壊れたら自力で治すコミュの音楽　楽器関係

スタンドを引っかけてしまい、おニューのアンプはマイクロフォンのプラグとギターのプラグを差し込んでいた側から、思いっきり床に叩きつけられてしまった。
　TEZ「やっちゃったね。」(・o・;
　MIZ「うん。(-o-;　治せる？」
　TEZ「内部見ないとわかんない。基板がやられてたらアウトだね。┐(￣ヘ￣）┌
　　　　保証書つけて"オトが出ないゾ"って、お店に送り返せば？」
　MIZ「オレ、自分で壊してそこまで出来ねーし。」
　　　　「で、治しといて。」（・o・)b
　TEZ「って、あのなぁ、最近のは汎用部品で修理出来ないんだゾ。」(￣∇￣;)

というワケで久しぶりの修理ネタ。
ケースを開けてみた。
マイクプラグを差し込んだ側からモロに倒れたらしく、ジャックを止めてある基板が見事に割れていた。(-o-;　
運悪く配線が集中している部分。しかも"L201"という名称の素子が基板と一緒に割れていた。（2枚目）
ジャックもひしゃげてしまい、こんなん治せるのかい？（3枚目）
必要な部品は、
・入力プリアンプ回路基板と例の"L201"素子を含む搭載部品一式(約20点くらい)
・マイク入力用標準ジャック
・ギター入力用3P標準ジャック　　　　など。
　　　　　こりゃぁ重傷だ。工賃を含めると買った方が安いかも、(・o・;

ってか、やれるだけやってみよう。
なんかゾクゾクしてきた。たまんない。(・＿・;　　←修理フェチ

まず、割れた基板を取り出すと何枚かのピースに分離してしまった。(-_-;
取付部品にストレスがかからないように基板などを止めてあったベースの歪んだ部分をラジペンで修正しておく。

次にひしゃげたジャックを基板から外す。
歪んだ端子類を慎重に外し、割れた樹脂ケースをクリップで固定し、割れた隙間に瞬間接着剤を流し込む。基板に取り付く程度に修正できたら多少のゆがみには目をつむることにしよう。
端子は極力四角四面に慎重に修正し、特に取り付けた後のクリアランスを、ジャックが差し込まれた状況をよく考えて調整する。
これらの接点が機能しないとせっかく入力回路を修理できても使用できないからね。
接着剤が乾いたケースへ端子を挿入し、実際に標準プラグを抜き差ししてテスタで接点機能を確認、機能するまで何度も接点を曲げて調整する。

さ、
次は問題の基板。(-へ-;
まず、分離した何枚かの基板破片を割れ目に沿って合わせてみる。一発でぴたりとは合わないから最も隙間が小さくなる組み合わせを探す。それが確立したら合わせ方向に力を込めながら隙間に瞬間接着剤を流し込み、暫時固定と。
接着剤が乾くまでね。
この状態では基板の配線が13カ所断線してる状態なので、割れた部分の双方にまたがる部分の配線パターンの絶縁皮膜をカッターで慎重に削り取る。
露出した配線パターンに半田を盛り、あり合わせの導線で切断されたパターンを修復してゆく。
懸念の"L201"素子だが、インピーダンス調整用の素子だと思われるので、機能しなくてもオトは出るだろう。（多分）
半田を盛って固定しちゃえ。　←かなりいい加減
断線部分を全て修復したらテスタでパターン毎に導通を確認。

ここまで終わったら、組み込む前にテストだい。（・・;
治らなかったらまた最初から分解の手間が発生するからね。

コネクタを繋ぎ、基板アースをクリップで留め、スピーカーを仮配線。
電池を入れて、おそるおそる電源SWを。（・・;;

ポチっと。　ю┐(￣ε￣；

あ？
電源が入った。
ギターを繋いで音を出してみる。
複雑な構造のギター側3Pジャックはちゃんと機能してる。
マイク側もOK。
後は、元通りに基板を組み付け、スピーカーを結線して外装を閉じ完成と。
治った。┐(´ー｀)┌　　　←さすがオレ

あり？
ビスが1本余った。（・・？
再度分解して内部を見たけど締め忘れはないみたい。
も一度外装閉じてもどこにも漏れはない。
フッフッフ、気のせいさ。(−＿−；　　　←テキトーなヤツ

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