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形代縄コミュの矢鏃責

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前記事 『さんせい太夫(安寿と厨子王)』の文中
「それにも更に落ちざれば、三つ目錐を取り出だし、膝の皿を、からりからりと揉うで問ふ」 と描写された
安寿がかけられた拷問の一つが気にかかり 色々調べてぃったところ
牛若丸(義経)ぉ守るが為 同じ様に拷訊された
午王ノ姫の物語の挿絵に たぶんそれと近ぃものぉ 以前見つけたのデスが

この挿絵ぉよく見てみますと
拷問道具として使ゎれてぃるそれにゎ「矢羽」がつぃてぉり
「三つ目錐」(先端が三角錐のキリ)でゎなく
明らかに 飛び道具としての「矢」 そのものなのデス

蓮ゎ そのことにずっと引っ掛ってぃました

古ぃ時代のことぉ探るのゎ こんな時代でぁっても そぉ簡単にゎゆかず
ただ だからこそ 蓮の興味も留まることぉ知らずに
ふと思ぅ疑問が着地するまで しつこくたどる日々デス

からりからり… と
安寿や午王姫の小さな白ぃ膝に 残酷に突き刺されたものゎ
「三つ目錐」だったのか 「矢」だったのか


蓮ゎ より充実してぃると思ゎれる 義経側の資料から探ることにしました

すると 国文学者でぁり 東京大学文学部名誉教授の島津久基氏が
1935年に ぉ書きになった【義経伝説と文学】 (http://www.st.rim.or.jp/~success/simazu_yositune_index.html) の中に
興味深ぃ一文ぉ 見つけました


「鎌田が妹牛王姫との恋に至っては、愛人の為に水責・火責はおろか、蛇責・矢鏃責の苦をも甘んじて受けた末、終に命まで捧げさせて朝日天女に劣らぬ愛と忠との強さを示させた。」

本編第一部 第一章[義経伝説の四大要素] 第二節「義経伝説の中枢人物」にぁります

この一文でゎ 與七郎正本(明暦二年、1639年刊) 佐渡七太夫伝説 (寛永十六年、1656年刊) ともに 「三つ目錐」と表記されてぃるものぉ
島津氏が 「矢簇」と解釈

そして その道具での拷問ぉ 『矢鏃責』と記してぃます


思ぇば古代 弓矢の先端にゎ「石錐」が使ゎれてぃたと言ぃますし
「三つ目錐」と聞き 蓮が最初に浮かんだ 大工道具のよぉなものでゎなくて
先が三角錐状の その「矢」の先端部分ぉ表ゎすのに 「三つ目錐」と言ぃ表したのでゎなぃのかと そぉ解釈しました


つまり 挿絵の見たまま通りと


しかし 『矢鏃責』とゎ...


「責」とゆぅ一文字ぉつけさぇすれば なんでも「責め」になってしまぃそぅで
日本人の根底に流れるサディズムゎ 結構キツぃのかもしれません


{緊縛人形蓮公式サイト過去ログより)


〜6/7形代縄〜

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