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住宅の大地震*温暖化*土壌汚染=?コミュの☆質問コーナー☆

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お待ちしております。

コメント(105)

スクリューポイント さん>

コメント有難う御座います。
確かに沈下の原因が不明のまま地盤修正するのは
私達も不安が有りまだ返事をしていない状況です。

実際に薬品注入だけで地盤が正確にあがるのか
またはその効果は永久的に続くのかという点と
このような地盤を硬くする薬品を使用する事に
よって今後不都合は無いのか?

など、不安な点がいろいろ有ります。

このあたりのことについてご存知なことや
アドバイスを頂けるとありがたいです。
daisukerockさん、

まず、調査、しましたか?
調査されたとして、どのような状況だったでしょう?

このコミュの管理人、JOHNさんがいつも書かれていることなんですが、基本的に、本当にそこの地盤補強は「地盤改良」でよいのでしょうか?

こういうことを書くのは、一時期よくあったことなんですが、地盤改良業者が、仕事を取ろうと、地盤改良の必要のない宅地や改良材による地盤改良が適当ではない宅地で、報告書のデータの読み方が分からない施主さんを言いくるめて地盤改良してしまう、ということがありうるのです。そういう工事をした場合、必要のない工事というだけですむならまだいいが、地盤が乱されてしまいかえって沈下事故が起きてしまう、という事例も見ています。

プロフィールを拝見しましたが、愛知県の津島市というと木曽川の中〜下流域ですね。確かに、大河川の三角州付近というのは軟弱な地盤であることも予想されますが、これが、ほんの数メートル違っただけでたとえば砂成分が多いと、それだけで、補強工法も違ってきたりします。

新築にあたり、相談なさっているのは、建築士さんですか? 地場の工務店さんですか? それなりに大きいハウスメーカーさんですか?

その辺からお伺いしたいのですが?
daisukerockさん

・擁壁工については、単に「埋め立てた土地をブロックなどで囲む」だけの作業ではなく、盛土の土圧、その下の地盤の強度などを勘案しながら形式を決定するべきもので、そう、簡単なものではないのですよ。それは住宅基礎と同じです。左官工とは似てまったく非なるものなので、どうかご注意を。専門の業者に任されることを強くお勧めします。

・宣伝のようになるので、ちょっとためらわれますが、たとえば、うちの会社が加盟している、「住宅地盤品質協会」というNPOがあります。正直中京地区の業者さんとの交流はあまりないので、どこの会社がいいとか何とかは分かりませんが、この協会に所属する会社ということで、その理念を遵守しているならば、まぁ、信用できるのではないか、と思います。
http://www.juhinkyo.jp/kaiin/kaiintop.htm
が加盟業者の一覧です。こういう協会は他にもあるとは思いますが、正直うちの会社としてはリサーチしていないのでなんともいえません。
ポイントとして、工法として、「鋼管杭」「柱状(コラム)改良」「表層改良」、最低、この三つは品揃えしていること。適当ではない工法を押し付けられる可能性が減りますから。
もしくは、調査専門の会社で、調査されてから、その会社の提案にしたがって、業者を決めるか、まぁ、こんなところでしょうか?
はじめまして。まこぽんと申します。
突然の質問、ご無礼ですが、よろしくお願いいたします。
 この頃外壁等を引っぺがして骨組だけにして、土台を補強したりして、強度のあるリフォームというのを目にします。
 ふと思ったのですが、基礎や地盤は補強することが可能なのでしょうか?
 もし出来るならば、かなりエコロジーに貢献できるのでは?と思ったのですが、どうでしょうか?
まこぽんさん

結論から言えば、「有ります」。ウチの会社でもやっています。

実情では、家のリフォームに際し、地盤や基礎が傾いている時、そのまま基礎上だけで対処しても、沈下が進行し続けるケースが多いため、地盤を補強しつつ、沈下を修正するという工事になります。

基礎上の構造で補強するのも、勿論アリ、なんですが、基礎が歪んだまま、地盤が軟弱なままでは、せっかくの補強も効果が半減してしまいますので。

方法としては、ウチの会社でやっているのは、薬液注入か鋼管圧入による補強、沈下修正ですが、曳き家や家をネダごとH鋼などをかませてジャッキアップして、地盤補強、基礎の作り直しをする、というやり方もあります。

