○○公開中です○○
東京芸術大学 大学院 映像研究科
映画専攻 第６期 修了作品展
渋谷ユーロスペース
６／２〜６／１５
毎日21時〜 レイトショー
当日券 900円
○○アクセス http://
「インビジブルモンスター」
「ソクラティック・ラブ」
「虚しいだけ」
「ユートピアサウンズ」
公式サイトをご覧ください http://
各映画上映後、出演者や監督による舞台挨拶、対談等あります。
予告編はこちら http://
映画監督・評論家のコメントが読める公式サイトはこちら
http://
GEIDAIFILM6th公式twitterアカウントより
"@GEIDAIFILM6th: 上映４作品に対して、映画監督、映画評論家、映画プロデューサーの方々からコメントを頂いています。石井裕也、北小路隆志、黒沢清、瀬田なつき、外川康弘、諏訪敦彦、筒井武文、松江哲明、万田邦敏（あいうえお順、敬称略）。全文はサイトとパンフで！"
○○ご来場お待ちしております○○
東京芸術大学 大学院 映像研究科
映画専攻 第６期 修了作品展
渋谷ユーロスペース
６／２〜６／１５
毎日21時〜 レイトショー
当日券 900円
○○アクセス http://
「インビジブルモンスター」
「ソクラティック・ラブ」
「虚しいだけ」
「ユートピアサウンズ」
公式サイトをご覧ください http://
各映画上映後、出演者や監督による舞台挨拶、対談等あります。
予告編はこちら http://
映画監督・評論家のコメントが読める公式サイトはこちら
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GEIDAIFILM6th公式twitterアカウントより
"@GEIDAIFILM6th: 上映４作品に対して、映画監督、映画評論家、映画プロデューサーの方々からコメントを頂いています。石井裕也、北小路隆志、黒沢清、瀬田なつき、外川康弘、諏訪敦彦、筒井武文、松江哲明、万田邦敏（あいうえお順、敬称略）。全文はサイトとパンフで！"
○○ご来場お待ちしております○○
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コメント(7)
本日21時〜「ソクラティック・ラブ」上映です
○ 上映後、 映画評論家 北小路隆志さんと、芸大監督4人のトーク予定されています ○
STORY }
売れないお笑い芸人のヒロ（スズキジュンペイ）は、編集者のカノ（大谷英子）と同棲している。ヒロはライブの出演が減り、先輩芸人の里山（吉岡睦雄）に連れ回され、次第にカノとすれ違っていく。カノは、絵本作家の神沼（大須賀王子）にインタビューに行き、「メロディの王様」という絵本を手渡される。そこに描かれた王様と死別する姫の悲劇は、神沼とその妻みず（森田亜紀）の破局を示していた。それを読んだカノはヒロを王様に重ね、ヒロは姫にカノを思い浮かべ、ハッピーエンドを想像する。絵本と現実がまざりあうとき、運命は変わる…。ポップでカラフルな新世紀のラブストーリー。
{ COMMENT }
たぶんこんな映画は見たことないと思われるだろう。お笑い芸人の悲哀を描いたコメディとして出発しながら、いつしか笑いが凍りつき、思ってもみないメルヘンへと駆け昇る。つまり演技で真実を覆い隠している男が出口なしの状況に追い込まれる話だ。主要な５人の男女（道化師役のスズキジュンペイをはじめ全員が好演！）がパステルで描かれては直され、色が変わっていくような臨場感をもたらす。それは絵本作家の物語が現実に侵入してくるからでもある。早坂亮輔はいつの間にこんな多彩な演出術を身に着けたのだろうか。
（筒井武文/映画作家・東京藝術大学教授）
卒業（修了）制作は映画作家としての所信表明だと思っています。ぎこちない時代のぎこちない男女の「再会」を、歌と絵本というシンプルなモチーフを使って描いたこの映画は、とても爽やかでした。俳優の方々がすごく良かったです。あと、松井君の撮影も。
