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コピペ・教室で盛大にゲロ吐いたコミュのその12

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16 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 06:44:53.01 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳「・・・・・・・・。」

拳を見た時の俺の脚の震え方と言ったら・・・・。

幼稚園児がみても「あっこのマッドサイエンティストびびってるよママー」って

そんくらい震えあがって血の気が引いて・・・・。

まあ簡単に言うと「終わった」って思って・・・・・・

そしたら須D力抜けたように壁にもたれてズルズルとすべりおちて尻もちついて・・・・

体育座りみたいになって組んだ腕に顔埋めて・・・・・

そして・・・・・俺の前に立っているのは拳・・・・・・。


拳「座れよ・・・。」

66 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 06:50:05.55 ID:Bwf6tFwS0(47)
俺「・・・・・・・・・・。」

声が出ない・・・・・。

殴られるのか? 殴るなら当然・・・本気で殴るだろう・・・。

拳に殴られたら顔面が爆裂する自信がある・・・・・。

拳に蹴られたら・・・・・まあ俺なら即死だな・・・・・・・・。

足の震えがやばすぎる

拳「騙してわりぃな・・・。須D悪くねーんだ・・・。」

俺「(激震え声)いやもういいじゃんっ・・・・w こ殺してよっ・・・w」

拳「いいから座れっつってんだよ・・・・。」

151 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 06:58:49.28 ID:Bwf6tFwS0(47)
俺そん時震えながらもなぜかニヤニヤしてて・・・・

座れって言われたのに立ったままだった。

そしたら拳が俺の横をすぅってすり抜けてベッドの横の

なんかエマニエル夫人が座ってる椅子のしょぼい版みたいなのに座って

もう一回 拳「いいからそこ座れ・・・・。」

拳が先に座った事でようやく俺も座る。 足すっげぇ

拳「須D・・・聞こえっか」

須D「・・・・・・・・・。」 須Dは体育座りのまま顔うずめて動かない・・。

拳がまた立ち上がり須Dに近づき 屈み 須Dの頭に手を置き

拳「ツレーけど・・・・外でててくんねーか。 殴ったりしねーから。」

須Dは無言でよろよろ立ち上がり・・・・拳に抱きついた。

拳「・・・・・・・・。」

そして無言で外に出ていく・・・・ドアが閉まった。

拳がまた椅子に座る・

217 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:07:38.72 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳が喋り始める

拳「須Dが俺に電話かけてきてな・・・。「ゲロ説得するからちゃんと話して」

  って話してる時泣きだして・・・・俺が無理矢理こういう話になってんの聞いた。」

拳「最後まで「騙す事とかできない」って「あたしが我満するだけでゲロ君は心開いてくれるんだから」

  って言ってたよ・・。 でも俺が怒鳴り散らして怖かったんだろうな・・・。」


俺「そっ・・・・そういうのいいからさぁっ・・・・もうころしてぇ?」

拳「殺さねーよ・・・・・。」

俺「いやもうそういうのいらっ・・・いらないからさぁ・・・ねえ?」

拳「ホント・・・・俺もお前もなにやってんだよ・・・。」

拳が頭を片手でおさえて俯く

282 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:14:37.42 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳「あんな事・・・・いわなきゃよかったよ・・・・・・。」

俺「・・・・・・・・・・・。」

拳「お前に話して・・・・・楽になりてぇって・・・自分の事ばっかで・・。」

俺「ふひっw・・・・・・」

拳「こんなんでどーやってあの人の代わりなんてできんだよ・・・。」


こいつぁいい・・・・・・・・。

俺に謝りに来たのか・・・・・つくづくお人好しが・・・・。

拳「でもなぁゲロ・・・・・・俺のせいだけどなぁ・・・・。」




拳「さすがにこいつぁ許せねーよ・・・・・・・・!」




ひゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

357 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:21:08.37 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳「おめぇ須D好きなんじゃねーのか・・・・・。」

俺「へぇぇ・・・?」

拳「好きな女あんなに泣かしていーのかよ・・・・・。」

俺「いやぁ・・・?」

拳「こんなんでセックスしただけで満足するよーな
 
  つまんねー奴なのかテメーはぁ・・・・・・・・!」


こっ 怖え!!!!!   怖え!!!!!!


もう一生セックスできなくてもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!

ちんこちゃん切り取らてもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!


だれかたすけてえええええええええええええええええええええええええええ!!!!

431 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:31:06.83 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳「お前・・・・・俺が好きだった女の話おぼえってか・・・・・。」

俺「おおおおおぼえてるよぉぉ・・・・?」

拳「最後にした約束っていうとこ覚えてっか・・・・・・。」

俺「あああうううんんん・・・・・・・・・・」  カタカタ

拳「ありゃあなぁ・・・・・・・

  「もう絶対泣かすような事誰にもさせないからずっと一緒にいて」

  つったんだ・・・・・・!」

俺「へぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・・。」 カタカタ

拳「男っつーのは好きな女泣かしていいのかゲロ・・・・・・・!!

  俺が間違ってんのか・・・・・!!」


俺「いっいい加減自分に酔ってんじゃないよオオオオオオオオオオぉぉ!?

  自分の考えおしつけんなああああああああああああ!?」

拳「これだきゃ譲れねぇーーーーーーんだよ!!!」

拳が立ちあがった

コメント(25)

496 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:38:05.05 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳が近づいてくる・・・・・

そこででた俺の一言・・・・・

俺「なぐるなよぉ・・・・・?」

拳「さっき殺せっつったじゃねーか・・・・。」

俺「はぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・?」

拳「もうこれ以上情けねー姿見せんな・・・・・・。」

俺「じゃあ ころ ころせっばぁぁぁ・・・・・・?w」






拳「それもいいかもな・・・・・・。」




うそですうそですうそですうそですうそですうそですうそです

たすけてえええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええ!!!!

548 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:43:49.50 ID:Bwf6tFwS0(47)
拳「なんだ向かってこねぇのか・・・・・。」

俺「へぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・?」

拳「死ぬかもしんねーんだ・・・・・ 今の俺ならマジでやんぞ・・・・」

俺「なにがぁぁぁぁぁぁ・・・・・・?」

拳「なにがじゃねーよ・・・・。どんだけ情けねーんだテメーは・・・・」

俺「はぁぁぁぁぁ・・・・・・・・?」

拳「こんだけ言っても動くこともできねーのか・・・・・・・!」



俺「もぉたすけてよぉぉぉぉ・・・・・・?」



拳「・・・・・・・殴る気にもなんねーよ・・・・。」

拳が出ていった・・・・。

626 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:51:23.57 ID:Bwf6tFwS0(47)
俺は・・・・助かったと・・・正直思った・・・・。

拳は今頃泣きじゃくる須Dを家まで送って・・・帰ってんだろう・・・。

出口付近に精算機がある・・・。 その近くの小机を見ると一万円札が置いてあった・・。

拳・・・・・・つくづく律儀な奴・・・・・・。

俺はその一万円で清算をし・・・・・・・・

そのお釣りでコンビニで弁当やらおにぎりやらいつもよりだいぶ多く買い・・・・・


家へ帰った・・・・・・・。

そして寝てる間ずっと泣いた・・・・・。


拳に失望された・・・・・・あんなに俺を信頼してくれてたのに・・・・・。

662 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 07:55:28.42 ID:Bwf6tFwS0(47)
第5部 決意 プロローグ 完

281 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 21:38:09.79 ID:Bwf6tFwS0(13)
第5部 決意 プロローグから

俺「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ブゥゥゥン  ブゥゥゥゥン

携帯が鳴っている・・・・・U本からか・・・・。

取りたくない・・・・・・。

もういい・・・もう殺してよぉぉぉぉぉぉぉ・・・・。てなもんだ。

拳「テメーはそんなつまんねー奴なのかよ・・・・!」

拳・・・・

最初っからそんなもん俺に期待してんじゃねーよ!!!!!!!!!

