Olivier Jouvray(オリヴィエ・ジューヴレ)原作, Jérôme Jouvray(ジェローム・ジューヴレ)作画、Anne-Claire Jouvray(アン=クレール・ジュヴレ)彩色『Lincoln(リンカーン)』第1巻「Crâne de Bois(渋面)」(Paquet[パケ]社、2002年)読了しました。先日まで帰国なさっていた ness さんに買ってきていただきました。なんと作者のサイン&イラストつき! ness さん、ありがとうございます! 名前を見てわかるように、作者は兄弟+奥さんだそうです。そしてタイトルですが、「Lincoln」ってのはフランス語の単語ではなく、おそらくこの作品が舞台になっていると思われるアメリカのかつての大統領リンカーンを指していると思われます。主人公自身は名前を持っていず、回りの大人から「Crâne de Bois(渋面)」と呼ばれていたんですが、寡黙な彼の性格からすると非常に皮肉なこの名前をあえて自分で採用したというようなことを述べている件があります。で、副題にもなっているこの「Crâne de Bois」ですが、これは辞書に載ってないんで自信ないんですが、「visage de bois」という表現があって、これが「冷ややかな顔」というような意味で使うそうなので、まあこんな感じかなということで訳してみました。正確な意味をご存知の方、ぜひ教えてください。ということで梗概は以下のとおり。