ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

幕張インターナショナルスクールコミュの報道関連資料室

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
マスコミで取り上げられた時、このトピに報告をお願いします

コメント(25)

TBS 幕張インターナショナルスクール入学式
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4105439.html

フジテレビ インターナショナルスクールとして日本で初めて正規に認められた幼稚園と小学校が開校
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00152918.html

共同通信 千葉市に初の正規国際学校開校 構造改革特区の認定で
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041101000129.html

NHK 義務教育で初の国際校 入学式
http://www.nhk.or.jp/news/k10015332831000.html

読売新聞
37頁
「インターナショナルスクール初の入学式」と題して
記事掲載ありました。
>sandie様、ありがとうございます

売新聞 インターナショナルスクール初の入学式
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090411-OYT8T01015.htm

 千葉市美浜区の幕張新都心にできた「幕張インターナショナルスクール」(ポール・ロジャーズ校長)で11日、入学式が行われ、子どもたちが真新しい校舎の門をくぐった。

 同校は小学校卒業資格が得られる全国初のインターナショナルスクールで、県や千葉市が中心となって学校法人を設置した。幼稚園(3年)と小学校(6年)を併設し、日本で暮らす外国人や海外からの帰国子女も受け入れる。

 この春は小学4年までの計170人が入学した。13日から授業が始まり、小学校では日本の学習指導要領に沿った授業のほか、英語やコンピューターの授業も行われる。

 入学式で、ロジャーズ校長は英語で「多くの人の支援があってこの日を迎えられ、安心しました。子どもたちはよく学び、大きく成長してほしい」とあいさつ。続いて児童らは中庭に出て、月桂樹(げっけいじゅ)や桜を記念植樹した。

 香港から帰国し、小学1年のクラスに入った藤田優君(6)(東京都新宿区)は「友達をたくさんつくりたいです」と笑顔を見せていた。
(2009年4月12日 読売新聞)
産経新聞 初の正規インターナショナル校で入学式
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090411/edc0904112056003-n1.htm

2009.4.11 20:55

 インターナショナルスクールとして日本で初めて正規の幼稚園、小学校となる「幕張インターナショナルスクール」(千葉市美浜区若葉)の入学式が11日、13日の開校を前に行われ、約170人の園児、児童と保護者が出席した。

 学校教育法上、インターナショナルスクールは各種学校や無認可校だが、同校は国際教育特区制度の認定を受け、同法に基づく正規の学校として認められた。このため、生徒の転校や進学時の障害などが解消される。

 外国人の子供や帰国子女が対象で、日本語の授業以外はすべて英語で行われ、国際的な人材の育成を目指す。歴史、地理などを世界的な視野で学ぶ社会科、音楽と図画工作などを統合した芸術科(アート科)など、科目編成の自由度も特徴。入学式でポール・ロジャース校長は「日本だけでなく世界で一番素晴らしいインターナショナルスクールにしていきたい」とあいさつした。
日本テレビ 義務教育認定のインターナショナル校が開校<4/11 15:38>
http://www.ntv.co.jp/news/132969.html

 全国で初めて義務教育として認められるインターナショナルスクール「幕張インターナショナルスクール」(千葉市)の開校式が11日に行われ、幼稚園に79人、小学校に1年から4年までの計91人が入学した。

 幕張インターナショナルスクールは、千葉県と千葉市が「国際都市としてふさわしい学校を」として計画したもので、趣旨に賛同する企業50社以上から寄付金を募って完成した。

 同校はインターナショナルスクールでは全国で初めて義務教育と認められていて、卒業すれば日本の小学校を卒業するのと同じ資格を得ることができる。授業は、日本の学習指導要領に沿った内容だが、国語以外はすべて英語で行われる。

 学校によると、入学した子供は6割が日本人、4割が外国籍か二重国籍だという。
NHKニュース 義務教育で初の国際校 入学式
<video src="6568249:987f62294bd621a9fd0e730f381c3188">

日本で暮らす外国人や海外から帰国した日本人の子どもを受け入れ、全国で初めて義務教育として認められるインターナショナルスクールが、千葉市の幕張地区に開校することになり、11日に入学式が行われました。

この「幕張インターナショナルスクール」は外資系企業の進出が進む千葉市美浜区の幕張地区で、国際的な人材を育成しようと千葉県や地元経済界などが設立しました。幼稚園と小学校で構成され、国語以外のすべての授業は英語で行われます。13日の開校を前に11日、入学式が行われ、イギリス人のポール・ロジャーズ校長が「大いに学んで自分の力を伸ばしてください」とあいさつしました。この学校は国の構造改革特区の制度を利用しているため、学習指導要領によらずに独自の教育課程を編成できる一方、全国で初めて義務教育と認められていて、卒業すれば日本の小学校を卒業するのと同じ扱いになります。この春は小学4年生までの240人を募集しましたが、世界的な不況の影響などで辞退が相次ぎ、入学するのは170人にとどまっています。シンガポールに住んでいたという保護者の女性は「子どもが身につけた英語力を伸ばせるうえ、日本に合った教育も受けられるので、期待しています」と話していました。
12日千葉日報朝刊にも記載があったそうです。
手元に入り次第詳細レポートします。先ずは一報まで
お昼のNHKニュースより

