ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

鈴木歯科医院 in 沼袋コミュの矯正、歯並びに関するトピヽ(゚∀゚)ノ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「なぜソコに歯が並ぶのか!?」
と考える人間は少ないかな?
なぜだと考えますか?
決して歯は好き勝手に並ぶものではありません。
それなりの理由があります。
それを考えることによって、歯並びが悪い、良い事を初めて理解できるでしょう。

歯は何のためにあるのでしょう?
そう、それは、物をかむために、喋るために、顎を発育するためにあります。
物をかむために→後で少し詳しくw
喋るために→発音に関して
顎を発育するために→上顎洞をはじめとする副鼻腔の発達に関係あります。

物を何気なく咀嚼、噛んでいますが、誰しも飲み込むまでに何回かは咀嚼します。大体20〜40回程度でしょうか。一回噛んだ食物はほっぺた側(頬側)と舌側に落ち、それをまた歯の上に乗せることによって咀嚼を繰り返します。いきなりですが、歯の傾きについてのお話をします。自分の指で歯の噛む面(咬合面)を触ってみてください。少しベロ寄りに傾いているのが分かります。その理由は舌の力です。先ほど、咀嚼の際に頬側と舌側に食べ物が落ちると話しましたが、では、頬の筋肉とベロの筋肉、どちらがより強いと思いますか?答えは舌です。だって、色々動く上に、結構な力あるでしょ?ということは、歯で物を噛み砕き、また咬合面に乗せ、咀嚼をする際により動く舌側に食べ物が落ちた方が、咀嚼がしやすいですよね。加えて、歯と歯との接触点の位置。学生で分からない人が多いんですが、これも同じ理由で説明できます。食べ物は咀嚼の際に舌側により落ちた方が良い、ということは、接触点は頬側寄りにあるわけです。

この様に機能に対して生体は応答していることが分かります。
では、歯のはえる場所について・・・

歯並びの悪い人は、小さな頃からの不十分な咀嚼機能と、習癖(ベロの癖や物を加える癖、口呼吸など)、歯の生え方が問題だと考えられます。ちゃんと物をかむことによって、歯は噛みやすい所にはえます。歯並びの悪い人はみな噛む力が小さいです。普通の人と比べ、1/10程度に下がっています。それでは咀嚼という機能がまったく働いていません。これは歯学の話になりますが、人間の噛む力はほぼ体重と同じといわれています。それに対して、矯正するときにつけるワイヤーの力、これは約400g程度です。どっちが強いですか?噛む力の方が強いですね。よって、咀嚼機能を改善することによって、歯は綺麗に並ぼうとします。なぜなら、綺麗な歯並びが力学的にも調和のとれた並び方をしているからです。ですから、私の矯正治療は機能回復が主体になります。それはあと戻りという現症にも寄与します。一般的に矯正後は、矯正にかかった時間より少し多めの固定装置(保定)を用います。確かに、歯肉の繊維があと戻りに関与するとの報告もありますが、正常に咬合して歯根膜(歯の根っこの表面にあり、歯の移動や噛む力を司る)が機能することが一番のあと戻り防止となると考えられます。だって、毎日噛んでいて、矯正するには十分な力で影響するわけですからw よって、正常の噛む力を取り戻すことによって、あと戻りはしにくくなるわけです。当院ではゴムチューブやクリップなどを使って、口のまわりの筋肉の鍛え方、歯根膜の刺激などの療法に努め、良好な予後を得ることが出来、患者さんからも良い笑顔での答えが返ってきます。

少し長くなったので、このことを話して最後にします。

歯の生え方から八重歯へ!?
人種はモンゴロイド、コーカソイド、ネグロイド(ニグロイド)とに別れていることは以前教わったかと思います。私達日本人はモンゴロイド、白人はコーカソイド、黒人はネグロイドに分類されます。この人種による歯並びのクセが実はあります。モンゴロイドには八重歯、ネグロイドには正中離開(前歯の間が少し空いている)と。そう、八重歯は日本人を含むモンゴロイドが特徴とする歯並びです。それはモンゴロイドの歯の生え方が特徴的だからです。八重歯になる犬歯(前から3番目の歯)の生えるのが遅いから、ということです。昔の日本ではこの八重歯がカワイイとかありましたが、欧米化した今となってはあまり受け入れられないのが現状でしょうか。対策としては、大人の犬歯が生えるスペースを確保することと、乳歯の晩期における生え替わり防止につきます。これについては、親御さんが気をつけるよりも、歯医者が気にとめなければ
いけません。特に、女子における成長期は11〜14歳と早く、この時期までには歯並びに問題がある場合には適宜修正が必要になります。怠れば、大人になり、歯並びが悪くなることが容易に想像できます。

ここらへんで( ´ー`)フゥー...

コメント(2)

−噛むことの重要性−

よく、最近の若者はものを良く噛まない、飲み込んでします、噛まなくてもいい柔らかいものばかり食べていると言われているのを耳にしたことかと思います。
自分の言えたクチではありませんが(;´Д`)
結果的に顎が小さくなって歯が並びきらないという話を。
そのエビデンス(根拠)は?

