バーチャル・ゴルフ教室コミュの○　　コースの難易度が上がっていない

ゴルフの進化の一番は飛距離にあります。
この２０年で５００Ｙは確実に伸びています。
その進化に対応できていないのが日本のゴルフ場です。

ビジネス経営という重大な問題があり、
難易度を上げるとお客が来なくなって経営が危なくなります。

民間がビジネスとして経営している限り、このコースの難易度を上げる事は
大変困難なことかも知れません。

現在は倒産したゴルフ場を買収し、チェーン展開している企業がありますが
これ以上易しい設定はないというほど簡単にしています。

これでは一般の人達のレベルも上がらなければ、
競技選手達の練習の場がどんどんなくなってしまいます。

アメリカのゴルフ場は公営でも７０００Ｙ近くあり、ＦＷは２０Ｙ程度、
ラフは８ｃｍカットでワングリーン制、ぶつけてＦＷに戻す土手などはなく、
日本ではあまり見ない難易度の高いゴルフ場がたくさんあります。

一番お金を使うゴルファー達が好むのは易しいコースです。
それなりのテクニックしか必要としないがために
いつまで立っても技術的レベルが上がらないという説も
まんざらではありません。

アメリカのように州立などの公営ゴルフ場が日本にも出来れば
恐らく難易度を上げることも可能だと思いますが
民間でも、プロを養成するアカデミーやゴルフメーカーなどが
率先して難易度の高いゴルフ場を所有して運営し、お客を限定せず
オープンにすることはできるかと思います。

これをどう対処するか、ＰＧＡの新しい組織に期待です。