「初の正規国際学校 授業始まる
全国で初めて義務教育として認められ、千葉市の幕張地区に開校したインターナショナルスクールで13日から授業が始まりました。

「幕張インターナショナルスクール」は、外資系企業の進出が進む千葉市美浜区の幕張地区で、国際的な人材を育成しようと千葉県や地元経済界などが設立し、日本で暮らす外国人の子どもや海外から帰国した日本人の子ども170人が入学しました。
日本語を教える授業以外はすべて英語で行われるのが特徴で、真新しい校舎で各学年とも13日から授業が始まりました。
このうち2年生の算数の授業では子どもたちが1センチ角のブロックを積んで、1から1000までの数の大きさを確かめていました。インターナショナルスクールは学校教育法上、義務教育の正規の学校と認められていませんが、この学校は国の構造改革特区の制度を利用し、日本の学習指導要領を基にしてカリキュラムを作っているため、全国で初めて義務教育の正規の学校と認められていて、卒業すれば日本の小学校を卒業するのと同じ扱いになります。
4年生の女の子は「教科書をあまり使わずに授業が進められ、先生やクラスのみんなと和気あいあいと話し合いながら勉強できるのが楽しかったです」と話していました。」
Sandieさんありがとう
私も追加します


熊本日日新聞
千葉市に初の正規国際学校開校 構造改革特区の認定で
http://www.kumanichi.com/news/kyodo/life/200904/20090411003.shtml
 インターナショナルスクールとして日本で初めて正規の幼稚園、小学校となる「幕張インターナショナルスクール(MIS)」が11日、千葉市の幕張新都心に開校した。
 学校教育法上、インターナショナルスクールは各種学校や無認可校だが、MISは学習指導要領を柔軟に運用できる構造改革特区の認定を受け、正規の学校として認められたため、進学や転校時の障害がなくなる。
 日本で働く外国人の子どもや帰国子女が対象で、教員は日本を含めニュージーランドやカナダなど5カ国から集めた。日本語の授業以外はすべて英語で教え、国際社会で活躍できる人材の育成を目指す。(共同)


東京新聞
幕張に初の正規国際学校 20カ国170人入学(04.12東京新聞)
http://www.bochao.jp/article/13433280.html
幕張に初の正規国際学校 20カ国170人入学

不景気で定員下回る

インターナショナルスクールとして全国で初めて正規の幼稚園、小学校となる「幕張インターナショナルスクール」(千葉県美浜区)が11日開校し、あわせて170人の園児・児童が入学した。
同校は、外国籍の子どもや帰国子女を受け入れ、「日本語」以外の授業はすべて英語が使われる。20カ国以上の子どもたちが入学したという。
これまでのインターナショナルスクールは学校教育法上、各種学校や無認可校だった。同校の場合、学習指導要領を柔軟に運用できる構造改革特区の認定を受けており、正規の幼稚園、小学校と位置付けられるため、進学や転校時の障害は解消される。
ただ、初年度は入学金や授業料などで年間180-210万円が必要。急速な景気後退の影響から、入学辞退者が3割近くに上り、240人の定員を下回る門出となった。
入学式の後は、児童や教諭らは完成したばかりの学校の敷地内で植樹や記念撮影をしていた。
授業は13日から始まる。
朝日新聞 4/20
幕張の国際学校開校 170人通学、日本人は6割 千葉


 千葉市美浜区若葉に幕張インターナショナルスクールが開校し、13日、初めての授業があった。同校は学校教育法に基づき、日本の小学校卒業資格が得られる日本初のインターナショナルスクール。170人の子どもが通う。

 同校の設立は外資系企業の誘致促進などのため、県が90年代から計画。06年に「教育特区」の認定を受け、日本の卒業資格が得られるようにした。

 同校は幼稚園3年と小学校6年の9年制。新入生の国籍は20カ国だが、約6割は日本人だ。授業は学習指導要領に基づくが、国語以外は、すべて英語で行われる。

 ポール・ロジャース校長は「千葉で唯一のインターナショナルスクールであり、重要性を感じる。児童は多様なのだから、多様な方法で指導していきたい」と話した。

 事業費は14億円で、県や千葉市、民間企業などが出資した。授業料は年120万円から150万円。

産経新聞 4月23日7時58分配信
「幕張インターナショナルスクール」開校 正規卒業資格 高額でも人気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090423-00000096-san-soci


 日本で初めて義務教育として認められた私立のインターナショナルスクール「幕張インターナショナルスクール(MIS)」が今月、千葉市美浜区に誕生した。英語で学びながらも、小学校の卒業資格が取れるという“おいしさ”がうけ、幼稚園から小学校4年生までの募集に、全国から児童が集まった。どんな授業をしているのだろうか。教室をのぞいてみた。(滝口亜希)

 「One、two、three、four…How many?」(1、2、3、4…全部で何本?)

