ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

自由ベトナム臨時政府mixi日本コミュの進歩的学者、左派系知識人による錯誤

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ベトナム戦争は結果として、北ベトナムの巧妙かつ執拗なゲリラ戦とフロパガンダ戦、その戦いを後方で支援した旧・ソ連・中共軍の軍事支援
が功を奏し逆に南ベトナムでは政局がなかなか安定せずクーデターや内乱が頻発し北の工作員掃討作戦においても南ベトナム政府軍と米軍の行きすぎが逆に敵側(共産側)に有利な状況を作り出してしまった。


アメリカの介入は「ドミノ理論」からであったが、たしかにラオス・カンボシアが共産化したにしろ、アジア全体の共産化にはいたらなかった。
これを以て取り越し苦労とする見方もあるが、では、「ドミノ理論」がまったくのナンセンスな論議だったとは言えない。当時のアジアは中国革命や朝鮮戦争はもとより、マレーシアでは共産ゲリラに悩まされインドネシア共産党も中国共産党につぐ勢力にありスカルノの容共政策でインドネシアもスハルトがいなければかなり危うい状態であった。
逆にアメリカがベトナムで10年間持ちこたえたからほかのアジア諸国が共産化を免れたとする考え方もある。

アメリカの介入が失敗したのは、メディアの印象操作と国内を「平時」の状態に放置して宣戦布告せずに戦争を開始した点からで、この為になんの報道管制すら出来ずに、テレビで写される悲惨な現場の映像のみが洪水のように流され、結局、厭戦・反戦ムードに溢れてしまったと指摘することが言われている。

さて、解放戦線の実態については何回か書いたので割愛する。


第二次大戦後のアジア・アフリカにおける民族主義の高まりについては疑いの余地のない話だが、しかし共産主義者が武力を以て思想の違うものを排他して独立という名で戦争を挑発するというのは、これは一般にいう独立運動というよりむしろ民族独立の鎧を纏った実質的な共産革命に他ならない。

インドシナにおける民族の植民地支配からの独立はフランスが撤退してジュネーブ協定が締結された時点で一応は達成を見たはずで、負の部分として分断を余儀なくされたが、だからといって分断側の一方が特定の政治思想・政治信条に基き戦争を挑発してまで自らの主張を通すというのが正しい選択であったのかというのも未だに疑問である。


南ベトナムには、1955年の建国以前、第二次大戦終結からしばらくはフランス植民地主義者の目ざとい再上陸や傀儡政権の樹立などの混迷期があり、民衆の支持もなかった。しかし、共産主義者の一方的な統治に反対した資産家や地主・カオダイ教やホアハオ教などや植民地時代からいたクリスチャンなどが数多く結集した。彼らはソビエト・中共に対してアメリカや西欧と同盟した。彼らとて立派なベトナム民族である。ゴ・ジン・ジェムも強権政治で評判こそ良くなかったが、若い頃は民族主義の高まりと共に反仏闘争に挺身した筋金入りの愛国・民族主義者であった。また、反ジェムだったのは反共、民族主義者であり、共産主義者ではなかった。


アメリカのアジア政策および戦争状態による介入が共産主義の浸透、拡大の阻止に貫かれていたのはいうまでもないが、結局それだけに終始して、現地の民族独立や自決権には関心がなかったのではないかというものもいる。しかしアメリカは現に第二次大戦後はヨーロッパが第二次大戦で疲弊した本国の経済情勢を立て直すため植民地を囲いこんで経済を立て直す政策に反対したし、反共のためならどこにでも問答無用に傀儡政権を樹立させてきたとかいうのは誤解である。

ベトナムに例をとれば民族主義・独立運動に偽装された北ベトナム労働党(共産党)の実質上の指令による共産革命・赤化統一とその勢力に乗っ取られた解放戦線(ベトコン)による破壊活動の進展の警戒のため、彼らの背後にいたソ連・中共に対抗して軍事・政治の両面についてテコ入れしたにすぎない。フランスが長らくフランス人の既得権益のために植民地化して肝心のインドシナの民衆に教育や政治のインフラや軍事政策を教えてこなくしたため、アメリカはフランス領インドシナに換わったフランス傀儡政権(コーチシナ共和国およびバオダイベトナム国)を追放・刷新して、国際共産主義の浸透に闘うため、フランス傀儡政権にかわり、政治軍事の両面からテコ入れしたにすぎない。
しかもそれは冷戦が崩壊する以前の話である。
また、アメリカが直接軍事介入に踏み切ったのは南ベトナム各地で深刻なテロ活動とゲリラ活動が激化した1962年以降であった。

そしてテロやゲリラ活動を挑発していた反政府組織は北の共産主義者に組織ごと利用されることになる。共産主義の脅威もさることながら、一連の暴力やテロリズム、ゲリラ活動から破壊活動を防止して、自由を維持することは不可解なことではなかった。

共産主義解放戦争の意義は欺瞞に満ちていることを付しておきたい。


【参考・引用文献】


「ベトナム解放戦争の欺瞞性」ベトナム共和国 1965年

「悪魔祓いの戦後史」稲垣武著

「正論を拓く」鹿内信隆 産経新聞社

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

自由ベトナム臨時政府mixi日本 更新情報

自由ベトナム臨時政府mixi日本のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング