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石原莞爾平和思想研究会コミュの民主主義と人権主義とは

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現在の憲法の核となるイデオロギーは、民主主義と人権思想です。この2つは同じもので、制度に注目すれば民主主義、内容に注目すれば人権思想で、どちらも200年前のフランス革命から有しています。民主主義・人権思想の他に平和主義を挙げる人もいましょうが、これは多分に政策的に便宜的なものです。

現に、憲法第9条は自衛隊によってなしくずし的に空洞化し、それでもなお自衛隊の極端な肥大化に対するヘッジとして機能しています。自衛隊は軍隊であるにもかかわらず、「自衛」の範囲に止まっています。航空自衛隊は爆撃機を所持で来ません。

陸上自衛隊は中長距離ミサイルを所持で来ません。海上自衛隊は航空母艦や戦艦を所持で来ません。「自衛」の範囲は、国際情勢の変化に応じて変えていますが、劇的な変化はないのが現実的でしょう。

一方、民主主義・人権思想は憲法の中核です。平和主義が政策的なものであるのに対して、民主主義・人権思想は日本国の最高イデオロギーです。その独善性・超越性は、戦前の天皇制イデオロギーより強いくらいです。

戦前、あれほど天皇制イデオロギーが強かったと言われながら、美濃部達吉氏の天皇機関説があるように、法律学者や法律の基礎教養のある知識人の多数は、保守革新の差もなく、天皇は法的には国家機関だと考えていたのです。

もちろん、国民感情としては信仰心のようなファナチックなものがありましたが、法的には、元首という国家機関に過ぎないのです。美濃部氏が、戦後明らかになるように、個人的には天皇に敬愛感を持っていますが、その美濃部氏ですら、天皇は機関だと言うのです。

Ifというのは歴史を語るに邪道ですが、もし、日本国が敗北せずに、かなり国力が残存する段階で講和に持ち込んでいたら、戦後改革は現実に日本人が体験したようなドラスチックなものにはなりませんが、戦後世界の国際情勢に応じた変化も迫られるでしょうから、もっと穏やかな「戦後改革」になっていたと思います。

その場合、天皇制にも、穏やかではあっても「戦後改革」の波は及ぶでしょう。「神聖にして浸すべからず」(大日本帝国憲法第3条)なんていうほどではなく、「日本国民は天皇を敬愛すべし」くらいにするとか。つまり、天皇制は、現在はもちろんのこと、旧体制が打倒されずに維持されたと仮定しても、超越的で根源的な至高至上の心理ではないのです。

一方、民主主義・人権思想はどうか。これは、単なる国家機関でしょうか、ある政権がたまたま唱えたスローガンなのでしょうか。いや、国家機関を超越し、個々の政権を超越した根源的真理、ということになっています。

これは、どんな憲法学者も、唯一人の例外もなく言っていることです。民主主義・人権思想に関しては、1人の美濃部達吉氏もいないのです。民主主義・人権思想というイデオロギーがどれほど強い超越性や独善性を持っているかわかるでしょう。

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