ばっかじゃねーの!!!!!!!!!!!!

お前に俺の何がわかってたんだっつーの!!!!!!!!!!!!

ブゥゥゥゥン ブゥゥゥゥン

んだよしっつけーな 出るよぉぉぉぉぉ!!!!???

PI☆
308 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 21:42:53.20 ID:Bwf6tFwS0(13)
U本「・・・もしもし?」

俺「はい。」

U本「どしたのアンタ。」

俺「え?」

U本「いや、聞いたよ・・・・。」

俺「拳君から・・・・・?」

U本「あの人がそんなの言うわけないでしょ・・・・。(須D)。」

俺「あぁぁ・・・・・。そう。 ごめんなさい。」

U本「拳ちゃん泣いてたって・・・・・・・。全部俺のせいじゃねーかって・・・」

俺「うん・・・・・・。」

U本「はぁぁぁぁ・・・・・・・もう・・・・なにやってんの・・。」

俺「しらないよぉぉぉ!!!?」

ガチャン!!!!!

俺は携帯を壁に投げつけた・・・・・あ、壊れてない

頑丈だな・・・・・。

335 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 21:46:54.66 ID:Bwf6tFwS0(13)
投げ捨てた携帯から声が漏れている・・・・・。

「〜〜〜〜〜〜〜!! 〜〜〜〜〜〜〜!!」

俺はそっと携帯を手に取り・・・・

PI☆

うん これで よしと。

またベッドに寝転ぶ俺。

ブゥゥゥゥゥゥン  ブゥゥゥゥゥゥン

うっぜぇなぁ・・・・・・・。

俺は携帯を手に取る。 こんどは須Dかよ・・・・はいはい。

出てやるよ。 もうどうにでもしてくりくり☆

PI☆


388 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 21:51:56.30 ID:Bwf6tFwS0(13)
須D「もしもし・・。」
俺「うん。」

須D「今家・・・・・?」
俺「うん。」

須D「昨日ゴメン・・・・・。」
俺「もういいよ・・・俺が悪いし。」

須D「ううん あたしが拳君に頼んだの・・・。」
俺「拳君は自分が無理矢理聞きだしたって言ってたよ・・・。」

須D「あぁ・・・・・。」
俺「拳君・・・・・・須Dはこう言ってたって説明してたけどさ・・。」




俺「ホ ン ト に H さ せ て く れ る つ も り だ っ た ん だ ね 」


まあトランス状態ではこんなもんだ

469 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 21:57:15.11 ID:Bwf6tFwS0(13)

須D「うん・・・・・まあ・・・・・・。」

俺「ああそう・・・・・w ふひひっw」

須D「拳君怒ってた・・・・・・・?」

俺「あんな顔初めて見たってくらい怒ってた・・・・w」

須D「そうなんだ・・・・ あたしが中途半端なせいで余計にこんがらがっちゃった・・。」

俺「まあ・・・・あれはないわって思ったけどね・・・wふひひっ」

須D「ごめんなさい・・・・・ もう駄目なのかなぁ・・・っ・・・っ・・・ぐっ・・」



俺「何都合のいい事いってんの?」
548 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:02:40.14 ID:Bwf6tFwS0(13)
俺「俺はもう皆が何したいかわかんないんだけど?」
須D「え・・・・・・。」

俺「哀れんでるようにしか思えないんだけど・・・・・?」
須D「違うよ・・・・・・・・。」

俺「じゃあ俺にやさしくして自己陶酔したいとかぁぁぁ・・・・?w」
須D「違う・・・・・・・。」

俺「あぁそう・・・・・・・・w じゃあ何w」
須D「拳君のためだよ・・・・・・・。」

俺「え・・・・須Dも・・・・ですか?」
須D「うん あたしも好きだから・・・・・・・・。」

俺「LOVEで・・・・?w」
須D[うん・・・・・。」



はいはい。

PI☆

ツー ツー

661 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:08:58.52 ID:Bwf6tFwS0(13)
あ〜・・・・あれですか?

分かりやすく説明するとこうですか?

U本→拳の為に俺を説得しようとする

須D→拳が俺と仲互いして落ち込んでいるので拳の為に俺に身までささげようと

T畑→蚊帳の外

ふう・・・・わかってた。 わかってたよ。


俺は結局拳の付属品ね。はいはい。

その拳にももう見放されたし・・・・・。

もうホント楽しい事なんてこれからないんだろうな・・・ふふ・・・・

もう死んでもいいや・・・・・・。

ブゥゥゥン   ブゥゥゥゥン

今度は誰だよ・・・・・。



{ W辺 }

754 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:13:44.48 ID:Bwf6tFwS0(13)
うはwwwwwwwwwwwwW辺wwwwwwwwwwwwww


華麗に宙を舞った男、W辺


何の用だよw

三国一の恥かいて自殺でもしてんのかと思ったぜ。


ブゥゥゥゥン ブゥゥゥゥン

もうどうでもいいや。 でてやるか。

PI☆


W辺「もぉしぃ?」

俺「はい。」

W辺「お前今なにしてんの。」

俺「あ、普通なんだ・・・・w」

W辺「は?」
819 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:18:32.09 ID:Bwf6tFwS0(13)
俺「いや・・・・・・もっと怒ってたり・・・」

W辺「んだよ 言いたい事あんなら言えば?」

俺「いや・・・・何の用?」

W辺「は? ・・・・まぁいいわ 拳の番号教えてよ」

俺「どーすんの?w」

W辺「んだお前っぜぇ喋り方・・・・・・。」

俺「いいから」

W辺「なんでお前偉そうなんだよ? お前拳じゃねーだろ。」

俺「いや・・・・・関係ないし・・・・・。」

W辺「拳がいっからそんな態度なんだろ?」

俺「いや・・・・もう見放されたし・・・・・・w」

W辺「は? なんで。」

894 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:25:25.09 ID:Bwf6tFwS0(13)
俺「いや・・・・怒らせるような事して・・・」
W辺「殴られたんか?w」

俺「ううん・・・・殴る気にもなんないって・・・・。」

W辺「んっははww   しょぼすぎwwwww」

俺「いやもうどうでもいいし・・・・w W辺君もしょぼかったけどw」
W辺「は?」

俺「いや・・・・俺W辺君の時ほど恥かいてないし・・・w」

W辺「ボソボソ喋ってんじゃねーぞ!!!!!!」

俺「俺もW辺君も同類なんだよぉぉ!!!!」

W辺「うわっ キモっ・・・・・・・・! なに大声出してんのw 同類なわけねーだろwうけるしwwwwwwww」

俺「どっちも拳くんから見たら「つまんない奴」だしwwwwww」

W辺「は? お前どんだけ調子のってんの?」

俺「・・・・調子のってんのお前だし・・・・・w」

W辺「・・・・・・・・・・お前今から外来れる?」

うはwwwwwww

28 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:31:39.19 ID:Bwf6tFwS0(6)
俺「いけるけど・・・・・w」

W辺「んじゃ出て来いよ。」

俺「え・・・・殴るの?」

W辺「んっははw  びびってんの?w」

俺「いや・・・・・警察呼ぶしww」

W辺「はぁ? テメーマジふざけんなよ。」

俺「殴ったら警察呼ぶしwwwwww」

W辺「ほんっとお前ムカつくな出てこいよ!!!!!!!!!!!!!!」

俺「いや 警察呼ぶしwwwwww」

W辺「警察しか言えねーのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

俺「言えないしwwwwwwwww」

W辺「あーーーーーーーーー!!!! ほんじゃお前んちいっからな!!!!!」

俺「来ればいいしwwwww警察呼ぶしwwwwwwww」
147 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:37:50.93 ID:Bwf6tFwS0(6)
W辺「お前警察警察とか言って恥ずかしくねーの?」
俺「別にwwwww」

