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週刊ブックレビューコミュの2009年11月の放送

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2009年11月07日放送予定
(再放送:2009年11月07日 午後10時00分〜午後10時54分)
司 会 児玉清 ・谷口真衣
出演・書評 藤原智美 ・ 西山繭子 ・ 津野海太郎
特 集 太田治子 太宰治生誕100年

■おすすめの一冊 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書 名 羆撃ち
著 者 久保俊治
出版社 小学館
書評する人 藤原智美 (作家)

書 名 横道世之介
著 者 吉田修一
出版社 毎日新聞社
書評する人 西山繭子 (女優・作家)

書 名 自由人 佐野碩の生涯
著 者 岡村春彦
出版社 岩波書店
書評する人 津野海太郎 (評論家)

■特集 旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
書 名 明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子
著者・ゲスト 太田治子
出版社 朝日新聞出版
テーマ
太宰治生誕100年
内容
今年は太宰治生誕100年にあたり、大きな話題となっています。そこで名作『斜陽』のモデルとなった太田静子と太宰との間に生まれた太田治子さんをゲストにお迎えし、新著『明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子』について語っていただきます。ここには「父と母の愛のすべて」が描かれ、太田さんにしか語れない作家・太宰治の真実が語られています。お楽しみに。


2009年11月14日放送予定
(再放送:2009年11月14日 午後10時〜午後10時54分)
司 会 藤沢周 ・谷口真衣
出演・書評 池澤春菜 ・ 佐藤忠男 ・ 吉田伸子
特 集 金原ひとみ 金原ひとみ「憂鬱(ゆううつ)たち」を語る

■おすすめの一冊 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書 名 茨文字の魔法
著 者 パトリシア・A・マキリップ著 原島文世訳
出版社 創元推理文庫
書評する人 池澤春菜 (声優)

書 名 孤高 国語学者大野晋の生涯
著 者 川村二郎
出版社 東京書籍
書評する人 佐藤忠男 (映画評論家)

書 名 鉄の骨
著 者 池井戸潤
出版社 講談社
書評する人 吉田伸子 (書評家)

■特集 旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。
書 名 憂鬱たち
著者・ゲスト 金原ひとみ
出版社 文藝春秋
テーマ
金原ひとみ「憂鬱(ゆううつ)たち」を語る
内容
芥川賞を受賞した「蛇にピアス」から6年。今回は東京に暮らす若い女性・神田憂(かんだゆう)が主人公の連作短編集です。家を出て精神科へ行こうとする彼女は、なぜか毎回さまざまな小事件に巻き込まれ、どうしても病院にたどり着けません。そしてそこに登場する2人の謎めいた男たち...
主人公・神田憂の1人称で繰り広げられるシュールでユーモラスな作品です。


2009年11月21日放送予定
(再放送:2009年11月21日 午後10時00分〜午後10時54分)
司 会 梯久美子 ・金井勇太
出演・書評 長倉洋海 ・ 神津カンナ ・ 曽根圭介
特 集 詩人 まど・みちお 100歳での新作詩集を語る

■おすすめの一冊 様々なジャンルのゲスト3人が自分の選んだ本を推薦するコーナーです。
書 名 アンリ・カルティエ=ブレッソン 20世紀最大の写真家
著 者 クレマン・シェルー 著 伊藤俊治 監修 遠藤ゆかり 訳
出版社 創元社
書評する人 長倉洋海 (写真家)

書 名 航空機は誰が飛ばしているのか
著 者 轟木一博
出版社 日本経済新聞出版社
書評する人 神津カンナ (作家・エッセイスト)

書 名 ともしびマーケット
著 者 朝倉かすみ
出版社 講談社
書評する人 曽根圭介 (作家)

■特集 旬の作家や大物作家へのインタビューから電子本などのジャーナルな話題まで、本を取り巻くビビッドな動きをお伝えします。

テーマ 詩人 まど・みちお 100歳での新作詩集を語る
内容 童謡「ぞうさん」で知られる詩人のまど・みちおさんにお話をうかがいます。100歳を迎える今年、『のぼりくだりの…』『100歳詩集 逃げの一手』と相次いで新作詩集を発表。長寿の秘けつから、新作に込めた思い、毎日描いているという絵、戦地での思い出、戦争協力詩を書いた過去… 1世紀を生きてなおやまぬ詩作への情熱、そして言葉と表現の本質を語ります。




コメント(16)

「明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子」を借りてきました。
太宰治生誕100年の今年にふさわしい企画ですね。
「ヴィヨンの妻」など読みたいですね。
偶然にも「横道世之介」借りてあるんです。
でも現在「デパートへ行こう!」を読んでいる最中で・・
人気本は返却期限が短くてあせってますあせあせ(飛び散る汗)

「横道・・」は放送日までになんとか終わらせたいですねうれしい顔

6月に「ヴィヨンの妻」を読んで、主人公(おそらく太宰氏とだいぶんかぶってる?)のあまりのダメ亭主ぶりにあきれた覚えがありますがたらーっ(汗)
実際はどんな父親だったのかすごく興味深々で放送が楽しみです。
しまみみさん、コメントありがとうございます。
このところ関連の本をよく読まれてありますね。

