【固いゆで卵協会】コミュの「正直な議論」

＞国債の発行は財政上の一時的な困難に対処するためのあくまで臨時的例外的な措置なのである。

と関さんは述べています。
僕も同じ意見です。
しかし、日本政府は20年前のバブル崩壊後から、国債を積み上げ約900兆円と「世界最高額」の財政赤字になってしまいました。
40兆円の税収に対して、44兆円の国債で財政運営をする日本。

＜財政状況試算＞１４年度には１００兆円の大台を突破
こちらのニュースより
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110126ddm008020010000c.html

菅首相：「赤字国債発行、２年先は無理」との認識示す
こちらのニュースより
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2011/01/08/20110109k0000m010055000c.html

通常国会：財政演説　国債依存、もはや困難に…野田財務相
こちらのニュースより
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110124k0000e010075000c.html

日本格付け、財政戦略に迷走の兆候ならマイナス圧力＝フィッチ
こちらのニュースより
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-19235020110127?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

年金支給額：０．４％引き下げを決定…６月から
こちらのニュースより
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110128k0000e010018000c.html

そして次々に、「増税政策」が「ひっそり」と打ち出されています。自動車の「自賠責保険料の値上げ」・「高齢者医療制度の値上げ」・「年金支給年齢の引き上げ」。

これらの、客観的情報からして「明るい将来」は期待できません。
僕はこのままのシステムでいけば、2年後に日本は瓦解すると予測しています。
僕の予測ははずれると思いますが、これらの議論から逃げず正面から向き合う時期に、僕たちは来ているのだと思います。

「公共通貨」を財源とする「ベーシック・インカム」の実現。
ノースダコタ州立銀行のような「内需型地域経済圏」の確立を可能にする「地域通貨」の導入。

「日本の財政赤字」だけではなく、「世界各国の財政赤字」にも注目しなければなりません。

「PIIGS」。ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン。
ハンガリーも「デフォルト」、不景気のため、国民が「右翼化」し、排他的民族運動にまでなっています。
イギリスは、過去最大の財政赤字により、連立政権になってしまいました。
ドイツ・フランスでさえ、景気がはいいが巨額の財政赤字を抱えています。
アメリカの財政赤字は最長の27か月連続の最悪。

「日本の生存」・「人類の生存」を将来に対して持続可能なものにしていくためには、一刻も早く「正直な議論」がいそがれると考えております。