 外国人の女性教諭が、プラスチック製の小さな棒を1本ずつ持ち上げながら、児童に尋ねた。床に座って見上げていた児童らが声をそろえて答える。

 「Ten!」(10本!)
 教諭はさらに何本かの棒を束ね、再び尋ねた。
 「How many altogether?」(全部で何本?)
 「A hundred and eleven」(111本です)
 右手を挙げて大きな声で答えた男児に、教諭が笑顔で返した。
 「Excellent!」(正解!)

 ここは1年生のクラスだが、プリント類や教科書、時間割表はすべて英語。教室に掲げられた電子黒板にも日本語は1文字もない。同校には現在、約170人の児童が通うが、いずれも帰国子女や外国籍の児童、または両親のどちらかが外国籍の児童らだ。

 ▽英語で授業

 教職員約30人の半数は、英国やオーストラリア、カナダなどの外国籍で、国語以外の授業はすべて英語で行う。約1万5000平方メートルという広大な敷地に、開放的なデザインと赤や黄色、緑など鮮やかな色彩を取り入れた校舎。教材を海外から取り寄せるなど、インターナショナルスクールならではのこだわりも。

 通知表や面談も英語で行われるため、入学選抜では保護者の語学力も審査対象となるなど、公立とは一線を画す。授業料も年間120万〜150万円と高額だが、それでも北海道や沖縄、名古屋から引っ越してきた例もあるほどの人気ぶりだ。

 これだけの人気を集める最大の理由は、同校が学校教育法に基づいた正規の学校ということにある。

 これまでのインターナショナルスクールは、学校教育法上の「各種学校」や「無認可校」にあたり、修了しても正規の卒業資格は得られなかった。公立中への進学を希望する場合、地元の公立小にも籍を置き、さらに文部科学省の審査などを受ける必要があった。

 ▽構造改革特区

 こうした煩雑さを解消するため、同校は平成18年、構造改革特区の認定を受けて、日本初の学校教育法に基づく正規の学校として認められたのだ。県と市、地元企業約60社が、外資系企業を誘致する材料の一つにしようと資金を出し合って学校法人を設立し、開校にこぎつけた。

 神戸やリビアでの校長経験を持ち、今回、公募で選ばれた英国人のポール・ロジャーズ校長(45)は「カリキュラムは学習指導要領を満たしており、卒業後は国内外のどの学校にも対応できる」とPRする。
こんにちは
昨日の日経新聞夕刊(5月21日)9面でMIS特集されていましたね。
開校から1か月ということで、授業の様子などが掲載されていました。
中学校との接続が課題とあり、学生のほとんどは日本の中学校に進む予定とありました。

うちは来年4月の入学希望です。でも、正直中学校とかは特にあってもなくてもかまいません。
程よく受験とかもあった方が、学習にも緊張感があるし、ある程度大きくなれば子供の希望を尊重した選択ができると思うからです。今年は希望者の多くが入学されたようですが、来年どうなるのか少し心配です。9月に説明会があるようなので参加したいと思っています。
maki様

貴重な情報ありがとう御座います
助かります

下記、転記です
http://www.bochao.jp/article/13456829.html

幕張の国際スクール開校1カ月余 個性育み世界に視線(05.21日本経済新聞)
卒業資格に国内初の“お墨付き”
中学校との接続が課題

インターナショナルスクールとして日本で初めて学校教育法上の正規の学校と認められた「幕張インターナショナルスクール」(千葉市)が4月、開校した。ほとんどが英語での授業ながら、学習指導要領に沿っており、帰国子女のほか、外国籍の幼稚園児、児童170人が校門をくぐった。国際化が進むなか、国の“お墨付き”を得た試みは新たな学びの形として根付くのか。開校1カ月余りの姿を追った。

     ◇     ◇     ◇

「Let's try」。5月13日、千葉・幕張新都心にある幕張インターナショナルスクール。3年生の理科の時間に、カナダ人の担任教諭がミニチュアのパラシュートを掲げた。手を離してからの落下時間を計り、電子黒板に「3seconds」などと書き込む。「空気の抵抗」を実験形式で学ぶ授業風景は日本の小学校と大差ないが、異なるのは常に英語が飛び交う点だ。


国語以外は英語で

1コマ40分の7時間授業と昼食後20分の短時間学習で構成されるカリキュラムは、各学年で週7−8コマある「国語科」で日本語を教える以外、英語で授業が進む。ただ「IT(情報技術)」など特別な教科を除くと、教える内容は学習指導要領に沿っているのが特徴だ。

カナダや英国、オーストラリアなど様々な国籍の教員が集まり、「教え方も違うので柔軟性は持たせているが、指導要領教本の英訳も渡している」と英国人のポール・ロジャーズ校長。「ケース・バイ・ケースだが、論理的な考え方をする際は英語を基軸にし、うまく日本語にも訳していけるように育てる」と話す。