（石井裕也/映画監督『川の底からこんにちは』『ハラがコレなんで』）
出てくるみんな、ものすごく軽やかに、空回って、加速して、逸脱して、交錯して、飛躍して、気がつけば、歌まで歌ってる。困ってるのに、幸せそうで、フレームの外まで作り手のいろんなおもいが溢れかえる大胆でチャーミングな、唯一無二の映画です。
（瀬田なつき/映画監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』）
「対話」の哲学者ソクラテスによれば、あらゆる真実が人と人との交わり（対話）から産まれる。ピンのお笑い芸人、片割れを欠き発情する彼の先輩、破局を迎えつつある２組のカップル。地に足のつかないスラップスティックな人々が対話相手を求めて夜の街を彷徨い、結局は元の鞘に収まる予定調和に顔をしかめずにいよう。これでいいのだ。ソクラテスの「対話」は「助産術」であり、そこから「愛」（真実）が嘘のようなあっけなさで産まれ落ちる。
（北小路隆志/映画評論家）
○ よろしくお願いいたします ○
○ 上映後、 映画評論家 北小路隆志さんと、芸大監督4人のトーク予定されています ○
STORY }
売れないお笑い芸人のヒロ（スズキジュンペイ）は、編集者のカノ（大谷英子）と同棲している。ヒロはライブの出演が減り、先輩芸人の里山（吉岡睦雄）に連れ回され、次第にカノとすれ違っていく。カノは、絵本作家の神沼（大須賀王子）にインタビューに行き、「メロディの王様」という絵本を手渡される。そこに描かれた王様と死別する姫の悲劇は、神沼とその妻みず（森田亜紀）の破局を示していた。それを読んだカノはヒロを王様に重ね、ヒロは姫にカノを思い浮かべ、ハッピーエンドを想像する。絵本と現実がまざりあうとき、運命は変わる…。ポップでカラフルな新世紀のラブストーリー。
{ COMMENT }
たぶんこんな映画は見たことないと思われるだろう。お笑い芸人の悲哀を描いたコメディとして出発しながら、いつしか笑いが凍りつき、思ってもみないメルヘンへと駆け昇る。つまり演技で真実を覆い隠している男が出口なしの状況に追い込まれる話だ。主要な５人の男女（道化師役のスズキジュンペイをはじめ全員が好演！）がパステルで描かれては直され、色が変わっていくような臨場感をもたらす。それは絵本作家の物語が現実に侵入してくるからでもある。早坂亮輔はいつの間にこんな多彩な演出術を身に着けたのだろうか。
（筒井武文/映画作家・東京藝術大学教授）
卒業（修了）制作は映画作家としての所信表明だと思っています。ぎこちない時代のぎこちない男女の「再会」を、歌と絵本というシンプルなモチーフを使って描いたこの映画は、とても爽やかでした。俳優の方々がすごく良かったです。あと、松井君の撮影も。
（石井裕也/映画監督『川の底からこんにちは』『ハラがコレなんで』）
出てくるみんな、ものすごく軽やかに、空回って、加速して、逸脱して、交錯して、飛躍して、気がつけば、歌まで歌ってる。困ってるのに、幸せそうで、フレームの外まで作り手のいろんなおもいが溢れかえる大胆でチャーミングな、唯一無二の映画です。
（瀬田なつき/映画監督『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』）
「対話」の哲学者ソクラテスによれば、あらゆる真実が人と人との交わり（対話）から産まれる。ピンのお笑い芸人、片割れを欠き発情する彼の先輩、破局を迎えつつある２組のカップル。地に足のつかないスラップスティックな人々が対話相手を求めて夜の街を彷徨い、結局は元の鞘に収まる予定調和に顔をしかめずにいよう。これでいいのだ。ソクラテスの「対話」は「助産術」であり、そこから「愛」（真実）が嘘のようなあっけなさで産まれ落ちる。
（北小路隆志/映画評論家）
○ よろしくお願いいたします ○
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