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ちょっと気になるギター達コミュの小林一三 D MR 2023

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【小林一三 D MR ’23】
1956年埼玉県に生まれ、現在東京都町田市に個人工房を構えるギター製作家「小林一三」氏。
たった一人で全ての工程を行う完全手工品の個人製作家で、町田店としては見逃せない製作家の一人です。

茶位幸信氏に師事していたこともありクラシックギターの製作がメインですが、様々な種類のギター製作を得意としております。
特に単板削り出しのジャズ用アーチトップフルアコは、世界的にも評価が高くその名を轟かせております。

もちろんアコースティックギターの評判も良く、緻密で繊細な作業から生まれる音色は絶品。
手工品がゆえに年間製作本数は30本程度と少なく、その中でもアコースティックギターはさらに少ない状況です。

こちらは2023年に製造された、某楽器店オーダーのワンオフ品。
厳選された数枚単位でしか木材仕入れをしない一三氏のストックの中から選定したという極上のボディ材。

トップは”ジャーマンスプルース”で、非常に滑らかな手触りと濃厚な輝きを放つ極上材を使用。
”ジャーマンスプルース”は名前の通りドイツを中心としたヨーロッパ産のスプルース材で、バイオリンやクラシックギターではメインで使用されてきた木材。
酸性雨の影響等で良質な材が入手しにくくなり、現在は希少な高級材として扱われております。
スプルースの中では非常に硬質な材ですが、軽くてよくしなるため、音質は柔らかくしなやかな印象。
透明感とリッチさが共存したサウンドが特徴です。

サイド&バックは”マダガスカルローズウッド”で、濃淡がくっきりとした色気ある特徴的な木目のサップ入り材を使用。
特徴的な木目とサウンド特性がハカランダ材に近いとされ、最有力ポストハカランダとして人気の木材です。
マダガスカル地方で産出されますが、流通数も少なくなかなか使用が困難な、こちらも希少高級材です。
芯の強い硬質さの中に少し粘り気のある音の質感が特徴。
独特な縞模様の木目も魅力の一つで、ひとつひとつ個性が違い、”1本もの感”を助長してくれます。

これらの木材を組み合わせた本機の音の特性としては、オールドライクな丸みの強い甘いサウンドで、中低音域の厚みと深みが強く、どっしりとした重厚な音色です。
晴れやかに広がる倍音も濃密で、じっくりと触れば触る程に味わいが深まる印象です。

ルックスとしては、シンプルながら上品に仕上がっております。
木製のピックガードとバインディングでやさしい風合いを出し、ロゼッタはアバロンで高級感を与えております。
トラディショナルな内容を踏襲した、ストレートなアコースティックギターといった印象です。

そう易々と使用できるような質の材ではないところを見ると、氏の相当な木材へのこだわりが伺えます。
新品販売時は60万円ほどだったとのことで、近年の高騰から考えるとリーズナブルに見えます。
今回ご委託主様のご厚意により、お手に取りやすい価格にてお出ししております。

弦長:645mm、ナット幅:約43mm

傷等見られず、とても大切に扱われてきたことがわかるほど綺麗な状態です。
ネックコンディションも良く、トラスロッドやフレット、サドルも全て余裕があります。
弦高としては、MartinライトゲージMA-540を張った状態で、12フレット6弦側が約2.7mm、1弦が約2.3mmです。
これからまだまだ末永くご使用いただけるコンディションの個体です。

オリジナルハードケース、中古商品用保証書付属

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