理屈で妄想コミュのデカルティズム

すいません。デカルトの知識｢無｣です。
それがため質問があるのですが「我思う、故に我あり」の展開がよーわかりません。
暇があったら答えをいただければありがたいっす。　

　僕の理屈的にはドラクエの町人キャラ(話しかけると同じことしゃべるヤツ)をめちゃくちゃ発展させて、環境によって個性をもつように、学習するようにプログラムしたら彼らもそれなりにオリジナルなこと考えるようになるのではないかと。
　
　つまりそれがプログラムされた「自我」であっても高度に発達したものであれば自我の存在となるのでしょうか？

...我思うように創りあげられたとしても、我ありといえるのでしょうか？
　そう考えると人も、というか人の自我もいったい何なんだろ？とか考えています。

　ようは自我の定義がわかってないのかもしれません。
なにかコメントいただければ。

ｔ2さん＞

こんばんは☆

それ迷宮ですよね☆
結局どこまで人間の自我なのか。
どこからプログラムなのか。

正しい自我の定義はきっと辞書にあるだろうから、
ﾌﾞﾗﾝ的な定義で。。。

ﾌﾞﾗﾝ的には、
自我を逆の立場からちょっと考えてみます。

私はﾛﾎﾞｯﾄです。
「考える」という能力をもらいました。

その能力は創造主が10000人の人間から、
「このときこう思う」「このときこう動く」
「この条件ならこうする」
等の思考や選択をパタン化して、
プログラムしました。

私は考えます。

どんな事も私は私の考えと判断で行動します。

好き嫌いもあります。

私は人間の「考える」と同じ「考える」を持ってます。

「考える」をもらったのと同時に、
「感情」ももらいました。

私は、状況に応じて、「悲しい」や「羨ましい」
「憎い」「嬉しい」等の感情を抱く事が出来ます。

私は人間と同じです。


『ここまでなら、このﾛﾎﾞｯﾄはただのﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑです。
およそ予測される全ての状況や場面に応じて、
全ての対応や思考すべき事を地図のようにﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑしておけばいい。』


でも、私のこの感情や、思考全ては、
結局創造主がﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑした事。

つまり、私の考え全てはあらかじめひかれた線の上を沿っているにすぎない？？

では、私の今の「つまり、私の考え全てはあらかじめひかれた線の上を沿っているにすぎない？？」という、
この考えすらあらかじめひかれた線の上を沿っているにすぎない？？

『かなり人間臭いですね。でも所詮これもこうなるようにﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑされている訳です。』

では、私は私の中のﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑを認めない。
私はﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑに従わない行動と思考をする事にする。

『もうここまで来たら人間の自我と同じでいいじゃないですか？
でも、これもﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑです。こういう問題に行き着いた時、
こういう判断と自由性を持たせてあるだけです。』




結局、「私」君は全て創造主の掌の上って事でした。
つまりﾌﾞﾗﾝ的にはﾛﾎﾞｯﾄ自我否定派です。


では、この「私」君と「我々」は何が違ったのでしょう。


ﾌﾞﾗﾝ的には「何も違わない」が正解です。
勿論、矛盾してます。

ﾌﾞﾗﾝは、自分が何かを考えたり、選択したり、
感情を持ったりする時に、自分以外の何者の制約も受けていない事を証明できません。もしかしたらﾌﾞﾗﾝ自体ﾛﾎﾞｯﾄかもしれません。

今自分が「ﾛﾎﾞｯﾄ」と認識しているものとは違うかもしれないけど。
ある存在にとってﾌﾞﾗﾝから見た「ﾛﾎﾞｯﾄ」とよく似た存在にとって、
ﾌﾞﾗﾝはそういった存在なのかもしれない。
それは否定出来ない。

人工物と人間の境界線はﾌﾞﾗﾝにはひけません。
定義できませんでした。自我、ｺﾞｰｽﾄの存在は否定しませんが、
証明できないので。

そもそも、「定義」というもの自体。
ﾌﾞﾗﾝにとってはあまりにも不確定な事ばかりです。

「定義」とは簡単に言えば、
「これ」を「こう」呼ぶ。
って事で、言ってみれば「約束」

その「約束」を知らない人にとってはあまりにも無力。

それに対して、「真理」という言葉があります。
「真理」の「定義」は「万人に共通し、その事に関して例外なくあてはまるもの」だとかそんな感じ。

ここはこの定義に従って「真理」を考えると、

ﾌﾞﾗﾝは全てを否定して考えてみます。
さっきのように、ﾛﾎﾞｯﾄとﾌﾞﾗﾝの違いは証明出来なかったので、
例外は提唱できなかったが、例外の可能性も否定しきれないので、
ﾛﾎﾞｯﾄと人間が別物であるという事は真理とはいえない。