W辺「男だったら自分の力で勝負してみろや。」
俺「いや勝負なんかしたくないしww」

W辺「俺に上等切ったって事は俺とタイマン張るって事だろ?」
俺「テラ中学生wwwwwwwwww」

W辺「あぁ? オタク用語使ってんじゃねーよキメーんだよ。」
俺「んじゃいいよ行くよww」

W辺「うわこいつマジムカつく・・・・・。どこくんだよ。」

俺「いや決めてよw」

W辺「あー・・・・じゃあ○高の横の(輝き公園)まで来いよ。」

俺「わかったw」

W辺「んじゃ22時な。 遅れんなよ。」

俺「はいはい。wwwwwwww」

W辺「おま

PI☆  

ツー ツー

279 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:44:47.43 ID:Bwf6tFwS0(6)
もうどうでもいいやwwwww

殴られてもいいし 別に死んでもいいしwww

んで殴られたら警察駆け込んでW辺タイーホktkrwwwwwww

地獄に道ずれwwwwwwwwwww

あ、いや、新学期にW辺いなくなるから俺歓喜wwwwwww

U本達? まぁせいぜいされて無視とかだろ?ww

あいつらにいじめできる程の度胸ねーしwwwwwwwww

ってね、もうホントどうでもいいwwwwwwwwww

さーーーー

上!!Tシャツ!!!  下!!!スウェット!!!!!

行きまーす☆

415 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:51:38.38 ID:Bwf6tFwS0(6)
俺は自分の部屋を出る

なんか半笑い。 

中3の時結構殴られた事あるし痛いの分かってるけど

なんかねwwwもうどうでもwwwwwwwいいwwww俺4WDwwwww

まま「ゲロアンタどこいくん?」

俺「あ ジュース買ってくるww」

まま「えらい機嫌よさそうやけどもうちょっと待ち。」

俺「え なんで?」

まま「なんかずっと家の前に高そうな車止まってんのよ。 2時間くらい。」

俺「は? いけるいけるwww」

俺は玄関を出た。 ホントだ。 車が止まってるねwwwwwwwそれが?

俺が出てきた瞬間車から人が出てきた。


スーツ姿の拳だった。
554 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 22:59:52.57 ID:Bwf6tFwS0(6)
拳・・・・・スーツ?
そういえば今日は拳がこの前言ってた「明後日」だった。

ずっと家の前で待ってたのか・・・・・?
まぁ電話は間違いなくとらないしな 家来てもでないし。

でも俺が出てくる保証なんてないじゃないか。どうなってんだ?
拳「外いんの俺って気付いたんか?」
俺「・・・・・・・・・。」

勘違い乙。 俺は用があんだよ。
俺は拳を無視して行こうとする。

拳「今日で最後なんだよ。」
俺「・・・・・・・・・。」

俺は止まる。

拳「だけどなんて言っていいかわかんねぇ。」
俺「あ、 ごめん 俺用あるから。」

俺は走った。
拳「すいません! 〜〜〜〜 〜〜〜〜
拳が誰かと喋っている

拳「ゲロ!!!!」

拳が追ってきた

651 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:05:26.29 ID:Bwf6tFwS0(6)
拳「おい!!」

俺は肩を掴まれる

拳「誰かと会うんか?」

俺「いや別にジュース買いに行くだけ このかっこだし」

拳「あそこに自販機あんじゃねーか。」

俺「いや コンビニしか売ってない奴のみたいから」

拳「マジか。 俺も一緒にいっていいか?」

俺「えっ。」

何故か こんな事を言った。 クズだよ? 文句ある?

俺「ちょっと遠いしW辺達もいるけどねwww」

拳「W辺?」

795 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:12:33.50 ID:Bwf6tFwS0(7)
俺「W辺達に呼び出されてるからww」

拳「・・・・なんでだよ?」

俺「知らないww ボコるんじゃないの?」

拳「・・・・・また俺のせいかよ・・・・すまんゲロ。」

俺「俺のせい俺のせいってかっこつけすぎでしょw」

拳「・・・・あんな事んなって 色々言ったのにまだ普通にそういう事言ってくれんだな。」

俺「後悔してんの?」

拳「・・・・・最近後悔ばっかしてるっつうの。」

俺「じゃあ何もしなきゃいいのにw 仕事も後悔してんの?」

拳「いや、仕事は後悔してねぇな。 ちょっと歩くか。」

俺「助けてくれんの?w W辺やっつけてくれるとか。」

933 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:19:44.04 (p)ID:Bwf6tFwS0(8)
拳「・・・・なんかヤケになってるって顔だなオイ。」

俺「そうw? 拳君のせいだけどww」

拳「ああ。 最初から関わらなきゃよかったのかもな。」

俺「もう今実際こうなってんだし遅いんじゃない?w」

拳「そうだな。 ・・・・・W辺は一人で待ってんのか。」

俺「タイマンだって言ってたww」

拳「今日び タイマンってあいつマジ中学生かよw」

俺「ふひひっ!w」

拳「すんのか?」

俺「いや 殴られて警察駆け込むww」

拳「そうだな。 それが普通だよ。」

俺「いや 拳君がやっつけてくれてもいいけどwww」

拳「じゃあお前はこれからどーすんだよ・・。」
153 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:28:33.43 ID:Bwf6tFwS0(5)
俺「これから?」

拳「2学期からだよ。」

俺「あぁ。 さぁw 普通じゃない?w」

拳「普通にできんのか。」

俺「拳君おせっかいしすぎじゃない? 何様?w」

拳「・・・・・・・そーだな。 でも俺のせいでW辺とこんな事にもなってんだろ。」

俺「まあねw」

拳「まあ俺も行くよ・・・。いいか?」

俺「いいけどw やっつけてくれんの?w」

拳「お前がそーしてほしいんならそーするよ・・。もうどーしていいかわかんねぇ。」

俺「投げやりだねwww」

拳「なんとでも言えよ・・・。 行くぞ。 どこだよ?」

俺「○高の横の公園。」

拳「輝き公園か。 ちょっと待っててな。」

244 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:33:05.33 ID:Bwf6tFwS0(5)
拳が電話をかけている。

拳「すいません・・・。もうちょっと待っててくれますか。
  はい・・・・。え・・・・? ありがとうございます・・・。」



拳「わりい。 行くか。」

俺「うん。」

すた すた すた すた

俺「拳君さぁ・・・・。」

拳「ん。」

俺「なんで俺と友達になろうと思ったの・・・・?w」

361 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:40:43.68 ID:Bwf6tFwS0(5)
拳「なんだそれ・・・・。」

俺「いや俺と拳君って全然キャラ違うじゃん?」

拳「キャラが違ったら友達になっちゃいけねーのか・・・?」

俺「いや、なんか不自然だしw」

拳「最初話しだしたのはまぁ、U本達があんま絡んでくるのがいやだったからだったっけな・・。」

俺「ああ、 やっぱりそうだったんだw」

拳「わりいな。 なんか利用してた。」

俺「いや 俺も利用されてるなーとは思ってたw」

拳「・・・・・すまん。 そんで、話していくうちに、こいつとは気合いそうだって思えてな。」

俺「あー、でも普通にできてたよね 意外と拳君話しやすかったし」

拳「友達って気が合うもん同士がなるもんだろ?」

俺「あー・・・そうかな。 で、友達になってくれたんだ。」

拳「なってくれたって俺何様なんだよ・・・w 友達に上も下もねーだろ。」

俺「そうかな・・・・?」

499 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:51:25.06 ID:Bwf6tFwS0(5)
拳「違うか?」

