ＢＤについてもっと知りたい！コミュの[教えて下さい]D'ange

メビウス×ホドロフスキーの挿絵付BD「D'ange」を衝動買いしたのですが、フランス語に全く通じていないのでストーリーが分かりません。どなたか（米語訳からでもいいので）詳細を教えて頂けないでしょうか？

質問トピックを勝手につくってスミマセン。過去トピに見当たらなかったっぽいのでつい・・・。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 12月22日 09:18

＞逆子さん
トピ作成全然ＯＫですよ！　というか大歓迎です。一応「質問トピ」というのはあるんですが、今見たら最後の書き込みが今年の2月だった…　こりゃあ見つかりませんよね…　いい機会なので他にも頻度が高そうなトピックはトップ・ページにリンクを貼っておきますね。質問の「D'ange」（正確には「Gfiffes d'age（天使の爪）」でしょうか）については、残念ながら未読なので、今のところお力になれません…　今日、日仏学院に行ってくるので、もし本があったら借りて読んでみますね。どなたか既にご存知の方はぜひ教えてください。他にも質問がある方はぜひ書き込んでくださいねー。

[2] mixiユーザー 12月22日 09:57

ＢＤを衝動買いしてしまう気持ちわかりますねー。

まあ僕の場合ＢＤに限らないですけど。

[3] mixiユーザー 12月23日 01:19

1996年にNBMという出版社から刊行された英語版"Angel Claw"がなぜか手元に。

実際のところストーリーは有って無いような、シュールでエロティックなイメージがメビウスの絵と共に次々に流れていく感じの、ホドロウスキーらしいといえばホドロウスキーらしい絵物語です。

冒頭から
『葬式は何時間も続いた。私の父は彼の未亡人達と踊るために棺桶から出ようとあがいていた。彼の癲癇性の抵抗を押さえつけ棺桶の蓋を閉じる為に、六人の墓守が必要だった。
土の替わりに彼らは墓穴を未亡人達の死体で埋めた。
私は街に一人で戻ってきた。』
といった感じのシュールな展開ですが、無理やりストーリーをまとめてみると；

一人の女性が父親を埋葬した後、長く空けていた家に戻ったところ、彼女を待っていたのは埋葬された父親だった。彼の祝福によって不滅の存在「天使の爪」となった彼女は、自分の過去と閉ざされた心の中に入っていく。
自身の深層心理(?)に根差したシュールでフェティッシュ、ハードＳＭチックな世界をくぐり抜けて、ついに9歳の彼女を束縛してきた父親のイメージの根源にたどり着く。(深読みすると性的虐待が臭わされてるように思えますが。）
父親の束縛を打ち破り再び外の世界に戻った女性は、父親のみならずすべての男性を飲み込む存在となり、やがて父親の墓で待っていた天使と共に、さらに高次の存在へと変貌していく…

といった感じでしょうか。（自分でもかなり無理やりな気がしますが…）
正直、私はストーリーよりもメビウスの絵だけで満足です(w

[4] mixiユーザー 12月23日 12:55

ふくひまさん、ご紹介ありがとうございます！　日仏学院に置いてなかったので助かりました！　いかにもシュールレアリストって感じですねー。エルンストのコラージュ・ロマンを想起させるようなノワールな雰囲気が魅力的です。女性が主人公ってのがホドロフスキーにしては珍しいような気がしますね。地母神的なイメージというのは『アンカル』にちょっと出てきたりしますが…　メビウスがどんな絵をつけてるのか気になる…　機会があればフランス語版で読んでみたいと思います。

[5] mixiユーザー 12月24日 05:33

＞3: ふくひまさん

単なる卑猥画像（違うけど！）の塊だと思ったのですが、トラウマとか深いところも読めるということですね。
ありがとうございます。

＞4:　ショートヴァルさん

moebiusコミュで同様の質問をしたところ、フランス語のできる方がいらっしゃるので、機会があれば～しようと思います。

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