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おとなのクルージング&グルメコミュのLocus Historyクラブの歴史です

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管理人海若丸の日記でご紹介しました。
夢に描いたクルーザーを持つまでの実話を
書いております。

まだまだ続きますが、それ以降の更新はのんびり書いていきますので、

ご興味ある方は続けてお読みくださいねわーい(嬉しい顔)


尚このトピックに対するコメントは以下にお願いします。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=43052049&comm_id=4296926




<Locus History第1話「船との出会い」>

何年前になるだろうか?

茅ヶ崎水上スキーチームの会長に江ノ島でボートに誘われた。

真夏の湘南、初めて乗るボートに僕も友達もワクワクしていた。船


乗船後すぐにボートの先端に座るように薦められたので

言われたとおり先端へ…

「それじゃ行くよ〜」の声とともにボートが加速し始める…

すごい迫力!

振り向けばあっという間に砂浜の海水浴客が豆粒程の大きさになった。

どんどんスピードが増す…

小さな波の上を飛んでいるかのように…

僕はすごく興奮した。

さっきからにやついた顔が収まらないのが自分でもわかる。晴れ


この時瞬時に思った!

「夏の湘南はレジャーといっても車は大渋滞、

海には渋滞も信号もない!これからのスポーツはこれだ!」

と確信に近いものを感じた。雷


波海若丸

コメント(43)

<Locus History第3話「共通の夢を持つ仲間」>


いろいろな場所で船を見て回って

そのほとんどの船が乗られていないことに気がついた。

個人で所有してる人はなんともったいないことに

本当にたまにしか船を出さないようだ。

共同購入すれば乗る機会が増えるので船のためにもいいし

みんなで大切に出来るので船も幸せだ。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


お金さえあれば個人で買うことも出来るけど、

いくらお金があっても共通の夢を持つ仲間を集めることは

容易なことではない。


そんな風に考えると益々意欲が湧いた。


船を共同で購入するためにスキー仲間や、大学の先輩、同級生、後輩、

仲の良い仲間に声をかけて回った。

15名くらいだったと思うが一人ずつ話をすると

みんな真剣に聞いてくれた。



結果自分を含めて11名のオーナーの賛同を得ることが出来た。

11人目の賛同を得るころには、

購入する候補の船も決まっていたので、

実物を見せながらの話も出来た。


会則も寝る間を惜しみ作った。

仲の良い友達だからこそ、なぁなぁにならないように

あえて厳しい規則を作った。


クラブの口座もまだなかったので、購入するための費用は、

僕の口座に振り込んでもらった。


あっという間にウン百万円の現金が僕の口座に振り込まれた。


このときすごい責任を感じたのを今でもしっかり覚えている。


もう後には引けない・・・

船船船船船

マリーナは江ノ島の川の上流にあるマリーナに決めた。

そこで売りに出されていた白いボディに赤のラインの

21フィートのボート、ヤマハSTR21

ガソリンエンジン1基がけを購入することが出来た。


もちろん中古である。

初めて船に乗せてもらってから、

夢描いてなんと6ヶ月で夢が実現した。


しかし笑えるのがこの時点で誰も

船舶免許を所持していなかったことだ。
<Locus History第4話「夢の実現」>


やっとの思いで船を手に入れた俺たちは、

船の名前を決めることにした。

普通は、女性の名前をつけることが多いそうだが、

どうも普通が嫌いな僕は、違う名前を付けたかった。

また同じ名前の船があるのは避けたいとも思っていた。


辞書をぱらぱらめくっていたら

[Locus]軌跡という意味の文字が目に飛び込んできた。

当時ジョージルーカスの映画もはやっていたので、

ルーカス!と読み、

またみんなで美しい軌跡を作っていこうとの思いを込めて、

この名前に決定した。 ぴかぴか(新しい)


船名は友人のデザイナーに頼んで

女性の身体をイメージしたふっくらした形で

ロゴマークを作ってもらった。

完成するとシートを作成して船に貼り付けた。

せめて形だけを女性にした。(自己満足の隠れたこだわり・・・)



進水式に向けて毎週末船を掃除することにした。

さすがに11人で掃除やワックスがけをすると

あっという間にピカピカになった。

それでも免許のない俺たちは、

免許の講習を受けながら毎週磨きに通った。

みんなキラキラ輝いていたなぁ〜 ぴかぴか(新しい)
<Locus History第5話「夢の進水式」>


進水式に向けて、僕は船のために曲を作ることにした。

オリジナルの曲を聴きながら船に乗ったら

この世の中にひとつしかない空間が作れる・・・

そう考えるとワクワクしてくる。

(もう完全に自己満足の世界へ突入だ)


進水式は会員だけのものと友達を招待してのものと2回行った。

神主に来てもらい安全祈願も行った。

会員だけの進水式は1987年2月14日

なんとバレンタインディだったけど

俺たちにとっては忘れられない日となった。


4月に入り友達を呼んでの進水式、

すでに免許も取っていたのでここでは参加してくれた人すべてを

順番に乗せた。


みんなが見守る中、船をクレーンで持ち上げて進水だ。

自分の作った曲が流れる中ルーカス号が海に浮かぶ・・・

この時早くも僕の心に2艇目の夢が浮き上がっていた。

5フィート病といって、

21フィートに乗ればすぐに5フィート大きな船がほしくなる。

新しい夢を生みながらルーカス号は仲間を乗せて走り出した。

ぴかぴか(新しい)船ぴかぴか(新しい)船ぴかぴか(新しい)船ぴかぴか(新しい)船ぴかぴか(新しい)
Locus History第6話「船から下りたら謙虚な気持ちで」


進水式の数日前、神奈川新聞の記者が取材に訪れた。

4月5日進水式セレモニー当日の朝、写真入でデカデカと掲載された。

タイトルが「夢のクルージングを・・江ノ島にクラブ発足」

会社員ら共同出資・今日中古ボートで進水式・・・・

てな具合で・・・

朝早く興奮したいとこが同じ新聞を11部抱え

まだ寝ていた僕の部屋まで持ってきたのを

しっかり覚えている。
       〜〜〜〜〜〜


思えば学生時代ぼんやりと40歳くらいになったら

クルーザー持って仲間を乗せてやりたいなぁ〜と夢描いていて、

数年後ひょんなきっかけでボートと出会い

そして思いもよらない20代でボートを共同所有できた。


夢はいつも思い描いていると必ず叶うものだなぁとつくづく感じた。

反面20代でボートになんか乗ったら、

どっかの金持ちのボンボン扱いされるのがとてもいやだったので、

会員全員と、船に乗るときは堂々と、

船から下りたら謙虚な気持ちでいるように誓いを交わした。

この気持ちは今もまったく変わらない。

ぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)
<Locus History第7話「海の恐怖」>


<航海日誌>

5月5日、朝方晴れ波穏やか、風やや強し。

8人乗りのルーカスに8人乗せて、

初島まで最高のクルージング。

島では名物のイカ丼を食べてみんな大満足

船を停めた場所に大きなクルーザーが停めてあったので

「うわ〜すげぇ〜なぁ」と思いながら船長と会話を交わした。

午後3時頃だったか、その船長に

「波が荒れてくるから早く帰ったほうがいいよ」と言われたので、

早々に出発することにした。


げっそりげっそりげっそり げっそりげっそりげっそり        

港を出て針路を江ノ島に取ると、時すでに遅し海は荒れていた。

初心者の僕にとってはかなり厳しい波が何度となく襲ってくる・・・

正直怖かったけど、船長が怖がったら乗組員が不安になるので

ポーカーフェイスを心がけなくてはならない。

「大丈夫ですか?」横から女の子が話しかけてくる、

「大丈夫大丈夫!」って言うのが精一杯で

次から次へと波の壁が襲ってくる。

      

21フィートの小さな船は木の葉のように海の上で舞っている。

思うように操船出来ない。

船は横から波を受けるのが一番弱いので船を横にしないように

波に向かったり斜め後ろから波を受けたりするように

ジグザグに走らなければならない。

喉はカラカラになっていった。
        

港を出て針路を江ノ島に取ると、時すでに遅し海は荒れていた。

初心者の僕にとってはかなり厳しい波が何度となく襲ってくる・・・

正直怖かったけど、船長が怖がったら乗組員が不安になるので

ポーカーフェイスを心がけなくてはならない。

「大丈夫ですか?」横から女の子が話しかけてくる、

「大丈夫大丈夫!」って言うのが精一杯で

次から次へと波の壁が襲ってくる。

      

21フィートの小さな船は木の葉のように海の上で舞っている。

思うように操船出来ない。

船は横から波を受けるのが一番弱いので船を横にしないように

波に向かったり斜め後ろから波を受けたりするように

ジグザグに走らなければならない。

喉はカラカラになっていった。
Locus History第8話「海の男」


波波

しばらくすると1艇の大きな船がこちらに寄ってくる・・・

荒れている海で船の接近は危険だからいやだったけれど

そんな思いとは裏腹にどんどん近寄ってくる。

すぐ近くまで来てなにやら叫んでいる。

他の乗組員が聞きに行くと

「その船では人数が多すぎて危険なので、

何人かこちらに乗せましょうか?」との内容でした。

先ほど初島で言葉を交わした船長だった。

心配で後をつけて来てくれたそうだ。もちろん言われるままにした。
 
波船             

荒れている海の上で大きな船と小さな僕らの船を抱かせる

(船と船を隣同士にくっつけること)作業が始まった。

上手な操船と手際よく動くクルーのロープワークのおかげで

船は横に着いた。その瞬間女性何名かを移動させた。

3名くらい移ったときに大きな波が襲ってきて

2艇の船は大きく揺れてロープは緩められ

あっという間に遠く引き離されていった。
 


「この船の後をついておいで」といわれるまま、

大きな波を掻き分けたすぐ後をついていくことになった。

これだけで波は随分楽になり、また精神的にもかなり救われた。




2時間ぐらいで無事江ノ島に着いた時、船長にお礼を言うと、

明らかに年上のその船長は船の大きさや年齢に関係なく

若造の僕と対等に話をしてくれて、

なんとTシャツのお土産まで頂いた。

感謝の気持ちはもちろんだったが、

つくづく海の男っていいなぁと思った。

そして自分も海の上で困っている人がいたら、

理屈ぬきに絶対に助けてあげようと心に決めた。


これがルーカス購入後、船長として4回目の航海だった。ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
<Locus History第9話「正月の水上スキー」>


