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中つ国 〜指輪物語の世界〜コミュの真の主役は?

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自分では指輪だと思っていますが賛成してもらえず、「主役はサムだ」と言われています。
その根拠は原作も映画でもエンディングがサムだったことにあるようです。
ご意見お願いします。

コメント(57)

初めに出会ったのが映画だったせいか
「フロドが主役」以外考えたことがありませんでした。
いろいろな読み方があるのだと、あるいはできるのだと
逆に感心しました。
それがまた物語の人気の秘密なのでしょう。
むしろ「一つの指輪」が主人公では?
 教授は「ホビット」の続編として、ビルボの2回目の冒険を書こうとし、自分で納得できるストーリーにできず、ビンゴを主人公に据え、これまた気に入らずに迷った末、フロドを誕生させたので、教授自身はやはりフロドを主人公として執筆したのではないかと思います。

 でも、誰が主人公なのかは、読む人に任されているのでしょうね、きっと。
自分個人としては、
「サムワイズ・ギャムジー」
に一票といいたいところです。指輪を直接手にとっていながら
それに支配されることが無かったのはサムのみですから。
フロド一人では無論指輪を葬り去ることはおそらく不可能で
あったと思われます。それをいえばゴクリもそうかもしれないですね。

が、冷静に考えてみるとむしろサムは英雄であり、それ以上に
狂言回しの役割が大きいと思います。その叙事詩を一番冷静に
見ていた人物はサムに他ならないのでは無いでしょうか。

さて、エピック・ファンタジーと考えるとこの指輪物語というのは
英雄の群像劇という言い方が最も相応しいのかもしれないですね。
アラゴルンもガンダルフも然り。それでいえばフロドもその輪の中
の一人という事が出来ますし。その場面ごとに主人公が設えてある
と考えた方がより自然なのではないでしょうか。
それで彼らの行動が何を中心に回っているかといえば、一つの指輪に
他ならない訳です。そう考えると邦題の意味の深さという意見が
一番しっくりくる気がします。

本当に意味が深いデスね。でも、瀬田貞二先生の端正でありながら
ヒョッとすると最も深いところを掘り起こす邦訳が最も素晴らしい
のではないでしょうか。小説と言うよりも、物語という言葉が
これほど似合う文章を書ける人は多くはないと思います。
瀬田貞二先生、本当にありがとうございました。
本当に適材適所で、どの人も主人公、だと私も思います。
敢えて言うならあの世界設定そのものが主人公なのかなあ。
その中で、エオウィンなどにも一票。
英雄と言えば男性ヒーローが普通の世界の中で、待つだけではないヒロインを見事に主張してくれました。
そして、皆さんもおっしゃっていますが、瀬田先生の訳は本当に素晴らしいです。
Strider を馳男と訳したセンス、その日本語感覚には脱帽です。
一つの指輪が主人公とするなら、サウロンの盛衰の物語とも読めますよね。
小説のラストを読むと、三つの指輪所持者が最後に集まりますので、やはり指輪所持者が主人公なのかしら。
23です。馳夫を馳男とミスタイプしています、ごめんなさい泣き顔
>ハリポさん
この物語はやはり訳者の力量によってもたらされたものも
大きいと思います。もちろん原作の素晴らしさあってのこと
でしょうが、ホビット庄も馳夫さんも飛蔭も風早彦も・・・。
もちろんホビットの冒険もそうでしたし、ナルニアも瀬田先生の
邦訳に感銘を受けました。
原作を読むのも素晴らしいと思いますが、自分としてはむしろ
邦訳の力を云うものを実感させていただきました。
自分ではあそこまでのボキャブラリーとイメージの密接な関係を
作れないと思います。

個人的にミスランディアの一番の見せ所はモリアでの一場面ですね。
バルログと対決した時の文章、そして映画のイメージは今も自分の
中で輝いています。

関係ないのですが、映画の配役はやはり素晴らしいなぁ〜、と
今更ながらに実感しています。イアン・マッケランやヴィゴ・モーテンセン、
他諸々のキャストも含め良く選ばれた人々でしたね。
多分「主人公」の定義の話だと思うのですが…。

