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ロコミ★医療!子育て情報コミュのさい帯血バンクとは

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さい帯血バンクとは
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臍帯血バンク(さいたいけつバンク、Cord Blood Bank)とは、白血病などの血液疾患の治療として造血幹細胞移植(特に「臍帯血移植」)が必要な患者のために、産婦から提供される臍帯血を患者に斡旋する仕組み及びその業務を担う公的機関のこと。

日本においては「日本さい帯血バンクネットワーク[1]」がバンク全体の連絡調整を担い、臍帯血の検査・保存、患者や提供者への対応などの実務は独立組織である各地の臍帯血バンク(2004年現在11団体)によって行われている。

日本さい帯血バンクネットワーク会則、2009-12-14閲覧。正式名称の「臍帯血」は「さい帯血」と混ぜ書きだが、傘下の各バンクについては漢字表記・混ぜ書きの双方が混在している。
関連項目
献血
骨髄バンク
アイバンク
移植
外部リンク
日本さい帯血バンクネットワーク
https://www.j-cord.gr.jp/ja/
兵庫臍帯血バンク
http://www.saitaiketu.org/
東京臍帯血バンク(財団法人 献血供給事業団臍帯血事業課)
https://www.j-cord.gr.jp/ja/03/cbb/home.html
東京都赤十字血液センター臍帯血バンク

臍帯血バンク(Banques de sang de cordon)
民間の営利目的のイニシアチブにご注意



 若干の婦人科医・一般医は、既に民間のX社と契約をして、その待合室に、出産時に赤ちゃんの幹細胞を保存することを提案する妊産婦向けの勧誘用小冊子を置いている。 その処置費用は、ほんの僅かな利用の可能性しかないのに4万ベルギーフラン(約1,000ユーロ)以上である!
 わが国のフランス語系大学内さい帯血バンクの責任者である3人の教授によって、次のような問題点が指摘されている。

拝啓

 貴台におかれましては、おそらくX社あるいはその他の自己さい帯血の凍結保存を提案する民間会社のいずれかと契約をされていらっしゃることと存じます。これらの民間バンクの目的は、子の出産を控えた両親に対して、これから生まれてくる子のさい帯血を冷凍し、将来において万一その子に必要が生じたときに利用できるようにするために、それを液体窒素の中で長期間保存しようという提案をするところにあります。

 さい帯血の自己用冷凍保存は特別に目新しいものではなく、数年前からアメリカの複数の民間企業によって提案されています。アメリカでもヨーロッパでも、そして特にベルギーにおいて、自己用冷凍保存が公的さい帯血バンクによって提案されたことは一度もありませんが、それは、有用性がないということで意見が一致しているからです。

 上述の幾つかの民間企業が行っている宣伝は、一方では、さまざまなタイプの幹細胞の間の、他方では、自己幹細胞〔移植〕と同種幹細胞〔移植〕との間の、誤認混同を招いています。



『幹細胞にはさまざまなタイプのものがあります。』

 一方では、真正の万能胚性幹細胞があり、他方には、一連の多機能ではあるが多かれ少なかれ機能の特定された幹細胞(前駆細胞)があります。それぞれの臓器の中には、一般に、その臓器のさまざまなタイプの細胞を作り出す能力を持った一群の特定幹細胞群(前駆細胞)があります。例えば、神経幹細胞、肝幹細胞、間葉系幹細胞、それに血液細胞のもとになる造血幹細胞などがあります。骨髄液が造血幹細胞と間葉系幹細胞を含んでいるのに対し、さい帯血は造血幹細胞しか含んでいません。しかし、これらの非常に〔機能が〕特定されたと考えられている幹細胞が、別の環境におかれるとはるかに広範な能力を発揮しうることが明らかになりつつあります。例えば、神経幹細胞は血液細胞を作り出すことができること、あるいは、間葉系幹細胞が肝臓細胞を作り出すことができることなどが証明されています。これらは、幹細胞の可塑性と呼ばれています。
 この幹細胞の可塑性のもっているポテンシャルは非常に広範です。例えば、最近の動物実験によれば、骨髄液中の間葉系幹細胞で心筋梗塞を治療可能であることが証明されています。こうしたことが、おそらく、これから10年のうちに、ガン治療の可能性を大きく広げることになるはずです。

