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マウリツィオ・ポリーニコミュの「神の手」に魅せられて

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昨日は、待ちに待ったマウリツィオ・ポリーニのリサイタルでした。
もう…もう…もう…最高王冠スパーク2(キラリマーク)
「生きていて良かったーexclamationムード」と心から思えた瞬間でした。

ポリーニとの出逢いは1974年に遡ります。
彼の初来日の時でした。
当時、幻のピアニストと呼ばれたリヒテルというピアニストがいて、どうして聴きに行きたかったのですが、チケットが入手できず、仕方ないから同じ日にあったポリーニのコンサートに行くことにしたんです。
しかし、その演奏会は私にとって一生忘れられないものとなりました。
以来、私にとってポリーニは「神さま」となりました。

アメリカの大学(WVU)に留学していた時も、ウエスト・バーシニアの田舎から飛行機を乗り継いでニューヨークまで行き、カーナネギーホールでのリサイタルも聴くことができました。
その時、写した写真は私の宝物で、ずっと自分の部屋に飾っています。

前回のリサイタルではチケットを買っておきながら、当日は体調が優れず、こんな状態でポリーニを聴きたくないと思い、泣く泣く諦めたんです。

今回は、リサイタルの当日を万全な体調で迎えたいと思い、2ヶ月前から自己管理に取り組みました。

そのかいがあって、心身ともに最高王冠の状態で昨日のリサイタルを迎えられたことは、この上ない歓びでした。

昨夜の感動をどんな言葉をもってしても表現できるものではありません。
あえて一言で言うなら、
「生きていて良かった」「時分は今日のために生きてきた」と心から思えた瞬間でした。

とぼとぼと、もう歩きたくないような歩き方でステージに現れたポリーニ。

しかし、椅子に座った瞬間から彼の音楽の世界に入り込んでいく。
でも、彼の音楽の世界は決して排他的ではなく、かといって徴収にむけてのアピールでもない独特な世界。

私たちや会場の空気まで全てを自分の音楽の世界に包み込んでいくような世界。

その世界に誘われた自分はなんと幸せなクローバーことか。

第2部のショパンは言葉では表せないほどの感動でした。

ポリーニにとってピアノはもはや機械ではなく魂・生命を与えられた彼の身体と同化(一心一体)した存在になっている。

機械であるピアノがあんな音・響がだせるわけがないんです。

磨かれたクリスタルのように光輝いたかと思えば、霞の中で微かに見えるような燈火を想わせるような音。
彼の出すフォルテはピアノ全体が振動しているかのように響き渡る。

もう、涙が出るほどの感動でしたうれしい顔💕グッド(上向き矢印)ムード

コメント(4)

私も川崎に聴きに行きました。もはやポリーニ自体が芸術という感じしましたよ。
>>[1]
ありがとうございますexclamationムード
川崎は、サントリーホールと同じプログラムだったのでしょうか?(白)
このようなコンサートに巡り会えることは幸せクローバーですね。
>>[3]
添付ありがとうございました。
ショパンは同じプログラムでしたが、後半戦はドビッシーだったんですね。
ドビッシーの色彩感は素晴らしかったことでしょうexclamationムード

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