個人的には「語り手」や「狂言回し」と主人公は別だと考えてます。
それと、「my主人公」と「主人公」とも分けて考えたいです。

なので「シャーロックホームズ」はホームズが主人公だし、
「ダイの大冒険」はダイが主人公だと思うのです。

そのあたり、映画版はキャラのウェイトの置き方については多少納得行かない部分もあります。
(全体的には大満足なので些細なことといえばそうなんですが)

とはいえ、
指輪は登場人物がそれぞれの人生をちゃんと生きているものがたりなので、
読み方によっては主要人物のほとんどが「my主人公」になると思います。

というわけで、「主人公」はあくまでもフロド。
で、my主人公は…メリピピだったりします。
滅びの指輪の物語である所以から スメアゴル が主人公
難しいけど、「行きて帰りし」サムかな。
フロドは帰れなかったから。
後、サブはアラゴルン。
彼も故郷に「帰った」から。

ちなみに私の主人公はメリピピですかね…
訳の話が出たところで、話がそれますが一つ聞いてみていいですか?
指輪ではなくハリーポッターなのですが
日本語で読むとハリーとスネイプ先生の関係は
どうあっても修復不可能としか思えませんが
原作で読めば何とかなりそうな雰囲気なのでしょうか?
ラストまで読んで、どうしても同情できなかったのですけど・・・

やっぱり指輪の方がいいなと思ってしまいました。
(と、話を戻しておきますあせあせ
> ハリポさん、ありがとうございます。

後半のポイントだけ読めばそうなりますが
そこに至るまで、あそこまで救いようの無い痛めつけられ方をされると
だからといってとても和解できるような雰囲気にはなれない気がするのです。
もちろん理性では理解しているとは思うのですが・・・

ですから、原作者はもちろん最後の状況を踏まえ
その時にスネイプを理解できるような書き方をしていたのに
最後を知らない訳者は徹底的に悪者に書いてしまったのかなと思ったのです。
>かくい
ハリポが嫌いなわけではありませんがその議論はハリポコミュでお願いします。
コミュ違いなうえネタバレです。


私の中での指輪の主人公は、一人ではありません。
フロド、サム、アラゴルン、ガンダルフ、ボロミア、メリピピ、ギムリ、レゴラスら旅の仲間9人、
そしてその周囲の人々ゴクリ、サルマン、エルロンド、ガラドリエル、セオデン、エオメル、
ファラミア、デネソール、木の鬚、そして魔王や冥王らも物語を動かす重要な登場人物で
それらすべてが主人公の群像劇だと思っています。
長い物語のそれぞれの局面での主人公がそれぞれいるようなものであると。
が、物語全体での主人公となるとフロド、ガンダルフ、アラゴルンの3人のいずれかでしょうね。
誰と決めなきゃならんわけでなし、皆さんそれぞれの中での主人公がいればいいのでは。
すみませんm(--)m
よくないなとは思ったのですが、
原作を読んでいそうな方の書き込みが続いていたので
もしや意見が聞けるかなと思いまして・・・

指輪物語は二度読みました。
一度目に大好きだったトムポンパディルが
二度目にはそれほどではなくて自分でも意外でした。
一度目ははらはらし通しだったところに訪れた安息の地に思えたけれど
二度目はここから先が分かっていて、ゆったりした気分になれなかったのかも。

この物語には、読み手のいろいろな心情が反映されるのでしょう。
今日フロドが主役と映った人にも
次回はサムが主役に思えるかもしれません。
ん〜・・・

「真の主役」というのと、「自分にとっての主役」というのとでは見方が相当違ってくるんじゃないかと思いますが。



話の中心にはタイトルの通り、指輪が据えられていると思います。
ただ『主人公』というくくりには入らないかな、とも。

指輪の最後を見届けたのはフロドとサム(ゴクリも?)ですが、
他の仲間達も、それぞれの使命を背負い指輪戦争に尽力したのですから、
主人公は『旅の仲間』達になるのかと考えます。

一人にしぼるなら一番指輪と向かい合ったフロドでしょうか。

蛇足とは思いますが、フロドの旅が指輪と出会い、滅ぼす為の旅なら、
ゴクリのそれはいとしいしとを失い、取り戻す為の旅だったのでしょう。
そういう意味では対を成しているのかと。
ていうか「真の主役は」厨は何がやりたいの?決めてどうするの?
真の主役は俺たちが生まれる前からフロドに決まってるんじゃないの?
>ていうか「真の主役は」厨は何がやりたいの?決めてどうするの?