上に載せた写真、これは大人の下あご、前から4番目の歯を顎ごと切って横から見た写真です。
ほっぺた側(頬側)とベロ側(舌側)が分かります。
頬側の方が骨が薄いですね。
そして、赤の矢印が噛んだときの力のかかる方向です。
よくよく歯の下の骨を見ると、少し骨が密な状態になっているのが分かりますか?
これは、噛む力が顎に伝わることによって、骨が緻密になっているのです。
それは生体からしてみたら、噛む力が強く、支える骨がなかったら歯が沈んでしまいますよね?
もちろんそんなことは起きませんがw
ですが、力が加わることによって、顎の中の骨の状態が違ってくるわけです。
反対に全く噛まない人は・・・、換言すれば、噛むことが出来ない、噛む力がない人は・・・?
そう、顎の中の骨がスカスカになっているのです!
これを廃用萎縮(はいよういしゅく)といいます。
使わないものは、どんどん退化してしまう、よく言う親知らずや、虫垂炎(いわゆる盲腸)なんかが良い例ですね。
顎の大きさ云々ではなく、中身がスカスカのホネ、怖いですねー


よって噛まない現代人の顎の骨はスカスカであることが多いとされています。
歯を支える骨まで薄かったら、少しの力で動いてしまいますね!
それでは歯がすぐに動いてしまい、歯並びが悪くなる原因に、矯正した後のあと戻りの原因になります。
ですから、出来れば成長期になる前までには良く噛ませ、顎の骨を成長させましょう!
成長して変に大きくなる?という心配はありません。
逆に、成長ていない顎は生物学的におかしく見えます。
ちゃんと噛んで顎のしっかりしている人は、見た目にも美しいです( ´ー`)フゥー...
そして、そう良く噛んできた人は、噛むことによって消化の手助けをし、胃腸も健康に!
さらには、お肌や体のバランスまで!と、噛むことの重要性ははかり知れません。

また、正しく良く噛ますことによって、矯正いらずの良い歯並びになります。
前のトピックでも書きましたが、噛むことによって、歯の正しい位置、噛みやすい位置に歯は移動します。
その位置こそが歯並びが綺麗とされる位置です。
歯並びの悪い人は噛むのが苦手、噛むのが苦手と言うことは、顎の骨がすかすか、すかすかということは・・・、の悪循環です。
正常な人間の誰しもが持つ機能、あたりまえのことが現代社会において出来なくなってしまっています。
鈴木歯科における矯正治療は、前述した見た目だけにとらわれない、機能を回復することに重点を置いています。
一度、仙人のような私の父親の話を聞くのもオモシロいかとw

こんな話があります。
オードリーヘップバーン、知っていますよね?
ローマの休日、朝食はティファニーで?とかに出ていた綺麗な方です。
あの人、昔で矯正をされてもいないのに歯並び綺麗でしたね!?
そして、あの人の顎を見たことありますか?
そこに興味を示したのは、私の父ぐらいかもしれませんが・・・
あそこまで小さな頭なのに、顎の骨はしっかりしています。
あの顔の形こそが人間の誰しもが持つ機能をもって出来た、機能美の賜物です。
といっても、元々がお美しいのですがね。

ぜひ噛む練習を!また同時に、お口の周りの筋肉を鍛えることによって、色々と良い方向に生体は反応していきます。
そう考えると人間ってオモシロいw いや、神秘的ですねd(*`∇゚)
−患者さんも、臨床家も知っておきたい基礎知識−

歯並びが悪いって???

一般的に患者さんや保護者の方が歯列不正に気付くのは、6歳〜7歳にかけてが多いようです。
この時期は、ちょうど乳歯が永久歯へと生え替わり始める時です。
その時に前歯がガタガタになって初めて気付くようです。
このガタガタは叢生と言われ、国民の20%がなっていると言われています。
しかし、歯並びを気にしている国民は70%とも言われています。
自分の口の中が気になる時代となったんですね。


矯正において一番大切な事は、永久歯の犬歯(糸切り歯)が生える前に歯列不正を正すことです。
これは術者である歯科医師においても、患者である国民においても大切なことです。
ですので、患者さん側からすれば永久歯が生え替わる時期に歯並びが気になるようならば、歯科医院に行き見てもらうのが良いでしょう。
また、ガタガタな叢生よりやっかいなのが、反対咬合や交叉咬合、これはいわゆる顎が前に出ているといったかみ合わせです。
こういった症状が見られるのならば、早めに検査をした方が良いかと思います。


そしていつまでに矯正をした方がいいか・・・、大人になる前までです。
前のトピでも書きましたが、子供は成長していきます。
生まれてから6才までは幼児期から子供への成長期です。
6才から10才までは良い子供になるための充電期です。
10才から女子では14才、男子では17才までが良い大人になるための成長期です。
大人になってしまうと顎の形は決まってしまいます。
ですから、大人になる前までに、歯並びを改善し、正しく機能させることによって、顎の骨を綺麗に発育させましょう。
では、子供の頃の時期に矯正をせずに大人になった人はどうなるのか?
もちろん、成人矯正も出来ますが、それは歯並びだけを整えるだけです。
顎の形を大人になってから変えるには、削り落としたりしなければなりません。


どうでしょう、最初に歯並びに気付くのは親御さんでしょうか。
たまには自分のお子さんのお口を覗いてみましょうヾ(゚ω゚)ノ

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

鈴木歯科医院 in 沼袋 更新情報

鈴木歯科医院 in 沼袋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング