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MTG専門店 『夢屋』コミュの結果 第8回 夢屋杯 MTG編

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いつもYPR大会・夢屋杯へのご参加ありがとうございます。
夢屋杯主催の夢屋店員ダンと申します。

8回目を数えそろそろ常連の方々には認知されてきた感の出てきた夢屋杯の結果をご報告させて頂きます。

夢屋杯についてのご説明

夢屋杯は2ヵ月間に渡るYPR=夢屋ポイントランキングの上位7名、期間中に行われました夢屋杯トライアル優勝者4名に前回王者を加えた12名によるインビテーショナル形式の大会です。
MTGスイスラウンド4回戦の後、各人が指定したMTG以外の競技でプレイオフを行う形式となっております。

今期YPRは最高点こそ高くありませんでしたが平均値が高く総じて厳しいポイント争いになったと思います。

今回夢屋杯へ出場してくださったのはこちらの方々です↓

前回王者 61点 オオクラケンイチロウ様
1位 87点 コクマイヒロカズ様(モダントライアル優勝)
2位 81点 ヌマタススム様
3位 72点 ミハラケント様(スタンダードトライアル優勝)
4位 69点 ヤマモトショウタ様
5位 62点 アサミヒロシ様
5位 62点 ニシカワユウジ様
7位 45点 ヒロサワユウキ様
8位 25点 ニシタニヒロツグ様
9位 10点 アマノソウイチロウ様(レガシートライアルにて権利を獲得)
10位 5点 ホラグチケンイチ様(ヴィンテージトライアルにて権利を獲得)

当日欠場が出て11名での開催となりましたが初参加が3名もいて多くの人が夢屋杯に興味を持って頂けている実感があり主催としては嬉しい限りです。

さて、それでは夢屋杯本戦の内容に移ります。

夢屋杯スイスラウンドはMTG構築戦で行います。
スタンダード・モダン・レガシー・ヴィンテージの中からYPR上位のプレイヤーが好きなフォーマットを選択する変則ルールです。(※構築戦変則ルールはこちらを→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=5980317&id=77916567&comment_count=1

MTGラウンド 1回戦

現王者オオクラの第1回戦、相手はヴィンテージを除くフォーマットをまんべんなくプレイするYPR7位マルチプレイヤーヒロサワ。初参加のヒロサワにオオクラが指定したフォーマットはレガシー。自らの主戦場であるレガシーでオオクラが駆るのは当然長年の相棒青単マーフォーク!ヒロサワが持ち込んだのは白黒赤緑の《壌土からの生命》コントロール。相性的にはヒロサワ有利かと思われたがそこは巧みなカード選択とプレイングでカバーしオオクラが王者らしい堂々たる戦いで初戦を制した。

今期はしっかりと計画を立ててYPR1位を奪取し夢屋杯に挑むコクマイ、現状唯一の夢屋杯皆勤賞プレイヤーだ。対する10位ホラグチはヴィンテージトライアルを突破し夢屋杯出場を決めた。
フォーマット選択権を持つコクマイは生粋のエターナルプレイヤーであるホラグチに対して慣れていないであろうスタンダードを選択。
コクマイが今回使用するのは現スタンダードで最強の呼び声高いバントカンパニー!ホラグチはスタンダードのデッキを用意していなかったので店員謹製のネタデッキ「赤単バーンドラゴン風味」を渋々使用。
1-1に縺れ込み何気に接戦となった3ゲーム目だったが慣れない故に序盤やってしまったプレイミスが尾を引きコクマイが辛勝。

前回夢屋杯は学業に専念する為に欠場した第3・4回王者ミハラが学業に見切りをつけYPR3位で凱旋!1週間前に開催された夢屋杯トライアルスタンダードで見事優勝を飾り実力を見せつけたミハラ、対するは前回夢屋杯出場時には全てのフォーマットで赤単を選択した赤単ソムリエ・5位のアサミ、今回もこだわりの赤単が炸裂するのか!?
どのフォーマットの赤単ならやれるのか考えた末にミハラが選択したのはモダン。ミハラは以前と変わらず白黒トークン、サイドに採用された《オーリオックのチャンピオン》の存在を考えての選択か。アサミのデッキはやはりこだわりの赤単!《ボロスの反攻者》《怨馬》+《火山の乱暴者》のコンボを搭載したオリジナルチューンの赤単だ。
アサミのコンボ要素を手札破壊と除去で悉く潰しアサミが溜息を吐く程の完封でミハラが勝ち名乗りを挙げた。

王座を切望する男ヤマモト、多忙を極めるスケジュールの中何とかポイントを伸ばし出場に漕ぎ着けたものの以前程リサーチが出来ていないとのことでややMTGラウンドに不安を残す。
そしてそんなヤマモトに対するのは夢屋杯トライアルレガシーで参加権を得た9位アマノ。
情報の少ない相手にヤマモトが選択したフォーマットはスタンダード。デッキはバントカンパニーを激しくメタった白赤《紅蓮術師のゴーグル》コントロール、アマノはスタンダードデッキを用意していなかった為店員謹製のネタデッキ「テキストに追放単」の使用を余儀なくされる。
メタなど考えていないネタデッキに翻弄され1ゲーム目を落としたヤマモトだったが2・3ゲームを何とか連取し事なきを得た。

1回戦最後の卓はYPR5位ニシカワと8位ニシタニの対戦。ニシカワは前日まで使っていたバントカンパニーではなく意表を突く白緑トークン、ニシタニはバントカンパニーには相性が良いとされる赤単バーンを選択した。
1対1、もしくは本体のみを狙い撃ちして勝利を狙うバーンデッキにとって序盤から数の優位を取ってくる白緑トークンは非常にやりにくい相手、案の定矢継ぎ早に出てくるトークンの波を捌き切れず圧殺。ニシカワが危なげなく勝利。

2位ヌマタは不戦勝となった。

○王者オオクラ vs ●7位ヒロサワ
○1位コクマイ vs ●10位ホラグチ
○3位ミハラ vs ●5位アサミ
○4位ヤマモト vs ●9位アマノ
○5位ニシカワ vs ●8位ニシタニ
○2位ヌマタ 不戦勝


MTGラウンド 2回戦

王者オオクラの2戦目はレガシーでニシカワと激突!オオクラのマーフォークに対してニシカワはオムニテル。
マリガンをしながらも2ターン目に《Force of Will》を構えながらの《実物提示教育》→《引き裂かれし永劫、エムラクール》という完璧な動き。2ゲーム目も7枚キープから同じ動きでオオクラを引き裂きニシカワが華々しい金星を挙げた!

YPR1位のコクマイ、2度王座に就いたミハラを相手に選んだフォーマットはモダン。
黒緑感染で瞬殺を狙うコクマイと白黒トークンで盤面を固めにかかるミハラ。ミハラが隙を見せれば即座にゲームが終わってしまう組み合わせだがミハラのプレイは堅く揺さぶりを掛けられるカードも《思考囲い》でシャットアウトして盤石の態勢。
2ゲーム共にミハラが堅実に守り、デメリットが無いに等しい《苦花》が生み出す妖精達がコクマイのライフを削り取った。

1回戦不戦勝で運を味方につけているヌマタの初戦の相手はヤマモト。自信を持ってスタンダードを選んだがヤマモトのデッキはヌマタのバントカンパニーをメタってきたという白赤ゴーグルコントロール。
スタンダードを選ばれたことで思惑通りに事が運んで笑みの絶えないヤマモトだったがゲームが始まると自らの弱い引きに悩まされプラン通りにゲームを展開出来ない。何とか1ゲームとったもののバントカンパニーのデッキパワーを抑えきれずメタったはずのデッキにまさかの敗北。
ヌマタがデッキ相性を跳ね返し勝利を掴んだ!

上位を伺うには負けを重ねたくないアサミは相手をエターナル環境に慣れたホラグチだと判った上でレガシーを選択。これが吉と出るか凶と出るか。
アサミはレガシーでもこだわりの赤単!《焦熱の火猫》《ボール・ライトニング》を採用した1枚当たりのダメージ量を重視した形のスライだ。ホラグチは弱点の少なさが利点の白黒緑コントロール「The Rock」。
マナトラブルに見舞われたアサミをホラグチが容赦なく手札破壊で攻め立て何とか送り出した火猫には《剣を鍬に》で農場送り、《闇の腹心》齎すアドバンテージがアサミを押し潰した。
2ゲーム目は《闇の腹心》《ヴェールのリリアナ》へ対処を迫られガス欠に陥ったアサミをホラグチの《殴打頭蓋》が後押しする。アサミが放つ乾坤一擲の《発展の代価》も届かずこだわりと共に散った。

8位ニシタニは数少ないフォーマット選択の機会を得てアマノにスタンダードを被せる。予想されたことではあるが借り物デッキを狙い打たれ絶体絶命のアマノ、何とか巻き返しを図りたいが1回戦で敗れたとはいってもニシタニの赤単バーンは甘い相手ではなくあえなくストレート負け。
「もうスタンダードは疲れた・・・」
そう言い残し会場を去るアマノに掛けられる言葉は多くはなかった。