問題は、これが定型、決まったパッケージングというものがなく、従って、相場というのもなかなか分かりにくい、ということがあると思います。

また、一戸建ての住宅に対し、これらの工事がポピュラーに行われるようになったのは、この何年かのことで、勿論施工者は万全の工事をしているつもりですが、時間経過とともにどのようなネガが出てくるのか、まだわからない、ということを、人によれば言われる方もいる、ということです。
スクリューポイントさん>わかりやすい返事、ありがとうございます。出来るというお答え、なんだかうれしくなりました。
 可能性としてはコストにもよりますが、これからの時代、大変有望かな、という気がします。
 私、不動産営業の駆け出しなのですが、他の会社では競売物件を内装と外壁だけリフォームして、高く売る商法が今おおはやりですけど、床下覗いたら、土台が腐ってる、、、なんてザラです。これは、基礎以前の問題ですけど、こういう問題に気づこうともしない人が多いのはとても残念です。
 新築する費用が不況で捻出できない人が多いですが、そういう人でもしっかりした住宅に住むことが出来るような技術は素晴らしいと思います。
 ありがとうございました。
いつもお世話になっております。

地質調査と地質改良について
少し教えて頂きたいのですが。

以前スクリューポイントさんにアドバイスを頂いたように
今回工事に入る前にまず地質調査をして欲しいと不動産屋さんへお願いしたところ下記の回答がかえってきました。

最近の地質改良に関する大阪市などの建築確認基準が
べた基礎の場合、表面改良といって、木造2階建ての場合、
べた基礎の下1mぐらいまでを改良するのが一般的

不動産屋さんの言い分としては、大阪で定められている
表面改良1mに対しL字擁壁(下記方法で改良)まででも
1.5m有り、まだ今回L字擁壁下の地盤が心配と私達が言うので
一緒に地盤改良するので地質調査の質要請は無いというのです。

不動産屋さんの方も何社か地質調査の会社を当ったらしく
今回の工事内容を説明したところスウェーデン方式で
の地質調査であればやっても余り意味が無いと
回答を貰ったとの事です。

私としては、今がどうなっているのかをきちんと
調べた上でやるべきだと思っているのですがどうなんでしょうか?正直不動産屋さんと話していると段々解らなくなってしまいます.....。

L字擁壁とベタ基礎までの改良方法
1)まず、南側の新擁壁の下側にΦ80mmの穴を2mピッチで
  搾孔し、注入材(デンカES:電気化学工業社製)を注入し
  地盤安定強化を行う。
  完了後、モルタルにて穴を閉塞する。
2)新擁壁の上側の既設水抜き穴の間にΦ80mmの穴を1.6m
  ピッチで搾孔する。
  その穴より、注入材(LG-2P:睦化学工業社製)を
  注入し、レベル管理を行いながらベタ基礎ごと、上昇
  させる。

地盤改良範囲は、南側から幅2〜2.5m、東西15〜16mです。


   
miyokoさん

何度か読み返してみましたが、どうも、修正工事の計画は、盛土下の地盤には問題ない、ということを前提にされているようですね。盛土そのものの固さと擁壁だけを問題にしているように見受けられます。

>>
不動産屋さんの言い分としては、大阪で定められている
表面改良1mに対しL字擁壁(下記方法で改良)まででも
1.5m有り、まだ今回L字擁壁下の地盤が心配と私達が言うので
一緒に地盤改良するので地質調査の必要性は無いというのです。

不動産屋さんの方も何社か地質調査の会社を当ったらしく
今回の工事内容を説明したところスウェーデン方式で
の地質調査であればやっても余り意味が無いと
回答を貰ったとの事です。
>>

多分宅地調査をスウェーデンサウンディングだけに頼り、土質の確認をやらないからそういうことをおっしゃっているのでしょうか? 書いておられることを読む限り、盛土より下の地盤であっても、スウェーデン式で充分測定が可能なように思われますし、また、その必要があるように思います。
通常の布基礎で最低でも基礎下3メートルの確認は必要であると思われます。それぐらいは建物の重量の影響が及ぶ範囲だからです。

工事計画によれば、(盛土+建物の総重量)/改良部分の面積で、単位面積あたりの重量が出ますが、盛土以下の地盤がそれに耐えうる強度を持っていることが前提になっているということになりますね。土木の安全率3で、上で求めた単位面積あたりの重量をかけた数字以上の強度がある、ということなのですが、さてさて、その辺、ほんとうにそうなのか、どうか、分からない、ということ。勿論、この場合、改良体の底面積は布基礎の底面積より広くなるので、建物の重量に改良体の重量が加わっても、単位面積あたりの重量は小さくなる可能性はあります。が、その辺の検討はされているんでしょうか?
はじめまして。

