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Gaugeコミュの003 アートはどこにあるのか?

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今日はあまり時間がないので、問題提起というか、エッセンスだけ書いて、あとは随時補足したいと思います。

アートはどこにあるのか。アートは、ストリートにあるでしょう。ストリートという言い方が迎合的であるなら、現場でもいい。現場という言い方が月並みなら、「外」でもいい。
それは、京橋や銀座のギャラリーにも、一回20万円の賃料を美大生からもらって経営している貸し画廊にもあるかもしれないし、美ヶ原高原美術館にもあるかもしれない。
でもいずれにせよそれは、生きた場所にきっとあって、本や想像の中にはない。

だから、アートを観たかったらそこまで観に行かなければならなくて、アートが生じるのはそれを実際に観ている時だけだと知らなければならない。
どこかへアートを観に行って、その帰りに浸っている余韻の中にもアートはあるかもしれないが、それでさえも実際観ている時がなければ生じない余韻であることを考えれば、もっとも大事なのは、現場で観ている時からアート体験は始まる、それまではそのイミテーション、カニカマを食べてるのと変わらないということをまず知らなければならない。勿論、カニカマの方がカニより、画集の方が本物より良かった、ということだってあるかもしれないが、それにしたって、本物を観て初めて生じるカニカマ・アートであり画集アートなのだ。

ということで、この第003号をきっかけに、今年はなるべく発表されているアートを観に行きたいと思ってます。ただし、無料で閲覧できるものを中心に。
というのも、今回の定義において重要なポイントは、それがアートであるかどうかを判断するのは鑑賞者自身であるという点であり、すでにアートとして認知された上に見料も取っているそれを見ることは、前回も少し触れたように、強制的に見せられまた判断させられる側面を持っているからです。

コメント(3)

今日、立ち読みで『Art it』というアート雑誌を読んで、そこには以前から加藤泉さんが紹介されていたり、内容も充実しているので時々読むのですが(本屋で)、でも1400円のそれを買ってまでアートの情報を収集したいと思う人がどれだけいるのだろうか。

というか、たとえ650円でも僕は買わないが、でも500円でその内容だったら、応援する意味もこめて定期購読者になるかもしれない。

つまり、その「応援する意味もこめて」買う、追いかける、というモチベーションが人にはあるはずで、そういうのがアートの面白さを媒介する際の一つの方法になるかもしれない。

という「媒介」について少し説明すると、つまり現場に確かにアートはあるのだが、そこまで人が(僕が)足を向けるには、それだけ強烈な(強烈であるとは意識されないほどに強烈な)ある種の方向を向いた力が生じていなければならないという、その力をここでは「媒介」と呼びます。
saintphallさん、コメントありがとうございます。

そうですね、仰ることには僕もほぼ同感です。
でも、お金をもらったら行きますよ、僕は。交通費+鑑賞代を下さい、誰か。そしたら行ってレビューします。

それはともかく、まずは
>いつからか、自分が絵を描くために美術館やギャラリーに足を運ぶ必要は必ずしもないんじゃないかとさえ思っていました。

につきまして、それはそうでしょうね、と思います。「描くために観る」というのは、「受験に勝つ為に予備校に行く」、とか、「忘れる為に飲む」とかいうのと同じ薬理的な期待をしての行為で、僕が思う「あるべき姿」というのは、それとは逆で「観るのは観る為」、「作家に会いに行くのは作家に会う為」です。
という感じで話は
>展示に行くときは、アートを観にいくというよりも、その作家のその企画を観たいから行くという感じ

に繋がっていくわけですが、アートを観に行くという行為は、結果的にそれ以外の付随する要素をはらみながらも(銀座をぶらぶらするとか)、本来的には(繰り返しっぽくなりますが)アートを観に行く為だけに成されるべきだし、そうすることで鑑賞の焦点を絞ることができるのだと考えます。

ぶっちゃけ、面白くないですよ、ギャラリーめぐりって。経験的に。そこには何だか、ブヨブヨとした「付随するもの」だらけなんじゃないかっていう気がします。
しかしながら、そうした「付随するもの」の中には、鑑賞者が勝手にくっつけたものも多くあるかもしれない、というのが今僕が睨んでいるところで、つまり、実際の展示(出来れば無料か安いものが良いけれど、多く観るには)を目にする際に、「アートを観に行くんだ」という意識に焦点を絞って(これが何というか、アウトプットの口を絞る行為であり、このコミュ名でもある「ゲージ」という事を意味してもいるのですが)観に行くことで、自分の中にアートをグイッと引き込みたいと思っています。

という事を、今僕は書きながら考え至ったのですが、そういう意味でも、
>展示に行くときは、アートを観にいくというよりも、その作家のその企画を観たいから行くという感じで、アートが好きなのではなく、その作家、その企画の発想が好きという感じなのかなぁと思います。
>行く前から展示のコンセプトだとか作家本人だとかが「間違いなくこの人のこういう展示なら面白いだろう。」という場合がほとんどで
といった実感に基づいたご意見は大変参考になりました。

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