同校は外資系企業の誘致に力を入れる千葉県や千葉市、民間企業からの寄付などにより約14億円の事業費をかけ完成。「教育課程特例校」として文部科学省の指定を受けて開校した。幼稚園(3年制)と小学校がある。

初年度の今年は、小学4年生までの約170人が英語力を問う選抜を経て入学。授業料は年間120-150万円と高めながら、「各種学校」や「無認可校」の位置づけだった従来のインターナショナルスクールと異なり、学校教育法に基づいた卒業資格が得られるとあって、帰国子女や日本で働く外国人の子弟が県外からも集まった。

「いきなり日本の学校に通って戸惑う帰国子女も多く、カルチャーショックを最小限にできると考える保護者も多い」と同校の担当者は話す。

後半に続く
後半より




室内でも靴のまま

幼児のころから米国で生活し、このほど帰国したという小西醇君(9)は「日本語と英語が両方勉強できるのがいい」と話す。別の児童(9)は「漢字が少し難しいけれど、とても楽しい」と早くもたくさNの友達ができた様子だ。

平屋建ての校舎は教室にもドアがなく開放的な雰囲気。子供は室内でも靴のまま過ごし、全教室に電子黒板が設置される。6割の日本人とアジアなど4割の外国人の子供が交じり合い、休み時間には日本語も飛び交う。

「国際的な環境で過ごすことで世界に目を向け、個性を生かせる教育がしたい」とロジャーズ校長。今後段階的に6年生まで募集を行い、在校生数約400人規模を想定している。

課題は中学校との接続だ。中学校では同様の学校がほとんどないために、卒業生は「学校」として認められていないインターナショナルスクールに通うか、通常の日本の学校に進むかの選択を迫られる。

多くの子供が日本の学校に進むことを想定しているといい、「いきなり日本語での授業になるので、専門用語が出てくる理科や社会などの日本語の勉強もサポートしたい」(ロジャーズ校長)。常駐する4人の日本人教員による補習なども検討しているという。


教育課程、弾力運用が背景に

幕張インターナショナルスクールが誕生した背景には、2008年度に始まった「教育課程特例校」制度など、教育課程を弾力的に運用する動きが広がっていたことがある。

教育課程特例校は、学習指導要領に沿いつつも、各校が比較的自由にカリキュラムを編成できる仕組み。教育委員会や学校法人などの申請を受けた文部科学省が指定する。それまでの「教育特区」に比べ手続きが簡素化された。

今年4月時点で126の自治体や学校法人が申請し、約2000校が認められている。内容は「小中一貫教育」や「環境科」といった特別教科を設けるなど様々。小学校で“英語漬け”教育もその1つで、幕張インターナショナルスクールが4例目。外国人子弟の入学を前提としたインターナショナルスクールでは初めてだ。

文科省は指定の条件として「日本語の能力を伸ばすことに配慮する」「各教科が学習指導要領に沿って十分理解される」などを挙げている。ただ、児童ごとにもともとの語学力の差が大きいといった課題もある。
毎日新聞
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090916ddlk12100085000c.html

入試:私立高、全日制54校1万3347人 私立中は22校3550人 /千葉

 県学事課は、来春の県内の私立学校入試要項を発表した。定員は全日制高校54校で1万3347人(前年度比227人増)▽通信制高校6校で1885人(260人増)▽中高一貫の中等教育学校1校で15人(同数)▽私立中22校で3550人(73人増)▽小学校9校で550人(10人増)。新たに幕張インターナショナルスクール小学校が開校する。

 高校の「前期選抜試験」は全日制54校と通信制5校で実施される。全日制は1月16〜20日。「後期選抜試験」を実施するのは全日制51校と通信制6校。全日制は1月27日〜3月11日。詳細は各校へ。【斎藤有香】
4/5 千葉テレビ
入学式 夢と期待いっぱい

 千葉市美浜区に去年、開校した幕張インターナショナルスクールでは4日、入学式が行われました。
 幕張インターナショナルスクールは日本で働く外国人の子どもや帰国児童を受け入れる
幼稚園と小学校を併設した教育機関として去年、開校しました。
 新学期を迎えポール・ロジャーズ校長は「子どもたちが幸せで安心に過ごせ、たくさん遊べ、よく学べるように見守っていかなければならない」と挨拶しました。
 今年の新入学児童は48人で、一人ひとりが紹介されたのち在校生がスピーチでお祝いの言葉を送りました。
 この学校の授業は日本の学習指導要領の目標に沿った教育ですが、日本語の授業以外は全て英語で行われています。2年目の今年は、国際社会で活躍できる人材の育成の方針のもと3歳から10歳までの232人の幼児児童が学ぶということです。

http://www.chiba-tv.com/060chibatv_news/2010-0405-1747-19.html
熊谷千葉市長 幕張インターナショナルスクールを視察

http://kumagai-chiba.seesaa.net/article/140630891.html

午前中は来年度予算案と補正予算案について議会に提案する資料の確認。これは記者会見でも使用し、最終的には市民にも公表するため、今までよりも概要版の説明を厚くすることに。
午後からは幕張インターナショナルスクール、神田外語大学、ウェザーニュース社と幕張3連続訪問。