素敵なコミュがあるのですね、時間をかけつつ一気に拝見させていただきました。

私も相談にのっていただけたら幸いです。

現在、土地(埼玉県入間市東藤沢)の契約を控えており、地盤調査について不動産屋と意見がわれています。

私は安心を買うつもりで地盤調査をしっかりやり、保障まで欲しいと考えています。(予算は相当つらいのですが)

一方、不動産屋さんは68:スクリューポイントさんが書き込みされているのと同じ内容で

『地盤調査とは、改良の仕事が欲しいために不安になるような結果がでるものだ。必要ない地盤改良をわざわざお金をかけてやる必要は無い。この土地(私が買う予定の土地)は特にもとが田んぼだったとかの問題があるわけではない。もと林だったところを50年くらい前に宅地にしたところで地盤は特に問題ないはず。地盤保証といっても業者によって〔不動沈下〕に対する解釈がまちまちであてにならない』

といいます。
不動産屋はそれなりに納得いく説明をしてくれ、決して根拠がない理由で言ってるわけではないと思います。

ただ私は万が一、結果的に改良に必要のない土地だったとしても、安心を買うつもりで地盤調査を行い、保証をだしてもらいたいな、と考えています。
(まだ迷ってる自分がいますが・・・)

そこでお伺いしたいのですが、出来るだけ正当な調査結果を出してくれる業者さんを見分ける方法ってあるのでしょうか?

素人考えで、調査だけ単独でやってる(=改良はやらない)会社はどうか?と思ったんですが、そんな所はないみたいで・・・
第3者機関を通すことも考えたのですが、予算の関係で直接、地盤会社?とのやりとりになりそうです。

そもそも本当に調査って必要?って考えたり・・・
どうどうめぐりです(TーT)

どなたかご意見いただけたら幸いです。
宜しくお願い致します。

(建築予定の土地は古くからの住宅街で、平地です。現在は小さな平屋があり、取り壊す予定です
施工は不動産屋さんと付き合いのある工務店にお願いする予定で、その不動産屋さんに土地購入〜建物完成まで面倒をみてもら形になります)
たしかに、地盤改良工事を業務にしてる会社だと、地盤改良を奨めるような調査報告書の内容になりがちだということは言えると思います。

でも、地盤調査を専門にやってる会社もあると思いますが・・・
☆ひなぎく☆さん

残念ながら、地盤調査に関して、おつきあいの不動産屋さんのような意識の業者がまだまだ多いことは事実です。

で、ここで、お聞きしたいのですが、その不動産屋さん、もしくは工務店さんは、ひなぎくさんにとって、親戚とかなんとか、しがらみのあるところなんですか?

話を進めます。
確かに旧来の住宅地ということであれば、それ以前の建物に問題がなかったのであれば、解体工事時、よほど地面を掘り返さない限り、問題が起きる可能性は少ないと思います。

地盤調査本来の意味は、保証ということではなく、基礎の形式の妥当性を検討するためのもので、そういうところでは、確かに不動産、工務店として、ムダと、言ってしまう気持ちも分からないではありませんが、しかし、まるでなぞったように前の建物のあったところに配置図上、同じ形で建物を建てるのでなければ、また、重量バランスが違ってしまえば、沈下事故がおきてしまった、という事例が無いではありません。

更に、ここ何年か、住宅保証ということでは、殆どの場合地盤調査というものは義務付けになっているはずです。この工務店さんの場合、その点はどうなっているのでしょうか?

地盤保証というと、確かに多くの場合、改良工事をやって初めて保証が成立する、というものが殆どではあるのですが、手前味噌で恐縮です、
https://www.hownes.com/jiban_manual/top.asp
の調査業者にウチの会社も登録しているので、ある程度分かるので書いてしまいますが、例えばここであれば、特に改良しなくても良好な地盤であれば、改良無しでも保証が出来ます。実際にウチの会社でそういう手続きをしていますし。
ここだけということはないと思いますので、契約前、地盤のことのみならず、保証全般のことについて工務店さんから説明を受けられたらいいと思います。
TSUNEさん
スクリューポイントさん

お答え頂き、有り難うございます。

やはり完全にしがらみのない調査会社を探すのはなかなか難しそうですね。

調査単独でやっていても横のつながりってあるでしょうし…

ただお二人の意見を伺って調査・改良に対する迷いがなくなりました、どうもありがとうo(^-^)o

不動産屋とはしがらみがあるわけではありませんが、地盤に対する意見の食い違いを除けば本当に良い不動産屋で、信頼しているので地盤に対するひとつの意見として素直に聞きました。

ただやはり地盤だけは納得できないので、スクリューポイントさんのアドバイス通り、納得できるまで説明を求め、自分でも勉強しようと思います。

自分で調べるだけではわからないこともたくさんあり、たいへん参考になりました。

地盤が良好ならば改良なしでも保証がでる所もあるなんて知りませんでした。

今は携帯からログインなので、早速パソコンからURLにアクセスしてみようと思います。
本当にありがとうございました、またわからないことがあったらお時間のある時にでも相談にのっていただけたら幸いです。

地盤沈下の改良工法(薬液注入)について少し教えて頂きたいのですが。

アイ・リフト工法と二重管工法は名前が違うだけで
改良内容は同じなのでしょうか?