このラウンドでの不戦勝はヒロサワ。オオクラとの戦いの傷を癒し英気を養う。

●王者オオクラ vs ○5位ニシカワ
●1位コクマイ vs ○3位ミハラ
○2位ヌマタ vs ●4位ヤマモト
●5位アサミ vs ○10位ホラグチ
○8位ニシタニ vs ●9位アマノ
○7位ヒロサワ 不戦勝


MTGラウンド 3回戦

思わぬ敗北を喫した王者オオクラ、次の相手は曲者ヤマモト。自分のデッキは熟知されている事は承知の上でレガシーに命運を託す。
オオクラの得意デッキは調査済みのヤマモトはマーフォーク対策に《至高の評決》3枚体制の白青赤奇跡。
読みは完璧、しかし引きが芳しくないヤマモト。《師範の占い独楽》→《税収》→《独楽》→《溢れかえる岸辺》→《独楽》と最大限山札を確認するが視界に入ってくるのは土地ばかり、最終的にはフェッチ無しの土地3枚という悲惨な有様で天を仰いだ。
オオクラが王者故の包囲を受けながらも勝利を掴み2連覇への弾みをつけた。

プレイオフで良いポジションを得るためにはもう負けられないコクマイはアサミとの対戦でモダンの赤単と戦うことを選択する。
黒緑感染を使うコクマイは赤単相手にはキラーカードとなる《ファイレクシアの十字軍》での一点突破を狙う。
しかしコクマイが黒緑感染を使うだろうと予想を立てていたアサミは対策万全、《四肢切断》でコレに対処する。感染クリーチャーが尽きたところを狙って《ボロスの反攻者》+《火山の乱暴者》で一気に勝負を決め先取。サイドボード後も一部の隙も無い対策を見せアサミが連取、フォーマット被せの読み合いが過熱する一戦となった。

不戦勝に続き不利なマッチアップを被せられても撥ね退け勢いに乗るヌマタ、未だモダンでしか対戦をしていないミハラに自信のあるスタンダードを被せる。
王道バントカンパニーのヌマタ、そしてミハラもバントカンパニー!!
同系対決となった対決でミハラは奇策を炸裂させた!《老いたる深海鬼》を潜ませていたのだ!この予想外のカードで計算を狂わされたヌマタはミハラの攻撃を凌ぎ切れず轟沈。
ミハラが誰もが唸る技ありの勝利を挙げた。

スタンダード→レガシーとプレイしてきたニシカワはこのラウンドではモダンを選択。ヒロサワはフォーマットを聞いた瞬間表情を曇らせる、直近のモダン大会でニシカワと対戦し敗れているのだという。そしてデッキもその時と同じナヤバーンのニシカワvsSuper Crazy Zooのヒロサワという図式。
自らライフを減らしてしまうSCZではナヤバーンの軽量クリーチャー&火力はやはり耐え切れず前回の対戦をなぞるかのような結果となりニシカワがMTGラウンド全勝に大手を掛けた。

3回戦最後の卓は8位ニシタニvs10位ホラグチ。どのフォーマットを選択するかニシタニが苦悩しながら選んだのはレガシーだった。
1回戦で公開された今回の貸出用デッキの内容を見て自分のデッキでは分が悪いのではないかという判断を下したニシタニが赤単バーン、エターナルを主戦場とするホラグチは2回戦でも使用したアブザンカラーのThe Rock。
普段レガシーをプレイしていないニシタニが相手の戦場に飛び出すのはリスクが大き過ぎたかホラグチが《殴打頭蓋》でしっかりをライフを守り切り2-0で完封勝利。

○王者オオクラ vs ●4位ヤマモト
●1位コクマイ vs ○5位アサミ
●2位ヌマタ vs ○3位ミハラ
○5位ニシカワ vs ●7位ヒロサワ
●8位ニシタニ vs ○10位ホラグチ


MTGラウンド 4回戦

MTGラウンド最終戦で王者オオクラは2位ヌマタと対戦。王者オオクラはここでフォーマット選択に苦悩する、ヌマタはMTGラウンドでの有利を作る為YPRの順位を上げられるだけ上げたうえでレガシーは王者をしっかりと対策していると豪語する。それを知っているからか自らの主戦場レガシーを選ぶことを躊躇っているのだ。長考の末選んだフォーマットはモダン。
最近よく使用している同盟者で最終戦に臨む王者、ヌマタは王者のこの選択も予想の範囲内だったのかモダンのデッキは親和。
デッキ選択の時点で相当な有利を築いているヌマタの親和が爆発的な動きを見せ王者を圧倒!回避能力を持つクリーチャーに《頭蓋囲い》を装備させ一瞬にしてライフを消し飛ばした。
ヌマタはMTGラウンドを3-1の好成績で駆け抜けプレイオフに臨む。
しっかりとした対策を立てられ2-2という不本意な結果となった王者オオクラ、プレイオフでの巻き返しはなるか?

