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政治の動きコミュの48、【主張】仙谷官房長官 更迭に値する自衛隊否定

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2010.11.19 03:01 産経
このニュースのトピックス:主張

 日本の平和と安全を守るため、日夜、身を挺(てい)している自衛隊員の存在を否定する暴言が政府の中枢から飛び出した。
 仙谷由人官房長官が参院予算委員会で「自衛隊は暴力装置でもある」とした答弁である。
 自衛隊は国家の命令があれば、どんな危険な任務にも赴き、国家と国民の負託に応えねばならない。官房長官は、国防に関する重要事項などを審議する安全保障会議の一員であり、防衛出動などの命令にも関与する。
 そうした国を担う統治責任の意識はみじんもうかがえない。自衛隊の士気を阻喪させ、隊員への敬意のかけらもない発言は、官房長官として極めて不適切であり、更迭に値するとしかいえない。
 「暴力装置」は無法の暴力集団をイメージさせる。仙谷氏は自民党の抗議を受けて、「実力組織」と言い換え、「自衛隊の皆さんには謝罪する」と発言を撤回した。だが、仙谷氏は以前にも同様の表現を使っている。本音ではないのか。「本人が発言を撤回し、謝罪している」という菅直人首相の国家観も問われる。
 一方、柳田稔法相も地元・広島市での国政報告会で国会答弁を軽視する発言を行い、野党側から罷免を求められている。この問題も、閣僚としての資質を欠いていることから生じた。
 柳田氏は会合で「法相はいいですね。2つ覚えておけばいいんですから」と前置きしたうえで「個別の事案については答弁を差し控える」「法と証拠に基づいて適切にやっている」と答弁を例示し、「分からなかったらこれを言い、だいぶ切り抜けた」などと述べていた。論評にも値しない情けない発言だ。
 大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件などで検察のあり方が厳しく問われている自覚もない。柳田氏は自ら進退を決すべきだ。
 問題発言は仙谷、柳田両氏にとどまらない。防衛省が民間人の言論統制につながる通達を事務次官名で出したことについて、北沢俊美防衛相が問題点を認めようとせず、通達の撤回を拒んでいるのは理解しがたい。
 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件、ビデオ流出事件への対応や対中・対露外交をめぐる失態によって、菅首相の求心力は大きく低下している。内閣のたがの緩みは首相自らが招いている。

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