ＳＲＡＢの推進会議コミュのＳＲＡのゲインを上げる方法

ワイヤー系でもＳＲＡでも同じようにローブに指向性を持たせたり立体的輻射を偏平に絞ったりするとゲインがあがりますがそれと同じ事をすれば良いことになります。
ワイヤー系での方法は長さを長くしたり、コリニアの様に段重ねをしたり、八木アンテナの様に指向性を持たせたりはたまた、八木のスタックを行ったり色々な方法があります。
ＳＲＡではワイヤー系ほど多種な方法が見つかっているわけでもありませんが、いくつかの方法が見つかっています。これらの原理は後述にしましょう。
まずは方法から・・・。

ＳＲＡはシリンダータイプでもディスクタイプでも同じような効果が出ています。
普通のＳＲＡの上部にディスクやシリンダーを電極として設けるとローブが下に押しつぶされたように偏平になる効果がでます。ローブが扁平になるほどゲインは上がってくるようです。
ローブが押しつぶされて扁平になる状態をイメージした動画を描いて見ましたがGif画像はUP出来ませんでした。

単なる電極を上に置く、二重電極、山高帽型などで効果が出ました。
それとは別に・・マルチバンド化した時にも同じような効果が出ました。
また、ＳＲＡを分割して上に重ねる、全体で目的周波数に共振しているように作ると大きな効果が出ることも判りました。これをＳＲＡのコリニア化と見立ててコリニア型ＳＲＡと仮称しています。（ワイヤー系のコリニアアンテナとは動作や構造は違います）
上に重ねることはローブの扁平化に効果が出るようです。

ところで・・上に重ねないで個々に目的周波数に共振しているＳＲＡを横に並べたらどうなるか・・・
この場合には横並び線と直角な方向に前後の指向性が出ます。いわば８の字指向性のようです。（ＳＲＡＢとは区別しています）

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 03月07日 18:30

自分的にはこういう段重ねや上部に電極を設けてローブを扁平にしてゲインアップを計る効果について仮称で電極効果と呼んでいます。

[2] mixiユーザー 03月07日 18:32

ゲインを上げる方法には現在判明しているのでは一つあります。それは指向性を持たせる方法です。その方法は別のトピックを立ち上げます。

[3] mixiユーザー 03月07日 18:38

トピック内容でも触れましたが個々に共振しているＳＲＡを並べると並べた直角方向の前後に指向性が出ます。これでもゲインは稼がますがビームアンテナにはなっていません。
並べる数を増やしても上下に増やしても一方向の指向性は生まれて来ません。
でも数を増やすとゲインアップの要因にはなるようです。
しかし、個々に共振しているＳＲＡを増やせば増やすほど整合が困難になってロスの方が多くなってしまう傾向があるので難しいと思っています。
ゲインを増やす目的でロスを増やしていたのでは本末転倒です。