吉田修一さんの作品は未読ですが読んでみたいと思っています。

「ヴィヨンの妻」は映画公開も近いのでわたしも早く読みたいです。
文庫本を持っています。

放送楽しみですね。
「明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子」を読み終えました。
これを読むと「斜陽」「ヴィヨンの妻」を読みたくなります。
津島佑子さんといい、太宰治の娘は優れた作家さんなのですね。
それにしても女性遍歴がすごいと改めて思いました。
ご無沙汰してます。
久し振りにコメントします。

今回の放送で、感じたことを何点か。

近頃、山での生活を綴った作品が多いように感じます。
山だけではなく、大きく言うなら、自然界でしょうか。

今回の『くまうち』や以前紹介された『マタギ』、釣りの本、探検家の本など。
「草食系」「肉食系」と称される人たちへの、メッセージなのか、それを許容している世の中への警鐘なのか。

そういった世相を問うのは、やはり文学なのだと痛感致しました。

もう一点。太宰治のことです。
私は、太宰を毛嫌いしておりまして、まともに読んだことがありませんでした。
しかし、今回、太田治子さんのお話を伺い、私の太宰像を少し打ち破ることができました。

子を宿した恋人に「よかった」と言える人だったことに安堵致しました。
太宰の作品に触れてみようと思います。
ちょうど、本棚に『人間失格』があったはず。
今日はこれを片手に出掛けてきます。
カツラコさん、コメントありがとうございます。
この放送ようやく見ることができました。

太田治子さんの本を事前に読みましたが、本人の穏やかですが力強い語り口に引き込まれました。
太宰への複雑な思いが見て取れました。
「斜陽」「ヴィヨンの妻」を読みたいと思いました。

紹介本では吉田修一さんの「横道世之介」を読みたいと思いました。

俳優、演出家の方が多くて、「自由人 佐野碩の生涯」のときに盛り上がっていたのが面白かったです。
西山さんは「佐野さんの演出なら出たくない」と言っていましたね。
金原ひとみさんの「憂鬱たち」読みました。
明後日の放送が楽しみです。

「横道世之介」と「IN」も借りてきました。
久しぶりにリアルタイムで見ました。
佐藤忠男さんはいつまでもお元気でうれしいです。

大野晋さんは高校時代から知っていました。
最初に読んだのは「日本語の年輪」でした。
国語学の専門書も学生時代に読みました。
岩波古語辞典は、見出し語が終止形でなく連用形ということで批判もありましたが、若い頃には活用していました。

金原ひとみさんは初めて見ました。
「憂鬱たち」の印象からすると清楚なイメージでした。
落ち着いた話し方にも好感が持てました。
「憂鬱たち」の主人公が精神科に行こうとするがたどり着けないという設定がおもしろいです。
憂鬱に陥っている人は、周りが精神科に行くことを進めても自分は正常だと言い張り、行こうとしないのが一般的だと思います。
憂鬱をマイナスととらえないという前向きな発想にも好感が持てました。

金原ひとみさんは翻訳家の金原瑞人さんの娘ですが、わたしは昨年6月に金原瑞人さんと言葉を交わしたことがありますので、そういう目で見ていました。
私も、金原ひとみさんのテレビ出演をみるのは今回はじめてでした(小説のほうも未読です)。本当にいまどきのギャルという感じですなあ。

番組中、金原さんが「憂鬱は普通のことであって、すぐ精神科へ行くとか薬を飲まなければならないとかいう風潮はちがうとおもう。憂鬱を不幸せと直結させるのはおかしい」というような意味合いのことを言ってました(ちがったかな?)。私もなるほどねえと思いました。悩みや悲しみも、人の自然な性情であり、そういうものをネガティブなものとして極端に排除しようとするのは、かえっていびつなことではないかなあと思いました。

でもまあ、管理人さんの言うように、憂鬱におちいっているかたは自分が正常だと言い張り、精神科の受診をこばむ傾向があることも事実なんでしょうなあ。


話かわりますが、番組アシスタントの谷口真衣さんというかた、かわいいなあ。
声優の池澤春菜さんおすすめの、
パトリシア・A・マキリップ著「 茨文字の魔法」興味深く聞きました。

特集、金原ひとみさんは、「蛇にピアス」(未読)で芥川賞をとったときに
TVで見ました。
当時、少し暗いイメージはありましたが、耳のピアスの数には驚きでした。
今回も、変わりなく凄かったですね。
「憂鬱(ゆううつ)たち」は、おもしろそうですね。
「憂鬱」なときは、誰しもあると思いますが、「鬱病」となると、実際は症状の程度でかなり違うと思います。
私の家の近所にある、メンタルクリニックに通う方は、鬱状態のときは、目つきも違うし、会話も受け答えがチグハグですね。
飲み薬も、かなり多く処方されるみたいです。
妄想を口にしたりする方もいます。
憂鬱をマイナスととらえない考えは、大切なことだと思いますが
初期の程度なら、それも可能なのかな・・・?
心の病というのは、奥が深いと思いますね。