もし違うので有れば長所短所などあるのでしょうか?

改良する物件は以前からいろいろアドバイスを頂いております。木造ストレート2階建てのベタ基礎です。
82: miyokoさん

二重管工法とは二重管ストレーナ工法の事と想定してお答えします。
もしも違う工法であれば再度詳細を教えて下さい。

両工法は基本的に同じような考え方だと認識しています。
こういった薬液を注入し地盤を隆起させて建物の沈下を修正する工法は、工期も短く材料費も安く、鋼管を使用するアンダーピニング工法と比較して安価なので、近年施工実績が増加しています。

しかし、こういった薬液注入工法は、修正後の沈下事故も増えてきています。
原因としては・・・・
・見様見真似の業者が増えてきている。
 これは、事前に土の特性を把握せず、また効果が出るか否かの事前試験を割愛し、紙面上だけの簡素な設計検討や今までの経験則で施工してしまう施工業者がいる。

・密集地などでは隣家や塀などにも影響が出てしまう事がある。

・極端な軟弱地盤では一時的に修復できても、長期的には沈んでしまう事もある。(これも設計検討の未熟から起きる事故です)

・安価なため普及が進んでおり、施工実績が増えた分と比例して事故も増えている。

どんな工法で沈下修正をしたとしても、10年以上の保証を締結して下さい。
(沈下修正工事は保証しない業者も沢山存在します。)

二重管ストレーナ工法は従来から存在する工法ですが、建物沈下修復のために開発されたのではなく、一般には掘削工事における地盤の止水や強度増加を図る目的で使用されています。

よって、建物沈下修復に利用されるようになったのは最近の事ですので、私の見解では未だ開発研究実験段階だと認識しています。(間違っていたら誰か訂正して下さい)

私の情報は以上ですが、最後に余談です(^_^)・・・
地中にガラや産業廃棄物が混入されていると、将来的には土地の評価が下がる可能性が高まります。
セメント系の改良や薬液注入は、建物を支える目的では建造物的な捉え方をしますが、建物を解体し土地だけで売買するとなると、地中に産業廃棄物が埋設されていると解釈され、土地の評価が下がります。
この土地評価判定基準は最近法律で決まりましたが、現状はまだまだ行き届いておらず、銀行の評価にも導入されていません。
しかし法律ですので近い将来に考え方が浸透していくと思います。

このような土壌環境の事まで考えて工法を選択されるか否かは、各消費者の判断となります。
現状は予算のこともあり、やむを得ず土壌環境は諦めて選択される方が圧倒的に多いのですが、良い機会ですので一度考えてみて下さい。<m(__)m>
初めまして
大手の住宅メーカーで建てる予定ですと、そこのメーカーで調査する場合が多いようです。

大手住宅メーカーもその辺は、しっかり調査して建てると思います。
(ただ安全値が高く設定して、その分地盤改良のコストが割高になるような気がしますが・・)

ご参考に↓地盤改良時
http://moma.seesaa.net/article/23849032.html
84: レモン さん

はじめまして、Johnと申します。

築10年の7階建て都営住宅と聞くだけで、問題ないと思います。
理由は、東京都は全国でも耐震設計等についてはとても厳しく、地域によっては日本で一番厳しい規制を設けています。
また、築10年だと厳しい規制後に建てた物件です。(築40年とか古い物件になると話は別です)
なので、都が設計施工管理して営んでいる物件が、お粗末なはずがないと考えますし、あってはならない事です。

しかし、とても残念なことですが、ホント極稀に業者の手抜きを都が見破れず、強度が足りないという事があり得るかも知れません。(このような事は皆無に等しいと思いますが)

この返答で、何の保証もできませんが、何かあったときは都が全面的且つ優先的に対処しなくてはならない事態になりますので、実績の裏付けがない会社の建物よりはとても安心できると思います。