何かに取り付かれたかのように僕は毎週仲間を集めて船に乗った。

当時ウェイクボードもこの世に存在しなかったので、

もっぱら水上スキーを楽しんだ。

誰に教わるともなくみんなであーでもないこーでもないといいながら

乗り方をマスターしていった。


水上スキーはジャンプ競技以外は通常1本の板に乗る。

上手くなると最初から1本で乗れるのだが、

最初のうちは2本で乗って、立ち上がったら1本を脱ぎ捨てる。

1本になった瞬間物凄いスピード感が味わえる。

これがたまらなく快感なのだ。


正月に船で初日の出を見に行った帰りも

「初滑りだ」といってみんなで順番に水上スキーをやった。

馬鹿げているけど馬鹿げたことを真剣にやるのも

また楽しいから救いようがない。
<Locus History第10話「人を外見で判断しない」>


春の温かい日に茅ヶ崎の烏帽子岩(エボシイワ)にボートを走らせた。

岩場への着岸は非常に難しいが、

湘南に住んでるものとして烏帽子岩は制覇しておきたかった。

なんとかみんなで上陸して昼はバーベキューをすることにした



準備をしたり烏帽子岩の頂上まで上ったりして初上陸を楽しでいた。

バーベキューの準備が出来て肉を焼き始めてしばらくすると

背中に沢山模様の入った一見怖そうな人たちが近寄ってきて

「うまそうだなぁ俺たちにも食わせろ」と言って肉を食べ始めた。

      


唖然としていた僕らに向かって

「これお肉を食べさせてくれたお返しだよ!みんなで食べな」

といって10個くらいのあわびをもらった。

早々刺身とバーベキューにして食べたが、

そりゃもう美味しいなんてもんじゃない〜格別でした。

「なぁ!こうやってお互いが分け合えばみんなハッピーだろう」

と笑いながら僕たちに言った。

最初は外見で驚いたけど、

人を外見で判断しちゃいけないなぁ〜とまた海で学ばせてもらった。

<第11話「伊豆大島での危機」>


船に長年乗っていると、トラブルの方が深い思い出になっている。

初めて俺たちを船に乗せてくれた大先輩I氏に誘われて、

俺たちは伊豆大島に出かけた。

2艇で江ノ島を出発、初めての大島、

海に詳しいI氏がいるので安心して出かけた。


電球電球電球


快晴に恵まれ海も穏やかで気持ち良いクルージングであった。

船を港に泊めて、大島に上陸

たまたまやっていた椿祭りで夏の夜を楽しみ、

昼は美しい海でダイビングしたり釣りしたり夏を満喫した。


夜はみんなかなりお酒を飲んで・・・・・・・

ここで事件がおきた

そのI氏が実はひどい酒乱だった。

みんなで何とか収めようとしたがまったくだめで

何を機嫌を悪くしたのかI氏は翌朝僕らを残し

自分の船でひとり帰ってしまった。


初めて船で行った伊豆大島に残された俺たちとルーカス号・・・・


クヨクヨしていても仕方ない、

午後になりみんなを乗せて僕は大島を後に走り出した。

海は結構荒れていた。

その上なんかギアの調子がおかしい・・・

ひとまず穏やかな入り江に戻って調べてみると

ギアが前進に入らない後進は出来るのだが前進が出来ない。

まったく修理のしようもない

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
<Locus History第12話「救いの神」>


船を入り江に泊めて直らないものか試してみたが、まったく直る気配がない。


その時、少し離れたところで釣りをしている船があった。

よく見ると同じマリーナに泊めている船だった。


僕はなんとかルーカスを近づけて

「すみません同じマリーナの船ですよね〜」と話しかけた。

ことの一部始終を船長の山口さんに話した結果、

ルーカスを引っ張って帰ってくれることになった。

波波波波波波波波

ロープを渡されルーカスのクリート(ロープをつける場所)

