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VTR乗りのまったりコラムの部屋コミュの◎コラム[7] 転倒あれこれ

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二輪車の宿命【転倒】。

特にスキルアップ練習においては間違いなく付きまといます。

その転倒による身体と車両のダメージをいかに減らすか電球
これついて触れていきたいと思いますクローバー



【小項目】

 〜[1]転倒って?〜
 〜[2]転倒の危険性〜
 〜[3]転倒のしかたのコツ〜
 〜[4]VTRの転倒対策〜
 〜[5]ハイサイドとは〜

コメント(6)

 〜[1]転倒って?〜



「転倒」誰しも避けて通りたい道だと思います。

でも俺は正直、そんなに嫌いじゃないんです。
(公道走行中とレース中の転倒は絶対に嫌ですが・・・)





というのも、転倒にはコツがあるんです電球
装備と車両への対策、コケ方さえ気をつければ、大してダメージは出ません。



むしろ転倒することで、普段わからないバイクの動きを知る事が出来ます。

 こうすると駄目なんだ・・・
 ココまでは大丈夫なんだ・・
 限界時はこういう挙動が出るんだ・・・

そんなのもあり、俺は転倒を上達への近道と考えたりもします。
(状況によりけりですけどね)






実際、俺自身は何百回と転倒を経験し、その中で覚えている骨を折るような怪我は1度だけ。
モトクロスでのジャンプの失敗で、ハンドルが胸に刺さった時。この1度。

余談ですが・・・
飛んだ瞬間にジャンプの大体の成否がわかるんですけど
その時は飛んだ瞬間「あ・・・全然足りない・・・絶対ヤバイげっそり」って気付き、
飛んでる最中、頭の中真っ白たらーっ(汗)

過去最長のジャンプ中の空白の時間でしたあせあせ(飛び散る汗)

次の山の頂上手前にフロントから着地し、ハンドルとバイクが大暴れ。
投げ出されてバイクのハンドルのバーエンドに胸が刺さり・・・あれは痛かったふらふら


骨折ったのはその一度だけです。
それでも肋骨だけなので、大した事はなかったです。








そんなわけで、前向きに転倒するべく?ポイントを書いていきたいと思いますクローバー
 〜[2]転倒の危険性〜


転倒にも色々な形態があります。
その中で一番怖いのは【衝撃を受ける転倒】。

例えば

 ・他の車両と接触する
 ・壁などの建造物にぶつかる
 ・地面に叩き付けられる

衝撃力は体に大きなダメージを与えます。
四輪車のような衝撃を吸収してくれるボディーが無い二輪車の場合、
装備で吸収する他ありません。



この時、装備に必要な機能は「衝撃を吸収するパッド」。
いくらチタンだのカーボンだのプロテクターが付いていても
これらは衝撃を吸収してくれません。

体を護る肝は高性能の「衝撃吸収パッド」。
コレが随所にふんだんに使われている物です。


革ツナギの値段の差は、こういった物の使用量の違いの部分が大きいです。
要は高ければ高いほど安全です電球









逆に言うと、スリップダウンのように路面を滑走している分には
大してダメージを受けません電球

その際装備に必要な機能は「滑走性能」。



アスファルトに引っかかることなく、安全に滑走する性能。
滑走中、アスファルトに装備が引っかかると、
体に瞬間的に衝撃力としてダメージを受ける事になります。
最悪、その瞬間に体が空に投げ出される事もあります。

これがスリップダウンでの大きな怪我の要因になります。



ここで威力を発揮するのがチタンやカーボンのような硬い素材。
容易には変形しませんので、アスファルトに引っかかることなく安全に滑走できます。

逆にスライダー(膝や車体につけるプラスチック素材)は硬度の弱さを利用し、
自身を削る事で引っかかる事を防止し、安全に滑走してくれます。(消耗品になってしまいますが)

発想の転換ですね電球








そして特にヘルメット電球

ヘルメットの「ツルツル」。あれは安全性能です。
ヘルメットに傷やエグレがあると、転倒時にそこが引っかかり、
その瞬間に首を痛める原因となります。

ヘルメットの頭頂部を地面に向けて置く方、
もしいらっしゃったら絶対に止めてくださいね。

傷を付けないように、大事に扱ってくださいクローバー











要は転倒で危険のは「衝撃力を受ける事」なんです。
装備をちゃんとし、衝撃力さえ受けなければ大した怪我をする事はありません電球

「バイクは危ない」の認識の大部分は
その衝撃力の要因満ち溢れる「公道」での転倒のイメージがあるからだと思います。

ポイントを抑えて転倒する分には大して危険は無いんです電球





だから・・・衝撃力の要因満ち溢れる(対向車とか後続車とか電柱とかガードレールとか・・・)
公道での転倒、コレは絶対に避けてくださいクローバー

(あんまりポイントになってないですね・・・たらーっ(汗)
 〜[3]転倒のしかたのコツ〜


バイクで転倒したときの怪我を最小限にするポイント。
それは

 ?出来るだけ早くバイクから離れる
 ?抗わない事
 
これは[2]で述べた衝撃力を受けない為です電球







?出来るだけ早くバイクから離れる

 転倒時に自分のバイクに挟まれる、ぶつかる事、これが怖いんです。
 転倒寸前では「コかしたくないっ!!」って存分に抵抗するかと思います。

 それでも転倒が始まってしまったら、その時はバイクを突き放すなりして
 出来るだけバイクから離れてください電球 心を鬼にしてむふっ


 それが何気に難しい「立ちゴケ」。
 足が挟まれてしまったりと、地味に体にダメージの残る転倒だったりしますあせあせ(飛び散る汗)









?抗わない事

 転倒してしまったら、とにかく流れに身を任せてください。
 滑っていくなり、ゴロゴロ転がるなり、何もしないんです。
 抵抗してはいけません。
 ただ、頭が地面に付かないよう、頭を上げるなりして気をつけてください。


 なので受身は厳禁手(パー)
 転倒時の力を受身で受け止められるほど身体は強くありません。
 受身をする事で逆に大きな怪我をする原因になります。

 もし空に飛ばされた時の着地時には衝撃を受け流すようにしてください。
 決して受け止めてはいけません。

 無理に止めようとする、立ち上がろうとすると、
 その瞬間に身体が空に飛ぶことがあり、余計痛い思いをする事があります。

 

 俺が乗り始めた頃は、コケる度に抵抗して・・・グローブを何枚破いたことかもうやだ〜(悲しい顔)
 手の平に擦り傷も負うし、良い事ありません。











ただし例外がひとつ。

滑っていく、飛んでいく先に建造物や走行車両等があってぶつかりそうな時。
この時ばかりは必死で抵抗して、滑っていく速度を少しでも多く落としてください電球
滑る方向を少しでも安全な方に変えてください。



ちなみに移動する物体の力は速度の二乗に比例します。

簡単に言うと、衝突時の速度を半分に出来れば、
衝突時の衝撃力は半分・・・では無く、四分の一になるんです。



滑っていく速度を少しでも落とすこと、とても大切なんです電球












頭ではわかっていても、転倒慣れしない内は
なかなか上手く対処するのは難しいかと思います。

それでも頭の片隅に置いてもらって、少しでも怪我が少なくあれば幸いですクローバー
〜[4]VTRの転倒対策〜


VTR、走りは堅牢ですが、転倒時にはダメージを負い易い車両。
転倒すると、メーターやライト、ウィンカー等のフロント周りが壊れ易いんですたらーっ(汗)

その事はイントラをやっている時に度々目の当たりにしていたので、
壊す前に対策を電球って事で、以前に腐れ縁のイントラ仲間と色々検討したことがありました。

その時のお話を。





選びのポイントは

 ・繰り返し転倒に絶えうる事
 ・走行の邪魔にならない事





その結果、一番の候補がコレ電球

◎ぶん田さんのSSB
 ・トップページ:http://zrx-drz.at.webry.info/
 ・VTR250用:http://zrx-drz.at.webry.info/200807/article_17.html

バイクジムカーナの大御所のお方。とても深く熱い方です。
趣味と実績をバンパーの形にされているので、とても実戦向きのバンパーですぴかぴか(新しい)


このバンパーのポイントは

 ?転がらない形状とマウント方法
 ?軽量
 ?張り出しが小さい




 

 ?転がらない形状とマウント方法

  このバンパーの形状と取付位置だと、もし激しく転倒しても車両が転がる事がありません。
  (ハイサイドは別ですが・・・)

  バンパーの形状によっては、勢いのあるスリップをするとバンパーを支点として
  ゴロンと転がる可能性があるんです。
  転がってしまうとハンドル周りにダメージを負うのですが、この形状はそれが無く安心です。