返答になりましたでしょうか?
先日地盤調査をしました。
私はハウスメーカーに勤めている営業マンなのですが、地盤調査会社の判定は補強が必要なのですが、うちの所長の意見は補強無しでもいけるだろうとの事でした。
深さ3m程度のところから1m程自沈層があるのですが大丈夫でしょうか。所長の判断では建物重さが影響するのは2mから2m50cm位だから大丈夫とのことなのですがどうなんでしょうか?
87: sonobe on demand さん はじめましてわーい(嬉しい顔)

建物の重量が、どれくらいの深さまで応力がかかるかは土質構成、建物重量、基礎底面積、基礎底面の形状によって変化します。

一般的には、思い建物に、粘性土で構成された地盤+幅広の基礎底面(例えばベタ基礎など)の基礎を採用すると、荷重の応力分布(地中の深さ方向と横方向に分布する荷重度合い)は深くて広くなります。

このようなケースでは、深さ方向で4mくらいまで荷重が伝わります。
しかし、深くなるほど荷重は少なくなりますので、3〜4mの自沈層に、どれくらいの荷重がかかり、その荷重を支える地耐力があるかどうかは試算してみないとハッキリとした回答は出来ません。

正直、その深さですと、荷重分布がギリギリOKかギリギNOかと言った微妙な感じです。

地耐力と土質の応力などの試験すれば判定できますが、そこまで予算がないかも知れないし・・・

判定の目安としては・・・
1.木造2階程度なら微妙でそれ以上重量が嵩む建物なら地盤補強を施す方向で検討される方法が良策と考えます。
逆に、1階建ての平屋であれば基礎補強はいらないと思います。

2.総合的な判定をしましょう。
 ・地盤構成が粘性土が多い地盤なら地盤補強の可能性も出てきますが、砂であれば地盤補強の必要性は減ります。

 ・近隣建物や道路、電信柱、側溝、塀などの状況をよ〜く調べてみて下さい。地盤から受けた影響による変化が有れば補強の検討、無ければ補強無しでもOKかも知れません。

 ・地形が坂の途中とか傾斜していた場合は慎重に検討した方が良策と考えます。

 ・地盤調査の各ポイント間で、データのバラツキがある場合は補強、無い場合は補強しなくても良いかも知れません。

 ・浸透水位の位置が変化する地盤。例えば田んぼなど年間を通して水位が極端に変化をする地域だと、浮力などの関係で補強が必要になるケースがあります。


もしも補強を施すとなった場合の懸念事項
sonobe on demandさんのプロフィールを拝見したら水戸と有りましたので、海に近い地域では補強する材料の塩害対策も重要です。

上記の詳細な情報があれば、もう少し具体的なアドバイスができるのですが、現情報量では地盤補強の必要性が有るか否かは微妙です。冷や汗

とにかく、一部の情報だけで考えず、総合的な判断をお奨めします。ウインク
89: パグさん はじめまして。

家を建てるときに関わる地盤と地形の不安項目は以下の通りだと考えます。

1.建築物が傾き不快な生活になる

2.建物が歪み隙間やヒビなどから空気、音、雨水、ホコリ、虫等が入ってくる。

3.水捌けが悪くジメジメする

4.大地震時に建物の一部(全部)が壊れ生活しづらくなる

5.大雨の時に浸水する

6.土砂崩れや液状化などの危険性

7.土壌及び水質への自然環境配慮

その他もありますが大枠ではこのくらいになります。

また、地盤改良と言っても種類は沢山あります。
住宅を建てるときに活用されている工法の内、普及している工法は以下の通りです。

1.セメント系の固化剤と現地土を混ぜる湿式柱状地盤改良
2.セメント系の固化剤と現地土を混ぜる表層地盤改良
3.小口径鋼管を硬い層まで打込む鋼管回転圧入工法
4.小口径鋼管を硬い層まで打込む認定杭
5.その他、砂利や砂を混ぜる工法や薬液注入工法や乾式柱状地盤改良などもあります。

殆どの工法が、上記不安項目の1〜3を考慮していますが、4〜5は殆ど考慮していないと言っても過言ではありません。
どの工法も全ての不安項目に対応する為の設計は出来ますが、コストを下げるために対応していないのが現状です。

よって、パグさんの仰っている地盤改良をすれば心配しないで生活できるとは言い切れません。

地盤改良を施しても、設計ミス、見当違い、職人の手抜き、職人の経験不足、施工管理の未徹底などで家が傾いたり、家が傾かなくとも生活が不便になると言う事故も沢山あります。

安心できるようにするには、建物だけではなく、地盤の対応に関しても信頼のおける一級建築士の保証が付く方法を選び、低コストより高クオリティー重視で選択されることを強くお奨めいたします。
特に、もしもの不測自体に備えるのであれば不可欠です。

