ＶＩＶＡ！ネコかめ競馬塾♪コミュの第７２回　オークス（Ｇ?）♪♪♪

劇的な結末が待ち受ける３歳牝馬の頂上決戦
「第72回 優駿牝馬（オークス）」　

05/22(日) 東京11R オークス(G1)
3歳 ○国際牝○指(定量) 芝2400m 22頭
本賞金：9700、3900、2400、1500、970万円

出走馬

春の連戦は樫の女王へのステップ！
1 1 ハブルバブル 牝3 55.0 Ｃ．ウィリアムズ 池江泰寿

終わり良ければ全て良し！
1 2 メデタシ 牝3 55.0 浜中俊 音無秀孝

３連勝で頂上へ登りつめろ！
2 3 バウンシーチューン 牝3 55.0 三浦皇成 田島俊明

マイル王の父と、ステイヤーの母の申し子！
2 4 エリンコート 牝3 55.0 後藤浩輝 笹田和秀

８戦目にして手にした女王への切符！
3 5 カルマート 牝3 55.0 吉田豊 戸田博文

静かに登りつめる快速馬！
3 6 サイレントソニック 牝3 55.0 田中勝春 国枝栄

この馬、東京コースに利アリ！
4 7 ライステラス 牝3 55.0 丸田恭介 和田正道

オークスに大きな穴を空ける魔女！
4 8 マイネソルシエール 牝3 55.0 柴田大知 手塚貴久

４戦３勝の世代Ｎｏ１桜の女王！
5 9 マルセリーナ 牝3 55.0 安藤勝己 松田博資

イタリアの名手と栄光の座へ！
5 10 デルマドゥルガー 牝3 55.0 Ｎ．ピンナ 堀井雅広

技巧派が狙うは大金星！
6 11 アカンサス 牝3 55.0 北村宏司 畠山吉宏

２度は銀、３度目こそは金！
6 12 ホエールキャプチャ 牝3 55.0 池添謙一 田中清隆

そよ風に乗せて能力開花せよ！
7 13 シシリアンブリーズ 牝3 55.0 藤岡佑介 橋田満

引き立て役から世代の主役へ！
7 14 スピードリッパー 牝3 55.0 蛯名正義 鹿戸雄一

幸せはこの馬の為に！
7 15 ハッピーグラス 牝3 55.0 松田大作 藤原英昭

親子３代制覇に女神は微笑む！
8 16 グルヴェイグ 牝3 55.0 四位洋文 角居勝彦

新潟女王から世代の女王へ！
8 17 マイネイサベル 牝3 55.0 松岡正海 水野貴広

純粋に目指すは最高の栄光！
8 18 ピュアブリーゼ 牝3 55.0 柴田善臣 古賀慎明


データ分析

2010年のオークスは、アパパネとサンテミリオンによるＪＲＡ・GI 史上初の１着同着が大きな話題となった。競走馬として、さらには繁殖牝馬として将来の日本競馬界を担う３歳牝馬が、今年も頂上決戦に相応しいレースを繰り広げるだろう。オークストライアル（フローラＳ、スイートピーＳ）を経由してきた馬と桜花賞から直行してきた馬の力関係、そしてほとんどの出走馬が初体験となる芝2400ｍへの適性がレースのポイントとなりそうだ。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通する傾向を分析してみたい。

：桜花賞からの直行組が中心！

過去10年の３着以内馬30頭中20頭は、前走で「桜花賞」に出走していた。また、前走が「桜花賞」だった馬の好走率は、前走で「桜花賞以外」のレースに出走していた馬の好走率を大きく上回っている。今年もまずは「桜花賞」から直行してきた馬に注目しよう。なお、桜花賞に出走したあと、別のレースを経由してオークスに臨んできた馬は、過去10年で14頭いたものの、いずれも５着以下に敗れていた。桜花賞への出走経験が活きるというよりも、余裕のある臨戦過程が重要ということなのかもしれない。

