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BDについてもっと知りたい!コミュの『RENAISSANCE-LA DISPARITION-』

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『RENAISSANCE-LA DISPARITION-』(ルネッサンス-失踪-)CHRISTIAN VOLCKMAN casterman Ligne Rouge
Takatakataさんからお借りした、今春フランスで公開されたアニメーション映画『RENAISSANCE-LA DISPARITION-』
http://www.renaissance-lefilm.com/accueil.htm
のノベライズ本を紹介します。
Takatakataさん、ありがとうございました。
体裁はBDなのですが、アニメーションをBDのようにした物なので、BD番外編としてお読みいただければと思います。

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2054年 パリ 
アヴァロン社の女性研究員:イローナ・タシュイーヴが失踪した。アヴァロン社のDr.ミュラーから失踪届がだされ、カラス達刑事が捜査を開始した結果、失踪する直前に同じくアヴァロン社の記録管理部で働く姉のビズランと会っていた事が分かる。
イローナのアパートに潜んでいたビズランを発見したカラスは二人がアヴァロン社の社長 デレンバックにイローナが13才の時に才能を認められそれ以来Dr.ミュラーとイローナはお互いの才能を認め合い同じ研究をしていた事を聞かされる。
その後一人でイローナの行方を追っていたビズランは情報屋のディミトリーから妹がファイルを盗ませていたことを知らされ金を要求されるが、その直後にディミトリーは何者かに殺されてしまう。
ビズランはファイルの中身は一人の東洋人の写真と子供達が一列に並んで写っている古びた写真だとカラスに教えるが、まだカラスに何は隠しているようでもある。
その後イローナの車を盗んで逃走中の男を捕まえ、その男が属しているカスバのロザンジュ一家の仲間でニュスラ・ファルフェラの一族だとわかり、カラスはその男を無事に返すかわりにファルフェラと取引をし、駐車場の監視フィルムに残っていた誘拐犯の記録フィルムを手に入れる。

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とここまでが1/3くらいでしょうか。
SFなのですが刑事物のミステリーでもあるので、あまり書きすぎてももし映画を見る機会があったらつまらないし。。。という感じですが、その後イローナに関係する人物の調査をしてゆくうちに、彼女とDr.ミュラーの行っていた研究とは何か?、写真に写っていた東洋人が何者なのか?なぜ彼女が誘拐されたのか?が明らかになり、それと同時にどこかに監禁されているイローナとその誘拐犯の関係もインサートされてきます。
そして全てを知ったカラスはイローナを無事助け出すことができるのか?

最初の方は訳し始めたので読んでみたいという方はお申し出いただければ、何らかの形で読めるようにしたいと思います。

モノクロの映像でこれだけの表現ができるのいうのも素晴らしいの一言なのですが、パリの都市がガラスばりで足下が透けて見えたり(高所恐怖症には歩くのが怖そうですが)、監視カメラ(なのか衛星なのか?)で市内を監視できるシステムがあったりと今よりは発達しているのですが、バトー・ムッシュらしき船がセーヌ川を走っていたりとレトロな石造りの町並みと近代的なガラス建築を上手く組み合わせているようでいい感じです。
「ブレードランナー」っぽい表現から抜け切れていない感もあるのですが、これはもう仕方ないでしょう。
会社名が「AVALON」である事からおそらく押●守氏へのリスペクトがあると思われるのですが、「光学迷彩」のようなカモフラージュスーツも登場します。
それとデレンバックの社長室の壁に飾ってある絵がどこかでみた事のある絵に似ているなぁとずっと気になっていたのですがやっと思い出しました。
http://www.essentialart.com/acatalog/Sir_John_Everett_Millais_prints_Ophelia.html

Sir John Everett Millais -の『Ophelia』です。
この印象的な絵も重要なクリシェとして登場しています。

まだ公開は未定のようですが、音響のいい大きなスクリーンで観てみたいものです。

コメント(18)