最後に・・・
地盤特性と建物特徴のマッチングが重要になってきますが、地盤特性は隣の町に行っただけでも全然違う特性だったり、極端に言うと隣の土地と全く違うケースがあります。
更には大きく分けても数十パターンの特性があり、その地盤特性と建物特徴(形状や重量や構造など)に合った補強工法を選択されるべきですが、そうでない現実が蔓延していますので、エンドユーザーもそれらを見極められるよう勉強が必要な時代です。
勉強は企業からの情報だけではなく、多くの学者や技術者から学ぶ方法が有効です。
その理由は、企業は利益を優先しますので・・・

少し専門的な内容になってしまったかも知れませんが、解らないことがありましたらまた質問してください。(^_^)
はじめまして。
近々家を建て替えることになりまして、
地盤調査について現在測定可能なポイント(2箇所)で
測定してもらいました。
報告書が上がってきたのですが、判定結果が???な状態で
補強の必要性および補強する場合の程度がまったく分かりません。
この結果を受けて、複数のHMに伺ったところ
「おそらくやることになります。(70〜80万程度)」というところと
「その程度なら必要はないかもしれませんね」というところがあり、
どうしたものかと悩んでおります。
ぜひとも内容についてご教授いただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

======== 総合所見 ============
1.自然災害
  浸水、地すべり、広域地盤沈下 ⇒ 問題なし

2.周辺建物、構造物の変状
  問題なし

3.地盤の性質と安定性
 ?表層:粘性土
 ?中間層:ローム層、鹿沼土、粘土
 ?支持層:確認できず
 ?支持層あるいは地盤全体の傾斜:水平等厚地盤
 ?水位:確認されず

4.基礎仕様
 調査地は東部台地の中位面に位置した平坦地形です。
 洪積層台地の建て替えで、経年変化により地中の
 圧密は過圧密状態と考えます。
 ただし、配置計画線上、既存建物の位置を越えるときは
 そのポイントにおいて解体後、再調査を行って下さい。

(赤太字で)標準基礎 ベース下タンピングランマー転圧
      解体後、配置計画によっては再調査要
91: ぺいやん さん

はじめまして。
先ずは、回答が遅くなりました事をお詫び申し上げます。

さて、本題ですが、調査ポイント数が2カ所と言うことは、既存の建物があって調査できなかったと言うことを想定し、戴いた情報のみで判断してみます。

表層が粘性土で、中間層にローム層と鹿沼土が出ているようですが、表層は盛土なのでしょうか?

どれくらいの深さからローム層と鹿沼土が出てくるのかで判断が大きく変わります。

表層50cm程度が粘性土で、その下はローム層であれば補強の必要性は低くなりますが、それ以外だと補強が必要になってくるかも知れません。

また、補強が必要か否かに大きく影響するのは、既存建物と同じ配置で立替えるかどうかと、既存建物と建て替える建物で、総重量、基礎型式、重量配分の違いにより補強が必要性が左右されます。

一般的には、既存建物と全く同じであれば補強の必要は無いと考えます。

しかしハウスメーカー別に、建物重量や間取りプランなどが変わってきますので、一概には何とも言えない地盤です。

支持層がない地盤と判断しているようですが、5m付近に礫層らしきものが見受けられます。
既存家屋解体後の再地盤調査は必ず実施してください。
なぜなら、2カ所だけの調査で判断すると家が傾く可能性が硬くなります。
最低、建物四隅と中央付近の地盤調査を実施してもらって下さい。
更には、上記のように礫層らしきものが見受けられますので、最低でも深さ6m以上の調査をしてもらって下さい。

できることなら、その地盤データと計画建物の重量及び重量配分、基礎型式、盛土の予定などで判断させて下さい。

最後に、既存家屋を解体する際、解体屋さんによっては解体した廃棄物を地中に埋めてしまったり、
基礎を掘り起こす際に、掘りすぎてしまった上に、土を軽くかぶせておく程度(表層が軟弱な状態)にしか施工しない業者が多々存在します。
解体時の廃棄物を地中に混入させないことと、掘りすぎて埋め戻さないよう施工管理をしっかりしてもらって下さい。
更には、基礎を掘り起こした地盤を締め固めて戴くことをお奨めします。
締め固めと言っても最後に地表面だけを施すのではなく、基礎を掘り起こした下の地盤から30cm程度を1層として、2層〜3層に別けて締め固めてもらってください。
この作業がしっかりとできていないと、補強しなくても良かった地盤が、補強をしなくてはならない地盤になってしまいますので充分気を付けて指示を出されることを強く要望します。

