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宮本常一コミュのこれまでに読んだ著作について語りましょう

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 膨大な遺産を残した宮本常一ですが、どの著作から手をつけてよいのか戸惑う方も多いのではないかと思います。

 かくいう私も代表作である「忘れられた日本人」を読んだ後、佐野眞一が書いた評伝「旅する巨人」に手を出した程度です。
 
 読後の感想も含め皆さんの読んだ著作について語りましょう。

コメント(50)

どうもはじめまして。
宮本常一のコミュニティがミクシィに存在してビックリしました。

初めて読んだ宮本常一の本と言えば、「民俗学の旅」ですね。大学落ちて浪人中図書館で見つけて何気なく読んだんですが、しびれました。あまりのおもしろさに一気に読んだのを憶えています。
あと最近は岩波現代文庫の「空からの民俗学」を読みました。一枚の写真から宮本常一が色々と考えたことを書いてあるのですが、これもおもしろかったです。
はじめまして。よろしくお願いします。
やはり、私も『忘れられた日本人』が最初の出合いでした。『民俗学の旅』も面白かったです。

ところで、最近、毎日新聞社から、宮本常一の膨大な日記と写真を集めた本が出ましたよね。欲しかったんですが、全3巻で6万円! ちょっと手が出ませんでした。
そういえば、全然関係ないことなんですけど、東京都府中市の郷土の森博物館で「宮本常一の見た府中」という写真展をやっているようです。
周防大島保管の宮本常一が撮った写真から、府中が写っているの物を選んで展示しているようです。
まだ見に行ってないので、良く分からないのですが、参考までにリンク張っておきます。
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/

もしかしたら、全然おもしろくもないかもしれないので、責任は持てませんが・・。
はじめまして!
僕は一番印象深いのは「民俗学の旅」です。あの暖かみのある語り口、まなざしの秘密がわかったような気がして感動しました。
途中から渋沢栄一との関係だとか、柳田国男との関係のことも興味深かったし、最後ムサビの先生になってからも学生に対する見方(ガシガシ仕事して出世するタイプはあんま好きじゃない)みたいなところにも感激しましたよ。
はじめまして

私も『忘れられた日本人』『民俗学の旅』を読んで感動し、少なからず影響を受けました。

7年ほど前に『宮本常一を歩く』(上・下 小学館)を読みましたが、毛利甚八さんが足跡を訪ねる旅の形式となっていて、
写真も素朴な感じで、とても共感したのを覚えています。

周防大島にはもう5年ほど足を運んでいませんが、このコミュニティを発見(?)して久々に行きたくなりました。
はじめまして。
宮本常一の本で初めて読んだのは「私の日本地図」確か壱岐・対馬の話だったと思います。民俗学の研究では地元の人とのギブアンドテイクが大事、という信念が伝わってくる本でした。他にもいくつか読みましたが、ほんの一文にもものすごい知識がバックにあるのが感じられて、もっともっと知りたいという思いがこみ上げるものを感じます。彼の本を読むとどうにも旅に出たくなってむずむずしてしまうのが難点といえば難点です。(笑)
はじめまして。
私の心の支えとなっているのが学生の頃出会った「民俗学の旅」です。以降いろいろつらいとき、悲しいときなど取り出してはひもといて希望をいただいております。
時折著書を読み返しておりますが、現在は「家郷の訓」を読んでおります。
学生の頃、民俗学をかじった程度の学習ですが、それでも宮本民俗学の面白さは群を抜いていたように感じました。ほんと読み終えた論文をぱたんと閉じて三里に灸して旅立ってしまいそうになりますよね(笑)
著作ではないけれど河出書房からでている「道の手帖、佐野眞一責任編集、宮本常一・旅する民俗学者」を読みました。
いろいろな方が宮本常一氏の思い出を語られていたり、著作の紹介も載っていたので、大変わかりやすかったです。
谷川健一氏は、お弟子さんではなく、宮本常一氏の「第一発見者」と紹介されていました。谷川健一氏が平凡社で編集者をされていたときに、一緒に仕事をされていたようです。
はじめまして。
この分野は全くシロウトですが、佐野眞一の何かで読んだのがきっかけで宮本常一という人の存在を知り、タイトルにもひきつけられて「忘れられた日本人」を読みました。最も心に残ったのは「土佐源氏」。地下鉄で読んでいましたが、思わず感動、涙で出て困りました。皆さんのコメントを読んで読むべき作品が多くあることを知りました。少しずつでも是非読んでいきたいと思います。
 はじめまして。
「忘れられた日本人」最高ですよね。
「日本奥地紀行を読む」もおもしろかったです。
(イザベラ・バードの『日本奥地紀行』自体も相当おもしろかったですが。)
あと「空からの民俗学」、彼が一枚の写真から受け取る情報量の多さに唸らされます。
あと、「女の民俗学」自分が女なのでやっぱり興味を持ちました。
「日本残酷物語」、彼が祖父や父について書いた箇所が印象に残りました。

