポンスに優れており、フィンガースタイルでの演奏に最適です。
完全に調和の取れたトーンバランス、複雑なコードを弾いた際にも曇りのないクリアさは至高のサウンドと呼ぶに相応しいです。

現代に於けるアコースティックギター製作家の最高峰に位置するソモギ渾身の一本。
ソモギ自身による解説が記された証明書付です。どうぞお見逃しなく！

Spec.
Top : Solid Sitka Spruce
Side : Brazilian Rosewood Double Layered
Back : Solid Brazalian Rosewood
Neck : Honduras Mahogany
Fingerboard : Ebony
Bridge : Ebony
Scale : 645mm
Nutwidth : 43mm
Tuners : Scaller
Case : Hard Case