俺「俺拳君に会ってからコンプレックスだらけだったよ?それって下じゃない?」

拳「コンプレックスなんかだれにもあんだろ・・。関係ねーよ。」

俺「拳君にはコンプレックスあるの?」

拳「たりめーだろ、 腐るほどあるよ。」

俺「例えば?」

拳「俺は自分のやりたいよーにばっかやっからな・・・。それで結局は
  色んな奴に迷惑ばっかかけんだよ。 わかってんのにとまんねーんだ。」

俺「あぁ・・・・。」

拳「それで後で自己嫌悪になんだよ。 今回だってそーだ。」

俺「でも拳君のそういう行動って誰かの為にって言うのが多いでしょ?」

拳「かっこつけだからなw」

俺「それに助けられてる人ってかなり多いと思うけどw」

拳「ほらそーいうとこだよ。」

俺「え?」

拳「なんだかんだ言って最後にはそーいう事言ってくれんじゃねーか。だからだよ。」
563 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/22(水) 23:56:16.46 ID:Bwf6tFwS0(6)
俺「いや・・・まあ・・・・・・w」

拳「なんか息も合ってたしなやたらとw」

俺「まあね・・・・w カラオケの時とか拳君の嘘電話とかw」

拳「おうおうw いつの間に俺らここまでってなんかおかしかったわw」

俺「あ〜・・・・・そう思うとなんか 気が合ってたかもねw」

拳「だろ?w」



俺「うんw でもホテルであんな事になっちゃったけどw」


拳「・・・・・・・。」


やっちまったよ。

654 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:02:31.78 ID:y3Zd8rLG0(3)
拳「あー・・・・そーいやあん時俺切れてたなぁw」

俺「絶対殺されるって思ったw」

拳「「好きな女泣かしていーのか」って言ってたんじゃんwかっこつけてw」

俺「言ってたw」

拳「俺もU本とか泣かしまくってるよなw」

俺「好きな人じゃないからいいんじゃない?w」

拳「まーな。 ・・・・でもやっぱ女は泣かしちゃいけねーよ。」

俺「そこまで器用にできてないでしょ?w」

拳「そーなんだよなー・・・。 ホント・・器用な奴ならどーやんだろーな・・・。」

俺「器用じゃないからU本さん達も好きになったんだと思うよw」

拳「ほー・・・・なるほど。 俺って得な。」

俺「今更気付いたの?w」

拳「きったねーよなw」

俺「うんw」

拳「ひでぇw」

731 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:08:44.54 ID:y3Zd8rLG0(3)
拳「そーいやそんなに須Dとセックスしたかったのかよw」

俺「あん時は拳君のせいでやけになってたからだよ?w」

拳「あぁ・・・そうだった・・・。すまん・・。」

俺「拳君が訳わかんない事いうからw」

拳「ホントわりぃ・・・。 でもお前いくらなんでもあれはねーよw」

俺「うんw 今考えたら・・・・ないねぇ〜ww」

拳「でもちょっと惜しかったなって思っただろw」

俺「そりゃねw」

拳「テメー・・w 須D傷ついてっから・・・どうにかしねーとな。」

俺「うん・・・・でももう時間ないね。」

拳「ああ・・・・・。」

そして公園に到着した
828 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:15:36.28 ID:y3Zd8rLG0(3)
輝き公園は高校裏のあまり目立たないところにあるがとても広い。

その奥のベンチがあるところに・・・・

数人の男がいる。 8人くらいだ。

あの野郎。

拳「8人いんじゃねーか。」

俺「うん・・・。」

拳「一対一とか言ってなかったか?w」

俺「いやでもそーいう奴じゃんw」

拳「ホントつまんねー奴だな・・・w どーすんだゲロ。お前喧嘩とか苦手だったよな。」

俺「見たらわかるでしょw」

拳「・・・・・・・・どーすっかな。 男みせるかゲロ。他の奴任せとけ。」

俺「無理wwww」

拳「おまえなぁw」

54 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:25:45.39 ID:y3Zd8rLG0(5)
俺達は近づいて行く。

拳「なんだタイマンじゃねーのか。」
W辺「やっぱ拳きてるし・・・・・・。」

拳「きちゃわりーのか。 なんだその人数お前。」
W辺「はあ? しらねーし」

拳「しらねーってお前が呼んだんだろ。」
W辺「やっぱむかつくわぁこいつ・・・・・。」


8人の中にH井とO崎もいる。


拳「H井お前W辺嫌いって言ってなかったか?」

H井「えっ。 いや・・・・。」

W辺「は?」

拳「まあいいや・・・・。つまんねー奴だよテメーも。」

W辺「は? なに?」

H井「いや・・・・・。」

W辺はH井を睨んでいる・・・・が すぐに拳に向きなおった。

190 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:33:20.84 ID:y3Zd8rLG0(5)
拳「んでどーすんだよ 喧嘩www すんの?」

W辺「こいつの態度マジムカつく・・・・。」

拳「お前の感想なんかきいてねーよ。やんのかやんねーのか。」

W辺「いや俺そいつとタイマン張りに来ただけだし」

拳「タイマンタイマンっていつの時代の人だよお前は。 

  んじゃこいつらなんなんだよ。」

W辺「・・・・・・・・・。」

拳「一人じゃなんもできねーんだな。」

W辺「いや・・・タイマンだったらできるし・・・・。」

拳「よっしゃ。 じゃあ俺ともできんだな。」

W辺「はぁ? 俺がムカついてんのゲロだし。」

拳「こいつは喧嘩とか専門じゃねーんだ。 俺体力くれーしかとりえねーから俺がやるよ。」

W辺「は? わけわかんねーし。」

拳「わけわかんねーのはテメーだよ。 もーいいから8人まとめてかかってこいよめんどくせーな。」

W辺がまた情けなくなってきた・・・。
332 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:41:36.26 ID:y3Zd8rLG0(5)
拳「ゲロちょっとさがってろよ。」
俺「あ、うん いいの?」

拳「さっきは男みせるかとか言ったけどよ・・お前は喧嘩なんかしちゃいけねーんだ。」
俺「え・・・・・。」

W辺「何言ってんのクセぇしマジでwww 自分がかっこいいと思ってんの?w」
拳「お前よりはな。」

W辺「ゲロお前もしょぼすぎるんだよ!!! 殺すぞ!!!!」

俺「!!!」  ビクゥ!!!!

拳「うっせぇぞ 早くかかってこいよ。」

W辺「テメーが弱ぇからって開き直ってんじゃねーぞ!!!!!

   お前拳に頼ってばっかじゃねーかなさ


拳「いちいちうっせーーーんだよテメーーーは!!!!!!!!!

  テメーーーにこいつのなんが分かるっつーーーーーんだよ!!!!!

  何も分かってねーくせに馬鹿にしてんじゃねぇ!!!!!!!!!!」

拳がW辺達に突っ込んでいった!

485 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:50:12.50 ID:y3Zd8rLG0(5)
拳!!!!!!!!!!いけぇええええええええ!!!!

でも8人相手なんか無理だろ!!! そいつら結構皆つよそーだぞ!!!!

撃て!!!!! 撃つんだ!!!!! もちろん持ってんだろ!!!?


