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mixi − 詩人同盟コミュのテーマ◆ 雨 ◆

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「雨」を題材にした作品を投稿してください。

行数、形態、写真添付も自由です。
過去の作品でもOKです。
雨を連想させる作品なら文中に「雨」と言う字が無くてもOK
勿論オリジナルで御願いします。

作者の励みになると思いますので
詩を読んだ感想もお待ちしています!

コメント(81)

ああ 心地よい青空

うらはらに 私は土砂降り
【Jellybeans Rain】

Jellybeans Rain
糖分の表現

咳を繰り返して
歩きながら見上げた


虹と同じ数の色


空が柘榴みたいに弾けて割れて
そこから降り続けていた甘い雨


裂けた空の傷口は
みるみるうちに拡がって

悲しいよ
悲しいよ
って泣いていた

涙は砂糖で
叫びは色彩

僕の喉
空の疵

裂けたら降り注いだJellybeans Rain



そして世界は雨色に…
「スコール」

溶けそうな身体を
支えながら
大きな背中
見ながら歩いた
手をつなぐことが
できない二人だから

スコール
お願い
雨宿りしなくちゃいけないほど
世界を濡らして

真夏の太陽を
見上げながら
かなわない夢
みながら話した
腕を組み歩くことが
できない二人だから

スコール
お願い
服が乾いて
こころ潤うまで
降り続けて
【Rain Song】





 灰色の空、
 雨が降る。
 銀色の雫。


 ぱらぱらと、その音は 心を濡らす。
 思い出さなくてもいい
 悲しいことばかりを引き摺り出して
 ぱらぱらと、その音は 心を嘲笑う。


 猫のように丸くなって その音を堪え忍びます

 鳥のように怯えながら その音に耳を塞ぎます


 けれども雨は、いつかやむでしょう
 やまない雨はないと 教えてくれた
 あなたを想い
 けれども一人。


 ぱらぱらと、その音は 心を濡らす。
 忘れかけていたことを
 大切にしていた筈の想いを甦らせて
 ぱらぱらと、その音は 心を動かす。


 茜色の空、
 雨はやみ。
 星屑と月。
「空」


ねぇ?

僕の代わりに泣いてくれないか?

問いかけた先にある空は

返事の代わりに雨を降らせた


空の涙は 浄化の雨


僕の汚れたこの思い

洗い流してくれたら

この空は

僕の代わりに笑ってくれるだろう


隠れたくて飛び出した

頬を伝うこの雨を


もう少しこのままで
私の雨もあがるまで

優しい嘘をください

この降る雨のように

僕の心に染み入るような

優しい嘘をくれませんか



夢を見てはいけませんか

溢れる感情は止まらないのです

決して報われることのないこの想いを

溢れて零れて

どうか優しく流してください



再生


夜明け前の
一番暗い一瞬(とき)

