イーグルスファンコミュの塩見、決意の背番17　初の２ケタ勝利目指す　　元楽天ペーニャ、インディアンスとマイナー契約 　

元楽天ペーニャ、インディアンスとマイナー契約

米大リーグ、インディアンスが、楽天などでプレーした３５歳の内野手ペーニャとマイナー契約を

結んだと、球団公式サイトが６日に報じた。６年ぶりのメジャー復帰を目指す。

ペーニャは２０１２年にソフトバンクに入団し、オリックス、楽天に在籍。

日本で４年間プレーし、通算７１本塁打を放った。


塩見、決意の背番17　初の２ケタ勝利目指す

装い新たに、一回り成長した姿を見せる。今季から背番号「１７」に変更となった

塩見が、沖縄・久米島での春季キャンプで着々とコンディションを整えている。

昨季は新人の１１年以来となる規定投球回数に到達しながら８勝。

自身初の２桁勝利を実現させるべく、オフには肉体改造に着手した。

「左のエース」の称号を手に入れるために、焦らず、マイペースにレベルアップに努める。

早くも、背番号「１７」をその身になじませた。「似合っているでしょ！？　全然、違和感ないっすよね」。

昨年オフ、入団から６年間身につけていた１１番を、ＦＡで加入した岸に快く譲ったが、未練はない。

新たな看板を背負い「ニュー塩見」を周囲に印象づける。

焦らず、マイペースにキャンプで調整し、先発左腕の座を確立させてみせる。

「初めから飛ばすんじゃなくて、ピッチングのバランスを意識しながら徐々に精度を高めて

いければいい。

マイペースとか言っちゃうと怒られるかもしれないですけど、無理をし過ぎるのもよくないんで」。

初日から２日連続でブルペンに入り、１日空けて再び２日間投げ込む。

ボールの回転、制球、フォームバランス…。１つ１つの作業を怠らない。

第２クールからは打撃投手も務める予定だが「力を入れず、感覚を確かめながら投げます」と、

自らが掲げたテーマに従う。

塩見らしくキャンプを過ごせる準備はしてきた。昨秋の岡山・倉敷キャンプには参加せず、

体のケアに専念した。

１２月から自主トレ期間の１月までは「１日４食」と下半身のウエートトレーニングにより、

体重４キロ増の８１キロとたくましい体を手に入れた。「シーズンに入ると体重が減ったまま戻らない。

動きながら増やすことで、体のキレも保たれる」と自信を見せる。

成果は首脳陣にも響いている。塩見の取り組みについて、

与田投手コーチは「強いボールを投げている。

どうやったら結果を出せるか？　その過程を考えられている。

去年、ローテーションを守った強みが出ている」と背中を押す。

自身初の２桁勝利、左のエースとなるために、新たなモチベーションも生まれた。６日に次女が誕生。

「家族のためにも、チームのためにも、今シーズンはより一層頑張ります」と言葉に力を込めた。

新たな自分を築き上げるべく、塩見は迷わず腕を振る。


塩見、第２子となる次女誕生「よりいっそう頑張りたいと思います」

http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00000082.html

楽天は６日、塩見に、第２子となる次女が大阪府内の病院で誕生したことを発表した。

体重は２７１０グラムで母子共に健康。この日、沖縄・久米島での春季キャンプが休養日だった

塩見は「新しい家族が一人増えました。家族のためにも、チームのためにも、

今シーズンはよりいっそう頑張りたいと思います」とコメントした。




＜楽天＞即戦力候補４投手　まずは合格点

大学・社会人の新人４投手の評価が高まっている。

１軍スタートしたドラフト２位の池田　４位菅原　５位森原　９位高梨の各投手で、即戦力候補と期待が

大きい分、注がれる視線は熱い。


梨田昌孝監督は、第１クールで一番目立った新人に高梨の名前を挙げた。

「左キラー」と期待される左横手。４日は４人の先陣を切って打撃投手に入り、

左打席の阿部俊人に１９球を投げ、ヒット性の当たりを２本に抑えた。

梨田監督は「スライダーの変化が普通より遅い。阿部が手の出ない球があった」と話す。

森山良二投手コーチは「けん制もいい。実戦で見たい」と期待。

横手に転向して１年足らずのフォーム固めが課題となる。

中継ぎ候補の右腕森原も高梨と並ぶ高評価。新人最年長の２５歳らしく、落ち着いた表情で投げ込む。

杉本正１軍・２軍巡回投手コーチは「まとまっている。あとはフィールディングなどだ」と助言する。

先発候補と目される右腕の池田は、梨田監督が「いいストレートだ」と褒める。

