『失恋ショコラティエ』コミュの小悪魔女子を好演！石原さとみの本音「視聴者に嫌われるだろうなって」

3／14発売の『オリ★スタ』の特集企画は、毎クール恒例の『ドラマAWARD 2014冬』。女性読者1000人が選ぶ助演女優賞1位には、“月9”ドラマ『失恋ショコラティエ』（フジ系）で天然系小悪魔女子・紗絵子を好演する石原さとみが選ばれた。嫌われてもおかしくないキャラクターを演じることに葛藤はなかったのか？率直な想いを聞いた。

――読者が選ぶ好きな助演女優で1位に選ばれました！
石原　本当に、ありがたいですし、嬉しい気持ちでいっぱいです。キャラクターとして嫌われたとしても、リアクションがあるのはとても嬉しいですね。苦手だっていう意見もあるかもしれませんが、そこは狙いでもあるし、それが伝わっているのも良かったなと思います。物語として楽しんでくれているのであれば、それはやっぱり嬉しいことですから。

――紗絵子は、もともとは女子人気が高いとは言えないキャラクターですが、とにかく「カワイイ」という声が多かったです。石原さん的にも、こういった役は新しかったのでは？
石原　そうですねぇ。確かに、最初は視聴者の方に嫌われるだろうなって思ってやってました。逆に好意的な反応が多いということは、スゴく嬉しいです。ただ、個人的には原作を読んでいたときから、紗絵子のことは嫌いにはなれなかったんですよね。こういう女子って、現実にもいるじゃないですか。男性に対してと女性に対して、声のトーンとか、いろんなところに差があるっていう。でも紗絵子ちゃんのスゴイいところは、女子の前でもブリッコなんですよ（笑）。あれが普通で生きてきた女のコっていう、そこが出せればいいなと思いました。
――ドラマの中でも、女友だちといるシーンもよく出てきますしね。
石原　そう。しかも、いつも一緒にいる女友だちが違うんですよ。意外と同性の友だちも多くて、しかもカワイイ笑顔を向けて場を明るくできるコなんだなって。マメでやさしくて、笑顔がキラキラしててっていう、人を惹きつけるコなんでしょうね。