にしっかり結びつけて船はゆっくりと走り出した。

出航してしてすぐはまだそうでもなかったが、

島を離れるにつれて海は段々荒れていった。



山口さんの船に引っ張られてまっすぐ走ればいいのだが、

波の影響でルーカスは左右に振り子のように大きく振られる。


また波を乗り越えるたびにロープは物凄い音を立ててピ〜ンと張ったり緩んだり・・・・

緩んだときは船同士がぶつかるんじゃないかと思うくらい近づいたり。


何度か同じことを繰り返していたら再び物凄い音でロープが張った・・

次の瞬間「ブチッ」と音を立ててロープが切れてしまった。

一瞬でルーカスは波にもまれて大きく揺れて進路を失う。

荒れた海の上で走れない船はただのスクラップ同然である。

この状態で大きな波を横から受けたら船は横転する危険もある。
<第13話「優しさとの出会い」>


荒れている海の上で山口さんの船が

操船不能になったルーカスのそばに近づいてきて

ロープを投げてくれるがなかなか受け取ることが出来ない。


船が揺れるため片手しか使えないので

なかなか思うようにロープが掴めない。


何度も何度も投げては海に落ちていくロープ・・・・

何度目かにようやくキャッチ

すばやく船のクリートにロープを結びつける。

こうして再度ルーカスは山口さんの船に引っ張れながら

針路を江ノ島に向けた。


途中2度ほどロープは切れたが揺れる船の上

同じようにロープを投げてなんとか走り続けることが出来た。

冷や汗冷や汗冷や汗

4時間ぐらいたって2艇の船は、はじめて見る港に入っていった。

それは三崎港であった。

山口さんの話によると船が針路を保てず

江ノ島に向かえなかったのと、

時間的に暗くなってしまうのと、

島と違いここまで来れば、

明日にでも修理工を呼ぶことが出来るので

安全を第一にして判断してくれたそうだ。



夕方5時頃だったか、我々を助けてくれた山口さんは

江ノ島に向かって走り出した。


ルーカスは結構大変な思いをしながらなんとかバックだけで着岸した。

陸に上がるとほっとしたのか、しばらくその場に座り込んだ。



そんな時、隣に泊めてあった船「バージニア」の船長が

我々を心配して話しかけて来てくれた。



ギアがバックにしか入らないで

大島から船に引っ張ってきてもらったこと。

三崎に着いて今から宿を探さなければならないこと。等を話した。



船長はなにやら自分の船に戻り1枚のスクリューを持ってきた。



ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
<第14話「涙のカップヌードル」>


船のスクリューはエンジンがひとつの場合ほとんどが右回りをする。

この場合走り出すときに船は左に振れる。

エンジンが2個の場合はこの触れをなくすために

右回りと左回りをそれぞれ付ける。


がまん顔exclamation & question

ルーカスはエンジンが1個で右回りスクリューを使っているが、

その船長の船はルーカスと同じタイプのエンジンを2個つけていたので

右回りと左回りの予備のスクリューを持っていたのだった。

その内の左回り用のスクリューを僕に手渡し、

「これを付け替えれば後進に入れた状態で前進するよ」と言われた。

なるほどギアが後進しか入らないのであれば

逆回りのスクリューを使えば前進する。



早速海に飛び込み、海中でスクリューの交換作業を行った。

交換が終わって日の暮れた三崎港内で試しに走らせてみると、

見事に前進で走ることが出来た。

僕は船長の言葉に甘えスクリューを借りることにした。



夜も更けて宿泊場所と食事場所を探そうとしていた我々5人に

その船長は、「うちの船に来なさいよ」と誘いをかけてくれた。

言われるままに船長の船「バージニア」にお邪魔することにした。



ルーカスよりはるかに大きなキャビン、

おなかはペコペコで倒れそうな僕だったけど、

そんなことよりいつかはこんな船に乗りたいと

夢描いていた僕にはそのキャビンに身を置くだけで幸せだった。



船長の息子さんが我々みんなにカップヌードルを作ってくれた。

「こんなもんしかないけどどうぞ!」

腹ペコの我々はむさぼり付くようにカップヌードルを食べた。

美味しかった・・・涙が出るほど暖かくて美味しかった。

どんな高級料理よりも大自然と空腹と優しさの調味料に満ちた

カップヌードルのほうが美味しい。

僕は未だかつてあれほど美味しいカップヌードルは食べたことがない。

夜夜夜

我々はみんなくたくたに疲れていた。

船長は「ごろ寝でよければ泊まっていきなさい」と言ってくれた。

バージニアは船長と息子さん2名、我々は男子4名女子1名、

どう考えても全員は寝れないので、

女子をルーカスのキャビンで寝かせて、

僕は用心棒として後ろのシートで眠ることにした。

残りの男子3名はバージニアのキャビンで眠りについた。



夜中に眼を覚まして桟橋を見てみると

なんとコンクリートの上で船長は眠っていた。

我々を自分の船のキャビンで寝かせ

自分は星空のコンクリートの上で眠ってる。

海の男の匂いを沢山感じた、いくつもの感動をくれた夏の夜だった。



<第15話「海が教えてくれたもの」>


三崎港で朝を迎え江ノ島に向けて自走で帰ることが出来る。     

バージニアの船長も途中燃料を補給するため

シーボニアに寄るとのことなので

我々もシーボニア経由で帰ることにした。

クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー


シーボニアまで一緒にクルージング、

昨日までの荒れた海とは正反対の穏やかな海だった。

燃料の補給が終わるとバージニアは大島に向かうとのことで

我々は桟橋から見送ることにした。

別れのときである。

「ありがとうございました」の言葉で握手を交わして

もやい(船を桟橋につないでおくロープ)をはずす。

走り出したバージニアはすぐに小さくなっていった。

蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座蟹座

我々もルーカスに乗り込み江ノ島に向けて走り出した。

こうして思い出多き旅は終わりを告げた。

マリーナに着いた私は、すぐさま大島から引っ張ってくれた

山口さんの船のキャビンにお礼のお酒と手紙を添えて置いた。

また逆回転用のスクリューを取り外し

後日バージニアの船長のところへも御礼を持っていった。

揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート揺れるハート

船の旅は毎日その場の状況にあわせて

自分たちで作り上げていくもので

決まったコースなどないしその選択は何万通りもある。

まるで自分の人生を作り上げていくかのごとく

素晴らしい景色もあれば危険な状況下に身を置くこともある・・・

そこがたまらなく魅力的なのである。

ルーカスは・・海は・・そこで出会う人達は・・

そんなことを教えてくれたと思っている。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
<第16話「夢の成長」>


中古艇を仲間で購入して2年が過ぎたころ、

どうしても新しい船がほしくなった。

FB(2階に運転席があるタイプ)付きで

ディーゼルエンジン2基付き・・・

幸い仲間に入りたい友達も増えたので

オーナーを集めてミーティングを実施した。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


旧オーナーと新オーナー集めて13名の勇士が集まった。

今度は、はじめから新艇購入を提案した。

一人当たりの出資金額、月会費の設定など計算書を作り、

みんなに見てもらった。

そしてなんとありがたいことに全員の賛同を得ることが出来た。

リゾートリゾートリゾートリゾートリゾートリゾートリゾートリゾートリゾートリゾート

また共にスキーに行ったり一緒にクルージングを楽しんでいた女性陣も

我々と同じようなことをやりたい意向が強かったので、

8名の女性だけのジェットスキーのチーム、「ルーカスメイツ」

も作ることになった。


なんと総合で2000万円以上のお金が動くのだから、

ちょいとした会社設立みたいなものだった。

13人の男と、8人の女が、夢に向かって走り出した瞬間だった。

晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ

<第17話「誰にも止められない勢い」>


式根島には温泉がある・・・天然の岩で出来た温泉だ。

そんな情報を耳にしていた私は、

自分たちの船でどうしても行きたかった。

その為にも新しい今より大きな船がほしかった。

ムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムードムード

メンバー全員とても早い勢いで新艇を購入する決定が下された。

資金も速やかに集まった。

新しい船のほうはエンジンの積み込みや

オプション品の設定などで出来上がるまでには

2ヶ月くらいの日数が必要であった。

その間にルーカス1号艇を売りに出した。

私にしてみれば一番思い入れの深い船であったが、

次なる夢にエネルギーが働き出した。

またまた誰にも止められない勢いで

構想から実戦まで一気に上りつめた。


とても大きな金額が動くので新しく規約書も作り直しを始めた。

オリジナルのパーカーやTシャツも製作した。

また進水式の準備も着々とすすめられた。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


式根島まで行くにはもうひとつの課題があった。

小型船舶1級のライセンスの取得である。

夢にまで見た1級免許をメンバーの一人と一緒に

5月のゴールデンウィークに取りに行くことにした。

約5日間朝の9時から夕方5時まで

横浜のビルの地下の教室で学科講習・・・

これがとても退屈で眠いのである。

また休憩時間に外階段のベランダに出ると、

すぐ近くにラブホテルがあって

そこから出てくる楽しそうなカップルを何組も見せ付けられて・・・

とても学科の講習を受けるのに苦しい環境だったげっそり


それでもなんとか講習を終えて学科試験も実技試験も見事に合格!!

晴れて小型船舶1級の免許を取得できた。


衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃

<第18話「ルーカス1号艇との別れ」>


こうして新しい船の購入計画はどんどん進められていった。

平成元年2月19日ルーカス1号艇の購入希望者が試乗しに来る日である。

また、俺たちにとってもこの日が最後のクルージングであった。

船船船船船船船船船船船船船船船船

早々に購入候補者の試乗が行われた。

あまりの手入れのよさに一発で気に入ってくれたようだ。

ちょっぴり寂しいようなうれしいような気分であった。


その午後ルーカス1号艇の最後のクルージングが行われた。

場所は江ノ島・・・メンバーはほとんど私用で来れなかった

寂しいラストクルージングであるけど、

思えば船のことを何も知らない俺を

夢中にさせてくれたルーカス1号艇は

2年で71日の航海日数を記録した。

そのうちほとんど僕は乗っていた。

最後の航海日誌より当時の文章をそのままここに披露しましょう。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

“俺たちにこの2年間大きな夢を与え続けてくれてありがとう!

お前のおかげで海を知り運転を覚え、

上達して次なるステップへと羽ばたくけどお前のことは忘れません。

今日も2年間の色々な思い出やお前の上での色々な人々の笑顔が

思い浮かんでそして消えて行ったよ。

これからも海を愛し船を愛し生きていくことをルーカス1号に誓います。

ルーカスよお前は生きている。

いつまでもあの海の果て羽ばたき続けておくれ!

さようならまた逢おう”

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ハーバーマスターの言葉・・・

船は買ってから最初の一年は誰でも乗りまくる。

2年目にも乗りまくった人のほとんどは船に永遠にハマる。

乗り始めたころに聞いた言葉であったが

僕は完全にこの魅力の虜になった。


また他のオーナーさんからはこんなうれしい言葉を頂いた。

「この船はみんなにこれほど大切にされて最高に幸せものだよ!」

これがルーカス1号艇との別れであった。


<第19話「夢中というエネルギー」>


マリーナでは着々と今度購入した船の装備工事が進められている。

僕らは進水式の準備を色々計画していた。

船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート

海や船といえば僕の頭には加山雄三さんが思い浮かぶ・・・

加山さんの歌はほとんどが海の歌だけど、

これが不思議なことに陸で聞くのと船の上で聞くのとでは

まったく違って聞こえる。

海を見ながら・・操船しながら・・聞いているととてもフィットする。るんるん


そんな加山さんが我々の進水式に来てくれたらいいなぁ〜

なんて勝手に思って僕らは駄目もとで

加山雄三さんにも進水式の招待状を届けることにした。

今までのいきさつと熱い思いをすべて手紙に託して、

直接渡そうと自宅まで訪ねていったのですが

あいにく不在だったのでお手伝いさんに

「必ず渡してくださいね」と言付けて渡した。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

また藤沢の記者クラブに行って、

1艇目の進水式のときに記事にしてもらった事を話して、

「あれから2年、進歩して新しい船で進水式をすることになりました!」

と伝えたりもしました。

新聞の記事になるかどうかはわからないけど

これも駄目もとでやってみた。



進水式でテープカットをやろう!

パーティー会場は海の見えるところでやろう!

話はどんどんエスカレートして行った。

僕もイベント関係の会社に居たので、

計画を立てるのは容易い事であった。

当時は何から何まで徹底的にやることを楽しんでいた。


ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

気の会う仲間と共同でクルーザーを所有する、

これはとても価値のあることだと思う。

確かにお金があればいくらでも船は買える。

でも同じ夢を描いた人と共同で船を持つということは

お金では買えない。



きっと僕は将来どんなにお金持ちになっても、

この気持ちは変わらないと思う。

会社の社長になってもそこで働いてくれる人が居るから

社長で居られる。

人とのつながりは宝だ。


新艇購入へのエネルギー、

完璧な進水式への計画をするエネルギー、仕事でもないのに、

いったい何が僕をここまで奮い立たせたのか良くわからないけれど、

とにかく夢中で進んでいたことは事実だ。

「大変だね〜」友達によく言われたが、

まったく大変だとは思わなかった。

むしろ本当に楽しんでいた。


夢中→夢の中・・・よく出来た漢字だね!