●構造改革特区により生まれた幕張インターナショナルスクール
幕張インターナショナルスクールは昨年4月に設立された幼稚園・小学校で千葉市が1億円、千葉県が4億円出資しています。帰国子女、外国人・二重国籍の子女を対象に原則英語で授業を実施しています。
インターナショナルスクールでありながら学校教育法第1条に即した、いわゆる1条校(日本の小学校卒業と同じ資格が認められる)となっており、これは日本で唯一です。

●イギリスを基本とした校舎と授業風景
早川理事長、ポール・ロジャース校長から概要を伺い、実際に授業風景なども見させて頂きました。イギリス製の家具や学校教具で統一されているため、日本の学校とは全く違う風景です。授業も音楽など一部の授業を除いて全て英語。
特徴的なのは常にグループで席を作って授業を受けている点です。日本の学校は基本、席は個別で先生と向き合っていますが、ここはグループを2つや3つに分けてお互いの顔を見ながらディスカッションもできるように授業を進めています。

●電子黒板も当然のように使用されています
また、電子黒板も導入されており、ロジャース校長に聞くとイギリスやイギリス連邦の国では当然とのこと。先生が自分達で教材を作ることができること、視覚に訴えることができること、生徒のイマジネーションを高めることができる点があり有効のようです。
千葉市でも国の補正予算に基づき各学校に電子黒板を導入しました。諸外国と比べれば日本の教育は時代の変化とは無縁の気がします。時代が変わっても守るべき教育理念は大事にしなければなりませんが、時代の変化に合わせて最適な授業方法を選ぶことは必要です。

●学ぶ場と制服の関係
最後に子ども達の送迎バスも見ました。5台で運用しており、千葉・ベイタウン・行徳・船橋・浦安など遠方にも送迎しているようです。
子ども達は全員制服を着ていたのでロジャース校長に意義を尋ねると「制服はここが勉強する場だということを確認するためにも必要」とのこと。これは私も同感で、私たちが仕事に際してスーツを着るように、物事には常にオンオフのスイッチが必要です。日本で制服を止める流れが私は好きではありませんし、制服がファッションになってしまっている風潮も私は間違っていると思っています。学校が学ぶ場になっていないのはそもそも学ぶ姿勢・意識で学校に来ていないことから始まっている気がします。

戻って、また少し話をしたのですが、PTAとも関係も非常に良好のようで、毎週コーヒーミーティングとして 40名ほど集まって意見交換をしているそうです。どの親もこの学校に通わせていることに幸せを感じていて、だからこそ前向きで建設的な提案が多く出てくるとのこと。良い学校には良い保護者が必ず必要です。
千葉市にこの学校があることが素晴らしい財産です。千葉市の教育のためにも、そして国際企業・国際人材の誘致のためにももっと連携を密にしていきたいと思います。
マイクロソフト導入事例 : 幕張インターナショナルスクール
http://www.microsoft.com/japan/showcase/mis.mspx

日本初の“1 条校指定”のインターナショナル スクールが、生徒の個性を尊重した柔軟な教育スタイルの実現と、学校運営業務の効率化に向けて Learning Gateway を選択

「子供のことを最初に考える (Children come first)」ことを信条に掲げ、千葉県の幕張新都心で 2009 年 4 月に開校した幕張インターナショナルスクール。同校では、柔軟で創造性あふれるカリキュラムを通して、国際感覚豊かな子供の育成を図っています。子供 1 人 1 人の特性を最大限に尊重した学習スタイルの実現には「IT の活用が不可欠」と考える同校が、新規開校に合わせ全校的なプラットフォームとして選択したのは、SharePoint Server と SQL Server を基盤にした、教育機関向けの情報共有およびコラボレーション フレームワーク「Learning Gateway」でした。

<導入の背景>
柔軟で創造性あふれる教育カリキュラムの実現と、学校事務の効率化に IT を最大活用

日本国内のインターナショナル スクールとしては、初めて「1 条校 (学校教育法第 1 条に定められた学校) 」の指定を受け、2009 年 4 月に開校した幕張インターナショナルスクール。子供 1 人 1 人が特別な存在であることを認め、その個々の能力を最大限に引き出すことをねらいとして、子供たちが「人生を通して学び続け、世界で活躍する人材」になれるよう、日々育成を図っています。

同校の校長として、開校前の 2008 年 4 月に着任したポール ロジャース氏は、自らの教育哲学について、次のように話します。
「まず『子供たちはそれぞれ違う』ということを理解したうえで教育することが重要です。子供たちは、それぞれが違う興味を持ち、1 つの事柄も、それぞれのアプローチから理解して、学んでいきます。だからこそ、子供たちの学習意欲を促すために、教師はいつも同じ方法で教えるだけでなく、授業へのアプローチをさまざまに工夫する必要があります。そうすることによって、子供たち全員の成長を促すことができます。教育とは、子供たちが持つ大きな可能性を認め、それを引き出すことなのです」。