説明等が解りづらかったら再度お気軽にご相談下さい。(^_^)
はじめまして。
私はマイホームを建ててもらって住んで4ヶ月のパパと二人の子を持つママです。

うちの裏に今建築中の家があります。

毎日現場が見えるんですが、うちと地盤改良のやり方が違うのです。
うちは8?も下に杭を打つ箇所があったりしてかなり地盤が弱かったみたいに言われてました。それで予定外の出費だと嘆いていました。
が、裏に建ててる家の地盤改良が表層改良だったのです。
同じ敷地内でも地盤の違いがそんなにあるものなんでしょうか?
94: えぺちゃん

はじめまして。
隣の地盤でも全然違う地耐力と言うことはあり得ます。
例としては、地形区部で言う移行途上と呼び、地盤構成が変わる境目などがあります。
他には、表層の造成方法が違い表層の地耐力が違う場合もあります。
更には、地中障害物(瓦礫等の購入されている地盤)が有る場合は最適な補強工法が変わる場合もあります。

地盤からですと、以上のような様々な様相で判断が変わってきます。

その他に変わるケースは、建物の構造や重量、基礎形体などが違うだけでも、最適な補強工法は変わってきます。

専門的に判断すると、最適な補強工法を選択する要因はまだまだありますが、業界の裏話的な想定をしますと、果たしてそこまでの総合判断をして最適な補強工法を選択したとは言い難いかも知れません。

理由は、「安くて保証すればそれで良い」と選択してしまう工事担当者が多いからです。

でも、えぺちゃんの家は安心して良いと思います。
理由は、8mの杭と言うことですから、既製の杭のハズですので、品質管理や製品管理は高いと思います。
表層改良で安いとなれば、施工管理は基より、品質管理は杭ほど高くなく、どんな感じで固まっているかも解りません。

更には、セメントを現地土と混ぜてしまうので、自然環境に優しくない工法です。(このコミュで言い続けている事です)

詳細のデータなどが解っている別けでもないので断言できませんが、杭にしておいて良かったと思います。(^_^)
ありがとうございました。

安心しました。

そこの工務店は自然素材の家、健康住宅と謳ってるわりに環境に優しくないのですね・・・

勉強になりました。
93:Johnさま

返信大変遅くなりまして申し訳ありません。

>表層が粘性土で、中間層にローム層と鹿沼土が出ているよう>ですが、表層は盛土なのでしょうか?
いただいている報告書上は盛土はしていない模様です。
また地表土は粘性土(軟弱)となっております。

>どれくらいの深さからローム層と鹿沼土が出てくるのかで判>断が大きく変わります。
申し訳ありません。報告書上はそこまでの情報はありませんでした。

実際に建物を建てる直前にはあらためて調査をしていただく予定になっております。
解体に関してはご指摘の通り、不正や手抜きのないように事前に確認するつもりではおります。締固めについてはしっかりとやっていただくようお願いすることにいたします。

今回、お願いするハウスメーカーさんの解析で現段階では補強をやらない可能性のほうが高いですとの回答をいただきました。(以前に言ってた事と違うんだけど。。。)
Johnさんに指摘いただいた、あらたな注意点等についてハウスメーカー、解体業者に再度確認しようと思います。

本当に助かりました。ありがとうございます。
またぜひ相談にのっていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
96: えぺちゃんさん

今の技術とコストでは、セメントを混ぜる工法が主になってしまってます。(;>_<;)

セメントを混ぜる工法しか対応できない地盤もありますが、そうで無い地盤もコストの誘惑に負けてしまい、業者側が勝手に選択してしまうケースが多いのです。

○●ハウスは地盤改良費用60万で出来るのに、○△ホームは何で100万円もかかるの?
と言った問いかけに、ちゃんと答えられない担当者が多く、その為にお客様を逃したくない一心でローコストを選択してしまうケースが殆どです。

最終的には、お客様の知識不足により、安い工法を選んでしまうので、責任の半分はお客様にあると言われても仕方のない社会風評になっています。

セメントを混ぜる工法の全てが悪いわけではありませんが、その殆どが単純に工法選択されたと言っても過言ではないと感じます。

あるハウスメーカーでは、セメントを混ぜる工法は、よっぽどの事情がない限り選択しないと言う会社も少しずつ増えてきていますが、日本の総着工数の1%も満たない状況です。
97: ぺいやんさん

一生に一度の大きな宝物を特注で作るのですから、慎重に進めてください。

良い家から、良い人生をおくれるよう祈っています。
パグさんへ

その後、どうなりましたか?