と思ったら完全に素手で突っ込んでいく拳

W辺達は8人もいるくせに「き きたぁ」 みたいになってる。

これはいい傾向。 完全に引け腰だ。


拳がいきなり一番近くのW辺の顎を足で跳ね上げ、

そのままバランスを崩さず前に出て横にいた男に肘。

ここまでは確認できたが後はもうあれだ・・・・


猛獣 VS 小鳥6匹。


あ、2人全力疾走で逃げた。

636 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 00:57:48.53 ID:y3Zd8rLG0(5)
というかほとんど攻撃する気がない。

なんか必死に「拳!!やめろって!!」 みたいになってる。

一人やる気になってる奴はいたが速攻で沈められた。


なんというかもう・・・・すさまじい。


8人もいる事に相当頭にきたんだろう。

逃げる者は追わないが、向ってくる者には容赦ない。

あっという間に4人が倒れ 4人が逃げる。

あ、2人戻ってきた。走ってくる!! あ、え、お?

南無。


そして倒れている男が6人立っている一人のスーツを着た男。


拳「・・・・・引き腰になってんじゃねぇよ。」



かっこいい〜〜〜〜〜〜〜〜
719 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:02:43.99 (p)ID:y3Zd8rLG0(6)
意識を失ったのが2人いるようだ。

一人はO崎。

拳がO崎ともう一人をペシペシしている。

拳「おいーーーーーーー。」 ペシペシ

拳「やっべ〜〜・・・・・・・。」

やりすぎたってか? 

拳、お前はいつも終わったあとがかっこわるいんだよ・・・

いい加減にしろ?

そして顎を押さえて這いつくばるW辺に拳が近づいて行く。

W辺「・・・・・・・・・。」

拳が膝まづいた。

拳「殴っといてなんだけどよぉ・・・・。」

803 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:10:01.59 (p)ID:y3Zd8rLG0(7)
拳「ゲロ普通にさせといってやってくんねーか。」
W辺「・・・・・・・・・・・・。」

拳「!?・・・・・・・顎割れてんのか?」
W辺「・・・・・だ・い・・・だいぞぶ。」

「だいじょぶ。」って事か?

拳「話せるか?」
W辺「うん・・・・・。」

拳「こんなんしといてあれだけど・・・ゲロ普通にしといてやってくれよ。」
W辺「は・・・・・?」

拳「もう手だしたりしねーって事だよ。」
W辺「はぁ・・・・・・?」

拳「俺どっか行くからさ、もう学校いられねーんだ。俺どっか行ったら、
 
  お前らゲロどーにかしよーとするだろ絶対。」

W辺「ひし・・・しねぇし・・・・。」

拳「絶対だな。」

W辺「しねぇし・・・・」

880 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:14:20.85 (p)ID:y3Zd8rLG0(8)
拳「んじゃあれだ・・・こんな事いいたくねーけどよ・・。」

W辺「・・・・・・・・。」

拳「ゲロからお前らになんかされたって連絡あったら・・。ホントに殺すぞ・・。」

W辺「・・・・・・・・。」

拳「しねぇって言ったんだろ?」

W辺「うん・・・・・・。」

拳「頼むぞ。」

頼んでどうする。

W辺「うん・・・・・。」


拳「ゲロ、かえろーぜ。」

俺「あっ うん。」


俺達は公園を出た。

989 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:22:25.89 (p)ID:y3Zd8rLG0(9)
拳「なぁゲロ。」
俺「えっ。」

拳「もう連絡とかできねーけど・・・あいつら大丈夫かな?」
俺「あ でも大丈夫だと思う・・・。」

拳「俺ホント喧嘩してよかったか・・・? あん時は頭に血上ったけど・・。」
俺「いやあれはしょうがないでしょ・・。」

拳「そーか・・・・。」
俺「いや拳君強すぎでしょw」

拳「あいつら完全に引いてたしな。 複数とやるの剣さんに教えてもらったし・・色々。」
俺「あー・・・じゃあ複数とやるの得意なんだ。」

拳「得意っつうか・・・・まぁ・・・帰るか。」
俺「うん。」
143 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:33:21.74 ID:y3Zd8rLG0(7)
俺と拳は俺の家についた・・・・。俺はいまも興奮している。
車がまだ止まっている。
拳が車に近づいた。 車が空いた。

25歳くらいの女が運転席から降りてくる。

ん〜・・・・なかなかいいんじゃね?

同僚(女)「おかえり。」
拳「すいません。 お待たせしました。」

同僚「もういいの?」
拳「いや・・・・まだちょっと。」

同僚「・・・・・・今日はもう行こうか。」
拳「いや、ちょっとだけでいいですから・・・。」

同僚「じゃなくて、明日も来ればいいじゃん?」
拳「え・・・・・。」

同僚「他に会いたい人いるんでしょ? この子の他にも。」
拳「あ・・・はい・・・。」

同僚「うん。 じゃあ一日遅れてもそんな問題ないし、あたしがSに言っとくw」

195 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 01:37:49.88 ID:y3Zd8rLG0(7)
拳「いいんですか・・・?」

同僚「うんw 剣ちゃんもまだぐだぐだ言ってるし。」

拳「すいません・・・・。」

同僚「うん いいよーw」

拳「じゃあゲロ明日また会えそーだわ。」

俺「あ・・・・うん・・・。」

拳「んじゃ俺今日は行くわ。 明日また連絡する。」

俺「うん。」

拳「明日はできれば皆で会うか・・・。俺連絡しとくわ。」

俺「うん。 わかった。 じゃあ明日。」

拳「おう。」

51 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 21:58:44.62 ID:y3Zd8rLG0(31)
W辺との喧嘩(拳のみ)の後、拳と別れ 家に入る


まま「えらい長い事アンタ心配してんで!?」

俺「あ、うん。ごめん。大丈夫。」

まま「ホンマ・・・・。」

俺は部屋に戻り ベッドに倒れこんだ。

なんて清々しい気持ちだ・・・。あんなに気分が淀んでいたのに。

拳がW辺達をぶちのめしてくれたからではない。

拳とあの最悪な空気のまま別れてしまうという事にならなかったからだ。

もう須Dが拳を好きだろうがなんだろうがどうでもいい。

俺の気持ちは晴やかだ。

須Dの事もやはり本気ではなかったんだろうな・・・。

俺は拳が今も好きでいる顔も知らない、病気で死んでしまったお姉さんの事を考えた。

いつか俺にもそういう人ができるのだろうか・・。
73 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:00:44.96 ID:y3Zd8rLG0(31)

2時頃 拳から電話がかかってきた。

拳「まだ起きてたか?」
俺「うん 余裕で」

拳「明日集まれそうだわ。」
俺「あ、そうなんだ・・。よかった。 皆にはなんて言ったの?」

拳「いや バーベキューでもしねーかって。 急な話だけどな。」
俺「うわ バーベキューとか・・。 高校生でw」

拳「まーいーじゃねーかw」
俺「誰がくるって?」

拳「U本とI谷と、T畑・・あとH井か。それと須Dはこの後お前に電話するってよ。」
俺「え? いや てゆーかH井君って・・。」

拳「あの後電話あってな。 謝ってきたわ。 だからゲロにも詫び入れるついでに来いって」
俺「許したんだ。 懐大きいねw」

拳「あいつ俺結構好きだったからな。 あんなんで別れるのはちょいツレーよ。」
俺「うん。だね。」

拳「須Dはどうしてもお前と話したいって言ってるけどいけるか?」
俺「あぁ うん。 急に切っちゃったんだけど。 いける。 今なら。」

拳「そうか。」

119 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:03:30.87 ID:y3Zd8rLG0(31)
俺「ちょっと時間ある? 話せる?」
拳「ん、ああ。 だいぶやる事も落ち着いたし もう今日はほとんどなんもねぇ。」

