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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【孫崎享のつぶやき】 戦略⓷ノーベル経済学賞シェリング

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「”勝利“は、敵対者との関係ではなく、自分自身がもつ価値体系との関係で意味。相互に被害を被る戦争を回避する可能性がわずかでも存在するならば、紛争の要素とともに、相互譲歩の可能性が重要で劇的な役割を演じることになる」

シェリングは2005年、「ゲームの理論的分析を通じて紛争と協調への理解を深めた」功績でノーベル経済学賞を受賞した。
 彼の発言内容である。
「紛争をごく自然なものととらえ、紛争当事者が“勝利を追求しあうことをイメージするからと言って、戦略の理論は当事者の利益が常に対立しているとみなすわけではない。
 紛争当事者の利益には共通性も存在するからである。実際、この分野(戦略)の学問的豊かさは、対立と相互依存が国際関係において依存しているという事実から生み出される。
 当事者双方の利益が完全に対立し合う純粋な紛争など滅多にあるものでない。
 戦争でさえ、完全な根絶を目的とする以外、純粋な紛争はない。
 ”勝利“という概念は、敵対する者との関係ではなく、自分自身がもつ価値体系との関係で意味を持つ。このような”勝利“は、交渉や相互譲歩、さらにはお互いに不利益となる行動を回避することによって実現出来る。
 相互に被害を被る戦争を回避する可能性、被害の程度を最小化する形で戦争を遂行する可能性、そして戦争するのでなく、戦争をするという脅しによって相手の行動をコントロールする可能性、こうしたものがわずかでも存在するならば、紛争の要素とともに相互譲歩の可能性が重要で劇的な役割を演じることになる」

コメント(2)

私は、軍拡による戦争抑止論とか、軍事バランスが平和をもたらす、とかを信じてません。
アメリカはたくさんの戦争をしてきましたが、全部、戦力の弱い国を攻撃、介入してきました。
現状、アメリカが世界覇権を握っている限り、アメリカをしのぐ軍事力、国力、総合力をもつことは、たとえ、中国でもむつかしいでしょう。
少しでも、力の差があるかぎり、また兵器が存在する限り、人間の性としての、戦争が起こる可能性はなくなりません。
>>[1]

たしかにおっしゃるとおりですね。
現実政治がそうなっていないことに人間世界の虚しさを覚えることがあります。

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