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ピックアップ①

広東語は中国南部の広東省を中心とした地方で話されている方言であり、返還後でも香港人の殆どは広東語を母国語としています。残念ながら日常生活の中、北京語の使用はまだまだ僅かですね。主な理由としては複雑な歴史背景より語らないといけませんが。。。

さて、それはさておき、もっと面白い話をしましょうかね。

今年、香港の新年は基本的に２月１日から2月３日までです。新年のお休みは、毎年変わります。でも、大抵１月２９日からお休みを取って海外旅行とか、一家の団欒とか、香港の新年会のお祝いをする香港市民が圧倒的に多いです。

1 Feb Lunar New Year's Day
2 Feb Second day of Lunar New Year
3 Feb Third day of Lunar New Year

ピックアップ②

今日はとりあえず、新年の雰囲気が漂っている写真をアップロード致します。

皆さん、日本の陰陽道の五行説について、聞いたことがありますか。

今年は虎の年と言われていて、2022年の干支は寅年です。寅は十二支の一つで、十二支の中で3番目に数えられています。 “寅”は動物の“虎”に相当します。

Happy Chinese Year 2022やら、新年快楽やら、Happy new year to you tooといった言い回し、もはやありがちな新年のご挨拶として、ローカルの人々の間に何百年前からずっと定着しています

皆様、お菓子ばかり入っている箱というか、ごうしはなんですか。ご存知でしょうか。それは”賀年全盒”と言います。謹賀新年という日本語は皆さんよくご存知であろうと思いますが、広東語の賀年の意味を当ててくださいね。

それでは、 ”賀年全盒”とは、香港の旧正月のお祝いに食べるお菓子などを入れる伝統な箱や、合子（ごうし）です。全盒には、十全十美(完璧で美しいこと)という意味もあります。日本の新宿のあたりでも香港風の”賀年全盒”が売っていると思っています。

　“全盒”は、日本のおせちと同じく縁起が良い物です。２０２２年良い一年になりますように、その中へ縁起の良いお菓子や食べ物をたくさん入れておきます。

●瓜子:お金を掴み取る（抓る）(瓜子を取る時の仕草が似ている)
●白い糖莲子:子供に恵まれます。
●金色のコイン型にしたチョコレートや、赤いパッケージのお菓子などを入れ込むことによって、家族全員は運気を引き上げて、豊かで幸せな生活を過ごしたいという意味です。

ピックアップ③

香港の友人から送ってもらった町中のコンビニエンスストアですが、イタリア製の金色のチョコレートが非常に有名らしくて、皆様、イタリア旅行に行かれた折に、現地で食べたことがありますか。そういえば、なぜヨーロッパ系のお菓子は結構香港の旧正月の縁起物として定着していますね。ずっと謎のままです。なぜだ。。。。

まさか香港のセブンイレブンにヨーロッパ系の旧正月の縁起物は新年の定番だっただろうか。
なぜですか。

長年日本で武勇伝と奮闘記を書きながらも、小生は未だに浅学非才の身でして、今すぐ謎解きは出来かねます。大変申し訳ございません。。香港の旧正月なのに、なぜ中国系のお菓子だけじゃないんだろう。

今度こそ、全身全霊、謎解きを頑張って参りたいと思います