「1 冊の教科書だけに頼った、画一的な教育スタイル」ではなく「異なる個性や特質を持つ、それぞれの子供たちに対応できる柔軟な教育カリキュラム」というポール氏の理念を実現するうえで、鍵を握っていたのが「IT の活用」でした。



幕張インターナショナルスクールの授業では、世界中で 100 万台以上普及している電子黒板「スマートボード」が効果的に活用されています。スマートボード上に表示される教材は、各教師が、Microsoft Office PowerPoint などで作成した、オリジナルの教材です。
そして生徒たちは、「電源さえ入れればすぐに使える」自動ログイン設定のノート PC を使って、生徒専用のファイル サーバーにワイヤレスで接続し、授業に参加しています。
たとえば、スマートボードに教師が作成した課題を表示して、その説明を行い、子供たちはその説明を聞きながら、手元の PC で自分なりに考えて課題に取り組み、さらに友人たちとも意見交換を図るなど、教師も、子供たちも自発的に考え、行動する雰囲気の中で授業が行われています。しかも、子供たちは自分の学習に集中しており、私語などによる脱線はほとんど見られません。それは、各々が好き勝手なことをしているのではなく、「各々が、各々の考えを持って、1 つのことに取り組んでいる」からだと言えるでしょう。

こうした授業を実践するために、「2 つの要件がある」とポール氏は言います。それが「データ収集機能」と、「コミュニケーション機能」です。
「データ収集機能」として求められているのは、データの収集と共有、そして衆知創発によるデータの再活用です。
教師はデータ収集機能により、それぞれの授業に必要なデータを集め、格納、共有します。たとえば、収集したデータを使って PowerPoint で教材を作成したら、今度はそれをファイル サーバーに格納して、公開します。
こうして、1 つの授業のアイデアを、複数の教師が共有することができます。そして、教師たちは、それぞれのクラスで使用する際に、自分の受け持っている生徒たちの特徴なども考慮に入れて、その教材に手を加え、授業を行っています。

また、「コミュニケーション機能」は、教師が持っているアイデアや考え方を基に、学内外で意見交換するために使用します。メール システムがこれにあたります。

こうして、同校では直観的で柔軟な授業を実践し、子供たちの才能を刺激することに IT を活用していますが、しかし、IT による支援が必要なのは授業だけではありません。校務の効率化にあたっても、IT の活用は不可欠でした。

幕張インターナショナルスクール 事務局長である稲本卓三氏は、次のように説明します。
「本校は日本で初めて 1 条校指定を受けたインターナショナル スクールです。このため、文部科学省への資料提出などを含めた事務作業の量は、通常のインターナショナル スクールの倍近くになります。このような事務作業を効率化するために、IT の活用が不可欠と考えました」。

柔軟な授業と、事務の効率化。この 2 つの要件を満たすべく、2008 年 4 月頃から開始された同校の教育基盤システムの検討作業は、千葉県庁との調整も含め約半年に及びました。そして 2008 年 11 月。幕張インターナショナルスクールが採用を決定したのは、Microsoft Office SharePoint Server とMicrosoft SQL Server をベースにした、教育機関向けの情報共有およびコラボレーション フレームワーク「Learning Gateway」でした。

<導入の経緯>
教師誰もが習熟したマイクロソフト製品を選択

マイクロソフトの製品およびソリューションを選択したことについてポール氏は、「ほぼ必然的」であったと強調します。
「わが校の教師は、オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドなどから集まっています。しかし、出身に関係なく、教師全員がマイクロソフト製品を知っています。教師自身が使い慣れているということに加えて、他のソフトウェアやシステムとの互換性に優れていることも考えれば、採用決定は必然であったと思います。さらに重要なのは、子供たちが本校を離れてコンピューターを使う際に、きわめて高い確率でマイクロソフト製品を使うだろうという事実です」。

2009 年 4 月の開校に合わせてカットオーバーした最初のフェーズでは、セキュリティを意識したユーザー アカウントの管理機能と、ポール校長が必要な IT 要件としてあげた「データ収集機能」を包含するファイル管理の機能が導入されました。

今回、マイクロソフト製品およびソリューションに習熟し、さらに教育関連システムに対する豊富な経験を持つことが評価され、システム開発を担当することになった、株式会社内田洋行の教育システム事業部サービス&サポートビジネス企画部 大規模システム推進課 課長 野村裕之氏は、次のように話します。
「教職員の方々や生徒さんが使用する PC そのものから、サーバー群まですべてについて弊社で対応させていただくことになりました。サーバー側の要件では、アカウント管理とファイル管理が中心となりましたので、ポータル機能のコアとして Learning Gateway を提案させていただきました」。