与田投手コーチは「低めに球が集まるのがいい」と強みを挙げる。

本人はまだ満足しておらず、状態をさらに上げそうだ。

中継ぎ候補の右腕菅原は、梨田監督が初日のブルペンで捕手の後ろで見入った。

「縦のスライダー、ナックルカーブもあり、力のある球を投げていた。

上体が少し突っ込むのを直せば良くなる」と話す。

第２クールは７日に始まり、最終日の１１日に初の紅白戦が予定される。

梨田監督は「新人投手から２人は戦力が出てほしい」と話しており、４人の競争は熱を帯びそうだ。

　高梨は「期待を重圧に感じず、しっかりやりたい」、森原は「ペースはつかんだ。このままいきたい」、

池田は「実戦練習で結果を出すしかない」、

菅原は「長所を伸ばしつつ、課題を克服したい」と、それぞれアピールを誓った。



藤平、エビ食べて「４０歳まで現役」

藤平が６日、沖縄・久米島キャンプ初の休養日に、観光ＰＲのため久米島漁港協同組合を訪問。

長寿のシンボルとされるエビを頬張り「長くやるためにどうすればいいかは、いつも考えている。

４０歳までやりたい」と誓った。

１５センチ以上ある島名産の車エビを見てもドラ１右腕は野球のことで頭がいっぱいだ。

「体にできるだけ負荷をかけず、疲労をためないようにというのはいつもやっています」と

体調管理を徹底。

毎日湯船で半身浴をする姿を見た同部屋の松井裕が「毎日ケアもしているので頼もしく思う。

すごく真面目」と感心するほどだ。

１２日からは１軍のみが沖縄・金武町に移動する。生き残りには実戦練習でのアピールが必要だ。

「グラウンドに入ったら、気を使わず自分のピッチングを見せたいです」と、

先輩たちに力強く宣戦布告した。



藤平、車エビに「40歳まで現役」誓う


藤平が、沖縄・久米島の車エビに「４０歳まで現役」を誓った。

春季キャンプ初の休日の６日、新人全１４選手が車エビの養殖場を訪れた。

エビは漢字で「海老」と書くように長寿の食べ物と言い伝えられ、

老化防止に効果があるアスタキサンチンやタンパク質、ビタミンなども豊富に含まれている。

取れたての車エビを試食した藤平は「久米島の車エビはいくらでも食べられる。

４０歳まで続けられるように、食事やサプリメント、睡眠もしっかり取っていきたい」と目を輝かせた。

長寿への準備は着々と進めている。専門家から栄養学を勉強する安楽に効率の良い栄養素の摂取を

細かく聞き、釜田や松井裕らからも体作りの助言を請う。

「仕事として野球をしていくので、わからないことは何でも先輩たちに聞いていきたい」。

また、成人の選手は地元名産の泡盛「久米島の久米仙」の工場も見学した。




ドラ２池田、泡盛に学ぶ「いろんな要素が」

ドラフト２位の池田が、泡盛から刺激を受けた。

春季キャンプ初の休日となった６日、「久米島の久米仙」の工場を見学。「ひとつの物をつくるのに、

いろんな要素が関わっている」と、投手の自分と重ね合わせた。

第１クールを終え「（仕上がりは）まだ６割くらいだが、もっといいボールが投げられる」。

久米仙同様、豊潤な投球をつくり上げていく。


「打撃に通じる」銀次＆細川、釣りでヒット！

楽天はキャンプ初の休日。細川と銀次は練習日と同様に早起きすると、午前８時３０分に宿舎を出発。


車で港に向かった。

目的は、大好きな釣りだ。港から船に乗り、沖縄・久米島南方の鳥の口沖へ。

北風１５メートルの悪条件も構わず、糸を垂らした。食事も口にせず、５時間以上も熱中した。

細川のラインが走る。魚影から「シイラだ！」と絶叫。

暴れる獲物を巧みなさおさばきで、左舷前方から反時計回りに一周し、堂々の７８センチを抜き挙げた。

オジロバラハタ２匹なども仕留め、「南国らしく、魚の色もカラフルで釣っていて楽しい」と口元も緩んだ。

銀次も、季節によっては１キロ５０００円する超高級魚、スジアラをゲット。６３センチ、３キロの大物だ。

５５センチのハマフエフキなども釣り上げ、「最高のタイミングで合わせられた。

釣りは、打撃にも通じるものがある。あたりとインパクトの瞬間とか」と笑った。

「想定外の収穫」と笑顔の２人は宿舎に戻ると、ランニングなどで体を動かした。

夜は釣った魚を知人の料理店に持ち込み、“慰労＆決起会”を開催。

刺し身、煮物、フライの豪華フルコースだ。「醍醐（だいご）味は釣った魚を食べること」と細川。

銀次は「やはり自分で釣った魚はおいしい。疲れも吹っ飛びました」。おなかも満たされ、

最高のリフレッシュ。７日から、再びグラウンドで汗を流す。