私も池澤さんのお薦め本が気になりました。
しかも、書き方に工夫が凝らしてあるということで、是非手にとってみたいです。原書も気になるところですが…。

しかも、池澤さんは意見をはっきり明確に持たれていて、読書が好きだということが伝わってきて、大変感心致しました。

『孤高国語学者大野晋の生涯』は是非読んでみたいです。
研究の成果だけでなく、大野晋さんご本人にも興味が湧きました。
『岩波古語辞典』は今でも愛用している一冊。恐らく、生涯を共にしそうな勢いです。

金原ひとみさんは大人っぽくて、小説家の雰囲気が漂わないのがいいですね。
お父様とも雰囲気が違った印象で、独特なのがいいです。

小説の雰囲気は、金原ひとみさんご自身の雰囲気と共通しているように感じます。

寒さも深まり、読書に励みやすい時期になりました。
より一層、読書を楽しみたいですね。
定助さん、コメントありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
トットさん、カツラコさん、いつもコメントありがとうございます。

番組の司会者が4月に交代して8ヶ月近く経ちました。
梯さんは6回ほど、金井さんと谷口さんは12回ほど、司会を務められています。
初めは慣れずに生硬な話し方をされていた方も慣れてこられたような感じがします。
時折のコメントを楽しみに番組を見ています。

「憂鬱たち」は読みました。
複雑な感想は持ちましたが、番組の前に読んでおくと得るものは大きいです。
心の病について考える糸口にはなる作品ですね。

「孤高 国語学者大野晋の生涯」も8割方読みました。
評伝だという感じです。
岩波古語辞典はわたしも持っています。
愛用とはいきませんが、時折開いています。

池澤春菜さんが話しているときに、家族が「今日は週刊ブックレビューの放送はないの」と聞いたのがおかしかったです。
ふだんの番組の雰囲気と違和感があったのでしょう。
さすがは声優さんですね。
新しい司会の方たちは、板についてこられましたね。
しかも、金井さんと谷口さんの朗読は、回を重ねるごとに上達されていて、毎回「さすがだなぁ」とうなっております。

本日、興味を惹いた本は二冊ありました。
轟木一博『航空機は誰が飛ばしているのか』
朝倉かすみ『ともしびマーケット』

私は飛行機が怖くて、あまり乗りたくなくて、新幹線派です。
ですが、以前飛行機を飛ばす為の管制塔の話を本で読んで以来、興味が湧きました。
数字が羅列と聞いて、少し及び腰ですが、是非読んでみたいです。


また、まどみちおさんのインタビューに釘付けでした。
日頃、詩人が、普段使う言葉とか、心の中ってどうなっているんだろうと、興味がありました。

まどみちおさんは、私が知りたかったことをズバリと教えて下さったように思います。
特に、「黒と赤」のお話とか。

今回は、実に興味深かったです。

またまた、長文失礼致しました。
『文学賞メッタ斬り』という本のなかで、曽根圭介氏がかなり高い評価を受けていました。経歴も異風のようだし、今回その曽根氏がおすすめの1冊コーナーに登場するというので、興味がありました。

おすすめ本の朝倉氏『ともしびマーケット』は、ご自身の作風とは対極にあるようなさりげない日常をすくいとった作品なのですね。曽根氏の柔和な笑みの裏にどんな魔物をひそませているんでしょうなあ。

といっても私、朝倉・曽根両氏の作品、1冊も読んでおりませなんだ。自称・本の虫のチャンピオンベルトを返上いたします。
まどさんの「赤と黒の日記」のお話を伺い、“あ〜、だから まどさんの作詞は対話風なものが多いのかな…”と納得しました。

「ぞうさん、お鼻が長いのね」「そうよ、母さんも長いのよ」 とか 手紙を食べてしまった山羊さんへ「さっきの手紙のご用はなぁに」などなどわーい(嬉しい顔)
さらに あのお年になっても“女性と食べる食事は ひと味違う”というようなことをサラリとおっしゃる まどさん。
楽しいインタビューでしたるんるん
カツラコさん、定助(じょうすけ) さん、しまさん、コメントありがとうございます。

まど・まちおさんが100歳と聞いてもピンと来ませんでしたが、1909年生まれと聞いて、太宰治、中島敦、大岡昇平、松本清張と同い年だということに気づきました。
長生きして素晴らしい詩を創りつづけるということは素晴らしいです。

わたしも本当は飛行機よりも新幹線、それも「のぞみ」ほど早くない特急くらいが好きなのですが、飛行機を利用しないと東京まではなかなか行けません。
何百人も乗っている飛行機が無事に飛ぶためには壮大な仕組みが必要というのはよく分かります。

写真と人権侵害、トリミング、キャプションの話は興味深く聞きました。

「ともしびマーケット」は良さそうですね。
朝倉かすみさんについて、地に着いた生き方をしてきた40代後半の女性作家という紹介がされていました。

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