俺「須Dさんもさ、 結局拳君が好きみたいだよ。」
拳「ああ。 なんか言われたな。」

俺「やっぱ言われてたんだもう。」
拳「んー。 まあホテルの時な。」

俺「どうすんの?」
拳「どーするもなにもT畑とかの時と一緒だよ。 どーにもなんねえ。」

俺「ああ・・。 そうなんだ。」
拳「あんないい子が俺みてーなめんどくせーの好きになっちゃいけねーよ。
  俺が消えればまたいい男みつかるだろ。T畑もな。」

俺「結局前に話してたお姉さんの事忘れらんないんだ。」
拳「まーな。 どっちにしろもう会う事もねーだろーし、しゃあねえよ。」

俺「やっぱ会えないんだ・・・・。」
拳「ああ。 剣さんになり変わろうと思ってんなら会っちゃいけねーな。」

俺「剣さんは私生活で昔の友達とかと会ったりしてないの?」


144 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:05:25.23 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「いや、あの人は普通にしてる。なんだかんだで普段は結構あの人暇だしな。
  よく自分の地元帰ったり あの人施設出なんだけど、子供らと会ったりもしてるな。」
俺「へぇ・・・。」

拳「なんか店のオーナーやったりもしてるらしーわ。」
俺「そーなんだ・・。 だった拳君も会えるんじゃないの?」

拳「いや、あの人は特別なんだよ。」
俺「え・・・?」

拳「あの人の周りにはあの人に生きるか死ぬかっていう仕事しながらも
  普通の生活させてやろうって頑張ってくれてる人が何人もいる。」
俺「やっぱ仕事ができるから?」

拳「どーだろうな。 その人達とあんま深く話した事ねーからわかんねーけど・・
  あの人の周りもすげえ人が揃ってるって事だよ。
  仕事の割には随分情に甘えんだなって話だけどな。」
俺「へぇ・・・ じゃあ拳君もそんな人達ができればまた会えるんだ。」

拳「まあ・・・ そうだけどな。そう上手く行くかわかんねーけど」
俺「剣さんって人は拳君がその仕事するのなんて言ってたの?」

拳「なんだ 前はしんじねーって言ってたのに信じてくれんのか?仕事の話。」
俺「内容はやっぱ話半分なのもあってまだ信じれないけどね・・・。ごめん。」

拳「いいよ。 それが普通だしな。」
169 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:08:01.61 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「剣さんは俺が入ってくるの最後まで許可しようとしなかったよ。」
俺「やっぱそうなんだ・・・。」

拳「あの人は18歳の時から始めて、異例すぎる若さで結構問題になったみてーだしな。」
俺「それより低いしね・・・。」

拳「ああ、 俺の場合は高校生だし、やっぱ色々もめたらしーよ。」
俺「剣さんとは話したの?」

拳「ああ。「認められた事だしもうなんも言わないけど、俺になり変わろうとか考えるな」ってよ。」
俺「あぁ・・・。」

拳「「お前には無理」だとも言ってたな。「俺は周りに恵まれすぎて運が良かっただけ」っつって。」
俺「まぁ運も実力っていうしね・・・wふひひっw」

拳「それに「俺は死ぬつもりもないし、俺みたいなスーパーヒーローとお前みたいな凡人を一緒にすんな」って言われたよ。」
俺「拳君が凡人ってwww 結構酷いねw」

拳「あの人口わりーからなぁw それにムカつくほどすげー自信なんだ。ホントに死ぬつもりなんか一切ねーし。」
俺「へぇ・・・。」

拳「でも負けねーよ。そんな事言ってで無茶させないよーにしてんの分かってるしな。」
俺「うん。 あんま無茶はしないようにね。」

198 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:10:44.67 ID:y3Zd8rLG0(31)
剣さん解説

拳「15歳から人の為にいきて 18歳から人の為に命はって」

15歳からはなにしてたか知らん

210 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:11:33.41 ID:y3Zd8rLG0(31)

拳「もう須Dにかけさせていいか?時間もおせーし。」
俺「あ、 うん・・・・・。」

拳「まあ明日も色々話せるしな。」
俺「前までしょっちゅう会ってたのにさ・・。」

拳「ん?」
俺「もうあと一日とか・・・ あと何時間だとか・・なんか変な話だよね。」

拳「まあ・・そうだな。あんま俺も実感ねーよ。」
俺「そうなんだ・・・・。 まぁ、ごめん。変な事言った。」

拳「いや。 んじゃまあ、 そろそろかかってくるし、明日13時からやっから11時には連絡するわ。」
俺「うん。 わかった。」

拳「んじゃ須Dとちゃんとやれよ。」
俺「うん。 大丈夫だと思う。」

電話を切った。

なんかもっとぶっとんだ話だと思ったけど・・・剣さんっていう人は仕事外では普通に生活できてるのか・・。
周りの人の努力とかどんな人達なのかわからないけど・・拳とまた会える望みもあるって事なのかな。

2時40分ごろ、須Dから電話がかかってきた。

234 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:13:59.74 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「ごめんね遅い時間に。 起きてた?」
俺「うん。 さっきまで拳君と話してた。」

須D「あ、そうなんだ・・。 普通にできてるの?」
俺「22時くらいにも会ったしね。 すごい普通に仲良くできてる。」

須D「うん、なんか喋り方も気分よさそう・・。」
俺「ごめんねなんか・・・・。 滅茶苦茶感じ悪い対応して。電話とか。」

須D「いいよいいよw 頭の中こんがらがってたんでしょ〜?」
俺「それもあるけど・・・・まあ、ごめん。申し訳ないです・・・。」

須D「いいよっていうかあたしが騙したから悪いんだもん、そんなん言えないか・・。ごめんね。」
俺「あ、 いやそうじゃなくて・・・ 俺も最低だったし。 拳君もそりゃ怒るよw」

須D「やっぱ怒ってたんだ・・・。ごめん、めんどくさい事聞いていいかな。」
俺「え、 うん。」

須D「ゲロ君あたしの事本気で好きだったの? Hしたかっただけ?」
俺「え・・・・・いや・・・・。」

須D「こんな事聞かれたくないだろうけど・・ごめんね。」
俺「いや・・・なんか・・・好きっていうより・・・ちょっといいなって・・。」

須D「うん・・・。」
俺「そんで・・・なんかやけになって・・・あんな事言った。 ごめん。言い訳・・・ないや。」

須D「そっか・・・・。」
257 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:16:06.87 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「あたし8時くらいに電話で「拳君が好き」って言ったじゃん?」
俺「うん。」

須D「Uとか(T畑)好きなのもあるし付き合いも短いし・・・黙ってようと思ったけど
   ホテル出た時本人につい言っちゃった。」
俺「そーなんだ・・。で?なんて言ってた?(聞いたけど)」

須D「あたしもやっぱ振られたw」
俺「そっか・・・。」

須D「なんて言ったと思う?w」
俺「え・・・・わかんない。」

須D「 「お前は俺なんか好きになっちゃいけねーんだ」って真顔で言ってさあw」
俺「ああ・・・・言いそうw」

須D「よくそんな事真顔で言えるなぁって ホント平成の人?wって思っちゃったw」
俺「まあ拳君らしいけどねw」

須D「うん らしいねw まーあたしもゲロ君も次の恋愛頑張らなきゃねw」
俺「うん。」

須D「あたしとゲロ君がもしかしたら次はホントにそーなるかもしれないしw」
俺「いいよそういうのwまた変な事いいだすかもw」

須D「いいよその時は思いっきりぶつからw」

297 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:19:14.37 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「あーでもゲロ君すごい普通になっててホントよかった。」

