被（否、非）煙者コミュのＪＴ、喫煙所に年１００億円投資

ＪＴ、喫煙所に年１００億円投資　値上げ対策で副社長表明
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092801000877.html
　日本たばこ産業（ＪＴ）の小泉光臣副社長は２８日、共同通信のインタビューで、喫煙場所の確保のため年１００億円規模の投資をしていく方針を明らかにした。増税による大幅値上げで禁煙する人が増えると予想されることや、喫煙スペースが減っていることから、自前で喫煙所をつくるなどしてたばこ離れを防ぐ。

　ＪＴは１０月１日から１箱６０～１４０円の値上げをする。小泉副社長はたばこの年間消費量が約２５％減少するとの見通しを示した上で、「たばこだけをつくっていればいい時代は終わった。たばこをくゆらせる時間と空間をつくっていかなければいけない」と述べた。

　具体的には路上や公共交通機関などに快適性を重視した喫煙スペースを増やすことや、飲食店などを対象に分煙方法をアドバイスする分煙コンサルティングに力を入れていく。

　小泉副社長は「値上げでたばこは嗜好品の側面が強くなる」と指摘。１箱５００～７００円程度の高価格の高級たばこを売り出していく考えも示した。

　厚労省が１１年度税制改正でたばこ税再引き上げを要望していることついては「断固反対。今後のたばこ業界への影響を見極めるとした昨年の税制改正大綱にも反する」とけん制した。

ＦＣＴＣを批准している政府はＪＴのオーナーであり、喫煙環境を整えタバコ消費を維持しようとするこの経営者を代えないのはダブルスタンダード。