  そして安心・好感の持てるフレームマウント位置。これ、かなりのプラス要素です。








 
 ?軽量

  バンパーは様々な種類がありますが、重いものが多いです。
  バンパーの重量のハンドリングへの影響はかなり大きなものなんです。

  付けてガッカリ・・・って言うバンパーを、会社のバイクで何度も味わってきました。

  だけどこのバンパーは鉄より強度のあるステンレスを使い、肉厚を落としています。
  持つとわかるんですが、びっくりするほど軽いです。
  この軽さは魅力ですぴかぴか(新しい)

  また鉄だと転倒後にバンパーのメッキや塗装が落ちて錆び、ぼろく見え事がしばしば。
  パイプ内に水が入って腐食・・・って車両も見たことがあります。

  でもこのバンパーなら転倒を繰り返しても錆びる心配も無く、安心です。









 ?張り出しが少ない

  張り出しが大きいと、その分ハンドリングへの影響が出やすくなります。
  また張り出しが大きいと、その分パイロンに寄れなくなる。
  パイロン練習する身としては、とても大きな痛手。

  そして何と言っても、すり抜け時に邪魔になる事exclamation & question
  バイクの美観も損ないますしね。








実際使ってみると、ハンドリングへの影響、パイロンへの影響はほぼて皆無ぴかぴか(新しい)
クオリティー、性能ともに最高ですクローバー

対転倒性能は・・・おかげさまでまだ転倒してないのでなんともですが、
使っている仲間の車両を見る限り、素晴らしい効果があります。







ただ、唯一の欠点が

「非常に高価」である事。
約5万円ほどします。

ダントツに高い・・・あせあせ(飛び散る汗)




数回の転倒で元が取れそうですが、流石に勇気が入いりました(苦笑)

それでもこれは自信を持ってお勧めしますクローバー







余談ですが・・・

◎フレームスライダーについて
 
 バンパー選定当初、「フレームスライダー」も候補に上げてました。

 ※参考:http://www.webike.net/md/196/tab/parts/?bn=6502

 なんといっても安さが魅力電球
 保険的に付けて置くにはすごく良いと思います。



 ただ、スライダーはまさに保険的な物であり、消耗品である事。
 場合によっては1〜2回で無くなります。
 それ故ランニングコストがかかるので、繰り返し転倒を前提とした使用には向きません。
 


 そしてスライダーの一番の欠点は、1点支持である事。

 ハイサイドの時に受けるような衝撃力を1点でフレームに受けてしまうと、
 最悪フレームが歪みます。
 (※あくまで大きな転倒時のリスクです)
 そして「点」で支える転倒ゆえの、転倒する車両の姿勢安定性にも欠けるということ。



 それを考えてしまうと、こけるのがわかっているウチのVTRに使うには・・・
 って事で、この時は見送りました。
 
 ご参考までにクローバー








やっとの、ちょっと「VTR」を掲げるコミュっぽい記事かも。。。。あせあせ(飛び散る汗)
〜[5]ハイサイドとは〜

今回の記事で何度も登場した「ハイサイド」

こういう状況を言います↓

(この動画、とてもわかりやすい電球


一番多いのが、コーナー立ち上がりでのアクセルON時。
この時アクセルを開けすぎるとリヤタイヤがエンジンパワーに負けて滑る事があります。

そのまま、アクセル開けたまま滑って転倒・・・であれば、ただのスリップダウン。






ですが、ここでアクセルを戻しすぎると、滑っているタイヤのグリップが急に回復することがあります。

この時のバイクはまだ旋回中で、バイクには遠心力がかかっています。
さらにはアクセルを戻す直前までリヤタイヤは滑り、外側へ飛んでいこうとしていました。


その状況でリヤタイヤのグリップが回復してしまうと、
バイクは遠心力によりリヤタイヤを支点にして急に起き上がり、そのまま反対側飛ばされてしまいます。

これが【ハイサイド】です。





このハイサイド時のバイクの起き上がる力は強大で、人は簡単に吹き飛ばされます。
バイクも反対側に叩きつけられる状態に陥るので、人・バイク共にとても痛い転倒になりがちです。

俺も何度も空を見ましたあせあせ(飛び散る汗)本当に痛いです。。。





防ぐには、コーナーリング立ち上がりのアクセル操作を丁寧に電球
もしアクセルを開けすぎて滑っても「じわ〜っと」アクセルを戻す事。
そうすれば綺麗に収束します。

そして極めつけは、アクセルを戻さず開けきってコケる!!
かなり勇気が要りますが。。。でも間違いなくハイサイドで転倒するより良いです。



ご参考までにクローバー
そしてまだ未経験の方、経験されない事を祈ります。。。

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