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BDについてもっと知りたい!コミュの『Lefranc(ルフラン)』

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 Jacques Martin(ジャック・マルタン)作『Lefranc(ルフラン)』第3巻「Le Mystère Borg(ボルグの秘密)」、読了しました(ちなみにこの副題の訳は自信ありません…)。オリジナルは1965年、Casterman(カステルマン)社刊です。これも『アリックス』と同じく、アリスさんにいただきました。アリスさん、ありがとうございました! 『GUIDE FNAC DE LA BANDE DESSINÉE』では『アリックス』の現代版みたいなことを言っています。『アリックス』にアリックスとエナクのコンビが出てくるのと同じように、『ルフラン』ではルフランとジャンジャンというコンビが活躍します。さて、第3巻の梗概は以下の通り。
 
 ジャーナリストのルフランは、スキーの大会に出場するために年少の友人ジャンジャンと共にスイスを訪れている。雪深い山道を運転していると、2台の車が乱暴な運転で次々とルフランの車を追い越していく。そしてしばらくすると、銃声と叫び声が… 急いでその場所に向かった彼らが目にしたのは、最初に彼らを追い抜いていった車であった。車内は無人で、座席には血痕が残っている。ルフランは詳しく調べようとするが、彼の行動を阻止するかのように車は炎上してしまう。
 宿泊先のホテルに着いたルフランは、事件の一部始終を地元の警察に通報する。翌朝、スキーの大会に参加したルフランを何者かが故意に邪魔する。その行動に殺意を感じた彼は、犯人の後を追い掛けるが、姿を見失ってしまう。
 あくる日、ルフランは彼の相棒ジャンジャンとその友人ハンスの助けを借りて、前日彼を殺そうとした犯人の足跡を追う。ある集落に目星を付け、そこに近づく彼らだが、突然銃によって襲撃を受ける。だが、それはその集落に近寄らせないがための合図だった。その集落には昨日から悪性の伝染病が蔓延しているというのだ。医者を送ることを約束して彼らはその場を立ち去る。3人は方向転換をするが、しばらく進む内にジャンジャンが足を滑らせて山を転げ落ちてしまう。彼が滑り落ちた先は1軒の山小屋の屋根であった。幸い怪我はない。ジャンジャンがふと下を見ると、なんと山道で彼らの車を追い越していったもう1台の車が庭先に止まっている。騒ぎを聞きつけ窓から顔を出した人物を目にして、彼はさらに驚いてしまう。それはルフランの宿敵アクセル・ボルグであった… ボルグ一行に囲まれるジャンジャン。だが、後から駆けつけたルフランとハンスの機転でなんとかその場を逃れることができた。
 宿へと戻ったルフラン一行を待っていたのは、旧知のパリ警察の警部ルナールであった。意外な場所での再会に驚くルフランにルナールは事の経緯を教える。2ヶ月前、新種のウィルスを発見したイタリアの細菌学の権威が事故で死んだ。その後、弟子の1人がそのウィルスを盗み出して逃亡したのだと言う。そして、ルフランの目の前で炎上した車の持ち主がその弟子だったのだ。盗まれたウィルスと姿を消した細菌学者、伝染病に侵された村、そして悪の化身ボルグの存在… 果たしてこれらの要素はどのように結びついていくのか… 事件の真相を求めてルフランの冒険は続く。

 波乱万丈の冒険で、1965年に書かれたということを考えると、なかなかすごいのではないかと思われます。『アリックス』同様、セリフやナレーションが長いので、一気に読むと疲れますが、スピーディな展開で退屈はしません。ページ数は『アリックス』より長くて、64ページでした。ラストがちょっとあっさりしすぎかなという気はします。ジャンジャンがちょっといいキャラクターなんですが、物語の終盤ではほとんど登場していません。それがちょっと残念かなあ。悪役のボルグも芸術好きだったりして、いい味を出しています。物語の途中、ルフランらから逃れる時にこっそりバスに乗るというかわいい面を持っていたりします(笑)。2004年現在で16巻まで出ているようで、これもシリーズを通して読みたい作品ですね。『ルフラン』は日仏にいくつかあったかもしれない…

コメント(5)

現代物の『ルフラン』のほうが、わかりやすいですよね。
当時は恋愛物とか、露出度のある女性の登場が禁止されていたので、ルフランの相棒も、『アリックス』と同じく年若い少年が配置されています。
でもジャンジャンは若いというか、幼いですよね。
最近の作品には一切出ていないし。
作画担当者が変わるたびに、ルフランの顔が変わって、良かったり悪かったり、、、。
このシリーズも70年代から、ページ数は48ページに削減されています。その分セリフが長くて、読み終えるのに、ふうって感じです。
でも、映画化されたらいいのにな、という作品はありますね。
ジャック・マルタンの作家生活、60周年を記念して、マルタン氏を囲んで、作品の舞台を訪ねるツアーが企画されました。

5分ほどのドキュメンタリーですが、様子が伺えます。

http://www.iserpitaim.com/Sitealix/Dossiers/11produits/1106WEHK/WEHK2.html

いい年をしたおじさんたちがほとんど、、、。
『La grande menace』はアルザス地方が舞台になっています。
アリスさん、ご紹介ありがとうございます。なんかこれ開けなくないですか…? アプリケーションがないせいか、別に許可が必要なのかよくわかりませんが、強制的にページが終了してしまいます… トップページから入っても見あたらないし… これって基本的には学校か何かのサイトですか?
初めまして。そして明けましておめでとうございます。
最近このコミュに参加させていただいた者です。

映像、拝見いたしました。作者を囲んで、オタクでいうところの聖地巡礼ツアーの趣きでしたね。コレクション自慢する男性もいて(笑)

ショードヴァルさん。
この映像はMac標準のQuickTimeですけど、Win用のものも配布されてます。
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/win.html
こちらからダウンロードできるようです。
>仙の道さん
書き込みありがとうございます。あれー? 見れました? QuickTime は僕も持ってるんですけど、ウィンドウズじゃ見られないってことでしょうか? あるいは単純に僕のPCがおかしいということか…? ウィンドウズで見られたという方がいらっしゃったら教えてください。

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