<第20話「加山雄三さんからの祝電」>


1989年7月2日(日)Newルーカス進水式

今思うとあれほど派手にやったことが

恥ずかしくも馬鹿げていると感じるが、

馬鹿げたことでも一生懸命やることは

楽しかったのでここにご紹介しよう。

目目目目目目目目目目目目目目


共同オーナー13名(男子)とルーカスメイツ8名(女子)は

朝早くから進水式の準備にかかった。

カメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラカメラ

そんな中、新聞社が何社か来て代表の僕は取材を受けていた。

夢が叶って2艇目は新艇を購入できたこと、

女性だけのチーム「ルーカスメイツ」が誕生した経緯等など、

照れながらも取材に答えていった。

チューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップチューリップ

この間に準備も整い、

オーナーはこの日の為に作ったブルゾンに白いパンツ、

メイツは、ピンクのヨットパーカーに白いパンツに着替えた。

みんなウキウキで僕もうれしかった。


開催前のミーティングで手作りの写真入オーナーズカードを配り、

進水式の進行について話し合った。

チャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペル

そんな最中に招待状を出した加山雄三さんからの

祝電がマリーナに届いた。


招待状の返事には、コンサートツアーの為欠席しますと

返事が来ていたので出席は望めなかったが、

祝電はとてもうれしかった。


内容は「UW 光進丸船長 加山雄三」とだけ書いてあったexclamation & question


船には国際信号旗と言う物がAからZまであって、

遠くの船に信号旗の組み合わせで言葉を伝えるようになっているるんるん

モータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツ

この旗のUとWを組み合わせると「ご安航を祈る」という意味になる。

船の男らしい祝電に、全員が感動した。



ミーティングも終わり、

ルーカスメイツは案内看板を持って来場者を

片瀬江ノ島駅からマリーナまで誘導するために所定の位置に配置した。

双子座乙女座双子座乙女座双子座乙女座双子座乙女座双子座乙女座双子座乙女座

続々と友達や知り合いが集まってくる。

100人以上が集まってくれた・・・

僕の親友の司会進行で進水式が始まった。


船の前にジェットスキーその前にマイクをセットしてあり、

会長の僕は挨拶をさせてもらった。


「船はお金を出せば買えるけど、

船に一緒に乗る仲間はお金では買えません。

船はみんなに乗ってもらって初めて生きるもの、

みんなどんどん乗りに来てください」と言った覚えがある。



次にルーカスメイツの代表者の挨拶、そしてテープカットである。

仕事の下請けの社長もメンバーなので

そこで持ってる備品をお借りした。


また白手袋とはさみを渡す介添えの女性は、

友達の知り合いのレースクィーンの女性とその友達が

好意でやってくれた。

車(セダン)乙女座車(セダン)乙女座車(セダン)乙女座車(セダン)乙女座車(セダン)乙女座車(セダン)乙女座

僕のサラリーマン時代の会社はイベント会社であったが、

別の部署でパーティーコンパニオンの派遣もやっていたので、

衣装は、その部署の友達が会社に内緒で持ってきてくれた。



赤いカーペットの上に、

僕を含めたオーナー5名が立ちテープカットが行われた。

司会者の合図でテープをカットexclamation

効果音は船の為に作ったオリジナル曲を

ファンファーレ風にアレンジしたものを派手やかにこだまさせた。


衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃

シャンパングラス100個をレンタルしておいたので

ここでシャンパンで乾杯、グラスがみんなに配られた。

乾杯は、副会長の発声で行われた。

「かんぱ〜〜〜い」の発声と共にルーカスのテーマソングがかかり

その瞬間、船の後ろから風船と白いはとが大空に羽ばたくように

演出をした。

いよいよNewルーカス号とジェットスキーの進水である。



ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

<第21話「夢が叶ったその瞬間に・・」>


船船船るんるんるんるんるんるん船船船るんるんるんるんるんるん

マリーナからクレーンでNewルーカスを進水していよいよ出航である。

ジェットスキーも進水して、オーナーの一人が操船をする。

お揃い派手なブルゾンを着たまま、船に乗り込み出航である。

Newルーカスは長さ26フィートでディーゼルエンジンが2基付いている。

1F 2Fに運転席があり、これならば少々の遠出も出来る。

まさに夢に見た瞬間が現実となり、ワクワク度は最高潮に達した。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)晴れ晴れ晴れぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)]晴れ晴れ晴れぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
僕は常に2つの夢を持つようにしている。

ひとつは、150%ぐらいがんばれば実現できる夢、

これは叶った瞬間すぐ次の夢を設定する。

もうひとつは、一生かかっても叶わないかもしれない夢・・・

持ち続けるだけでもいいと思う夢です。

今回、夢が叶ったので、

その瞬間に僕の頭は自動的に次は30フィート以上だなぁ〜と

夢を描いてしまう。

こうして本気で夢を叶えようとしていると、

そのチャンスが訪れて必ず叶ってしまうと僕は信じている。

但し僕の場合は、

お金さえあれば叶う夢は持たないようにしている。



最初の船のときは、参加してくれたゲスト全員を乗せたが、

今回はゲスト参加人数が100名を超えたので、

オーナーのみで出航してその後、

抽選で当たったゲストのみ乗船してもらうことにした。


江ノ島の橋の下を通過するルーカスに

橋の上からルーカスメイツによりテープが投げられる・・・

そんな演出もしてみた。

プレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼントプレゼント
進水が終わると今度は進水記念パーティを企画してあった。

会場はマリーナから徒歩でいける場所で、

天気予報で江ノ島の風景をテレビに映している

カメラの設置してあるビルの中にあるレストラン。

凄く景色がいい場所だった。

一緒に進水を喜べるオーナーがいる・・・

そして思いがけない100名以上のゲストが進水を祝ってくれた。

この上ない幸せだった。

こうして進水式の夜は笑い声と共に更けていった。

夜夜夜晴れ晴れ晴れ夜夜夜晴れ晴れ晴れ
翌日の思いがけないプレゼント・・・

朝日新聞、サンケイ新聞、毎日新聞、神奈川新聞に

この進水式の記事が載り、またラジオでも紹介された。

<第22話「気持ちの引き締めも大切」>


新聞にクルージングクラブの記事が載るということ・・・

確かに思い出としてはうれしいことだった。

でもそれは決してミーハーな気持ちだけではなくて、

13名もいるオーナーの気持ちを引き締められるという目的があった。



新聞で実際以上の立派なことが乗れば、浮かれた気分でクルーザーに乗

って、悪い意味で「いい気になる」ことが避けられると思った。


どんなスポーツでも同じですが、クルーザーにもマナーがある。

悪いことを一人がすれば、それは「あの船は悪い」という評価になって

しまうのです。



波波波波波波波波波波波波波波波



新しいクルーザーを持った僕たちは、毎週のようにクルージングを楽し
んだ。

そんなある日、また初島に1泊2日で出かけることになった。

こともあろうに1週間ほど前に起きた伊東沖合いで海底噴火で初島の民宿はお客の予約がすべてキャンセルされた日でもあった。



当時は今のように、初島クラブもなければマリーナもない。

漁港に船を泊めて民宿街まで歩いていくのだが、当たり前のようだが島
に観光客は誰もいなく、初島は貸しきり状態であった。



夜の初島は、熱海の夜景が綺麗で星も輝いていた・・・

僕は、今までナイトクルージングをしたことがなかったが
この時どうしても挑戦してみたくなった。

初めてのことで僕自身不安もあったので、女性ゲストを民宿に残して
男性のみ3名で挑戦することにした。



夜夜夜夜夜夜夜夜夜





<第23話「初めてのナイトクルージング」>


初めてのナイトクルージング・・・ぴかぴか(新しい)

初島から男3名船に乗り込み、
暗い海へ向けてゆっくりと出航
緊張で舵を握る僕の手にも力が入る。


当時はまだGPS(車で言うナビ)がなくて、
それに変わるものがロランという機械だったが、
物凄く金額が高く、僕らの船には付いていなかった。


だから進路はもっぱらコンパスが頼りである。
行きに走った角度と時間、帰りはその180度反対に同じ時間走れば戻ってこれるという非常に原始的なもの。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

熱海の夜景が遠くに見える・・・

晴れた夏の夜ダイヤモンドのようにキラキラ輝いている。

自然に船の針路を熱海に向ける。

空を見上げれば満天の星、初島を振り返ればほとんど灯りはなく

うっすらと島影が映りその上には月が顔を出していた。

船が海を掻き分ける音が静かに聞こえる。

そのほかには物音ひとつしない。

本当に美しい・・・

異空間に身をおいた俺たちはただただ呆然としていた。

どのくらいの時間が過ぎただろうか?

時計を見ると2時間が過ぎていた。

その間、一言の会話もなかった。

夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜

男3人が言葉を忘れるほど感動したナイトクルージングだった。

<第24話「出鼻をくじかれることも・・」>

もうやだ〜(悲しい顔)夏休みを利用して、兼ねてからの夢、

自分たちの船で式根島や新島に行く計画を実施することにした。


式根島には天然の露天風呂があるらしく、

そこに行くのも目的のひとつだった。


子供の頃の遠足のように、みんな相当興奮していた。

今思えば、数え切れないくらい船でのたびは経験したが

当時は1級免許を取って、クルーザーをみんなで購入して、

素敵な仲間と一緒に、自らの手で船を走らせて遠い島に行くなんて、

とうてい想像もしていないことであった。

それが現実となる。

ぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)るんるん

出発当日・・・前日から船を下ろしておいたのでいつでも出航できる。

みんな朝早く集まり、心ウキウキいざ出航〜〜

周りは笑顔笑顔笑顔〜〜〜るんるん

バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
海に出てアクセルを入れる・・・となんとスピードが出ない。

ターボが作動しない????

何度も挑戦するがスピードが出ない。


どうにもならないので渋々マリーナに戻って

点検修理をしてもらうことにした。

新艇で買ったばかりで先週までしっかり走っていたのに

どうしたことだろう??