：前走が桜花賞だった馬はここに注目！

桜花賞での着順別成績を見ると、「桜花賞１着馬」が３着内率71.4％と優秀な成績を収めていた。コース設定は大きく変わるものの、やはり牝馬クラシックの第一弾で頂点に立った馬は信頼できるようだ。

また、桜花賞での単勝人気別成績を見ると、単勝「１・２番人気」だった馬の３着内率はそれぞれ50％を超えていた。桜花賞で好成績を収めた馬だけでなく、桜花賞前の時点で能力を高く評価されていた馬にも注目したい。

さらに、桜花賞での上がり３ハロンタイム順位（推定）別成績を見ると、出走メンバー中「３位以内」の上がり３ハロンタイム（推定）をマークしていた馬の３着内率は、「４位以下」だった馬の３着内率を大きく上回っていた。桜花賞でのレースぶりを評価する際は、レース終盤の脚色にも注目してみよう。

：前走が「桜花賞以外」ならここをチェック！

前走が「桜花賞以外」だった馬のレース別成績を見ると、前走で「フローラＳ」に出走していた馬が比較的好成績を収めていた。昨年のオークスで１着同着となったサンテミリオン、３着に入ったアグネスワルツも、前走が「フローラＳ」だった馬である。前走が「桜花賞以外」だった馬を比較する際は、「フローラＳ」組を高く評価したい。

また、前走が「桜花賞以外」だった馬のそのレースの着順別成績を見ると、「４着以下」に敗れていた馬はオークスで３着以内に入っていなかった。今年も前走が「桜花賞以外」のレースで「４着以下」だった馬は割り引きが必要だろう。

：「差し」「追い込み」が優勢！

過去10年の連対馬20頭中、2004年のダイワエルシエーロ（１着）を除く19頭は、いずれも４コーナーを「５番手以下」で通過していた。ゴール前の直線が長いこともあって、レース序盤から先頭や先団につけるタイプが苦戦を強いられている。

なお、馬場状態が「良」だった年（2001〜2003、2005〜2007、2009年）の４コーナーの位置別成績を見ると、４コーナーの位置が「４番手以内」だった馬の連対はなく、３着となったのも2002年のユウキャラット（４コーナー２番手）、2006年のアサヒライジング（４コーナー２番手）だけだった。良好な馬場状態で開催される年は、中団より後ろでレースを進めるタイプの馬に注目してみたい。

：道悪なら波乱の可能性がアップ！？

馬場状態が「良」だった年（2001〜2003、2005〜2007、2009年）の単勝人気別成績を見ると、単勝「６番人気以下」だった馬は優勝例がなく、３着内率も5.6％にとどまっていた。良好な馬場状態で開催される年は、前評判の高い馬が信頼できるようだ。
一方、馬場状態が「良」以外だった年（2004、2008、2010年）の単勝人気別成績を見ると、単勝「１番人気」「２番人気」「３番人気」の支持を集めた馬のうち、３着以内となったのは2010年１着同着のアパパネ（１番人気）だけだった。残る３着以内馬８頭はすべて単勝４番人気以下で、単勝「６番人気以下」だった馬は３着以内に４頭が入っている。「良」以外の馬場状態で開催される年は、波乱の可能性が高いものと考えて予想に臨むべきだろう。



コース分析

優駿牝馬[オークス]は牝馬クラシック第2弾。
距離は桜花賞より800m長い2400m。
東京コースで直線が長いため、桜花賞で届かなかった差し追込馬の
巻き返しが多いので、注目していきたいですね。

優駿牝馬[オークス]は過去10年のデータを見ていきます。
※2010年は1着同着があります

・優駿牝馬[オークス]/人気データ
1番人気 (3-1-1-5)
2番人気 (1-2-1-6)
3番人気 (1-0-1-8)
4番人気 (2-2-1-5)
5番人気 (3-1-1-5)
6番人気 (1-0-0-9)
7〜9人　(0-0-5-25)
10人以下(0-3-0-85)