「アフリカとアジアを歩く」おもしろそうですね。
いつか読んでみたいです!
はじめまして。
網野善彦、谷川健一経由で宮本常一の著作にめぐりあいました。
人々の暮らしがいい視点で描かれているなあ、と読むたびに感嘆してしまいます。
手持ちは文庫で出ている
民俗学の旅、塩の道、ふるさとの生活、でしょうか。
今は大学図書館の宮本常一全集を興味のあるところから片っ端から読んでいる最中です。
あたりはソフトだけど、追求しようと思ったら難しく思えてきます。
でもとてもいい勉強になりますね。
わたしも土佐源氏好きですよ。
はじめまして。

毎日新聞の特集で宮本常一氏を知りました。
農村を生き生きと写した写真の数々に惹かれ著作を読みました。
自分は『民俗学の旅』に感銘を受けました。
旅ばかりしている自分にとって、旅人として色々なキーワードが入っていました。
そういった意味で、もはや「民俗学者」を超えた方だと思います。
初カキコです。大学で民俗学やってました。
「民俗学の旅」がいいと思います。民俗学とは何ぞや?初心者にも分かりやすく、また宮本自身も分かりやすい言葉で書いているこの著書から手をつけては?
はじめまして。やっぱあるんですね、宮本常一のコミュが。
今年になって読み始めてどっぷりはまっています。ふつうに本屋に売っているものはほとんど読みました。あとは図書館の全集に挑戦ですね。
『忘れられた日本人』は座右の書というか、いつもポケットに入れて電車の中でくりかえし読んではうるうるしています。
「日本民衆史」はどれもすばらしいけれでも、中でも『生業の歴史』がすばらしい。ようは人間は働いてメシをくってきたのです。
私のブログにはいくつか宮本常一について言及した記事があります。よかったらのぞいていってください。
http://blog.goo.ne.jp/daizusensei/

ところで、宮本さんは旅をしまくっていたわけですが、ご家族はどうしていたんでしょう。奥様は大丈夫(?)だったのでしょうか。私もフィールドワーク好きなのですが、あそこまでしたら家庭崩壊モノですね・・・・小市民としてはたいへん気になるところです。
はじめまして。
「忘れられた日本人」(岩波文庫)はいつか読まないとなぁ〜、と何故だかずっと思い続けていて最近やっと読みました。
後悔しました…もっと早く読んでおけばよかったと。
こういう庶民の生活の記録って自らアクセスしようとしない限り知る機会がなかなか無いのはもったいないような気がしますね。

最近は「女の民俗学」を読破したところです。この本の中で明治時代に働いた女性の記録として紹介されている「富岡日記」が何故だか絶版なのですが、山形浩生さんがネット上で見られるようにデータ化されていました。

「富岡日記」
http://cruel.org/books/tomioka/tomioka.html

「女の民俗学」を面白く読んだ方は、こちらも面白いと思います。
対談集ですが『日本人を考える』も面白いですよ。

ほかに中学生ぐらいに語るような文体でわかりやすかったのが
『ふるさとの生活』。講談社学術文庫で出ています。
年配の方や、ちょっと古い風習が残っている地域の方は
「コレ知ってる!」というものもたくさん出ているはず。

あとは流通、民具、生産、生活と多岐にわたる知識が
たくさん詰まっているのが『塩の道』でしょうか。
個人的には『塩の道』が一番好きです。

『民具学の提唱』も、そこまで民具に強い関心がなくても
楽しく読めると思いました。

宮本先生の著作は一気にたくさん読んでしまいます。
やはり、話しかけられているような平易な文体、率直な
表現に引き込まれるからでしょうか。

宮本先生も本の中で、かつて話を聞かれてくれる人には
ある種のリズムを持った「語り」をする人があった、
みたいなことを書かれていました。
私も「忘れられた日本人」から入りました。
「家郷の訓」も良いですよ。
語り口の柔らかさ、リズムが好きです。
文字がなかった頃の語り部、というような人を
連想します。
このコミュに会えてよかったです。
はじめまして。
大学の名誉教授がこの人だったので
授業でも何度も名前を聞き、著書も買いました。
自主的に買って読んだのは
「女の民俗誌」が最初だったと思います。
その後いろいろに目を開かせてくれたきっかけになったような
気がします。

どうぞ、宜しく。
はじめまして。

>やよ子さん
すごく羨ましいです…!!!私が生まれた頃には既に故人でしたので…一目でもお目にかかりたい人でした。ああ…いいなあ。

「民俗学の旅」は自伝的内容だし、個人的にはわりと読みやすいんじゃないかと思ってます。自分の考えを後押ししてくれるようで色んなところで泣いた記憶があります。

自分自身の出会いは「絵巻物に見る日本庶民生活誌(中公新書)」でした。
室町期民衆に(素人)興味が涌きアホみたく本を読み漁りまくってた時期があったのですが、その時この本にに出会いました。当時の私は宮本常一なんて全然知らなかったし、それこそ大御所だと認知して見たわけでもないのに「この系統の事柄に本当に熟知してる人の文章だ!」と勝手に思い込み「凄いなあ!この人好きだなあ私」とファン?になったのでした。
たとえばこの絵巻の何に注目すれば何がわかるのか、この事柄について知りたいなら何に注目すればいいのかなど、すごく端的で一切無駄がなく、かといっていささかも説明不足でないという、それまでに見た文化人類学系の本で熟知してる文章だと思ったわけです。

その後、ただ単なる大御所どころではない人だと知り「そりゃそうだよな…」と思いましたが
だいずせんせい さんへ

宮本常一さんの奥様は、
周防大島で留守宅を 守る生活をされていたようです。
地元には、確か次男が戻られて農業を されていると聞いたことがあります。

違っていたら、何方か訂正して下さい。
初めまして。

しばやん@マニラです。

ちょと邪道ですが、周辺から入るということで、河出ムックの『宮本常一 旅する民俗学者』が導入としてよいのではないでしょうか。ブックガイドも充実していますし。(以前、紹介記事を書きました。ご参考まで)

http://homepage1.nifty.com/arukunakama/n00030.htm

ご本人の著作という意味では、著作集31巻『旅にまなぶ』が非常に好きな本で、フィールドワークを仕事としているものにとってはバイブルのような貴重な本です。この中の「調査地被害」という掌編は、なんど読んでも考えさせられます。

http://homepage1.nifty.com/arukunakama/rc003.htm

あと、皆さんも上げられていますが、『民俗学の旅』の平和憲法のくだり、何度読んでも泣けてきます。

http://arukunakama.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_5b00.html

よろしければ、「開発民俗学」のコミュもよろしくお願いします^^?

http://mixi.jp/view_community.pl?id=2498370
私も大学生の頃に先生に薦められて読んだ『忘れられた日本人』が民俗学への誘いになったと思います。

常一さんの人生を知るなら『民俗学の旅』(講談社学術文庫)や『民俗学への旅』(文藝春秋社 絶版)がオススメです。

常一さんの民俗学を見るなら『ふるさとの生活』『庶民の発見』『民間暦』(いずれ講談社学術文庫)がいいですよ。

紀行文で好きなのは『私の日本地図』。ながらく絶版でしたが、現在、未来社から復刊中。「写真」のための文章というような構成です。

『宮本常一著作集』全50巻が完結しましたが、これで一区切りかと思っていたら、51巻目がでるみたいですねぇ。
『塩の道』を読んで、常一さんにはまりました。
『宮本常一著作集』これ、読破したいです。
今還暦ですが、私の夢です。
宮本常一コミュってやっぱりあるんですね。
仕事で全国を巡回することがあり、ひょんなことから宮本常一をしりました。
何冊か著書を読み、会社の後輩に貸して行方不明になりました。
本も旅しているんやろうなっとおもいながら、また読み返そうと思っています。

宮本常一の著書からは「同じ目線でものを見る」「相手の立場になって考える」
ことを気づかされました。
これはビジネスで最も重要なコミュニケーションの極意なんやとおもいます。
仕事をして壁にぶつかったときに宮本常一のことを思い出します。
著書名抜けていました。失礼しました。
最初に読んで最も印象の強かった「忘れられた日本人」です。
「忘れられた日本人」読みました。

戦前戦後の庶民の話を聞き書きした本で、「塩の道」のように長い文章で社会のメカニズムを分析した本ではない反面、当時の人の気持ちが強く伝わってきて感動しました。

昔の人のいう「世間」というものがどんなに強く人を縛っていたのかもよくわかり勉強になりました。



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