では例えば「人間はたんぱく質で構成される」
という事について否定してみます。
これは一見例外なく当てはまりそうです。
ただ、この、人間を構成している物質、高温と酸によって変性する、
この物質を「たんぱく質」と呼ぶという定義の外では通用しません。

つまり、例外が生じたので真理ではなかった。

もっと解りやすいのは、
「生命は酸素によって生かされる」
ぱっと見例外がなさそうですが、高校で「嫌気生物」
を習いました。
むしろもともと「酸素」は猛毒でしかなかった。
それどころか宇宙人の存在の否定が出来ないﾌﾞﾗﾝにとっては、
その他の全ての生物学的事実は否定出来うる。

よって真理とは言いがたい。


もっと簡単にしましょう。
「人間の男の子は全員広末が好きだ」
これなんて酷いですね。ﾌﾞﾗﾝは大好きだけど、
そもそも「男の子」限定な時点で例外（女の子には？）が生じてる。
しかも好みなんて人それぞれ。

って事で真理からは程遠い。

じゃぁそもそも真理なんてもんがあるのか？？
ﾌﾞﾗﾝをとりまくもの、とりまかないもの全て、
否定し始めたら否定できてしまう。。。

屁理屈だろうがなんだろうが、
否定を完全に受け付けないものはあるのか？？

この際このﾌﾞﾗﾝの存在自体怪しくなってくる。
ﾌﾞﾗﾝは存在するのか？？

目の前にパソコンがある。
確かに存在している。
でも、まてよ？人間の視覚なんて、そういう信号を受容してるだけだ。
でも、キーボードを触ってる。
いや、でも、「触る」ってのも、圧力の信号を受容して、、、、

でも、その信号自体勘違いだったら？

勘違いどころか、
ﾌﾞﾗﾝという存在はいないんだから、
この世の中全ては勘違い。。。

そーだ、この世の中には何も「確かな」事なんて無い。
全部不確かだ。

いやいや、この世というものすら否定できるぞ？
この世、世界、宇宙、もうなんでもかんでも否定できる。

何も無い！何も無い！

真理どころか、何も。何も無い！


ん？

何も無いって考えてるのは何だ？

ﾌﾞﾗﾝか？

ﾌﾞﾗﾝは今否定できたから、ﾌﾞﾗﾝじゃないとして、
それはいいとして、

この「考える」っていう行動はなんだ？

言葉は何でもいいとして、この「考える」って何処にある？
否定しよう。

考えていないとすると、「考えていない」という考えがあって、
いや、あっちゃダメでしょ、考えないんだもん、、、。

ん？考えてるじゃん。

え？
だめだって。否定出来ないじゃん。


ん？
これはもしかして真理か？？


ﾌﾞﾗﾝの存在は否定出来ないって事か？

いや、この際真理だのﾌﾞﾗﾝだのそんな名前はどうでもいい。

ﾌﾞﾗﾝが考える時、それがﾌﾞﾗﾝかどうかは別として、

「何か」が存在しない事には「考え」は存在しえない。
「考え」は否定しようとしてもその「否定」をしている「考え」
が存在しない事には成立しないから、「考え」とそれを行っている、
「何か」の存在は否定しきれない。