俺「やっぱ拳君と仲直りできたのが大きいかな・・・w」

須D「親友だもんね〜w」

俺「うん・・・。 俺はそう思ってるけど・・・・。でもなんか・・・。」

須D「でも?」

俺「すごいこう・・・・なんか拳君にそう思って貰ってるの悪いっていうか・・・。」

須D「なんで?」

俺「拳君はすごいお人好しだから・・・俺がどういう人間かわかってないっていうか・・・」

須D「え・・・・・。」

俺「分かろうとしてないのかも・・・・。」

須D「そんな事ないよ・・・・。」

俺「だから全部・・・・なんていうか・・・・ 明日最後だから・・・。」

357 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:23:11.63 ID:y3Zd8rLG0(31)
須D「最後!? え? 拳君が?」

俺「うん・・・・須Dさんにだけ言うけど・・・明日で拳君もうどっか行っちゃうんだ。」

須D「え・・・・?ホントに・・・・?」

俺「うん・・・急だけどね。」

須D「急すぎるよ・・・・・っ・・・っ・・。」

須Dが泣きだした・・。

俺「でも明日拳君は皆に言わないと思うんだ。 だから須Dさんも普通にしてあげててね。」

須D「うん・・・・っ・・・わかっ・・てる・・。」

俺「言わない方が・・・・聞かない方がよかったのかな・・。」

須D「ごめっ・・んっ・・言ってくれて・・・・・よかっ・・・でも・・・会話っ・・・できそうになっい・・ごめんっ・・!」

俺「・・・・わかった。・・じゃあもう切るね。  ・・・あんま泣かないで・・・。」

舘だな。 

須D「うんっ・・・ごめっ・・・・・じゃあね・・明日。」

俺「うん。また明日。」

409 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:26:33.04 ID:y3Zd8rLG0(31)
そして次の日拳から電話があり
12時半に河原に全員集まった。

道具を出し食材を並べ、ワイワイ言いながら準備をする。

拳「辛気臭い顔すんなよw」
H井「いや・・・・。」

眉の右上に大きな痣のあるH井が気まずそうにしている。

俺と拳とH井で少し離れて話をした。

拳「昨日あんな事言って悪かったな。 逆らえなかったんだろ。」
H井「ごめん・・・・。」

拳「んで今も逆らえねーのか。」
H井「いや・・・・・。」

拳「ゲロ気にしてねーよな。」
俺「うん 全然。」

H井「ごめん・・・・。」
俺「いや いいよいいよw」

拳「なんつーか・・・2学期からも俺とかゲロと仲よくしてくれよ。」
H井「え・・・。そりゃもう 全然いいけど。 拳君って昨日さあ・・」

拳「あー・・・・ 聞いてたんか。」

436 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:28:02.96 ID:y3Zd8rLG0(31)

H井「転校でもすんの?」

拳「まあそんな感じだよ。」

H井「そっか・・・。急だな。」

拳「頼みがあんだけどさ。」

H井「ん?」

拳「2学期からはゲロと普通にしてやってくんねーかな。」

俺「いやいいよいいよ!!w 無理しなくて。」

拳「U本達もそりゃ仲良くしてくれるだろーけど、男子の仲いいの俺しかいねーんだ。」

H井「あっ全然いいけど。 俺ゲロとも旅行で結構話すようになったし。昨日は・・あれだったけど」

H井・・・・・。

H井「でもそーいうのって人から頼まれる事じゃねーじゃんw」

拳「まあな。 でもこーでもいわねーとゲロ避けてただろ?」

H井「まーそーだけど・・・w」


465 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:30:16.78 ID:y3Zd8rLG0(31)
俺「いいの? 無理してない?」
H井「いやこっちがいいの?って話だよw 昨日のあるし」

俺「いや 俺H井君いい人だなって旅行で思ったし、全然。」
拳「あんだけ言ったからW辺もちょっかい出してこねーだろうけど
  ツレー事もあるかもしんねーな。」

H井「あーないないw あいつどーせハブられそーだしw 俺仲いい奴とゲロにつくしw」
俺「俺につくって・・・w」

H井「いや言い方おかしーけどなw お前も入れよって感じだよ。」
俺「あ・・・うん。 お邪魔しますw 俺つまんないけどw」

H井「いやお前結構普通に話せると思うけどw 洋楽とか詳しいしw まぁだいぶキャラ違うけど」
拳「キャラがどうとか目立ってるとか そんなもんアホらしーとおもわねーか?」

H井「うん 今は結構そう思うw」
拳「そーか。 んじゃ頼むわ。」

H井「だから頼まれるよーなことじゃねーってw」
拳「ぬ。すまん。」

拳、らしくない頼まないでいいんだ。 そりゃH井もそれなりに仲良くしてくれるだろうけど

俺は一人でも大丈夫だよ。 頑張るから・・・。
497 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:32:44.47 ID:y3Zd8rLG0(31)
そしてバーベキュー。 うまそうじゃ。

U本「肉多すぎwww」
拳「野菜もちゃんと食えよ。」

U本「パパーw」
拳「パパはこの後会うハゲオヤジだろ。」

U本「なにそれどーゆー意味!!」
拳「女子高生は怖いなーオイ。 自分大事にしろよ。」

U本「ムカつく・・・・。」
拳「うっさいボケ。」

拳とU本はいつもの調子だ。
U本は拳が急にいなくなったらどういう顔をするんだろう・・・。

T畑「拳ちゃん食べ過ぎw」
拳「まだなんぼでもいけるぞ。」 もぐもぐ

T畑「今度なんか作ったげよーかw」
拳「別にいい。」

T畑「いやよくないよ 好きなのとかある?」
拳「何でも食う。」

T畑は今でも拳が好きなんだろうか。 顔のいい処女はなかなか積極的で諦めないな。
W辺の事は聞いていないのだろうか。回ってもよさそうだが。

とりあえず今日の服装はあはあ・・・はあ・・・うっ。

528 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:34:38.51 ID:y3Zd8rLG0(31)
俺は基本的に拳といたが須DやU本、H井とよく話した。

それであるものに気付いた。

河原を昇ったところにスモークを張った車がずっと止まっている。4駆だ。

スモークで中は見えないがこっちを見ているような気がする・・・。

拳を待ってるのだろうか。

俺は拳に聞いてみた。

俺「あの車って仕事の人?」

拳「ああ。ありゃ剣さんの車だよ。」

俺「え・・・来てるの? 待ってるって事?」

拳「いや待ってるっつーか・・・ホント暇な人だよ。訓練でもしてりゃいーのに」

俺「・・・・・・。」

557 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:36:48.03 ID:y3Zd8rLG0(31)


(妄想)

車の中に剣という男と、昨日現れた女が乗っている。


剣「ええなあ。あーゆうの。」

同僚「青春ですねえ。」

剣「お前も高校の時とかあんなだったんか?」

同僚「うんまあ。 楽しかったですよ。」

剣「ホンマか。 俺もああいう青春すりゃよかったかな・・。」

同僚「んじゃ剣ちゃんも今から青春する?w」

剣「お前とか。」

同僚「うんw」

剣「気持ちわるぅ。」

同僚「・・・・・・・。」

(妄想終了)
591 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:38:23.15 ID:y3Zd8rLG0(31)
夕方になり、皆満腹になり、一段落つく。

皆くたびれた感じに座ったり片づけしてたりする。

俺は拳と皆から少し離れて話した。

俺「言わないの?今日で最後だって。」

拳「言った方がいいか?」

俺「言わない気だったんでしょ?」

拳「すげーいい雰囲気じゃん。 言い出したらなんかなぁ・・。」

俺「ごめん 須Dには昨日言っちゃった。」

拳「言ったのかよ・・・。 なんて言ってた?」

俺「泣いてた。」

拳「そっか・・・。 じゃあ尚更言えねーな。 H井は知ってっけど・・
 
  あとの3人は知らねーんだろ。」

俺「話したくない?」

拳「あいつらに失礼だろーけどな・・・。できねぇよ・・・。」


632 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:41:06.23 ID:y3Zd8rLG0(31)
そして拳が仕事と言う嘘をついて解散となった。

T畑とI谷が帰っていく。

T畑「拳ちゃん次空いてる日ある?」

拳「・・・・まだわかんねーや。また連絡する。」

T畑「うんwじゃーねー。」

拳「っ・・・・じゃあな・・・・。」

T畑・・・・・・・。

I谷「」 なんて言ってたっけな?