感じるのは
霧雨の
静かな音と冷たさだけ

痛いほどの冷たさが
心地いい

夜が明けて

雨がやんで

青空が見えたら

もう一度
歩き出す―
「憂鬱」
降り続ける雨
やまない悲しみ
大きな不安と
滴る涙

ビルの間から見える暗い空は
悲しみに満ちている
            
            いつから降り出したのだろうか




            ずいぶんと淋しく降る雨よ




            春の空から落ちて来る




            冬の忘れ物か・・・・




            昨日も降っていたね




            明日も降るのだろうか




            晴れることを忘れた空は




            今日も泣いている




            寂しさに負けそうになり




            泣きたくなるけれど




            傘を差した君を見て




            元気が出たよ




            隣りには僕が入る場所が




            まだあったんだね・・・・




「嫉妬」

梅雨。じれったくなるように嫉妬する。

深緑が育むように、戀心が萌える。

合間から見えた蒼々の天井に想いを描く。
〈2012/2/22〉
この雨粒の中に
冷たい涙があり

この雨音の中に
哀しい声がある

夜更けになれば
雨足が強くなり

涙も声も増えるだろう

今日一日を生き終えた
明日は明日の風が吹く

泣きたいんなら
泣けばいいんだ

私の人生の余白に誰かが
書き残してくれた言葉に
あの頃の雨の香りが残る

この雨が止むまでに
泣き止んでくれたら

明日はいい天気だろう
また一歩進めるだろう

この雨が止むまでに
泣き止んでくれたら。
「紫陽花」

あじさい花の 咲く村は
6月 涙の薄曇り
鴨居の縄の 揺れる間に
死に切れずまた 夢に酔い

酔いどれ小部屋の 電球に
恨みつらみを ならべます
眠れぬ心の 漂いに
今宵もまた 酔いつぶれ

しとしとしと降る 長雨は
若葉の緑を 流します
灰色土塀の ひび割れに
たまらずまた 厚化粧

七色 移り気な
紫陽花に
雨はただ 降りしきる

白々あしたの お迎えに
昨日は扉を 閉ざします
あなたに宛てた ラブレター
出さずにまた 破り捨て
〈2012/1/12〉

夜更けの小雨の中に
懐かしい香りがして

窓を開け空を見上げ
思い出を探してみた

誇れるものなど
何一つない僕に

あの頃の思い出だけが
生きる力になっている

あなたも僕の心の中で
生きる力になっている

骸に咲く花があるならば
それはどんな色してるの

躯に宿る魂があるならば
それはどんな形してるの

ふと独り言を呟いた

夜更けの小雨の中に
懐かしい香りがして

窓を開け空を見上げ
思い出を探してみた

あなたの香りがして

あなたの幻を探した

夜更けの小雨の中に…
【涙星】

降り出した雨がフロントガラスを雨粒で埋め尽くしていく車の中で

流れる音楽が響く

ハンドルにもたれかかれ眺める先に

雨粒から雨粒へと流星のように流れ落ちる雫が目に映る

フロントガラスに描かれた夜空に流星群が、、

なのに切なくて

冷えてきた車内に1人
哀愁漂い

流れる雫が流れ星から涙に見えてしまうんだ

窓の向こうに誰が泣いてるのだろう

どれだけの涙を流れさせたのか

流れては、噛み締めて

泣かせては、抱きしめて

偽りの顔で強がって

偽りの言葉で慰めた

過ちばかりを繰り返し

また雫のように誰かに繋がり流れてくんだ

いつかは、過ちもよかったと思える場所まで

流れに身を任せてみようか

流れ終わるBGM

降り止んだにわか雨

車を降りた僕が歩む道の先に

君がいる

まずは、そこまでいけるようにと

扉を閉めて

水溜りを踏み越えていくんだ
『春の到来』

影が降りてくる
凍りついた光を破壊するために
先触れの風が 子供のように
大喜びで 駆け回り
飛び跳ねる
時間の垣根を 
切断する荒々しさで
影が近づいてくる
水の匂いを貯めながら
土が不安に揺れる
生きたものたち
とうに死んだものたち
その上に 雨粒
その上に 雨煙
降ってくる水は勢いを増し
さっきまで乾いていた
空気が湿度に満たされていく
時間が変わる
誰にもわからせることなく
何かが来て
雨があがった
このままで…

このままでいいんだ…

流れる涙を見せたくないから

僕はスコールの中で立ち尽くす

心の痛みも悲しみも

雨が上がり澄んだ日差しが

僕を照らす時

全てがなくなり

笑顔で明日を見つめているだろう

    「雨の夜に」





雨が 降り続いている


心の中にも
身体の あちこちにも


私の意識に 浸食し続け・・・・・


悲しみという
染みをを 付けていく



その雨染みは
痛みを負った 場所の
痛みの記憶まで 呼び起こし


私の苦痛は
心だけに 止まらず


全身に・・・・・

空間に・・・・・

広がっていく




悲しみは
雨脚と同じ数だけ やってくる


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