2008 年 11 月の採用決定から、2009 年 4 月の開校まで、非常に短い期間で開発が進められましたが、無事カットオーバーを迎えることができた背景には、幕張インターナショナルスクール側の十分な対応があったと、野村氏は続けます。
「私たちは、ファイル サーバーの構築と Active Directory の導入を行いましたが、大きな苦労はありませんでした。これは、学校側が、業務のグルーピングを十分に検討し、実際の利用前から業務単位でのフォルダ構成、アカウント構成がしっかり決められていたためです。これに授業風景より短期間での導入が可能となりました」。

<システム概要と導入効果>
Learning Gateway 上で各種情報の共有を図り、柔軟で有効な学習環境を実現

初期フェーズとして構築され現在稼働するシステムは、Learning Gateway をコアに構成されています。Learning Gateway は、SharePoint Server および SQL Server を基盤としており、学校ポータル機能として、ファイル共有、掲示板などを使用した情報共有や、クライアント側の Microsoft Office 製品とのシームレスな連携が可能となっています。
今回、幕張インターナショナルスクールでは、主にファイル共有を活用。教職員専用のファイル サーバーと生徒専用のファイル サーバーを構成しています。

そして、このファイル サーバーを利用することによって、教師たちによる教材作成がうまく回っていると、幕張インターナショナルスクール副校長である ニコラス ガン氏は話します。
「私たちは、Learning Gateway 上にフレームワークを構築しました。それぞれの教師は ID を持っており、自分の権限で利用できるフォルダに資料などのファイルを格納し、共有することができます。1 人の教師のアイデアをここで参照し、さらに自分のアイデアを加えて活用し、それをさらに共有することで、どんどんと教材が磨かれ、作り込まれていきます」。

こうして活用されるフォルダは、実際には SharePoint Server 上で管理され、Active Directory との連携によって、利用者である教職員と利用できるフォルダの関係が定義されています。これにより、自分の ID が持つ権限のレベルで、利用できるフォルダが特定され、「一般教員が利用できる教材が格納されたフォルダ」、「経営層のみが利用できる職員評価情報の格納されたフォルダ」などのような切り分けができるようになっています。

教師たちは授業中、クラスのスマートボードを経由して、この SharePoint Server 上の「教師フォルダ」内の共有フォルダから、テンプレートとなる教材を取り出し、授業の内容や生徒の要望などに応じてカスタマイズすることで、柔軟に授業を行っています。

一方、生徒についても、ファイルサーバーでのファイル共有が、「創造力を高めることに役立っている」とニコラス氏は評価しています。
「たとえば、教師がクラス内の生徒をグループ分けし、あるグループにはスマートボードを使って作業をさせ、別のグループはノート PC で作業する、というように異なる手段で別のデータ ソースにアクセスしてそれぞれのテキストを作るという授業が行われています。また、違う学年の教材を見比べながら学習するなど、さまざまな方法で、さまざまなものの見方と考え方ができるようになっています」。

そしてもう 1 点、同校の IT 基盤の特徴として挙げられるのが、校内全域に敷かれたワイヤレス LAN です。管理棟、幼稚園棟、小学生棟、さらには校庭でも利用が可能となっています。
情報漏えいなどに関連してワイヤレス LAN に不安を感じるユーザーもいますが、内田洋行の野村氏は、「各棟内の壁に無線機器が取り付けられているのがわかりますが、ネットワーク上ではこれが見えないように設定されています。国内の公立小中学校と比べても、ネットワーク セキュリティのレベルは非常に高いものとなっています」と話します。

また、校内の全教職員は ID を使って PC にログインしますが、Active Directory によるシングルサインオン機能が実現されているため、運用上大きな負荷とはなっていません。生徒については、PC 電源を入れると自動的にログインが行われるようなしくみとなっています。

システムの全般的なセキュリティについて、幕張インターナショナルスクールの ICT アドバイザー 柴田 昭代氏は次のように話します。
「システムのセキュリティレベルはかなり高いと思います。以前は個々の PC にセキュリティ ソフトウェアをインストールするレベルでしたが、今回はプロキシ、ファイヤウォールなど、しっかりした対応を行っています。Learning Gateway を含め、セキュリティが一元管理されており、バックアップや定期的な更新プログラムの反映も行っています。そういう意味で非常に信頼性が高いと評価しています」。

<今後の展望>
業務のさらなる効率化に加え、IT を 100% 活かせる人材育成に努める

学校側の思いが具体化され、生徒、教師、そして職員にとって非常に有効なものとなった当システム。実稼働が開始されてわずか数か月が経過したばかりですが、既に同校では、次にシステム化の対象となるテーマの検討が開始されています。

幕張インターナショナルスクール リエゾンオフィサーの日光俊勝氏は、「急務となっているのは、文部科学省で定められた書類をシステム上で管理できるしくみの確立です。1 条校の場合これらの文書の整備が必要ですが、通常の学校と違い、日本語、英語の両方の言葉で記入する必要があるため、作業が煩雑になります。 Learning Gateway 上で、電子データとして作成し管理できるようにしたいと考えています」と話します。

これらの書類の中には、成績に関わる情報など絶対漏えいが許されないデータが含まれています。このため、Learning Gateway と Active Directory による安全なプラットフォーム上で、電子化して管理することが不可欠となります。本機能については、既に開発を見据えた検討が開始されています。

