エアアジア(LCC)コミュのエアアジア X (AirAsia X)

エアアジア X (AirAsia X)は、マレーシアの格安航空会社（LCC）であり、中・長距離路線を運航している、エアアジアの関連会社である。
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フライ・アジアン・エクスプレス [編集]2006年、マレーシア航空の経営再建の為、国内ローカル路線96路線がエアアジアに移管された。ボルネオ島のサラワク州及びサバ州のローカル路線の運航の再委託先として、同年8月1日にフライ・アジアン・エクスプレス (Fly Asian Xpress Sdn Bhd, FAX)が設立され、約40路線が運航されていた。

2007年4月11日、エアアジアCEOのトニー・フェルナンデスが、同社の運航する路線をファイアフライへ移管させる提案をした。同年9月30日、フライ・アジアン・エクスプレスは全ての路線の運航を終了した。翌10月1日よりマレーシア航空が設立した子会社、MASwings が全ての路線を引き継いだ。

2007年10月、社名をAirAsia X Sdn Bhdへと変更した。

エアアジア X [編集]2007年1月5日、「AirAsia X」のブランド名で、国際長距離路線に参入すると発表した。2007年8月、ヴァージン・グループが20%の株式を取得、2008年2月、オリックスが10%の株式を取得した。

2007年11月2日、クアラルンプールからオーストラリアのゴールドコースト間に初就航した。2008年2月には中国の杭州へ就航した。2008年10月に新規機材が納入され、2008年11月からオーストラリアへの就航都市が増加した。アブダビ国際空港を中東地域のハブ空港とし、アブダビからはサウジアラビア（ジッダ）、エジプト、ヨルダン、イランへ就航させる計画がある。

2010年12月9日からクアラルンプール - 東京（羽田）間に就航した。東京国際空港（羽田空港）へのLCCの乗入はこれが初めてである。

就航都市 マレーシア

クアラルンプール : 本拠地
日本

東京/羽田[5]
韓国

ソウル/仁川[6]
中国

杭州、天津、成都
中華民国（台湾）

台北/桃園
オーストラリア

ゴールドコースト、パース、メルボルン
ニュージーランド

クライストチャーチ　
インド

デリー、ムンバイ
イラン

テヘラン
イギリス

ロンドン/スタンステッド
フランス

パリ/オルリー
就航計画下記の都市に就航させる計画がある[7]。又、インドへの就航を積極的に進めている。

アジア
アムリトサル、清州、西安、瀋陽、武漢
北米
ニューヨーク
オーストラリア
アデレード、ニューカッスル、シドニー
欧州
ニース、マンチェスター、プラハ、モスクワ
中東
バーレーン、ドバイ、シャールジャ
日本 [編集]日本への就航は2008年末を予定していたが、先延ばしとなっていた。2010年12月9日、エアアジア Xは正式にクアラルンプール-東京/羽田に就航した。就航記念として、座席数限定で本体価格片道99リンギット、5,000円の航空券がインターネット販売された。福岡、大阪、札幌への就航も計画している。

有料サービス事前座席指定は25リンギット、足元の広い「Hot Seat」は100リンギット
預け手荷物は30リンギットから
機内食は15リンギット マレーシア料理、多国籍料理、ベジタリアン料理、お子様料理から選択可能
毛布、枕、アイマスクなどを含む「快適キット」は25リンギット
ビデオ、オーディオのポータブル・プレイヤーを35リンギットで貸し出す。
Premium Seats[14] という、ビジネスクラス相当の座席のサービスがあり、ライフラットのベッドになる。事前座席指定、優先チェックイン、優先搭乗、機内預け荷物の優先、機内食、枕と毛布のサービスがある。料金はエコノミーの約2-3倍である。
2011年5月3日以降の予約については燃油サーチャージを徴収している[15]。
所有機材 [編集]エアバスA330-300（377席） 9機（エコノミークラスが3-3-3アブレスト（9席）であり、通常より座席数が多い）
同型機を25機発注している。
エアバスA340-300（327席） 2機
エアバスA330-200（3機を発注、2014年就航予定）
エアバスA350-900（10機を発注、2016年就航予定）
1.^ MASWings commences services from 1 October 2007
2.^ マレーシア航空子会社、サラワク・サバ州拠点に10月1日から運航へ
3.^ オリックス、マレーシア格安航空に資本参加(日経新聞)
4.^ 羽田初の格安航空　エアアジア、9日就航産経新聞 2010年12月8日
5.^ 格安航空大手、12月9日に羽田―マレーシア就航 - 日本経済新聞
6.^ 格安航空エアアジア、11月に韓国就航 朝鮮日報
7.^ エアアジアX、増便や新規乗り入れで事業拡大へ マレーシアナビ！
8.^ 果敢に羽ばたくエア・アジア 日経ビジネス
9.^ 格安航空エアアジア、米国乗り入れを検討 来年にもNYまたはニュージャージー州に マレーシアナビ！
10.^ エアアジア、来年ソウル・シドニーへの就航を予定 AsiaX News
11.^ エアアジアX、来年にも仏ニースに就航予定 マレーシアナビ！
12.^ マレーシアのLCCエア・アジアX、12月に羽田―クアラルンプール線就航 - 日本経済新聞
13.^ AirAsia X In-flight entertainment
14.^ Premium Seat airasia.com
15.^ AirAsia to introduce fuel surcharge on 3 May
16.^ Air Asia X A330 - SeatPlans.com
関連項目格安航空会社
エアアジア
外部リンク [編集]AirAsia X
AirAsia（日本語） （航空券予約・購入）