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日本百名山コミュの薬師岳

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8/15・16で薬師岳に行ってきました。
15日のお昼過ぎまでは天気がよかったのですが.....
16日はガスの中の頂上でした。

コメント(8)

お邪魔します。
3年前の10月の初め登りました。
折立から 一気に 頂上 に(翌日予定を変更して…余りにも天気が良くて…)
大きな カール と アルプスの山々 に感激!

混んでる小屋で 「いらっしゃい!」 と女主人から “暖かい お茶”を戴きました。
山小屋について 即 お茶でもてなしうけたのは 未だに この小屋だけです。
勿論 泊 でした。

翌日も 快晴 で 下山途中から引き返し 再度頂上に行ったのを憶えています。
訂正です!
8/16・17の登山でした。
16日の午後までが天気が○、17日がガスでした。

さて、nonno・nonnaさん、“晴れ”の日の登山は気持ちいいですね〜
カールも見たかったです。いいな〜
もう一回頂上に行くくらいよい天気だったなんてうらやまし〜です。
7年前になります、走る人室堂から薬師に縦走したのは
ずっと雨でした、北薬師から薬師の長かった事、薬師でも誰も居ませんでした
ついこの前のように思うのにもう7年も過ぎてるのにびっくりしてます

去年折立から薬師沢、水晶、鷲羽、笠と歩きました
薬師も綺麗に見えてました、有峰から折立に入るバスの乗客私1人でしたよ
天気と雨などでガスが出ると気分が違いますね
随分前ですが4、5日かけて雲の平を回った時に登りました。
梅雨の明けるのが予想より遅く殆ど雨の中だったのでまた行きたいです。

そしてお盆の頃って何故か山の天気悪い事が多いですよね。

2001年夏に薬師岳に行きました。
景色は綺麗だったんですけど、重い荷物を背負いながらの縦走は大変でしたあせあせ(飛び散る汗)
薬師岳(2,926m)は北アルプスでおそらく最も大きく見える山である。頂上近くの東側にアイスクリームをスプーンですくい取ったようなカールが二つあって剣岳や白馬岳それから槍が岳からもこの特徴あるひときわ大きい山を一目で視認できる。この山に登るには主に頂上から南北に伸びる稜線をたどることになる。現在最短コースは富山県の折立から入り太郎平小屋を経由し南側の稜線を登れば日帰りでも頂上に立てる。一方北側の稜線を室堂からたどれば山中2泊の長く起伏のある稜線をひたすら歩かなければならない。'77年9月台風の真っ只中私はその長く苦しい道を山岳部の後輩と共に歩いた。

初日 雨の中を室堂から五色ヶ原まで歩いた。雨といっても2000m以上の高山と平地とではかなり事情が違う。高山では雨は下から吹き上げてくるのである。したがってカサなどさしてのんきに歩ける状態ではなくたいていはカッパを着て行動する。気温は10度以下なのだが30分も歩けばカッパの中は汗でジュクジュクになり、かといって5分も休んでいると震えるほど寒くなる。そんなこんなで室堂から7時間ほど歩き続け五色ヶ原に16時前には着いた。その日はもうバテバテで簡単な食事を取ったあと安酒をあおって狭いツエルト(簡単なテント)の中で二人で身を寄せ合って寝た。夜半目が覚めツエルトの通風孔から外を覗いてみたら星が出ていて後立山連邦のシルエットが黒々と見えた。

2日目 朝から晴れた。久々の晴れ間で薬師岳や立山も見え鳶山山頂で三脚を立て何枚か写真を撮った。この日は五色ヶ原からスゴ小屋まで歩いたのだがこの稜線はアップダウンが多く重荷を背負っての歩きはつらかった。越中沢岳までくると台風の影響で天候は下り坂になりガスの中をひたすら最低鞍部に向かって降りた。スゴ乗越に着いた時は雨が本降りになっていてまだ時間は早かったが我々はスゴ小屋に宿泊することを決めた。とにかくもう雨に打たれて歩きたくないという一心でスゴ小屋の板張りの床の上に横になれたときはホッとした。おもえば富山のうなずき温泉から山に入ってその日で7日目であったがその間ずっと雨の中でもう雨にはうんざりしていたのであった。

その頃のスゴ小屋は今のように整備されてなくて食事の提供はなく素泊まりのみであった。小屋の周りにはドラム缶だらけで水源はまだなかったと思う。もちろん電気などなく天井には大きい灯油ランプが下げられていた。素泊まり一泊2000円はその頃の我々にとっては決して安くはなかったが台風の中テントで寝ることを思えば天国であった。

3日目 天候は曇りであったがスゴ小屋で鋭気を養えたのでがんばって薬師岳を目指し歩き始めた。ここからは標高差550mのひたすらな登りである。
深田久弥wrote"薬師の稜線に取りかかってから頂上までが、実に長かった。この厖大(ぼうだい)な山は、行けども行けども、頂上はなおその先にあった。やっと達したが、それは薬師北峰と呼ばれるもので、本峰までそれからまた大きな岩がゴロゴロした長い道のりを行かねばならなかった"
とあるように本当にその登りは長く感じた。それでも五里霧中の中昼前には誰もいない頂上に着いた。頂上には古い祠があってガラス扉もついていた。中には薬師如来のほか石の仏像がたくさん納められていて仏像の穏やかな表情がなんとも暖かく気が和んだ。まさに地獄の中に仏を見たである。頂上からはダラダラとした緩いザレ場を下った。私達は水場のある薬師峠で昼食を取った。メニューは今でも覚えているのだが前夜の夕食の残りメシをいためたチャーハンとスープに代わりに日清のラーメンだ。この日はまだ先が長く黒部五郎岳の頂を踏み小屋近くのテン場まで行くので塩分が必要だ。

室堂から3日目にやっとのおもいで薬師岳を超えたのだが不思議とこの山の印象は残っていない。あるのはスゴ小屋のランプと山頂の祠の仏像それと遭難場所を示すケルンだけである。今思えば山に入って8日目でまともに天候に恵まれたのは初日だけだった。雨で展望もない稜線歩きはほとんど苦行である。釈迦は苦行はいたずらに心身消耗するのみで求めていたものは得られぬと説いたというがまったくそう思う。しかし私はなぜかその後も同じような山旅を続けることになる。そして私にとって薬師岳は登る山というよりどこからか眺める山になった。そして薬師岳を遠望する時なぜか山頂にあった祠の中に安置されていた仏像の穏やかな顔を思い浮かべ手を合わせた。そのご利益あってか私は健康に恵まれ今も元気で生きている。
写真1 スゴからの登りで、モルゲンロートに染まる薬師岳

写真2 北薬師岳から金作谷カール

写真3 赤牛岳から臨む


2013年8月16日に登ってきました。スゴ乗越を朝一に発つのが、キモです手(チョキ)

北薬師岳から臨む金作谷カールが圧巻です目がハート

●130816_薬師岳〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳

http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000086272779&owner_id=13824063

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