気になっちゃって・・・あせあせ
はじめまして。
来年2月に入居予定で、新居の地盤について不安になり質問させていただきます。
静岡県掛川市に住んでいます。
新居は元々田んぼだった所を1年たたないくらいで宅地になり、先週家が建ちました。
地盤調査をした所、管杭回転圧入工法で、13Mの杭を29本入れました。
液状化危険地域でもあるらしく。。。
調査地は平坦地上に位置する造成地であり、砂質土、磯質土、シルト質土で構成されていると推察されます。SS調査の結果、各測点の地耐力に差異はありませんが、表僧部からGL−3.5M間に0.5kN自沈層を含むqa<=30.0kN/m2の値を示す層の推積が確認されました。新規建物荷重伴う圧密沈下が懸念されることから、鋼官杭(13M程度)による地盤補強が必要。でした。
1☆これって、とても地盤が悪いということですか?
土地自体、田んぼだらけのトコに宅地にされた場所で、大きな道路(国1)より全体的に低いです。
周りにまだ田んぼはたくさんあります。低い土地だけあって隣4件は造成されて高く、自分の土地はされてなく低いです。目の前の道路(農道みたいな道路)から家の床まで70cm。
2☆こうゆ場合、大雨は心配ですか?近くに逆川が流れていますが、昔決壊した時以来深く作られています。(決壊した時自分の土地に被害はありませんでした)山も近くにあります。山と川の間にある感じで谷底平野です。
3☆鉄骨の家の為、地盤補強も200万でしたが、杭は地震も安心ですか?東海地震が不安です。
4☆あと液状化とはどんなものですか?

お願いします。
初めまして、茶介といいます。

関西に住んでいるのですが
いつ発生してもおかしくない大地震の対策について悩んでいます。

自宅のマンションは賃貸ということもあり耐震診断書もないので
どの程度の震度まで耐えれるかも不明なので、
何か対策しなければと考えていたら、
少し前に「ホーム用地震シェルター」を知り、まずはコレがあれば倒壊しても
なんとかなるかもと期待していたのですが、
木造住宅専用でアパートなら有効だけど、鉄筋コンクリート造のマンションでは
比較にならないほど重く、その加速度まで計算した場合、このシェルターでは
対応が出来ないと回答がありました。

どなたか、鉄筋マンションでも対応可能なホーム用地震シェルターとか
対策法をご存知でしたら色々教えてください。よろしくお願いします。
> ☆ゆか☆さん

「13m杭を29本」という情報だけで考えると、軟弱地盤(=地盤としては悪い)ですね。経験則として、私は「杭長8m」を一つの指標にしています。(杭長8m前後の地盤であれば、県全体の宅地がそうした特徴を持つ都道府県もあります。)
ちなみに、支持杭か摩擦杭かは分かりますか?
支持杭であれば、13m下に支持層(固い地盤)があります。摩擦杭の場合、杭と地面の摩擦で上物を支えるので実際には固い地盤のないところに建っていることになります。
(脅すわけではなく、どちらもれっきとした補強工法です。ただ、こういう知識は建てた後に仕入れても不安になるだけです。)

大雨で地盤が緩くなるか?という質問であればノーです。
地盤の緩みは1回の大雨で何かが起きるというものでなく、地下を流れる水脈が時間をかけて地中を削ってしまうことが主な原因です。
これについては、幾ら注意しても起きるときには起きてしまいます。

杭は地震も安心ですか?という点ですが、そもそも地盤補強工事とは、マイナスの地盤をプラスマイナスゼロの状態に戻す工事です。
地震に対して殊更弱くも強くもなっていないと思います。(勿論、耐震補強用にオーバースペックの地盤改良工事を行う場合もあります。http://www.sxl.co.jp/technology/07.html)

液状化現象は、自宅でも簡単に実験できるはずです。
紙コップに水を入れて、そこに砂か土を入れて下さい。そこへ紙コップを左右に揺すります。初めは表面に水が染み出していただけのものが、一気に水と土に分離するはずです。
埋立地等、土中に含まれる水分が非常に多い土地は、地震時にこれと同じ現象が大規模に起きます。阪神大震災の際にも港湾地区の工場が液状化現象に見舞われたと記憶しています。

と、いろいろ書きましたが、地盤改良をした業者さんの沈下保証はあるんですよね??http://www.conglo.co.jp/ms/jio.html
> 茶介さん

そもそも、いまお住まいの賃貸マンションは自費改修できるものなのでしょうか?
戸建て・マンションを問わず、構造物は個々のスペースの強度とは無関係に、構造体(建物)全体で耐震性能を発揮するよう作られていますので、構造躯体に影響を与えるような改修は認められるはずがないと思うのですが…。

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