『これらの中で、さい帯血の占める位置は?』

 さい帯血は、造血幹細胞しか含んでいません。さい帯血移植の現時点における唯一の適応は、HLAの適合した骨髄液のドナーが見つからない患者にとって、(健康なドナーから患者への)同種骨髄移植の代替手段を提供するというところにあります。これによって、白血病またはその他の血液性のガンに冒された患者(特に子供)に対して効果的な治療をすることができます。今日までのところ、自己さい帯血の利用例は全くありません。自己さい帯血の適応は極めて限られたものでしかないと思われます。

『自己さい帯血にはどんな適応がありうるのか?』

 二つの途が考えられます。すなわち、造血幹細胞移植と、それ以外のタイプの幹細胞移植を行うことです。

1 造血幹細胞移植

a) 多くの血液疾患にとっては、自己移植よりも、むしろ、同種移植をすることが望まれます。その理由は、他人の移植組織の方が自分の移植組織よりも「健全」だからというわけではなくて、他人の移植組織が移植を受けた患者の白血球に対して強い免疫作用を及ぼすからです。 この白血球に対する移植片の作用は、当然のことながら自己移植片には存在しないものですが、大変に強力で、自己移植に比べて同種移植の方が明らかに優れた成績を残していることの理由になっています。 同種移植が過大なリスクをもたらす患者にとっては、患者自身の造血幹細胞の移植が有効な代替手段になりえます。 患者自身から採取された移植片は、血液学的には質がよいとはいえませんし、また、腫瘍細胞が混入していることもありえます。 しかしながら、増殖因子と末梢血中の幹細胞を利用する新しいテクニックが、一般的に、良質な移植片の採取を可能にしています。 他方で、移植片に僅かばかり混ざり込んでいる腫瘍細胞は、病気の再発を引き起こしうるほどの能力を持っていません。 ということは、同種移植を受けることのできない患者の大多数は、末梢血幹細胞の自己移植を受ける可能性があるということにほかなりません。 つまり、それらの患者のうち、出生時に採取したさい帯血に由来する「健全な」自己幹細胞源が必要になるかもしれないのは、極めて僅かな数の人しかいないということです。

b) 自己さい帯血の冷凍保存計画のコストは、さい帯血を利用する可能性と比べると、全く法外なものということになります。次のような計算をすることが許されると思います。 現在、ベルギーでは、20歳以下の患者について、年間7件の自己造血幹細胞移植が行われています。 ということは、これから20年の間に、20歳以下の患者について、140件の自己移植が行われることになります。 仮に、これらの移植のすべてが患者自身から採取される幹細胞では実施不可能で、自己さい帯血を使う以外にないとすると、140の自己さい帯血が必要になります。 この20年の期間についてみれば、140万の出生があると予想されます。とすると、それぞれの冷凍さい帯血が、自己移植に使われる可能性を1万分の1だけもっているということになります。 1件あたりの経費は、X社の提案するところによれば、20年間の冷凍保存期間について4万ベルギーフラン(12万円程度)のオーダーになっています。 ということは、ベルギーの全所帯が投資すべき総額は1つのさい帯血を利用するために実に4億フラン(120億円程度)に達してしまいます!この計算は、それでも実際より大幅に低めの額になっています。 というのも、実際には、自己移植のほとんどは自己末梢血幹細胞によって行われることになるはずだからです。 末梢血幹細胞は、さい帯血よりも3倍早く生着する(10日対30日)という利点をもっているからです。