・優駿牝馬[オークス]/単勝オッズ
1.0〜1.9倍　(2-0-1-2)
2.0〜2.9倍　(0-1-0-0)
3.0〜3.9倍　(1-0-0-3)
4.0〜4.9台　(0-0-0-1)
5.0〜6.9倍　(2-1-1-7)
7.0〜9.9倍　(2-2-1-4)
10.0〜14.9倍(2-2-1-15)
15.0〜19.9倍(1-0-2-9)
20.0〜29.9倍(1-1-3-21)
30.0〜49.9倍(0-1-0-30)
50.0〜99.9倍(0-1-1-25)
100倍以上　 (0-0-0-31)

人気・配当
人気馬同士の決着は少なく、7番人気以下の好走も多く
波乱傾向が強いレースです。

前走桜花賞から、今回人気を落としている馬や差して届かなかった馬、
重賞実績のある馬を狙うのが良さそうです。

△単勝オッズ30.0倍以上
(0-2-1-86)

2008年2着エフティマイア(前走桜花賞・2着)
2003年2着チューニー　　(前々走クイーンC・1着)
2003年3着シンコールビー(前走フローラS・1着)

馬券になった3頭は、前走か前々走で重賞連対。

人気サイドで堅実なのは…
○前走1着馬で当日3番人気以内
(4-1-3-6)
○前走3番人気以内だった馬で当日2番人気以内
(4-3-2-7)



・優駿牝馬[オークス]/枠データ
1枠(1-3-1-15)
2枠(2-2-0-16)
3枠(0-2-2-16)
4枠(1-1-0-18)
5枠(2-0-3-15)
6枠(0-0-2-18)
7枠(3-0-2-25)
8枠(2-1-0-25)

・優駿牝馬[オークス]/馬番データ
1番 (0-2-0-8)
2番 (1-1-1-7)
3番 (1-2-0-7)
4番 (1-0-0-9)
5番 (0-1-0-9)
6番 (0-1-2-7)
7番 (1-1-0-8)
8番 (0-0-0-10)
9番 (1-0-1-8)
10番(1-0-2-7)
11番(0-0-0-10)
12番(0-0-2-8)
13番(2-0-0-8)
14番(0-0-2-8)
15番(1-0-0-9)
16番(0-0-0-9)
17番(1-1-0-8)
18番(1-0-0-8)

・優駿牝馬[オークス]/脚質データ
逃げ(1-0-0-10)
先行(0-0-3-28)
差し(8-9-5-64)
追込(2-0-2-45)

枠・馬番・脚質
正面スタンド前からスタートし、トラックを1週するコース。
コース的に内外の有利不利はないと見ても良さそうですが
多頭数になれば外枠は若干不利があります。

スタミナと底力が必要、長く良い脚を使える馬が好走しています。
逃げて勝ったのは2004年ダイワエルシエーロのみ。
基本的には後ろからの馬が良い成績を残しています。
直線一気もあり。



・優駿牝馬[オークス]/前走データ
重賞(10-9-8-89)
├桜花賞(8-7-5-55)
└フローラS(2-2-3-30)

OP特別(1-0-2-43)
├スイートピーS(1-0-1-33)
└忘れな草賞(0-0-1-10)

500万下(0-0-0-15)
未勝利(0-0-0-1)

・優駿牝馬[オークス]/前走着順別データ
前走桜花賞
1着　 (3-0-2-2)
2着　 (1-2-0-6)
3着　 (0-0-1-8)
4着　 (1-1-1-4)
5着　 (0-1-0-4)
6〜9着(3-1-1-14)
10以下(0-2-0-17)

前走フローラS
1着　 (1-1-2-6)
2着　 (1-0-1-7)
3着　 (0-1-0-6)
4着　 (0-0-0-2)
5着　 (0-0-0-2)
6〜9着(0-0-0-3)
10以下(0-0-0-4)

前走OP特別
1着　 (1-0-1-16)
2着　 (0-0-1-9)
3着　 (0-0-0-3)
4着　 (0-0-0-3)
5着　 (0-0-0-3)
6〜9着(0-0-0-5)
10以下(0-0-0-4)