その何かを表す近い言葉は自我。
本来名前や、言葉は否定できるから、使いたくないけど、
他人に伝えるためには言葉と名前という、「定義」
を使わなくては。

って事で、「我思う、故に我在り」

私は「考える」ので、そこに「私」という存在は存在する。

それは「自我」だと思う。
つまり「思惟する自我」





ってよーな事かなってﾌﾞﾗﾝは思ってます。
きっとﾃﾞｶﾙﾄもこんな感じだったんじゃないかな。


勿論、こーだったとは解りませんし、
正しい解釈ではないかも知れません。

あくまでも、ﾌﾞﾗﾝ的解釈と、ﾌﾞﾗﾝ的理論です。

因みに、「真理」とかは色んな哲学者が色んな方法で、
色んな解釈と、説を提唱していて、何が正しいとか、
なには間違いとかは、ﾌﾞﾗﾝにはわかりません。


ﾌﾞﾗﾝはﾃﾞｶﾙﾄに一票入れるってだけです☆


長々とすみません。。。

始めまして＾＾

いきなり完全な私見なのですが、デカルトの「我思う、故に我在り」という考え方非常に興味深く話し始めたら止まらない話題なように感じます。

ブランさんのレスを見ててなんとなく思ったんで、なんだこれと思われたらスルーなさってください（笑）


この世界は不確定なファクターで埋め尽くされていて、自分すらなにか決められた枠で固定した定義ができない。

定義ができないけどそれを考えている自分は存在している。

だとしたらもしかしたら「神」が「人」を作ったのではなくて逆に「人」が「神」を作ったのではないでしょうか？

人の不安に思う心、真に救われたいという想い等がそれを成し遂げてくれるような絶対的な存在を求めた結果「神」が生まれたのではないでしょうか？

人のそういった思念の集合体、大枠に当てはめられた思想のもっともコアな部分だけが集まり「神」の組体が生まれ、人が望んだ形がその素にどんどん付着していく形で、あらゆる形で「神」が生まれていったのではないでしょうか？

現に今の世界には何種類もの「神」がいることからも、思想的な違いを抜きにしても信仰する人達の願い（言い方は悪いですが欲望とか）が祖体にくっついていく形で神は二面的三面的になり、信者は自らの望みに近い形でしか「神」を見ることができない。（つまりキリスト教信者はキリスト教に従った神の面しか見えずイスラム教信者が信仰する神の部分を見ることができない、その逆も然り、で宗教は山の数ほどある。宗教の数だけ神の面がある・・・）

要は自分たちが考える、又は望むこと以外のことは必要ない、結果そのほかの人が望む物は見えているものではない、見る必要がない。

だからこそ「人」の想いから生まれたはずの「神」でありながら想像以上に拡大してしまったその概念が「神」のすべてを見通せないという点から「神」はどんどんつかめない存在として神聖化・神格化していったのではないのでしょうか？

何かの本で読んだのですが興味深かったのでちょっとその話も、
「われ観測す、故に宇宙あり」
だったと思います。

人は宇宙のすべてを知っているわけではない。もしかしたら今観測できているところ以外は本当にないのかもしれない。

中世の地球は平面でできており、世界の果ては滝のようになりどこかに落ちていく、という思想に似ているのかもしれませんが・・・

もしかしたら地球だって元々は平面で、世界一周を成した者達、そして彼らの帰還を望む者達が帰還すること望んだ結果地球は丸くなったのかもしれない。（ごめんなさいこの辺適当なんで（笑））

そう考えれば宇宙は無限なんだという話は地球平面説的な香りがしてくると思います。人が望めば見たいものが見える、人が無限の宇宙を望めば宇宙はいくらでも広がる、しかし観測に満足してしまえば宇宙という世界はそこまでの世界になってしまう。

故に観測して今見ている、宇宙は存在していて、見なくなり興味をくすぐられないような星達はブラックホールなり惑星衝突なり強引に理詰めで説明できるような理由をつけて消滅に追い込んでいく。

特にブラックホールや惑星衝突というような、理詰めで説明できてしまいそうなあたりがやけに人間的じゃないでしょうか？

未知の力はない、そう考える人間を強引に納得させるためには、何らかの証明がなされなければならない、その結果いかにもな説明がつけられる要因で破滅させた。

飛躍した話なのかもしれませんが、人間がよく超能力者を望み探すことを好みますが、人間自身が超能力者なのではないでしょうか？

想像＝創造　なんて語呂でごまかすしたり、
「人」はただの「人」であって「人」でしかない　というようなトートロジーで誤魔化すつもりもないですが

人間こそが「神」である。この場合の人は英雄的な個人を指すのではなくて、人すべてがまとまったもの、つまり人こそが神の要素その主要成分の１つなのではないでしょうか？


すいません、書いてて徐々に混乱していく自分が存在しながらも書いてしまいました。

むちゃくちゃなのも承知してますが、こんなこと考えるのは楽しいものですね（笑）

ニヤニヤしながら打ってる自分が眼に見えていました（笑）

誤字・脱字、文法欠損多々あると思いますが、痛い文だとおもって暖かい目で見ていただけただ幸いです。