やっぱり本が好きコミュの最近読んだ本を教えてくださいＰＡＲＴ２４

最近どんな本を読みましたか？

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「黒薔薇　刑事課強行犯係　神木恭子」二上剛
元刑事が書く警察小説。
なので、これが面白くないわけがない。
これが本当の警察小説だな、としみじみ。
どんどんと黒い方向に持っていくのも、乙だな、と思いました。
凄く読み応えがありました。

「紅茶館くじら亭ダイアリー　シナモン・ジンジャーは雪解けの香り」伊佐良紫築
人の心が香りで分かる体質に悩む彩。
そんな彼女が紅茶館「くじら亭」の扉を開けることにより、動き出す物語。
日常こそ、特別なドラマが用意されていると、この作品を読んでいて感じた。
中々確りとした文章だったので、好感触。
さくさく読み進めました。

中々素敵な作品だったので、オススメです。

[964] mixiユーザー 02月23日 00:56

「盗作〈上・下〉」飯田譲治・梓河人
今まで様々な作品を読んだが、今まで感じなかった未知の感情に突き動かされた。
それは圧倒的であり、圧倒的な美だ。
感情の奔流が起きたほどだ。
言葉では言い表せない圧倒的な読後感でした。

[965] mixiユーザー 02月23日 03:13

「たそがれ酒場」　　半村良

　一生バーテンで終わりそうな「仙田」も還暦近くなる。
　そこに、再会、別れが、あちｋちから現れる。そろそろ人生のしめくくり、
　ああ、いい男を見たなあ、と思いました。

　けっこう長いけどすらすら進みました。一服の清涼剤。頭が一息ついたような・・・
　

[966] mixiユーザー 02月23日 09:54

「書楼弔堂　破暁」京極夏彦
京極さんは凄いですね。
今より昔、明治時代の事に関する作品を確りと書けるのだから。
こういう書物が関わる作品は、京極さんしか書けないと思う。

最後の話に「ある某作品とのリンク」が貼ってあるのに気付き、その箇所を読んでいて、ニヤニヤが止まらなかったです。

[967] mixiユーザー 02月23日 11:48

『大聖堂　下』ケン・フォレット（ソフトバンク文庫）

入っている読書会コミュの今月の課題です。
今月は年に1回の超長編企画です。

最後まで・・・・・・というのが1番の感想でした。

[968] mixiユーザー 02月23日 19:41

『幻想温泉郷』　堀川アサコ

幻想郵便局の続編とは知らず借りてしまい、でも、十分楽しめました♪

[969] mixiユーザー 02月23日 20:53

「イノセントデイズ」早見和真
中々の衝撃作・問題作であった。
最後の1文がガツンとハンマーで殴られたような衝撃度が私を襲った。
「死刑囚は何を思うのか」これについて触れています。
オススメです。

[970] mixiユーザー 02月23日 22:52

『さよならは明日の約束』
西澤保彦／光文社

ジャンク映画フリークの柚木崎渓くんと大食いで本好きのエミールこと日柳永美さん、この高校生二人の関係が微笑ましい。また、本書を読んだ人は、私と同じくドーナツが食べたくなったに違いない。
予想以上に楽しめました。続編があるのならば、是非とも読みたい作品です。

[971] mixiユーザー 02月24日 19:30

『神さまのいる書店まほろばの夏』
三萩せんや／KADOKAWA

主人公である紙山ヨミさんの本に恩返しをしたいという気持ちには、とても共感できました。また、自分の居場所を見つけたいという気持ちにも。
そんな彼女が夏休みの間にアルバイトをする事になったのが｢まほろば屋書店｣なのですが、この書店は本好きにはパラダイスではないかと思います。なんせ、この書店は魂の宿る生きた本｢まほろ本｣を専門に扱っているのですから。ただね、豆本に宿った豆柴の豆太くんを、もふもふ出来ないのは犬好きにとっては一種の拷問ではなかろうか。

[972] mixiユーザー 02月24日 19:53

『人間じゃない　綾辻行人未収録作品集』綾辻行人
綾辻さんの新刊は短編集。
短編には短編の味わいがありますね。
各作品を読んでいると、より楽しめると思います。

それにしても、装丁が豪華ですね。

[974] mixiユーザー 02月25日 11:16

『妖面伝説封殺鬼シリーズ』霜島ケイ
『誰でもよかった』五十嵐貴久

[976] mixiユーザー 02月25日 17:38

『ウエディング・ベル』　五十嵐貴久

[977] mixiユーザー 02月25日 23:42

『神さまのいる書店冬を越えて咲く花』
三萩せんや／KADOKAWA

ヨミさんとサクヤくん、この二人の微笑ましい関係を読んでいると、某お笑い芸人さんの｢あま～い！｣という声が頭の中で鳴り響きます。このフレーズが流行ったのはいつだったかな？けっこう昔ですよね。まあ、そんな事はどうでも良いのです。
前作は少女(紙山ヨミさん)の成長を描いた作品という印象が強かったのですが、続編である今作は｢人と本の出会い｣｢人と本の絆｣というテーマが、より前面に描かれているように感じました。特に自傷するまほろ本のメイちゃんの話は、目がうるうるしてしまいました。すべからく、本は誰かに読まれるために生まれて来たのですから、その存在意義を失う事は、とても辛いことでしょうね。
あと、犬好きの私としては、豆本わんこの豆太くんが可愛い過ぎです。今、手元に五冊の豆本があるのですが、そのどれかが豆本わんこのまほろ本にならないでしょうか？だけど、本の内容的に無理でしょうね。クトゥルフだし･･･。

[978] mixiユーザー 02月26日 02:43

「忘れ傘」　　半村良

　半村さんが語る、思い出・・という形で、存在する人々の実名もあり、
　生き生きと楽しいです。男のお人よし、女のしたたかさ、小気味よく納まっています。

[979] mixiユーザー 02月26日 04:40

『近すぎる彼らの、十七才の遠い関係1，2』久遠侑
この作者は恋愛の機微に関することが上手く書けていて、ドキドキしました。
矢張り幼馴染って、恋愛感情を抱くものなのかな、と思いました。

[980] mixiユーザー 02月26日 06:02

『君は月夜に光り輝く』佐野徹夜
大切な人を亡くした僕。
そこから時間が止まったままだったが、渡良瀬まみずと約束をしてから、時間が動き出すーー。
そう、この物語は停止から再生への物語だ。
中々確りとした瑞々しい文章で、ずしりと読ませてくれる。
かなりオススメです。

ちなみに『電撃小説大賞大賞』受賞作です。

[981] mixiユーザー 02月26日 09:18

｢ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~｣三上延
本編完結巻。
完結にふさわしい展開が読者を待ち受けていた。
祖父の罠が余りにも卑劣である。
とんでもない事態にも発展するのだ

本編完結ですが、作者はまだまだ書きたいことができたので、引き続き世界は続く。

[982] mixiユーザー 02月26日 09:30

「そして生活はつづく」星野源

「座敷童子の代理人」仁科裕貴

「招き猫神社のテンテコ舞いな日々」有間カオル

[984] mixiユーザー 02月26日 16:45

「オジいサン」京極夏彦
老人の一週間の日常を書いた独特な作品。
余りに独特すぎて、当惑・困惑しながら読んでいました（苦笑）
京極さんしか、このような作品は書けない。

[985] mixiユーザー 02月26日 18:37

『妖たちの四季妖怪の子預かります３』廣嶋玲子

[986] mixiユーザー 02月26日 19:36

『まことの華姫』畠中恵

畠中さんの作品はやはり大好きです！

[987] mixiユーザー 02月26日 19:58

「名作うしろ読みプレミアム」
斎藤美奈子

[988] mixiユーザー 02月26日 20:46

「本好きの下剋上第三部領主の養女Ⅰ」香月美夜

[989] mixiユーザー 02月26日 22:24

『図書館ホスピタル』
三萩せんや／河出書房新社

読後直ぐの感想としては、特に何も無かったのですが、後からジワジワと来る良さがあります。
この作品に一つだけ注文を、それはもう少し深みを加えて欲しい事です。｢図書館ホスピタル｣の由来である理由が、語弊があるかもしれませんが、軽く扱われている様に感じます。もう少しだけ踏み込んでも良いのでは？その塩梅はとても難しいのですが、より味わい深い作品になると思います。

[990] mixiユーザー 02月27日 03:03

「なめくじ艦隊」　　古今亭志ん生

　　高名な落語家のやんちゃの話。
　　名を成した人の生い立ち、やんちゃは、笑ってきいていられるし、
　　さすがさすがの風格ある日本語はやっぱりいい、と思いました。

　　息子さんは古今亭志ん朝さん、早死で、談志さんが動揺したと言われる天才。

[991] mixiユーザー 02月27日 11:31

『神様の御用人』　浅葉なつ

[992] mixiユーザー 02月27日 19:11

『慈雨』　柚月裕子

[993] mixiユーザー 02月27日 20:47

「帰天城の謎 TRICK青春版」はやみねかおる

トリックは大好きでドラマも映画も全部見ました。やはり1stシーズンが好きですね。

はやみねかおるも好きで夢水シリーズはほとんど読んでます。マナカナの双子探偵も好きでした。

つーことで、その２つが合わさった本作は面白かったです。トリックの雰囲気もよく出てるしな。

さらに私的に嬉しかったのは挿絵が鶴田謙二だったこと。ホクホク。

[994] mixiユーザー 02月28日 04:24

「佐伯さんとひとつ屋根の下1」九曜
本著は中々のお気に入りのラブコメラノベである。
色々と色仕掛けを仕掛けてくる佐伯さんに対し、主人公の男の子は事あるごとに冷静に「君は如何してそうなんだ？」と嗜めるのだ。
なので春色の展開はないのだ。
冷静な男の子とエッチな女の子が醸し出すラブコメほど、面白いものはない。