abeille さん、ご紹介ありがとうございます! 非常にスタイリッシュな作品ですね。アニメ版がどんな風に動くのか気になります。どこかにトレーラーへのリンクがありましたよね…? ガラス建築と石造りの町並みの混交というのが魅力的。この作品ってもともとフランスの作品なんですか? ミレイの『オフィーリア』をどういう風に使ってるか気になります。この絵の元ネタの『ハムレット』なんかも絡んできたりするんでしょうか?
リンクは上の方のリンクが映画のサイトのリンクなので、そこからトレーラーとか観られます。(紛らわしくてすみません)
ミレイの『オフィーリア』風の絵が後ろに飾ってあるだけなのですが、このモチーフの持つ死の匂いのようなものを「AVALON」という企業に持たせるような使い方だと思います。それがラストの方でちょっと生きてくるのですが。
『ハムレット』は関係ないと思うのですが、たぶん。
トレーラー見てみました。めちゃくちゃかっこいいですね、これ! こりゃあたしかに全編を大画面で見てみたい!
翻訳ができました。
読んでみたいという方は、abeilleまでご連絡下さいませ。
Opheliaの絵が飾ってあるのには気がつきませんでした。
今度DVDでしっかりチェックしようと思います。
大画面で観ると、街の景観とスピィーディーなアクションシーンが圧倒的でした。
もうDVDもでてるんですね〜
PS2かmacでDVDを観ているので、フランス版だと観られませんね。残念。
やっぱり大画面で観たいです〜

『Ophelia』の絵は、かなりそっくりなイメージの絵が飾ってありましたよ。
英語のレビューが出てるのでご参考までに:
http://www.animationmagazine.net/article.php?article_id=5931
abeilleさん、
先日のBD研究会でもお話でましたが、フランスのDVDは一般にregion2なので、画面(モニタ?)の問題がクリアされていれば日本でも見られます。
わが家ではパソコンで見ています。なぜかパソコンだとモニタの問題がクリアされるんですよね。
>takatakataさん
紹介ありがとうございます。
英語はほとんど分からないのでかなり飛ばし読みしてしまいましたが、内容説明だけでなく撮影についてなど長く紹介しているみたいですね。
やっぱり次回ご帰国の際には上映会をお願いします!

>Kigalisoupeさん
情報ありがとうございます。
どうもマカーの内蔵DVDなので取り出せなくなったら…と思うと怖くて信用できないものは入れられないのです。
(MDは先日ついに入れたら認識されず、取り出せなくなってしまい使い物にならなくなってしまったので)
もともと内蔵の4年くらい前のものなので、手元にDVD内蔵デコーダーの取り説もなくネットで調べてもすでに型が古いので情報もなく。
お金があれば外付けを買うのですが…
すみません、誤解を招く文章でした・・・。
DVDは現時点ではまだ発売されていません。
がっ、アマゾンで調べたところ、きたる9月27日に発売されるようです。
普通のDVD、2枚組みの「コレクターエディション」(ボーナス映像がより多く観られます)、それから「ウルティメイト・ボックス・エディション」(DVDの他に、本1冊、CD1枚、カード10枚、A3版のポスター付き)という3バージョンがあるようです。
すごい、3バージョンもでるんですね。
「ウルティメイト・ボックス・エディション」欲しいけど高そうだですね〜
お、まだ話題になっていない!
昨日テアトル新宿「パプリカ」上映時
に見ました。
予告編の中で「ルネッサンス」2007年
夏公開!だそうです。
おめでとうございます。
テアトル系上映館だと思います。
abeilleさん、よかつたですねぇ
わたしも絶対観にいきます!!!
来年の楽しみがまた一つ増えた(最近鬼が笑う話ばかり)
>椿屋さん
『パプリカ』で予告編が流れていたんですね!!??
どうりで『パプリカ』を観てきた人の日記に「ルネッサンス」の事が書かれている合点がいきました。
来年の夏の公開が待ち遠しいです。なんだか木の陰からひっそりと見守る片思いの少女のような心境で、滝のような涙がだ〜っと流れるようです。
情報をあがとうございます!

>kigalisoupeさん
ほんと、来年が待ち遠しいですね。
さておめでたい情報ついでに、書き込もうと思っていて溜めていた情報を載せておきます。
もうご存じのかたもいらっしゃるかとは思うのですが…

『ルネッサンス』 なんと第79回アカデミー賞の長編アニメーション部門の予備選考16作品にノミネートされております。(『パプリカ』も)
http://animeanime.jp/news/archives/2006/11/2006114.html

『パプリカ』の年内にアメリカでの公開が条件はロスで公開になったようなので無事クリアできたみたいです。
『ルネッサンス』は評価は高いみたいですね。

ちょっと古い情報ですがアヌシーの国際アニメーション映画祭のクリスタル賞も受賞したようです。
http://animeanime.jp/news/archives/2006/06/renaissance611.html

なんにしても勝手にエヴァンジェリスト?いやプロパガンダ?してきた甲斐ががあり嬉しい限りです。
吉祥寺のバウスシアターに『ルネッサンス』のポスター貼ってありましたよー。来年の夏、楽しみですねー。
発売中のHIHO(映画秘宝)に監督クリスチャン・ヴォルクマンのインタビューが載ってます
インタビュアーはコミュ・メンバーでもいらっしゃるchristofさんです

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