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F1初心者の会☆コミュのF1の“タイヤ”特集(2009年版)

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こんにちは☆管理人のケロックです☆
いつもF1初心者の会☆にご参加いただきありがとうございます☆

さて、今回はF1マシンとコース路面をつないでいる「タイヤ」について、細かく見ていきたいと思います☆
以前にも、タイヤに関する特集トピックを作ってきましたが、2009年からタイヤルールがまた変更になったため、新しく作り直しました☆


ちなみに、過去のタイヤ特集はこちら↓
2006年ルール用(タイヤメーカーが2社あった頃の話です)
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=3906356&comm_id=461146
2007年ルール用
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12817943&comm_id=461146



【F1のタイヤには、晴れ用と雨用がある!】
通常、みなさんが乗っている一般乗用車のタイヤは、晴れ雨兼用になっています。 しかし、F1の場合は天候に応じて使うタイヤが異なります☆

★ドライタイヤ(晴れ用)★
文字通り、晴れ用のタイヤです(写真左)。昨年までは安全面強化でスピードを抑制するために、4本の溝が入ったタイヤ(写真中央)がドライタイヤでした。
しかし、多くのファンやチーム関係者の熱望が叶い、今年から溝のない、レース界では主流の「スリックタイヤ」が復活し、晴れ用タイヤとして使われています☆


★インターミディエイトタイヤ(小雨用)★
小雨でコースが少し濡れている状態の時に活躍するのが、このインターミディエイトタイヤです。豪雨用の「ウエットタイヤ」よりかは溝が浅く、本数も少ないので、よく「浅溝ウエットタイヤ」と表現されることもあります。
ちょうど、雨と晴れの中間でベストな性能を発揮できるタイヤとして開発され、現在では雨天時によく使われるタイヤの種類です。


★ウエットタイヤ(豪雨用)★
豪雨用に使われるタイヤです(写真右)。実際に見てみると、一般乗用車のタイヤとほぼ同じ溝の入り方をしています。
とは言っても、このタイヤで晴れのコンディションで全開走行はできません^^;しかも、豪雨時に性能を発揮できるように設計されています。





【よく聞くソフトタイヤ、ハードタイヤ】
よくみなさんもテレビ中継を見ていて、「このチームはソフトタイヤを選択した」とか「今回のハードタイヤは・・・という特性を持っていて・・・」と、聞いたことがあると思います。ということで、ここで出てくるソフトタイヤとハードタイヤの違いについて簡単に見てみましょう☆

ソフトタイヤ・・・タイヤのゴムが柔らかく、コーナーを曲がったときに、しっかり地面に食いついてくれる、グリップ力が強いタイヤ☆しかし、発熱しやすく、磨耗が激しいので、決勝レースなど長距離を走るのには、向いていないタイヤです。

ハードタイヤ・・・こちらは、ソフトと違ってゴムが堅いため、グリップ力は小さいですが、耐久力があるので、決勝レースでは長距離の走行に踏ん張りが効くというのがメリットです☆


★ちなみに★
このソフトタイヤとハードタイヤ、我々素人が見ても、一瞬で見分けられるような工夫がされています☆
ソフトタイヤ→タイヤの淵の部分に緑色のラインが入っている。
ハードタイヤ→通常の状態のままで、緑のラインなどが入っていない。

是非、TV中継の際に確認してみてください☆



【これが2009年タイヤルール!!】
それでは、これまでの晴れ用、雨用タイヤのことや、ソフト、ハードタイヤの違いを知った上で、今年のタイヤに関するルールと見どころを見ていきましょう☆

今年のタイヤルールで押さえておかなければいけないポイントは2つです☆
★ポイント(1)「決勝は必ず2種類のタイヤを使用する!」
先ほどご紹介した、ソフトタイヤとハードタイヤ。今年の決勝では、この2種類の異なる性質を持ったタイヤを必ず一度以上は使用しなければいけません!コースによっては、ソフトが良い場合もあれば、ハードが良い場合もあります。各チームとも、どちらかのメリットが多いタイヤをメインで使う作戦を組み立てますが、その逆側のデメリットが多い、もう1種類のタイヤも使用しないといけないので、それをどのタイミングで使うのか、これが勝負を大きく左右するポイントになってきます☆

★ポイント(2)「タイヤは使い放題ではありません!」
各レースとも使い捨てのように、どんどん使っているように見えるタイヤですが、実際にはちゃんと書くレースで使用上限数が決まっています☆

まずは3日間トータルで各ドライバーのタイヤ使用上限数は以下のとおりです。
・ドライタイヤ→14セット(ソフト7セット、ハード7セット)
・インターミディエイトタイヤ→4セット
・ウエットタイヤ→3セット

このうち、ドライタイヤに関しては、金曜日の2回のフリー走行が終了した後に、ソフト2セット、ハード2セットの計4セットをブリヂストンに返却します。
そして、土曜日の予選前に、残りの10セットのうち、ソフトとハードを1セットずつ返却しなければいけません。

なので、予選と決勝で1ドライバーが使用できるドライタイヤは、8セット(ソフト4セット、ハード4セット)しかありません!!
これだけ制限されると、チームにとっても悩み事が増えます。
まず予選。この予選では、1周のタイムで競い合うので、いかに速く走るかが重要なポイントになってきます。そうすると、タイヤは必然的にタイムを出しやすい「新品のソフトタイヤ」を勝負タイヤとして使うドライバーがほとんどです☆
その勝負タイヤと言われる「新品のソフトタイヤ」は予選開始時点で4セットしかありません。各ラウンドの中で、平均して2回タイムアタックが可能です。そうすると、第1ラウンドで2セット、第2ラウンドで2セットを消費してしまうことになり、最終ラウンドに勝負タイヤを残すことができません。それに勝負タイヤですから決勝にまで温存しておけるとかなり有利なのです☆だからと言って予選で温存するとノックアウト・・・。

チーム・ドライバーにとっては悩みの種になりまうが、見ている私たちにとってはさらに楽しめる要素かもしれませんね☆





いかがだったでしょうか?
F1の世界は「たかがタイヤ、されどタイヤ」という部分もありますね^^;
タイヤ選択や、使い方によって勝敗が決まった事がありますし、「タイヤ」が要因になってチャンピオンも決定した事だって何度もあります☆

最初は分かりづらいかもしれませんが、少し注目して見ていただくだけでも、面白さの幅が増えて、楽しくなると思います☆

また、質問等があれば、どんどん書き込んでください☆

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