「決めたい」というよりは主役が誰かを語りたいんでしょうね、みんなw


「主役が指輪」っていうトピ主さんの意見に興味あります。
僕にとっては、誰だろう? やっぱりフロドを推したいけど……。

主役うんぬんっていうだけじゃ無くて、「指輪所持者」っていう人々に興味があります。「指輪所持者」はフロドだけじゃないんですよね。
サウロンはもちろんそうで、ゴクリもそう、ビルボも、それからサムも少しの間だけそうだった。そしてその少しだけ、指輪に魅了されてしまった。「指輪所持者は去らなければならない」っていうフロドの言葉が僕は心に残ってます。フロドは長いことをれを持っていたから、それを失ったときにそのことに気づいたんでしょう。
3つの指輪の所持者も、やっぱり重要なキーパーソンでしたね。エルロンド、ガラドリエル、キアダン、そしてガンダルフ。みんなやっぱり最後に海を渡って去っていきました。指輪の所持者は、みな世界に倦み疲れてしまうっていうことが示唆されてます。
7つの指輪の所持者はみんな悲運に倒れ、
9つの指輪の所持者たちは……みなさんご存知の通り。

「指輪所持者こそが主人公」っていう考えもありかもしれませんね。
24でのぶりんさんがすでにおっしゃっていますが。
>トミーさん
細かい話で失礼ですが。
キーアダンはまだ海の向こうへ去っていった旨の記述はないはずです。
エルダールの最後の一人になるまで、かれの仲間を海の向こうへ送り出しています。
そして、おそらくは今でも、現在のヨーロッパのどこかで、船を造っているものと・・・。

おそらくはクイヴィエーネンで目覚めたであろう彼の生涯は
自分ではなくひたすら仲間のために尽くすという、第一紀のエルダールらしからぬものです。
エルフの指輪所持者と指輪の役目というのは聖域をつくるだけではないのですね。

指輪物語本編ではほとんど語られていないそんなキーアダンも
私の中では指輪物語の重要な「主役」の一人です。
こう(=私の中では、と)言うとまた異論を唱える人もいるでしょうが。
>Mac of ⊂(o∇n)つ さん
>キーアダンはまだ海の向こうへ去っていった旨の記述はないはずです。

およ?失礼しました。てっきり最後にサムあたりと渡った気がしてました^^;

実はキアダンが好きなのです、僕は。
「海を渡る」っていうのが主要なテーマになってる物語だし、
そのなかで「船造り」であり、ずっと港にとどまっているキアダンっていうのが
特別な存在に見えます。

ところで、キアダンがガンダルフに彼の指輪を渡すシーンって、ちょっと良いですよね。
確かにキアダン、不思議ですね。
あの指環を渡すシーンは印象的です。
そして中つ国を最後に去ることになっているのもまたキアダンなわけですよね。
歴史の重要な場面にはキアダンが居合わせていたわけで(何せサウロンとギル=ガラドとの戦いの場面にもいますしね)、いろんなことを想像させるに足る人物ではあると思います。
フェアノールをしてシルマリル奪還の旅に向かわせたのは誰か?と考えるとガラドリエルが浮かんできます。ドルグルディアの扉を破り死人占い師を駆逐し、助言をもって旅の仲間を誘導した彼女こそ第1紀〜第3紀の真の主人公かもね。
『指輪物語』の主人公がフロドである件に関しまして、
紛らわしい書き方をしてしまい不快に思った方がいらっしゃるご様子、
誤解や困惑を招く書き込みをしてしまった事を、お詫び申し上げます。

私なりの解釈で申し訳ございませんが、マジレスをかねて、
再度、書き込みをしたいと思います。
確かにJ.R.R.トールキン教授の『指輪物語』は、
フロドが主人公として描かれておりますが、