最後にポール氏は、将来の展望も含め、IT を活用した教育の可能性について、次のように締めくくります。
「教育において IT を十分に活用できればその効果は無限大に広がるでしょう。もし限界があるとすれば、それは教師のイマジネーションの問題だけです。そのため、本校ではイマジネーションの豊かな教師の採用に努めています。現在、全校レベルで考えれば、まだ IT が持つ可能性の 10% 足らずしか活用できていません。将来的には全教職員が 100% 活用ができるよう IT スキルの育成を図り、これによって子供の可能性をさらに伸ばす教育環境を実現したいと考えています」。
サンボン・ネット 2011年03月26日【幕張インターナショナルスクール】53/264回
http://blog.livedoor.jp/ko_chanyu/archives/51771667.html


「一条校」指定、初の国際学校
英語で学ぶ授業が特徴

 ボールを夢中で追う子どもたち。様々な肌の色に、飛び交う英語。少年の蹴ったボールがゴールインすると抱き合って喜ぶ。
 東京駅からJR京葉線で30分。高層ビルと緑に囲まれた新都心に2年前に設立された幕張インターナショナルスクール(MIS)は、帰国子女や外国人、二重国籍の児童を受け入れる学校である。温かみのある木造平屋建て校舎に国境を超えた笑顔が満ちる。
 現在、キンダーカーテン(幼稚園)に91人、小学校に155人が通う。その内34・6%が外国人・二重国籍であり、国籍数は25にのぼる。
 校長のポール・ロジャーズさんは英国で教員になった後、神戸やリビアなどで校長を務めた経歴を持つ。
 「子どもたちはみな背景が異なるユニークな存在なので、柔軟に対応した授業を行っています」
 最大の特徴は、「国語」(日本語)と日本学習以外の全教科を英語イマージョン教育、つまり英語で教えるプログラムによって授業を行うことだ。「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」のである。
 MISの概要は、私がいくつも取材してきた外国人学校・国際学校と類似している。が、同校には画期的な差異がある。日本で一条校指定を受けた唯一の国際学校なのである。
 学校教育法は第一条で、国公立学校や私立学校などを「一条校」と規定する一方、料理学校などのように特定のスキルを学ぶ教育機関を各種学校と位置づけている。そして外国人学校は全人教育を行っているにもかかわらず各種学校扱いにされているため、文科省の教育助成金を受けられない、などの制約を受けている。
 そうした教育制度のもとで、MISはなぜ一条校として誕生できたのか。
 千葉県は73年、幕張地区に国際業務都市を建設するという壮大な新都心構想のもとに海の埋め立て工事に着工した。89年に幕張メッセがオープンした後、幕張国際化のシンボルとして国際学校の設立が公的に提示された。
 しかしその後、新都心の未成熟などの理由で足踏み状態に陥ったのだが、2001年に堂本暁子知事が登場した後、行政、経済界、学校関係者の連携による国際学校設立の動きが本格化した。そこでネックとなったのが一条校資格の取得問題だった。
 一条校資格を得るには、文科省検定教科書を使用し、学習指導要領に基づいた授業を行う(当然、日本語で)といった条件を遵守しなければならない。
 そのため文科省とMIS設立準備組織の間で交渉が重ねられた。その結果、MISは「千葉国際教育特区」と認定された地域に設立される国際学校として、「現行の教育課程の基準によらない教育課程の編成」を行うことが可能になったのである。
 ロジャーズ校長は「日本人の子どもには学校がたくさんありますが、そちらに行けない子どもたちを受け入れて素質を伸ばしてあげたい」と抱負を語る。
 在籍者は着実に増加し、今春には300人を超える見通しという。みんなが異なる背景を持つためいじめが生じることもない。中には日本学校に入学した後、転入してきたケースもある。
 文科省は08年、「(当該学校や地域の)特色を生かした特別の教育課程を編成して教育を実施」する学校を「教育課程特例校」に指定する制度を開始した。以後、各地で一条校の国際学校を設立する動きが相次いでいる。
 とすると、一つの疑問が浮上する。従来の外国人学校との整合性はどうなるのか。長い歴史のある外国人学校の中には、特例校に類似した教育を母国語などで行っている所も少なくない。なのに各種学校の資格しか認められていない現状は改善されてしかるべきだろう。MISが踏み出した第一歩が、在日外国人全体の教育にとっても重要な転機となることが期待される。

★写真説明
発表会で踊る子どもたち
MIS在学生 口笛世界チャンピオン
http://www.youtube.com/user/eveoregon?feature=watch

以前フィエスタで、彼と彼の同級生の女の子が、口笛をバックに半アカペラでアメリカのポピュラーソングを歌ってくれたことがありました。
(曲名がどうしても思い出せず失礼)

大変聴かせてくれるものでした。

ログインすると、残り2件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

幕張インターナショナルスクール 更新情報

幕張インターナショナルスクールのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング