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勅使川原三郎+KARASコミュの勅使川原三郎2015年最後の公演「ゴドーを待ちながら」

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勅使川原三郎の今年最後の公演「ゴドーを待ちながら」のおしらせです。


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12月10日から14日まで両国シアターX(カイ)において「ゴドーを待ちながら」です。
サミュエル ベケットによる演劇史上最も重要な戯曲のひとつと言われる作品で、
言葉と身体の歪んだ交差によって作られる関係性によってユニークな世界が現れます。
内容は、二人の男がいつ来るとも知らないゴドーという謎の人物をまちつづけるという話です。
全編の一時間を勅使川原一人の語りによって構成します。
原作からかなり言葉を変えることにより
この勅使川原版ならではの日本語リズムを身体的に獲得しようとしました。
シュルツ作品や「ある晴れた日に」も同様の手法を用いている録音した語りと身体の在り方と動きがダンスになる作品です。
通常のダンスとは異なりますが、私はこの手法に増々魅了されていて、
今後も新作を作りつづけるつもりです。
現代演劇史上、数多く上演されたこの戯曲は、
もっと活き活きとした公演が可能であると考えていますが、
私は勇気と大きな喜びをもって立ち向かいます。

作者のベケットは言語のみならず身体を強烈に注目した希有な作家ですが、
ミニマリズムの膨張と極小のオペラを目指した芸術家であると私は考えます。
減るものと増えるものとが交差するエネルギーに劇性を与えていると言えないでしょうか。
身体の豊かさよりも貧しさに注目し、増えるのではなく減ってゆく道程としての身体、
空間という概念を極力抑え込んだ、とてもユニークな創造者であると、私は考えます。
私の内側に潜む量産する拡張エネルギーと消失しつづける揮発性エネルギーは、
常に私の芸術創作に多大な影響を与えています。何かを実在させる為に。

2015/12/07 勅使川原三郎

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勅使川原三郎 連続公演 
「ゴドーを待ちながら」

演出・構成・照明・美術:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎、佐東利穂子

【日時】客席へのご案内は整理券番号順に、開演15分前より開始予定
12月10日(木)19:30
12月11日(金)19:30
12月12日(土)16:00
12月13日(日)16:00
12月14日(月)19:30

【劇場】東京・両国 シアターX(カイ)



【料金】(全席自由・税込み・入場整理番号付き):
一般:前売3,500円/当日4,000円
学生・シニア(65歳以上):2,000円
学生・シニア券は各回20枚限定・先着順。取扱はKARASでの予約のみ。
入場時に学生は学生証、シニアは健康保険証等年齢が証明できるものをご提示ください。

【チケット予約】
・KARAS
メール ticket@st-karas.com
FAX 03-3682-7472
公演日時・作品名・枚数・氏名・住所・電話番号を明記してください

問合せ: TEL 03-3682-7441( KARAS )

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