○その描かれた時代背景(第1次〜第2次世界大戦の混乱期)
○著者の言語学/神話/宗教などへの独特な価値観
○最初の読者だった、著者のご子息/ご息女/友人達との関係
(ナルニア国物語を書いたアノ人とかですね・・・↑)

等をまったく考慮に入れず『ロード・オブ・ザ・リング』という映画を見て、
この物語をファンタジー世界の純粋な冒険譚としてとらえた時に、
あたかもサムワイズ氏が主人公のようにとらえられてしまわれた事実は、
さもありなんと思われるわけです(サム本人にとっては、甚だ遺憾な結果でしょう
・・・彼はフロドを心から敬愛してやまなかったわけですから)。

額に灰を塗ったり、見えもしない重い十字架を背負ったり、
右頬をぶたれて左頬を差し出したりする習慣になじみのない我々は、
フロドが最後に旅立った、西の果てにあるという至福の地、アマンが、
どのような所であるか、あまりピンとこないのではないでしょうか?

またトールキン教授がファンタジーという言語を通し、
描きたかった大いなる存在に対する畏怖や、人が触れざるべき禁忌、
フロドが抱えていた1つ指輪の重さ、対するサムの謙虚さと忠実さ等、
映画では到底表現しきれなかったであろう要素が、
原作ではふんだんに盛り込まれていると思います。

逆に、トピ主のご友人は、こう問いたかったのではないかと思うのです。
「どうしてサムがこんなに活躍しているのに、映画の主人公はフロドなの?」
少なくとも、私の友人はそう疑問に思った様子でした。
でも、映画の一つの感想として、それはそれでいいのではないでしょうか?

少し飛躍しますが『星の王子様』という話で、フランスの飛行士が書いた、
小さなバオバブ芽が成長して、小さな星が危機に瀕してしまう物語や、
ミッキーマウスがふんする魔法使いの弟子が、使った魔法の止め方を知らず、
頭まですっぽり水に溺れてしまい、あわやと目にあってしまったり、
株価操作の為、ドンキホーテに放火してしまったニュースの犯人が、
他人事の如く滑稽に感じられるような、(まだ)幸せな時代に、
私は生きていることを、幸いに思えます。

ルターだったでしょうか?
「たとえ明日世界が滅ぶとしても、私はリンゴの木を植えるだろう」と
言ったそうですが、私も志はフロドのように、暮らし方はサムワイズ氏の如く、
生きていけたらと思っています・・・長文失礼致しました。
(トピの序盤にエレサール王支持者が多く、ニヤニヤ流れを見物してたのは内緒ですムード)

惜しい!実に惜しい!
そんな子供亭さんには「サムワイズ氏」でなく「サムワイズ殿」と書いていただきたかったw
む、殿ですね、承知致しました(まさかそこをツッコマれるとは)。
キアダン談義が楽しそうで、うらやましいです('〜'*
よくその点(わしは神秘の火のしもべ・・・の台詞)をさして「ガンダルフは火の属性」と言われますが
「神秘の火」というのは、イルーヴァタール(全能の神)が存在する世界”エア”を創造した際
その中心においたとされるもので
(シルマリルの物語の第一章「アイヌリンダレ(天地創造)」にその旨記載があります)、
その神秘の火が何かは全く説明がないのですが、ガンダルフの言わんとしているところはおそらく
神秘の火ということばをイルーヴァタールその人の代名詞としているのではないでしょうか。
ガンダルフを含むアイヌア(ヴァラール、マイアールら)はすべてイルーヴァタールに仕える者です。
アイヌアは神性はありますが、神そのものではありません。

んでガンダルフがナルヤ(=火の指輪)を受け取ったのはたまたまだと思われます。
たまたまとはいえキーアダンがガンダルフの任務を知り、それに必要と思われるナルヤを
迷わず譲ってしまうあたり、キーアダンも彼自身の役割を真に理解しているものと考えられますね。