2 その他の種類の幹細胞移植

 現在のところ、さい帯血が造血幹細胞以外のタイプの幹細胞を含んでいるということは、実証されていません。しかし、将来において、造血幹細胞から他の種類の幹細胞へ形質転換することが可能になるかもしれないということを否定する必要はありません。しかしながら、造血幹細胞は、生涯を通じて、骨髄液の中に大量に存在し続けています。血液疾患以外の疾患を治療するために造血幹細胞が必要になる場合には、いつでも、患者自身の骨髄液の中からそれを取り出すことが可能なのです。そのためには骨髄に穿刺するだけですみますし、それによって新鮮な検体を手に入れ、治療上期待される特性を顕在化させるためにそれを思いのままに操作することができるのです。本当にそれを必要としている患者1人の骨髄液の中から必要な細胞を採取すれば足りるのであって、世界中の人が自己さい帯血を何十年もストックしておく理由は全く存在しないのです。

 要するに、自己さい帯血の利用は、それが、この分野に経済的な利益追求の可能性を広げようとする意図を持った民間企業の利益のためでないとしたら、何らの利益ももっていないということです。民間企業が臓器や人体の組織の商品化に乗り出すことができるということは実に驚くべきことだと思います。法律は、人の臓器の商業的利用を禁止していますが、残念なことに、さい帯血は、未だ、それらの臓器とは同視されていません。政府は、この種の民間企業の事業展開を阻止するための立法措置を検討すべきです。

 これらの企業が倒産した場合には、既に冷凍保存されているさい帯血の将来に関して極めて重大な倫理上の問題を引き起こすことになります。

 それまでの間も、これらの営利目的で、家族と社会にとっての利益はほとんど全く存在しないバンクの事業展開によって、世界中の、そして何よりベルギーにおける同種さい帯血バンクの一層の発展が妨げられることを許すべきではありません。ここでは、今この瞬間にも多くの患者が実際に必要としており、そしてその有用性が実証されている治療法が問題とされているのです。

 20年や50年先の医療の発展は誰にも予見できません。しかし、造血幹細胞移植がそれほど大きな役割を演じなくなるということは十分にありうることです。なぜなら、血液性の腫瘍に対する他の治療法がその頃には十分に発展しているはずだからです。

 これまで述べたところで、民間の自己さい帯血バンクに関して貴台が抱いておられた疑問にお答えできたことと期待いたしますが、これ以外にさらに補足的な情報が必要でしたら、私たちは、いつでも貴台のご希望に添う準備を整えております。

コメント(2)

胎盤の中に含まれる血液をさい帯血(臍帯血)といいます。
 さい帯血は通常の出産の場合、出産後は不要となりますが、その中には骨髄と同様の、赤血球、白血球、血小板などの血液細胞を作り出すもとである「造血幹細胞」がたくさん含まれています。そのため骨髄と同じように移植し、治療に役立てることができます。

はじめまして、私は関西に住んでいるメルモと申します。臍帯血バンクから臍帯血を頂いて、7月に成人臍帯血移植を受けました。「生着」し、経過は順調です。生きられていることに感謝する日々です。臍帯血を提供してくださったお母様方、私に臍帯血をくださったお母様と赤ちゃん、ありがとうございます。皆様のおかげで、私は「今」生きていることができます。「生着」がわかり、生きられていることに感謝して、毎日、ありがたくて泣いています。骨髄バンクにドナーがいない。時間がない。消えかけていた私の命を臍帯血が救ってくれました。ドナーのお母様方、スタッフの皆様、ありがとうございました。
 皆様から頂いた「この命」大切に大切にして、生きていきます。私が元気で完治することは、臍帯血移植をもっと充実し、患者さんの励みになると思います。だから、私は完全寛解し、完治します!
 一人でも多くの方が臍帯血のドナーになってくださり、臍帯血バンクが充実できるような環境が整備されることを祈っております。

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