H井「んじゃ・・・・また。」

拳「おう・・・・・。」

H井・・・・キャラとは裏腹に多くを語らず・・・。

俺と拳は動こうとしない。

U本と須Dも帰ろうとしない・・・・・。

684 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:43:43.47 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「お前らかえんねーのか。」
U本「拳ちゃん達も帰んないの?」

須D「ゲロ君。」
俺「えっ。」

須D「U気付いてたって・・・。そんで聞かれて・・・言っちゃった。ごめん・・。」
俺「あー・・・・。」

U本「まー言わないとは思ってたけど。」
拳「わりー・・。」

U本「なにすんのか知らないけど・・・急すぎない?」
拳「ああでも・・・・もう時間ねーんだ。」

U本「そっか・・・・・。」

拳の胸にドスッ・・・・とパンチするU本

U本「安っぽい事しか言えないけど・・・・・。」

拳「・・・・・・・。」

U本「・・・頑張ってね。」

拳「・・・・・おう。」

U本・・・・・かっこええ・・・。
732 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:45:58.84 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳の胸から手を離さないU本、顔が俯く。

泣いている・・・・。

U本「っ・・・・・っ・・・・・。」

須D「うっ・・うっ・・・ひぅー・・・うっ・・・。」

須Dもそれを見て即座に号泣。

拳「もっと早く仲良くなってりゃよかったな・・。」

U本「う゛ん・・・・っ・・っ・・・。」

拳「でも楽しかったわ。 多分お前いたからだよ。 ありがとな。」

U本「う゛ん・・・・・・っ・・。」

拳がU本の頭にポン と手を置く。

拳「須D、U本と仲良くな。もう喧嘩なんかすんじゃねーぞ。」

須D「ひっ・・ひっ・・・うっ・・ひっ・・うー・・・。」

U本「(T畑)とっ・・・・(I谷)っにはっ・・・あたしからいっ・・・とくっ・・からっ・・」

俺「頼む。・・・・・わりいな。そんなんさせて。」

U本「うっ・・・ぐっ・・・ぅ〜〜〜・・・・・・うぅぅぅぅ〜〜〜・・・・!」

753 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:47:31.16 ID:y3Zd8rLG0(31)
そしてU本と須Dと離れ 俺と拳は川沿いを歩いている。

拳「やべぇ 泣けてくるな。」

俺「なんか最終回って感じだね。」

拳「最終回のわりは今から大変だけどなw」

俺「うん・・・・。」

拳「ふー・・・・・。 どーなんのかな・・・。」

俺「何年くらい先になりそう・・・?」

拳「え?」

俺「また普通に会うとか・・・・。」

拳「さぁ・・・・わかんねーな・・。剣さんはホント周りに恵まれて


俺「いかないでよぉ・・・・・・。」


拳「・・・・・・・・・・。」

俺「うっ・・・うっ・・・・」

拳「・・・・わりーな。 もう決めたんだ。」

783 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:49:06.38 ID:y3Zd8rLG0(31)

俺「っ・・・・なっ・・・うっ・・なんでぇ・・・。」

拳「かっこつけすぎなのはわかるけど・・・俺ももう・・行く気になってんだ。」

俺「っ・・・っ・・・・。」

拳「泣くなよ・・・・。」

俺「うんっ・・・・でもっ・・・・・。」

拳「なんだかんだ言ってお前といた時が一番楽しかったよ・・・。ありがとな。」

俺「っ・・・・・っ・・・・・・。」

拳「お前がいい奴で・・・・よかったよ。」

俺「ちっ・・・・・・違っ・・・う・・・。」

拳「なにがだよ。」

俺「ちがっ・・・・・違っう・・・・・・。」

拳「・・・・・・・・・・?」
808 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:50:28.57 ID:y3Zd8rLG0(31)

拳「・・・・・・・・・・。」

俺「俺っ・・・・・けっ・・・拳君がおもっ・・・てるよう・・なやつじゃっ・・なくてぇ・。」

拳「・・・んなことねーよ。」

俺「ちっがう・・・・・・! おっ・・俺っ・・・利用っ・・しててぇ・・・・。」

拳「・・・・・・・・。」

俺「拳っ・・・君が・・・・っ・・何でもっ・・してくれっ・・る・・・からっ・・・利用しててぇっ・・。」

拳「・・・俺がやりてー事一緒にやってもらってただけだよ。 利用なんかされてねーよ。」

俺「そっ・・・・そんなっ・・・・お人よしっ・・だからっ・・・俺みたいっなの・・・・にっ・・

  利用っ・・・さっ・・れんだよぉぉぉ・・・・・。」

拳「やめろよ。 だから利用されたなんて思ってねーんだよ。」

俺「俺っ・・・・・・けっ・・・拳君が・・・思ってるっ・・・ようなっ奴っじゃっ・・・・・・」

拳「やめろ・・・・・。」

俺「でっ・・・・・・でもぉ・・・っ・・・・俺っ・・・。」


828 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:51:36.60 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳「・・・・・・・でも?」

俺「俺っ・・・けっ・・・拳君っ・・・がっ・・・おもっ・・・・思ってる・・・

  ようっ・・・な・・奴にっ・・・なる・・・がらぁ・・・・。」

拳「・・・・・・・・。」

俺「おれぇっ・・・拳っ・・・君っ・・・がぁっ・・・おもって・・・くれっ・・てる・・

  ような奴っ・・・にっ・・・何年かかっ・・・てもっ・・・なる・・・がらぁ・・・。」

拳「・・・・・・・・・。」

俺「だかっ・・・らぁ・・・ぜっ・・絶対っ・・・・帰って・・・・きてよぉぉ・・・・?」

拳「・・・・ああ。分かった。」

俺「ぜっ・・・・・たいっ・・・・だよぉ・・・・・?」

拳「おう。絶対だ。」

拳は俺の両肩に手を置いた。


拳「・・・・今度のは嘘じゃねぇ。」

894 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:53:38.68 ID:y3Zd8rLG0(31)
拳が去って行く・・・・・・・。

俺はその場に立ちつくして泣いて・・・拳の後ろ姿を見ていた。

不思議な奴だった。

不器用で、お人好しで、無愛想で、そしていい奴で。

あいつには、確かに人を返る力があった。

あいつには、人の忘れていた何かに訴えかける力があった。

それは少なからず俺だけにではなかったはずだ。

俺は拳のようになれないかもしれない。

でも、次に会う時は、拳にがっかりされない人間になっていたい。

今はまだ何も変わってないかもしれないけど・・・・。

絶対帰って来て・・・・・立派になった姿を見てほしい。

拳、約束だよ・・・・・・。



さよなら・・・・・いつかまた・・・・・。


942 :ゲロ ◆ACIfjQMGPQ :2007/08/23(木) 22:54:39.36 ID:y3Zd8rLG0(31)
教室で盛大にゲロを吐いた 完
本編終了


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