ちなみにキーアダン台詞ありです。
出発前の一行に「もうすっかり準備は整いました。」と。細かい話ですが。
ギル=ガラドはエルフの上級王というよりノルドール族の王という位置づけなので
ギル=ガラドの死後ノルドール王の地位はアマンにいるフィナルフィンに移るものと思われます。
よって、中つ国のエルフの上級王は不在、ということになります。
これはエルフが衰えるから、という訳ではありませんね。

というのは
エルフの三士族のひとつノルドール初代王フィンウェの息子は
長男フェアノール、次男フィンゴルフィン、三男フィナルフィン。
フィンウェ死亡の後フェアノールはモルゴスを追ってアマンを去ったので王位継承権を失い
フィンゴルフィンが王の座を受け継ぎますが、フィンゴルフィンも中つ国へ旅立ちモルゴスと戦い死亡。
(もとは)友情のためフィンゴルフィンらとともに中つ国に旅立ったフィンロド(フィナルフィンの長男)が
フィンゴルフィンなきあと中つ国エルフおよびノルドールの上級王となります。
フィンロドがベレンをかばって死ぬとトゥアゴン(フィンゴルフィンの息子)がゴンドリンを築いて
上級王となり、ゴンドリン滅亡&トゥアゴン死亡の後はこのギルガラドが上級王となります。
そのギルガラドなきあと中つ国にフィンウェ王家の血を受け継ぐ者がいないので(ガラドリエル除く)
中つ国の上級王の座は空席になり、うんと遡ってフィンゴルフィンの弟フィナルフィンにその座が移る。

・・・という展開ですね。

ていうかトピ違いなので新トピ立てた方が良くないですか?
というわけでトピック作りました

中つ国の歴史を語るトピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=37016834&comm_id=4425
 unamueさんの視点は、私にとっては新しいですが、ある意味正解だと思います。
 サムとゴラムは表裏一体かもしれません。
 どちらも一時期リングホルダーです。フロドと旅します。
 サムは指輪の誘惑よりもフロドへの友情が勝った。
 スメアゴルは指輪の誘惑により友人デアゴルの命を奪ってしまった。

 でも、其の差は紙一重なのかも・・・。
>unamueさん
 >>ですが、それを救ったのは偶然にもゴクリということになりました
⇒そうなんです。でも、偶然ではなくて必然だったのかも。
 「ホビットの冒険」で、ビルボは殺そうと思えばゴクリを殺せました。
 でも、そうしなかった。

 そしてビルボの愛する養い子フロドが指輪の誘惑に負けてしまったとき、結果的にせよ直接に指輪を滅ぼすことになったのはゴクリ(=スメアゴル)でした。
 このあたりに、トールキンの世界観が凝縮されているような気がします。

 創造主エルという善とモルゴス〜サウロンという絶対悪の間で、エルフも人間もドワーフも全ての種族は善悪両方の面を持っています。

 そう考えると「一つの指輪」と運命を共にすることが、スメアゴルの宿命だったのかもしれないですね。
真の主役。
難しいですね。

なぜか、
ファラミアよりボロミア。

サムより、フロドやゴクリ。

トゥオルよりトゥーリンに興味がいってしまいます。
つらい、悲しい定めえを負った人々。
最後には救われて・祝福を受けて欲しいと思ったり。
赤背表紙の…。

トールキン師が翻訳したといふ、ホビットの記録簿
いろいろな意見興味深く読ませていただきました。
どれも、一理あると感心させられます。
私の結論は主人公は「指輪の所有者」です。大きな理由は、原題を直訳すると「指輪の所有者」になるかと思うからです。
「指輪」は複数形なので、この物語で意味のある指輪の所有者すべてを指すと思われます。私はエルフの指輪の持ち主(3人+キアダン)と「力の指輪」の持ち主(フロド、ゴラム、サウロン、サム)、バラヒヤの指輪の持ち主アラゴルンが主人公と思います。その中で一人と言われれば、フロドです。指輪の中で最も力のある指輪を所有していたのは、彼だからです。(サウロンとゴラムは所有しようとしてはいますが、所有していません。)
ただ、歴史の記述のように受け止めるならば、主人公を確定しようとするのは、無理があるのではないでしょうか。

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