・優駿牝馬[オークス]/前走人気別データ
前走桜花賞
1番人気 (4-0-1-4)
2番人気 (1-3-0-3)
3番人気 (0-1-0-6)
4番人気 (1-0-0-5)
5番人気 (1-1-1-5)
6〜9人　(1-1-1-17)
10人以下(0-1-2-15)

前走フローラS
1番人気 (2-1-0-4)
2番人気 (0-0-1-3)
3番人気 (0-1-0-3)
4番人気 (0-0-1-4)
5番人気 (0-0-3-8)
6〜9人　(0-0-0-8)
10人以下(0-0-1-5)

前走OP特別
1番人気 (1-0-0-9)
2番人気 (0-0-1-9)
3番人気 (0-0-0-4)
4番人気 (0-0-0-5)
5番人気 (0-0-0-2)
6〜9人　(0-0-1-12)
10人以下(0-0-0-2)

前走・着順・人気
桜花賞からのローテの馬が中心。
馬券になった30頭中22頭が前走桜花賞だった馬です。

前走着順を見ると、桜花賞1着馬(3-0-2-2)で良い成績。
2〜4着も(2-3-2-18)と好走馬がけっこう出ています。
5着以下に負けていた馬の巻き返しは…
2008年1着トールポピー
2006年2着フサイチパンドラ
2004年1着ダイワエルシエーロ
2004年2着スイープトウショウ
2004年3着ヤマニンアラバスタ
2003年3着チューニー
2002年1着スマイルトゥモロー
2002年2着チャペルコンサート

前々走で重賞3着以内は最低条件。

このうち、桜花賞で5番人気以内が6頭。
人気落ちで妙味。

○桜花賞1着馬
(3-0-2-2)

前走フローラSだった馬は(2-2-3-30)。
フローラSで3着以内に好走していた馬が、本番でも馬券になっています。
また、フローラS組の大穴は来ていません。

×前走フローラSで4着以下
(0-0-0-11)
△前走フローラSで5番人気以下
(0-0-1-16)
×前走フローラSで当日10番人気以下
(0-0-0-17)

※3着になった1頭はシンコールビーで前走フローラS1着馬。

前走OP特別ローテは(1-0-2-43)。
勝った1頭は3戦3勝の無敗馬カワカミプリンセスの例外がありますが
基本的には前走OP特別だった馬は軽視。3着で一考…

△前走OP特別
(1-0-2-43)

前走500万下だった馬は出走できたとしても
馬券にはなっていません。

×前走500万下
(0-0-0-15)

前走人気を見てみると、前走10番人気以下はやはり苦戦。
狙うなら前走連対の好調な馬。

△前走10番人気以下で3着以下だった馬
(0-0-1-21)

・優駿牝馬[オークス]/間隔データ
連闘(0-0-0-0)
中1週(0-0-0-11)
中2週(1-0-1-35)
中3週(2-2-3-35)
中4週〜中8週(8-7-6-65)
中9週〜半年(0-0-0-2)
半年以上(0-0-0-0)

間隔
中2週以内で(1-0-1-46)

△間隔中2週以内
(1-0-1-46)


以上、優駿牝馬[オークス]のデータでした。

[優駿牝馬(オークス)データ分析]
△単勝オッズ30.0倍以上
(0-2-1-86)
○前走1着馬で当日3番人気以内
(4-1-3-6)
○前走3番人気以内だった馬で当日2番人気以内
(4-3-2-7)
○桜花賞1着馬
(3-0-2-2)
×前走フローラSで4着以下
(0-0-0-11)
△前走フローラSで5番人気以下
(0-0-1-16)
×前走フローラSで当日10番人気以下
(0-0-0-17)
△前走OP特別
(1-0-2-43)
×前走500万下
(0-0-0-15)
△前走10番人気以下で3着以下だった馬
(0-0-1-21)
△間隔中2週以内
(1-0-1-46)

中心は、桜花賞組。
やはり前走好走していた馬が良いですが、負けていた馬の巻き返しにも注意。
フローラS組は、前走3着以内。
前走OP特別、500万下だった馬は割り引き。