2・3回戦とモダンで手痛い敗北を喫したコクマイ、最終戦は自信がないと言いながらもスタンダードを選択。バントカンパニーを対策した白赤ゴーグルを使いながら2回戦ではそのバントカンパニーに敗れたヤマモト、コクマイの使用デッキもバントカンパニーなので今回は相性の良さを活かしたい所。
しかし1ゲームこそ想定通りの勝ち方が出来たもののその後マナフラットに見舞われ万事休す。
土地の詰まったヤマモトに軽量クリーチャーを戦場に並べ勝利を掴んだコクマイが2-2でMTGラウンドを終えプレイオフに備える。
これまでの夢屋杯ではMTGラウンドで猛威を振るってきたヤマモトだったが今回はデッキ相性の良いマッチアップを連続で落としまさかの1-3で折り返しとなった。

MTGラウンド全勝対決。MTGラウンドを全勝出来ればプレイオフで圧倒的優位に立てるので最終戦とはいえ気が抜けない両者。フォーマット選択権を持つミハラはレガシーをぶつける!
ミハラは夢屋杯用に調整を施したメインに《僧院の導師》を採用し《相殺》を抜いたオリジナルチューンの「奇跡」デッキ、ニシカワは王者オオクラを下した「スニークショー」。
ここでもニシカワは絶好調!カウンター合戦を制しメンターの攻勢を撥ね退け全勝を守った。
1ゲームは取り意地を見せたミハラだったが押し寄せるマストカウンターの嵐を凌ぎ切れなかった、しかしMTGラウンドを3-1で折り返し前人未到である3度目の王座に大きく前進した。

ここまでモダンとレガシーで赤単を使い赤単ソムリエらしさを見せてきたアサミはスタンダードを選択。ニシタニのスタンダードは赤単バーンなので漢の赤単対決かと思いきやアサミのデッキは白赤緑のドラゴンデッキ!
このまさかの裏切りに動揺を隠せないニシタニにバーンデッキへのキラーカード《龍王ドロモカ》を有するアサミが接戦を制し2-1で勝利をもぎ取りMTGラウンドを2勝2敗の五分に持ち込みプレイオフへ。
今回は1-3と振るわなかったが普段プレイし慣れているスタンダードだけでなくモダン・レガシーと範囲を広げ確実に実力を上げてきているニシタニ、プレイオフでの逆転劇に期待したい。

今回初めてのフォーマット選択権でスタンダードを選択したヒロサワ、今回持ち込んだデッキは黒緑昂揚。最終戦の相手となるホラグチは借り物赤単。
地力こそ大したことないものの想定とは違ったデッキであろう赤単相手に苦戦したヒロサワだったが慣れぬフォーマットで誤魔化しきれないミスを犯したホラグチの弱みに付け込み何とか2-1で勝利。
不戦勝を含めた2勝2敗でプレイオフに進むヒロサワ、不戦勝を貰った故の順位的優位を活かせるか?
借り物デッキで挑んだスタンダードでは苦杯を舐めたがホラグチだったが主戦場レガシーで2勝を挙げYPR最下位からの下剋上を狙う。

●王者オオクラ vs ○2位ヌマタ
○1位コクマイ vs ●4位ヤマモト
●3位ミハラ vs ○5位ニシカワ
○5位アサミ vs ●8位ニシタニ
○7位ヒロサワ vs ●10位ホラグチ


今回は夢屋杯始まって以来初の一度も違うフォーマットでの対戦が発生しなかった大会となりました。フォーマット差の有利不利が明確に出る事が認知されてきて順位によるフォーマット被せに対抗する為に参加者の方々が色んなフォーマットをプレイするようになってきたのでこういう状況になったようです。
夢屋の大会に沢山参加されているプレイヤーが出場するイベントだけにお互いのデッキ・手の内を読み合う場面も多く見られ招待制らしい対戦・選択が繰り広げられていました。

これでMTGラウンドが終了。
スイスラウンド終了時点での順位は以下の通りです。

1位 4-0 ニシカワユウジ
2位 3-1 ミハラケント
3位 3-1 ヌマタススム
4位 2-2 ヒロサワユウキ
5位 2-2 オオクラケンイチロウ
6位 2-2 アサミヒロシ
7位 2-2 コクマイヒロカズ
8位 2-2 ホラグチケンイチ
9位 1-3 ニシタニヒロツグ
10位 1-3 ヤマモトショウタ

プレイオフ編に続きます。

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