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活字コミュニティコミュの小説のトピックス

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ここは小説のトピックスです。村上春樹、村山由香、その他、自分の好きな作家についての本について書き込みをしてくれると嬉しいです。

コメント(2)

それじゃ早速、最近読んで面白かった小説を紹介します。
ポール・オースターの「幽霊たち」という、新潮文庫の本です。特徴はなんといっても作者のセンスのすばらしさ。登場人物がブルーやブラックなど、色の名前で表現されているのが斬新で面白いし、また、日常のなんでもない・取るに足らない現象が、作者独特の視点から再構成され、重要な意味が与えられたりするなど、作者の鋭さには感心しっぱなしです。薄い小説でありながらも密度は濃い、よくできた小説だと思います。オススメです!

(あらすじ)
私立探偵のブルーが、依頼人からブラックを秘密裏に見張るように頼まれ、ブルーはブラックの住む建物の真向かいにある建物に移り住み、そこから彼を見張り始める。ところがブラックはひたすら部屋に篭り、何かを読んで書くだけの、あまりに単調すぎる日々を送るだけ。ブルーは次第に孤独や不安に悩まされ、依頼者への不信感を抱き、ついにはブラックに接触してみようと試みる・・・。
私が最近読んだ本

君たちに明日はない  垣根 涼介 (著)  新潮社

<内容>

リストラを専門に請け負う会社に勤めている真介の仕事は、クビ切りの面接官。昨日はメーカー、今日は銀行、女の子に泣かれ、中年男には殴られる。はっきり言ってエグイ仕事だ。それでもやりがいはあるし、心も身体も相性バッチリの恋人もいる。そして明日は……? 


民間で働いている人にとっては興味がある本だと思う。
会社から「リストラ」を言い渡される人物達。ある人は予期し、またある人は予想しなかった宣告であるが、各人が当初は「リストラ」に打ち負かされながらも、徐々に消化し、解決していく様子が書かれている。個人的にはハッピーエンドよりバッドエンドを多めにいれて欲しかったりする。

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