結局、昼頃まで点検してもらったが原因がわからない。

マリーナの人もお手上げのようであった。

げっそりげっそりげっそりげっそりげっそりげっそりげっそりげっそりげっそりげっそり

みんなの顔に絶望の空気が漂い始めた・・・

僕はエンジンのことあまりわからないが、

駄目もとで色々といじってみることにした。


もうやだ〜(悲しい顔)ふらふらもうやだ〜(悲しい顔)ふらふらもうやだ〜(悲しい顔)ふらふらもうやだ〜(悲しい顔)ふらふらもうやだ〜(悲しい顔)ふらふらもうやだ〜(悲しい顔)ふらふら

<第25話「諦めなければ奇跡も起きる」>


絶望の最中、素人ながらごそごそとエンジンをいじってみた。

何気なくターボの吸気口を開けてエアクリーナーを

はずして手を突っ込んでみた。

手探りで触ってみるとなにやらプロペラみたいなものがあった。

それを回そうとしたらちょっと引っかかって回りが悪かったので

CRC(潤滑材)をスプレーしてみた。

するとくるくると回るようになったので、

もう一度走らせて見よう〜ということで

みんなを乗せて船を走らせることにした。

川から海に出て加速させる。



すると見事に勢いよく走り出したではないか〜〜るんるん

動物的感と運と偶然によって直ってしまったのだ。

電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球電球

しかしながら時間も昼を過ぎていたし、

台風が通り過ぎた後で異様な雰囲気の海で、

しばらく島に行くのは延期した方がいいのではないかと迷っていたら、

「親友がこのまま行っちゃおうよ」と僕に言った。

その言葉が後押ししたのか、
「よっしゃ!行こう!」とみんなに告げると

暗くどんよりしていたみんなの顔がいっせいに明るくなり

一気にお祭り騒ぎだった。


取りあえず式根島まで直通は時間的にもリスクがあるので、

我々は下田に進路をとった。

いよいよ人生初めてのロングクルージングの幕開けだ。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)




<第26話「下田までの快適クルージング」>

昼を過ぎてしまったが、我々は江ノ島を出航して下田に向かった。

朝からエンジントラブルに見舞われて

修理などで結構疲れてしまったので、

操船を他のメンバーに代わってもらい、

僕はキャビンで少し休むことにした。

眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)眠い(睡眠)

走ってる船の中で横になるのは初めてだったが

これがたまらなく気持ちいいのである。

あっという間に深い眠りに入っていった。

晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ



しばらくして起こされたので外に出てみると

透き通った海が目に飛び込んできた。

船は伊豆の白浜に付いていた。

出航時の不気味な海とは打って変わって

お天道様も顔を出し青い海が一面に広がっていた。

初めて海から見る白浜の美しさと砂浜の女性に見とれていたわーい(嬉しい顔)



夕方近くになってきたので、下田港に入港

何とか船を停泊させて、みんなで民宿探しに出かけた。

船で旅をする場合、宿の予約は極力しないのが鉄則

予約をすると海が少々荒れても無理していこうとしてしまうし

船の場合は天候で行き先が左右されるので、

いつも行き当たりばったりなのである。

船船船船船船船船船船船船船船船船船船船船

だから旅行というより旅を作るといった方が正しいと思う。

そこが普通の旅行と大きく違うところで、船の旅の魅力でもある。



無事に素泊まりの宿を探し、地元の居酒屋で夕食を堪能した。

仲間と共にワイワイガヤガヤ、海の話で盛り上がりながら

下田の夜を堪能した。


波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜
第27話「下田から式根島へ向けて」


波下田の夜を満喫した我々は、

翌朝下田港を後にした

進路は一路式根島に向けた

男性6名女性2名の仲間たちでロングクルージングである



爽快に走るルーカス号・・・ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)真っ青な海に白いしぶきを上げて

空も真っ青に広がりぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)時折船と競争するかのように

飛び魚が船の真横を飛ぶぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)コバルトブルーの海の上、

海鳥たちが何百羽も休んでいる場所もあるぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)船が近づくといっせいに白い翼を広げ飛んでいく

中には船にぶつかりそうになるくらいぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)近づいてくるものもいる

初めて体感する光景にみんなの胸も弾むぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

すべてがまるで自然の神様からの贈り物のようだったぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


勢い良く走る船・・・みんなあまりの美しさに酔いしれていた時

船底から“コン”という異音と共に

反射的に振り向いたら

大きな背びれが船から離れていった・・・



船底に背びれが当たったのか?衝撃衝撃衝撃

安全確認の為に船を停めて船底をチェックすることにした

快く潜る準備をしてクルーは海に飛び込み

船底のチェックをはじめた



船上では、いったい今の背びれは何だったのだろうという話になった

イルカかカジキか・・・それともサメか?

そうしてるうちに船底をチェックし終わったクルーが

海から顔を出した目

「異常はないですよ」と連絡を受けたあと

船上から、「ぶつかったのはサメだったみたいだから

早くあがったほうがいいよ!」と大げさに騒いで見せた

ちょいとしたいたずらだったけど

クルーは凄い勢いで慌てて船に上がって来たあっかんべーあっかんべーあっかんべー

海のど真ん中で笑い声が響き渡った〜〜るんるん

波船波船波船波船波船

船は再び式根島に向けて走り出した

もう少しで夢見た式根島に到着である


<第28話「秀樹のうに事件」>



下田から式根島まで、真っ白な海に白い軌跡を残して

夢に見た島は目前に迫ってきた。

まずは式根島港に入って漁業組合に挨拶、そして宿の手配。

すべて完了して、式根島の入り江に船を走らせる。

いくつも穴場があるが僕らは小さな海水浴場のすぐ隣の岩陰で

アンカーを降ろした。



みんなすぐさま海に飛び込み、海水浴を楽しんだ。

最高に気持ちがいい〜るんるん

後輩は、ゴムボートを膨らませて海水浴場に上陸して

女の子をナンパして船に連れてきたりすると

メンバーの女性は、その女の子に対して

「私たちも大島でナンパされて連れてこられたの、

この人たち顔と頭は悪いけど変なことしないから安心してねexclamation」と

ナンパの手助けをしてるのか、コケ下ろしているのか

絶え間ない笑い声が響いた。



男女を超越した友達はいいものだし海はそれを自然に与えてくれる。

衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃

しばらくすると、秀樹(一緒に行ったメンバーで凄いハンサムな男)が

「ウニを踏んじゃった」と船に戻ってきた。

足の親指を見ると、ウニのとげが黒い点々となって

痛々しく何本も刺さっていた。

みんな心配したが刺抜きもなくどうすることも出来なかった。

どうしてウニなんかを踏んだの?と聞いたら

秀樹は淡々と語り始めた・・・・

トイレトイレトイレトイレトイレ衝撃衝撃衝撃衝撃衝撃トイレトイレトイレトイレトイレ

急にトイレ(大きい方)に行きたくなって、船でするのもなんだから

すぐ近くの岩場まで泳いでそこでしようと思ったらしく、

泳いで岩場まで行ったそうだ。

海から上がるときにウニがいっぱいいたから

「気をつけなきゃなぁ〜」と思いつつ

岩陰で海水パンツを下ろして用を足した。


紙がなかったので海でおしりを洗おうと

海水パンツを下ろしたまま海に浸かろうとしたらしい。

そこでつまづいてそのままの格好で転んで

ウニを踏んづけたそうだ。ふらふらふらふらふらふら

その話を聞いたメンバーは、悪いと思いながらも涙を流して笑った。


それから2時間くらい過ぎて、我々は民宿に入った。

秀樹はすぐに風呂場に向かった。

僕と増田(音楽をやってる相棒)は秀樹を心配して

病院に電話してウニのとげを踏んだけどどうしたらいいかを聞いた。

すると電話口の医者は、「ウニのとげはそのままにしておけば解けて

しまうからまったく心配ないですよ」と言った。

よかった〜と安心すると共に二人いたずら心が急浮上・・・



走って秀樹のいる風呂場に向かってドアをガラ〜と開けて

「大変だぁ〜秀樹!!!」

「今医者に電話して聞いたら、ウニのとげは踏んでから

1時間以内に抜かないと足切断だってよ〜〜〜」


風呂場で素っ裸の秀樹は「え〜〜〜〜げっそり

次の瞬間、「うちょ〜〜〜exclamation ×2

民宿の風呂場で大騒ぎであった。



こんな出来事であったが、「秀樹のうに事件」として

未だに語り継がれる伝説の思い出になった。


こうして初めてのロングクルージング2泊目の夜は過ぎた。


<第29話「秀樹の災難2発目」>



式根島で「秀樹のうに事件」を無事乗り越えた我々は

翌日新島で遊ぶことにした。

新島は僕にとっては以前音楽の相棒、増田と二人で

音楽の合宿をしに来たことがあるが、

自分たちで船を走らせて来るのと、

東海汽船で来るのとはまったく違うたびになるということを実感した。


新島を船で回り綺麗な砂浜を探してその近くにアンカーを下ろした。

白い砂浜が一面に広がっていて、とても綺麗な場所であった。

陸からは誰も入れない砂浜なので海から見ると

まさにプライベートビーチである。

僕は白い砂浜の近くまで行ってみたくなったので

ジェットをおろして砂浜近くまで走らせた。

驚くほどの透き通る海をジェットで走る爽快感は

味わったことのない気持ち良さであった。



この素晴らしい海を今回一緒に来れなかった仲間にも

見せてあげたい。

晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ晴れ

しばらく楽しんだ後、ジェットを他のメンバーに代わって

船に戻ると秀樹がいない。

ひとりで泳いで砂浜まで行った様だ。

また用足しか?とみんなで笑っていたら

次の瞬間、「助けてくれ〜」と大きな叫び声がした。

またうにか?と思いきや

もう少しで砂浜というところで足をつったらしい。

見ていると溺れそうである。



すぐに後輩が飛び込み秀樹を助けに行った。

無事救助され白い砂浜に上陸したが

昨日に引き続き、2回目の秀樹の足の災難であったわーい(嬉しい顔)

夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜

夕方、新島港に船を泊めて民宿に入った。

食事を済ませて新島の夜の街を探索することにした。




我々は男性6名女性2名だったので

男性は2名一組の3組、女性はそのまま2名一組(よしこ、らいちゃん)

になってナンパ遊びを提案して実施することにした。

ここでしか出来ない遊びは楽しまなくては・・・・


ハート達(複数ハート)
よしこ、らいちゃんは男性にナンパされるか?

俺たちは女性をナンパできるか?



昔の話とはいえ、当時20代後半から30代前半のメンバーなので

若い人でごった返している新島で相手にされる自信はなかったけど

こんな無茶な楽しみ方も旅の醍醐味であった。



しばらくするとよしことらいちゃんが

明らかに年下の男性の自転車の後ろに乗って

わざわざ俺たちの前にナンパされたことを自慢するように

見せつけに現れたのだ。

それもこれみよがしに大きな声で叫びながら

すぐ横を自転車で走っていった。

俺たちも負けないように明らかに高校生を必死にナンパしていた。


そんな遊びでみんな盛り上がった夜であった。


馬鹿げた遊びといわれるかもしれないけど

利口ぶる馬鹿、馬鹿ぶる馬鹿がいるのなら

僕は馬鹿ぶる馬鹿でありたい。

双子座揺れるハート双子座揺れるハート双子座揺れるハート双子座揺れるハート双子座揺れるハート双子座揺れるハート

この時のよしこも数年後消防士と結婚した。

イベント業をしている僕に

結婚式の企画も頼まれて会場手配から全部を僕は行った。

僕は司会も行い、相棒と唄のプレゼントもした。



僕はどういうわけか女性友達の結婚式にも招待されることが多い

これはやっぱりうれしいことだ。



新島での夜は更けていった。

夜ぴかぴか(新しい)夜ぴかぴか(新しい)夜ぴかぴか(新しい)夜ぴかぴか(新しい)夜
<第30話「秀樹の災難3発目」>


1989年夏ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


新島の夜を堪能した我々は、

翌日朝から新島港近くの海水浴場のそばに

船を浮かべて海水浴を楽しんだ。

海の色はエメラルドグリーンで

立ち泳ぎをしていると自分のつま先までしっかり見える。

本当に綺麗だった。


波船波船波船波


船の近くまで2名の女の子が泳いできたので、

後輩はすかさず声をかけて船まで連れてきた。

船にはトランサムステップと言うのがあって

後ろの部分に海中から乗り降りできるようなデッキがある。

但し女性が乗る場合は上から手を引いてあげなくては

なかなか乗れない。

霧霧霧霧船霧霧霧霧霧

船のそばまで来た女の子に手を差し出したのは

優しい秀樹だった。

海の中にいる女の子の手を取って引っ張りあげるのであるが

力を入れた次の瞬間、秀樹は足を滑らせて

デッキの上で思い切り転んでしまった。


すねをデッキの角にぶつけたのか

足から少し血が出ていた。

「秀樹足の災難3連発」である。

怪我した秀樹には申し訳ないが

乗組員全員大爆笑である。。。



どうして転んだのか聞いてみたら・・・

女の子の手を引くときに思わずビキニの胸元に目が行ってしまい

不覚にも転んでしまったそうだ。

どうすれば毎日毎日足の災難に見舞われるのか

未だに解明されない。



時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計時計


午後になり、とても名残惜しかったが我々は江ノ島に向けて

進路を取った。

飛び魚を横目で見ながら船は勢い良く走り出した。


魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚魚



自分たちの力で島に行ってみたい・・・・

その夢をかなえることが出来た。

この時から島への航海は毎年の恒例になった。



僕は、こんなに素晴らしい体験をさせてくれる

船の虜になっていった。

“海を好きな人”は沢山いるが

僕はすでに“海をやる人”になっていった。


1級船舶免許は持っているだけでは何の役にも立たないことも

徐々に解ってきた。

海は理屈ではなく体験である。

これは、人間関係でもビジネスでも共通することだと思う。

肩書きがどんなに立派でも実践出来ない人は魅力がない。

それよりも肩書きなんてなくても

人生を実践できる人は魅力的である。
<第31話「熱海の花火」>


ルーカス2号を手にしてからは

我々は何かと言うと初島に良く行ったものだ。

今回は熱海の花火を初島から見に行こうと言う企画を立てた。

江ノ島を出航して夏の晴天の海を初島に向ける。

いつも海鳥たちが歓迎してくれる。

清々しいひとときだ〜

船船船船船船船船船船船船船船船


今では考えられないが、2艇目のルーカス号はGPSなどない

いつもコンパスと海図が頼りだった。

だけどそのお陰で、コンパスだけで航海出来る様になった。

船船船船船船船船船船船船船船船

初島に到着して行きつけの民宿へ荷物を運ぶ、

その後、再び船を出しジェットをおろしてシュノーケリングや

水上スキーを楽しむ。

波波波波波波波波波波波波波波波



夕方は早目に宿に戻り、食事と入浴を済ませる。

そして19時過ぎごろ船に乗り込む。

熱海に向けてゆっくりと走り出す。

ナイトクルージングの始まりだ。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


空には満天の星が見える。

振り向けば初島の上に月が見える。

進路はキラキラと輝く熱海の夜景。

スクリューで刺激を受けた海面には夜光虫がキラキラと輝く。

まるで船が星の上を走っているかのように見える。

みんな始めて見る夜光虫に大興奮である。

ロープを落として引っ張りあげるとキラキラの夜光虫が

ロープをデコレートする。

しばらく夜光虫と戯れていると

船は熱海に近づいていた。

ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

ドーン衝撃

おもむろに花火が上がった。

まじかで見る花火に男も女も乗組員全員が圧倒された。

海から見る花火は素晴らしい・・・

陸で見ていた花火とは比べ物にならない。

ドーン衝撃

次々に上がる花火、一番良く見える位置に船を動かす。

余り近くに行くと、全部の花火が視界に入りきらない。

なんとも贅沢な悩みである。

ドーン衝撃

星空と月と熱海の夜景と夜光虫そして花火

自然と人工のコラボレーションは我々を感動に導いてくれた。


ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)


最後に「ナイアガラの滝」という花火が始まる

同時に今までじっと花火を見ていた周りの船が

その滝に向かって走っていくぴかぴか(新しい)

そして花火が終わると一斉に周りの船は熱海港まで戻っていった。

我々も初島までゆっくりと夜景や星や夜光虫を楽しみながら

走り出した。


ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

<第32話「翌日の恐怖」>


最高の熱海の花火にみんな感動して、

ナイトクルージングで我々は初島の民宿に戻った。

感動の中、しばらく語り合いその後みんな眠りに付いた。

夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜夜




翌朝遅めの朝食を済ませて、海を見に行った僕は唖然とした。

雨が降り視界が悪くなっていた。

ひどくならないうちに帰らなければ・・・

急いで帰り支度をして、船に乗って出航してみることにした。


雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨雨


走り出してすぐに大きな波が襲ってきた。

海はすでに荒れ始めていた。

この状態だと帰るのに5時間近くかかるだろう・・・

しかも視界が非常に悪くて、少し先も見えない状態である。

振り返ると10分も走ってないのにもう初島は見えない。





さすがにこれ以上は危険である。

素早く判断して僕は帰る事を諦めて180°変針して

初島に戻ることにした。



視界の悪い中なんとか初島に戻り

いつもお世話になってる漁師である

民宿のおやじさんに話を聞いたら、

この後もっと荒れてくると言う。

急激に台風が接近しているらしい。

漁船はみんな陸揚げ作業をしている。


霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧




当時は初島にマリーナなどなかったので、

漁港に船を停めるしかない。

漁師のおじさんいわく、台風が初島に直撃したら

この港では船はひとたまりもないだろうとのこと。

確かに港の中もすでに荒れ始めていた。





大雨の中、ありったけのロープを出して、

船を停める作業をした。

停める場所が岸壁に近いと波で船が

岸壁にたたきつけられてしまうので

漁港の真ん中に船を張り付けるように

停めなくてはならないのだ。




風も強くなかなか思うように

船を停めることが出来ない。

雨と風はどんどん強くなる。

僕もクルーも全身ずぶぬれ状態、

女性は濡れないところに非難しているが

泣きそうな顔をしてずっとこちらの様子を見ている。




昨日までの穏やかな海と美しい景色が嘘のように変わった。

物凄い雨が降り始めた・・・

どうすることも出来ない。

それでもなんとか船を停めようと

必死にロープワークをしていた時に

今度は初島〜熱海を往復しているフェリーが港に入港してきた。




あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
<第33話「ずぶ濡れの航海」>


フェリー(熱海初島を往復している定期便)が初島港に入ってきた。

船を係留しようとしている僕らのすぐそばで

そのおおきな船体を着岸してきた。

僕は船を仮係留させてフェリーに近づいていった。

船波船波船波船波船波船波船波船波船波船波船波船波

着岸後フェリーの船長に話を聞いてみると、

台風が接近している為

この後の便はすべて欠航となったようだ。




台風が近づいた場合、初島の港では心もとない

出来れば熱海港に避難したい。

僕はフェリーの後をついて熱海港に行くことを決断した。

荒れた海では自分の船より大きな船の後をついていくと

波を掻き分けてくれるのである程度走ることが出来る。

勿論フェリーの船長にお願いした。


あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)


すぐに船に戻りメンバーに話をして

まず女性3名全員を安全なフェリーに乗せた。



男性のみ4名でライフジャケットをしっかり着込んで

今度は出港の準備である。



しばらく待っていると大きなフェリーは初島港を離岸しだした。

僕はフライングブリッジ(2階にある運転席)で舵を取った。



フェリーは波を掻き分けてくれたけれど

それでも大きなうねりが船を襲ってくる。

その上物凄い雨が顔面を直撃する。

はっきり言ってすっごい痛くて目も開けていられない状態である。

クルーも飛ばされないように何かに捕まっているのが精一杯である。



ただ精神的にはフェリーについているので随分安心していられた。

30分〜40分過ぎた頃、船は熱海港に入ることが出来た。

フェリーの船長も横目で僕らの安全を確認してくれた。

こういう何気ないしぐさがたまらないんだなぁ〜

ありがとう!船長!

モータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツモータースポーツ


熱海港の中はまるで今までの荒れた海が嘘のように穏やかで

とてもスムーズに船を着岸することが出来た。



港の人に熱海港に避難した場合は、

誰か船に泊らなくてはならないと言われた。

みんな明日から仕事なので今日帰らなければならないが

メンバーの松島だけはたまたま長い夏休みを取っていた為

船に泊ると申し出てくれた。



それはそうとみんな全身ずぶ濡れで、身も心も疲れ果てていた。

キャビンに入り男性陣は濡れた身体をタオルで拭き

予備で持ってきたTシャツを着て

水着も脱いで短パンを穿いて

近くにあるファミレスに行き休んでから帰る予定にした。

フェリーに乗った女性陣3名も1本の傘に身を寄せて

防波堤の上で待っていた。

Tシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズTシャツ(ボーダー)ジーンズ

僕らは傘がないので頭にタオルを巻きつけて

船を停めた桟橋からコンクリートの防波堤の梯子に乗り移り

一人ずつ登っていった。

ずぶ濡れに濡れている時は余り感じないが、

いったん着替えてしまうと雨が妙に気になる。

早くファミレスに行って一休みしたい・・・・

誰もがそう思っていた、その時事件が起きた。


げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔


最後に梯子を登ろうとした松島が、

船のキャビンの鍵を誤って海に落としてしまったのだげっそり



唖然!!!!愕然!!!!


げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔げっそりふらふら泣き顔
潜って拾うしかない。。。

exclamation ×2水着も水中マスクもキャビンの中である。


松島が責任を感じたのか、早々とズボンを脱いで下着一枚になって

潜りだした。

すでに全員ずぶ濡れになっていた。



最初はすぐに見つかるだろうと思っていたが

何度潜っても探せない。

松島も息が苦しそうなので僕もパンツ1枚になり潜った。


台風が近づいている為、海の水は濁っていて

まるで見えない。

海底まで潜って手探りで探すしかないのだが

海底を手探りすると泥が舞って余計に見えなくなる。

その上ガラスの破片などで手を怪我する。

しかも深さも2m以上あったので息もあまり持たない。

結局男はみんなパンツ1枚で順番に潜った。



何回潜っただろうか・・・数え切れない・・・

かなりへばっていた松島が再び潜った・・・・

目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目

しばらくして海面から鍵をしっかり持った手が

まるでガッツポーズをするかのように上がってきた手(グー)

気力満載の松島は全員から拍手喝采を浴びた。

感動の一瞬だった。

うれしかったなぁ〜あの時は・・・あせあせ

今でもしっかりそのときの光景を覚えている。

チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山チャペル富士山

濡れたバスタオルで身体を拭いて濡れた短パンとTシャツを着て

7名でファミレスに入っていった。

今考えると良く入れてくれたと思うが、

間違いなく凄いみすぼらしい格好だったはずだ。



随分長い間ファミレスにいた僕らは

そろそろ帰らなくてはならない時間になった。



船に一人残る松島は船舶の免許もなく操船も出来なかったので

台風が去ったら迎えに来る約束をした。

このとき一人で船に泊らなくてはならない松島を

かわいそうにも感じたが、

どこかで羨ましいと思っている僕がいた。

松島に別れを告げて僕らは熱海駅に向かった。

電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車電車

電車に乗ったら案の定、男も女もみんなにじろじろ見られるほど

悲惨な姿だった。





<第34話「フル○ンクルージング」>


台風の為、熱海の船の中に松島をひとり残したまま

電車で帰った俺たちは、翌日会社に行った。

メンバーで当時僕の部下であった丸川と翌日の仕事をサボって

船と松島を迎えに行く計画を立てた。



車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)車(RV)



茅ヶ崎に住むメンバーの野田さんに

熱海まで車で送ってくれることになったので

仕事が終わり俺たちは3人で松島の一人待つ

熱海港に向かった。


船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート船リゾート
船リゾート船リゾート


当時は携帯電話などないので松島は俺たちがいつ来るかわからない。

一人電気も点かない船の中、寂しくて心細いだろう。



車を走らせて約1時間夜の熱海港に着いた俺たちは、

船に乗り込み松島との再会を果たした。


双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座双子座


1日しかたってないのにやたらと懐かしくて

余程寂しかったのだろう松島は俺たちが来たことを凄く喜んだ。



おなかペコペコの俺たちはみんなでラーメンを食べに行き、

野田さんを見送り3人は船に泊まった。

ルーカス2号は今の3号と違ってエアコンもなければ

電気も点かない。また船内も非常に狭いけど

なんとか3人ぐらいは寝る事が出来た。


やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月やや欠け月三日月



翌朝、驚くような太陽の光と暑さで全員目が覚めた。

台風一過で海も穏やかで空も晴れ渡っていた。

さぁ出航しよう船



全員海水パンツ1枚で太陽の光バンバンに浴びて

船は走り出した。


波波波波波波波波波波波波波波波波波波


白いしぶきを真っ青な海に上げて、軽快に走る。

夏の日のあまりの暑さに、時々海のど真ん中で船を停めて

海に飛び込む・・・最高に気持ちがいいexclamation ×2




僕はあまりの気持ちのよさに、

海水パンツを脱ぎ捨ててしまいたくなった。

他の2名に提案すると、なにやら恥ずかしがっていたが

僕は即実行した。


チャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペル


その姿を見て、イヤイヤ?恐る恐る?

二人も海水パンツを脱ぎ捨てた。

野郎3人の素っ裸クルージングの実現であるわーい(嬉しい顔)




とても馬鹿げたことかも知れないがこれが気持ちいいんだなぁ〜

なんといっても回りは360度真っ青な海しかないのだから・・・・


霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧霧


今までに500日くらい航海をしてるが

素っ裸クルージングは、この日以来やるチャンスはない。

今でも思うチャンスがあったらみんなにもやってみてほしい

大自然と一体になって本当に気持ちがいいのだから・・・


蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座蟹座蠍座


しばらくそのまま走っていると自分が素っ裸であることを忘れて

江ノ島のすぐそばまで来ても気が付かなかった。

松島が「加藤さんそろそろパンツ履きましょうよ」

と言われ泣く泣くパンツを履いたが

実に爽快なクルージングであった。
<第35話「初島クルージング」>


1999年6月26日(航海日誌201)

仲間を集めて1泊2日の初島クルージングの計画をした。

以前より楽しみにしていた仲間たちが

総勢10名あっという間に集まった。

梅雨空だけども、海の状態はベタ凪(波もなく穏やかということ)

クルーザーの場合は海が穏やかなのが一番いいのです。

1泊ともなると荷物も多くなって積み込み作業も一苦労だが

ウキウキしてるから気にならない。

誰もが早く走り出したい〜!という気持ちになる。

もちろん僕も・・・・

船船船船船船船船船船船船船船船

準備も整って、さぁ出航だexclamation ×2

みんなそれぞれ好きな場所に座ってルーカスはゆっくり走り出す。

このたびの始まる瞬間・・・・

徐々に速度が上がっていくエンジンの振動を身体で感じるのが

たまらなく好きだ。

穏やかな海・・・どこまでも海を初島に進路を向けて

快適にルーカスは走る。


きっと顔がニヤけているんだろうなぁ〜などと頭を過ぎるが

そんなの関係ないダッシュ(走り出す様)


俺にとって最高のひとときが始まった。


みんなの笑顔も最高の栄養剤になる。

そして沢山の人に笑顔を与えてくれるルーカスに愛着も深まる。


波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん波るんるん



1時間くらい航行すると初島が見えてきた。

うまい空気を吸っていると腹が減ってくる。

10人の腹ペコメンバーを初島は今日も優しく迎えてくれた。

無事初島のマリーナに到着るんるん

さぁ〜メシだ〜メシだ〜

レストランレストランレストランレストランレストランレストランレストランレストランレストランレストラン
<第36話「初島クルージングその2」>


初島に上陸して一路民宿街に向かう。

今でこそ初島はホテルが出来て(今は会員制施設)

マリーナも立派なものが出来て休日ともなれば賑わっているが、

僕がルーカスで初島に行き始めた頃は、

小さな漁港しかなくて裏側の港は誰でも自由に停められる

スペースがあった。

フェリーはその頃からあったが訪れる観光客もなく、

いつでも民宿は空いているような素朴な島だった。


この時も懐かしい素朴な初島を思い浮かべながら

立派なマリーナにルーカスを泊めた。


船船船船船船船船船船船船船船船

島には民宿が経営している、食堂があり、

そこで食べたイカ丼の美味しさに惚れ込んで、

年中初島に行くようになった。


民宿のご夫婦とも親しくなって随分かわいがってもらった。

心の暖かい人が沢山住んでる島だ。



早々行きつけの食堂に行って各自好きなものを注文するが

ほとんどがお勧めのイカ丼かアジ丼を注文!

時々、生きイカの刺身を注文するがこれがまた格別だ。

イカの肝を醤油にまぶしてまだ動いている生きイカを漬けて食べる。

たまりませんよホントぴかぴか(新しい)


どんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶりどんぶり


美味しい・・・うまい・・・・そんな声がしたかと思ったら

みんな黙々と食べ始める。

もちろん僕も・・・アジ丼を半分食べて、残りをお茶漬けにする・・・

2度美味しいアジ丼の食べ方である。


目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート目がハート


食事も終わり、みんなでウエイクボードをすることにした。

再びルーカスを出して、初島の入り江でジェットスキーを下ろして

順番にウエイクの始まりだ〜

一人乗りのジェットでウエイクを引っ張るのは

日本国中でルーカスだけかもしれないけど、

あるもので精一杯楽しむ根性は今でも伝統だ。


ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)


初挑戦の人も多かったが、まずは船のデッキボードの装着の仕方、

ロープの持ち方、合図のかけ方などを教える。

その後、お手本?(一応出来るので・・・)

を見せて、希望者は順番に体験してもらう。


男女問わず、すぐに立ち上がれる人、何度やっても立てない人、

根性の末やっと立てる人・・・・

みんな夢中でやるからこちらも一生懸命になる。



クタクタになるまで遊ぶともう日が沈みかけている。

さっき昼ごはんを食べたばかりなのにもうおなかもペコペコだ。

今日はもうおしまい〜〜

みんなで後片付けをしてジェットを船に積んでルーカスは

初島のマリーナに向けて走るのだが、

どうしてももう一回ウエイクをやりたいやつが居ると

今度はルーカスでウエイクを引っ張ったままマリーナ近くまで行く。

アクティブというかバカというか・・・

その先頭を切っていた自分は、今でも基本は変わらないだろうわーい(嬉しい顔)


チャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペルチャペル


船から下りて荷物を持って俺たちは民宿に向かった。

「おばちゃ〜んただいまexclamation ×2」と元気に民宿に行くと

「お帰り〜2階のいつもの部屋だからね〜お風呂今なら入れるよ〜」

と厨房からいつもの元気な声がする。


「はいよ〜」と僕はお客だか民宿のおじちゃんだか

わからない状態のままみんなを部屋に案内する。

そして食事前に男女順番に風呂に入る。



<第37話「初島から熱海の夜景」>


民宿でみんな風呂に入り、潮を流してすっきりしたところで

いよいよお楽しみ食事の時間だ。

高級温泉のような豪華な食事ではないが、

民宿の食事はどこか家庭的で美味しい。

楽しい仲間とする食事は美味しさも倍増する。



このクルージングでは今で言う僕のマイミクのDEEPSEAも

一緒に来ていたけれど、

今のような「なんちゃってコック」の「な」の字もない。

料理を作るなんてこととは数万光年離れた場所にいたような奴だった。

それが、今では「自分の料理を食べて喜んでもらえるのが嬉しい」

などと言うのだから、人間変わるもんである。


レストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶりレストランどんぶり


楽しく食事を食べた後、海の状態も良かったので熱海の夜景を見に

ナイトクルージングをすることにした。

民宿を出て、マリーナまで暗い夜道をガヤガヤ歩いて行く。

歩きながら熱海の夜景が小さく見える。

綺麗だな〜

船に乗り込みエンジンをかけて、ナイトクルージングに出航である。

昼間とは違い見張りを付けてゆっくり熱海に向けて進路をとる。


夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波夜波

船の後を見るとキラキラと青白く光る夜光虫・・・

月の灯り、星空を満喫しながら、熱海の夜景が段々近くになって来る。

サザンのバラードがしっくり来るんだなぁ〜

僕は自分の世界に入り込んでいく〜〜〜

みんなワインを飲んだりビールを飲んだりしながら

好き好きに時間を楽しみ

僕はお酒も飲めないのにその幻想的な美しさに

すっかり酔っていたぴかぴか(新しい)

1時間くらいナイトクルージングを楽しんで最高のひと時を過ごした。

マリーナに帰航して民宿へ戻った・・・・・



いったい誰が翌日に起こるあの恐ろしい体験を想像できただろうかげっそり
<第38話 「限界直前」>

翌日目が覚めて、民宿での朝食を終える。

空は曇っている。

初島から海を見ると、少し白波が立っていた。

みんなを船に乗せて早々出航することにした。

航行中は恐らく波をかぶるだろうと、僕は上下カッパを着用した。

海水パンツの上に履くビニールのズボンはなんか気持ち悪かったが

波しぶきで身体を冷やすよりはいいだろうと迷わずに履いた。


船船船船船船船船船船船船

2階の運転席に行き、いざ出航である。

ルーカス2号艇の2階席はベンチシートで操船者を真ん中に

3名座れるようになっていた。

この席が一番の人気の席であったから

当然ゲストが座ることが多かった。

この時もそうであった。


僕は逗子マリーナに針路を取って船を走らせた。

しばらく走っていくと段々海は荒れて、

真っ直ぐには進めない状況になって来た。

海が荒れた場合、船は横から波をかぶるのが一番危険なので

真っ直ぐに進むのが最短距離だとしても、

横から波がくる場合、ジグザグに進まなければならない。

つまり45度から60度くらいの角度で波に向かって走り、

次に90度針路を変えて今度は45度から60度くらいに

後ろから波を受けながら走るのである。

波霧波霧波霧波霧波霧波霧


波に向かうときは波しぶきが2階席まで上がり

風に飛ばされた海水がモロに顔面にぶつかってくる。

波のビンタを連続して浴びる感じだ。




それにしても予想を上回る波と風で到着は相当時間がかかると

覚悟を決めた。

僕は上下カッパを着ていたので、

波しぶきで身体が冷えることはなかった。



大きな波をひとつひとつ乗り越えながら

その度に海水を全身に浴び、ひたすら走り続けた。

ゲストは船の経験の少ない人がほとんどだったにも関わらず

怖がる人が居なかったので救われた。

波霧波霧波霧波霧波霧波霧


2時間ぐらい過ぎただろうか?

僕は急にトイレに行きたくなった。



この状況で操船を替われる人間もいない。

船を停めれば、波の餌食になって船は大揺れして

危険な状況になる。

我慢するしかない・・・・・

でも尿意は容赦なくどんどん増していった。



しかも僕の両隣のに座るゲストは女性・・・・

海水パンツなら、このような状況ならばこの場でしても

波しぶきで吹き飛ばしてくれるからいただろうけど、

なんと今回は、カッパのズボンを履いている。



男たるものここで漏らすわけには行かない・・・げっそり

でも刻一刻と限界は近づいてきている。

“まだ大の方でなくて良かった”等とのんきなことを考えて

気を紛らわしながら必死に操船した。



江ノ島が右手に見えてきた。

波の影響で船は随分西に流されたようだ。



周りに船など1艇もいない。

どんより曇った空、次々に襲ってくる波・・・

あ〜〜〜我慢できない・・・・


<第39話 「涙」>

6月28日ルーカス特選豪華海鮮丼クルージングに行ってきました。

航海日誌はコミュニティ「おとなのクルージング&グルメ」に

記載しましたので、ご覧ください。。。。

さてお待たせしましたLocus Historyの続きをご紹介します。


船波船波船波船波船波船波

容赦なく襲ってくる波と尿意、江ノ島に立ち寄ろうとも思ったが

ここで立ち寄ったら最後、二度と荒海の中を出航はしないだろうと

思った。

それよりもこのまま真っ直ぐ進んで母港である

逗子マリーナに戻った方が良いと判断した。

再び横波と尿意との熾烈な戦いが始まった。


あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)


相変わらず波を全身に被りながらの航海である。

乗組員も恐怖と緊張で強張っているのが伝わってくる。

しばらく走ると、ぼんやりと逗子マリーナが見えてきた。

もうすぐだ・・・

でもここまで海が荒れると目的地が見えてからが

遠いのだ。


なかなか着かなくてじれったくなるけれど、焦らず慌てず少しずつ

船を進めて行った。



段々近くに見えてくるマリーナ・・・・

うれしいけれど爆発寸前の膀胱・・・・

どっちが勝つのか???



ようやく船は港内に入った。

もう波は無い、安全だ・・・

危険なのは僕だけだ・・・・・・

船を桟橋に着岸する。

こんな時でもゆっくり着岸しなければ思わぬ事故に繋がるから

慌ててはならない。。。



クルーがもやいを持って船から桟橋に飛び降りる。

ようやく無事に到着した。船のエンジンを停める。

一瞬静かになった・・・そして次の瞬間

乗組員が僕に「お疲れ様〜」とみんなで拍手をしてくれた。

感動の帰港であった。

荒れた海を乗り越えた仲間たちは、独特の結束感が生まれる。



走る人僕は拍手を受けながら顔を引きつらせて船尾に行った。

目的はひとつ!トイレまで我慢できるわけも無く、

海に向かって憎きビニールの合羽のズボンを勢い良く下ろして

放尿を始めた。




もう恥ずかしいなんて言ってられない〜




泣き顔ジョンワ〜〜〜あああああ〜〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)



じんわりと涙も出てきた。

横を見ると初参加の男性も一緒に連れションしていた。



それにしても男の僕は今まで何度も立ちションをしてきたが

後ろから大勢の拍手を受けながらしたのは初体験である。

海でのドラマは普通ではあり得ないことが起きる。


波波波波波波波波波波波波


興奮冷めやらぬ・・・乗組員全員、ビショビショでぼろぼろになりながら

航海の楽しさ恐ろしさ等を語り合った。



マリーナから今走ってきた海を見ると

白い波と大きなうねりが立っていた。

こうして改めて海を見ると

“良くこんなところを走ってきたなぁ〜”と

つくづく思った。


そしてこんな思いをしながらも、

次の航海の計画を立てている僕だった。

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