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ゴルフ場*コース管理コミュの管理人のつぶやき(長編)

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私がグリーンキーパー時代は、皆で分けられる中元や歳暮は受け取っていたが、取引業者からの接待は全て断っていた。

実働部隊である部下達を差し置いて、自分だけが甘い汁を啜るわけにはいかない。

特に飲食をしなくても、業者との関係性に支障が出ることなどあり得ないはずなのだが。


また、業者に個人的な貸しを作ることで、最適ではない資材まで買う羽目になりたくない。

最適ではない資材と認識していながら使用して、コースのクオリティに問題が起これば"背任"となる。

背任となれば、クビや降格が待っている。

最近のグリーンキーパーは、そのリスクを意識しているのであろうか。


ちなみに、現在の私は営業職となったが、グリーンキーパーと飲食をすることはない。

むしろ接待漬けのグリーンキーパーはレベルと将来が知れているので付き合わないことにしている。

その理由は後述する。


「部下や支配人は管理の素人だから背任がバレない」という時代は終わった。

芝草管理技術者1級取得者の人数も100人に迫るだけでなく、実力を持て余しながら定年退職したグリーンキーパーがたくさんいる。

今は"コース管理コンサルタントが跋扈する時代"なのだ。


コースに何か問題があれば、コンサルタントが聞きつけて飛んでくる。

その時、不適切な取引があったり、明らかに適していない作業や資材の使用があれば、もちろんコンサルタントは切り込んでくる。

甘い汁をすすっているグリーンキーパーは、部下からの信頼がないためにここぞとばかりに内部告発で裏切られ、業者の言いなりであるために論理的な技術を持ち合わせていない。

あなたはコンサルタントを論破できるか?


もはや相見積もりは常識的になってきている。

しかし例えば、問題解決の方法を提案した業者Aの見積もり金額が、提案のなかった業者Bよりも高かった場合はどうしたら良いのか。

業者Aは業者Bのために、提案したわけではない。


世代交代、接待、背任、コンサルタント、相見積、情報提供・・・

これらの問題は今後どうなっていくのだろうか。

コメント(6)

もちろん異論があればどうぞ。

私が間違っているかもしれません。
私のコースも2年前に、委託業者に乗っ取られました。
特にキーパーに問題があったわけではなく、経営者、理事長の交代により、方針が変わったためですが・・・
私は自営でのコース管理と委託業者のコース管理は基本的に別物だと思います。どちらがいいとは断言できませんが、委託管理のコースが増えていくことは間違いないでしょう。
そのときに、多くのキーパー、作業員が不幸になります。それが嫌であれば、現在の自分に出来ることを、考える必要があるでしょう。
>enu39さん

委託業者に乗っ取られる・・・というか私は乗っ取る側にもいました。

当時、私はサブの若造でしたが「キーパーが刺されるかも」とビクビクしてましたね。

自営はドンブリ勘定、委託はキッチリ勘定ですよね。

ほとんどのコースがマネジメント面においては委託には敵いません。

それが乗っ取られる理由の1つです。

ホントは予算に委託会社の利益が乗っかるわけなので「管理費を安くしたいから委託する」って無理があるんですけどね。

予算を勝ち取るのもキーパーの仕事ですが、「委託会社より高い予算じゃないとできません」というのも、ある意味負けです。



厳しい言い方ですが、"特に問題がない"では攻撃は防げません。

問題がなければ、コース管理の素人である経営者や理事長の不安を煽るなどして信頼関係を壊していきます。

前回の芝草1級試験には、委託会社のキーパーさん達もいました。

彼らにとっては、芝草1級は"武器"です。

論文試験をこなせるレベルである芝草1級のキーパーの理論的な説明の前では、例えば経験則で管理するような直営のキーパーは歯が立ちません。

大半の直営キーパーさんは「1級なんて持ってても仕方ない」と逃げ腰ですが・・・

"盾"として芝草1級を取得する直営のキーパーさんもいるのは、やはり危機感があるからです。


そういえば、私の師匠は過去に委託会社を撃退したことがあるそうです。

グリーンを見せて「これ以上のモノが作れますか?」とやってやったそうで。

当時は高速グリーンとして営業をしていたので、通年10フィート超えが作れるキーパーは、その委託会社にはいなかったとのことです。

このように技術と知識があれば、撃退できる可能性もあると信じています。



どうにもならない事情があるのも解りますが、有名だったり手強いキーパーのところには、そういう敵は寄り付かないことが多いはずです。
正直、委託管理に任せて、管理費を抑えているつもりの経営陣も、作業員の給料カットして、安くあげてるつもりの委託業者も、内部から見てると実にアホらしい。
ゴルフ場からの給料補償で残っているだけの人間は、補償がなくなれば辞めていく。
その後の管理は一体どうなるのか。他のコースをみていればよく解る。
管理費を抑えるための委託管理はほとんどの場合で成功しない。
本社から派遣された現場監督の能力しだいでは刺されることなど日常茶飯事、そもそもまともな予算すら回ってこないのだからできっこない。
ゴルフ場提示の請負金から消費税の倍ほどの額が差し引かれ、一体どんな管理をしろというのか。
>enu39さん

定期昇給もない委託会社のコースマンには将来も何もなく、30〜40代になると辞めていく人が多いですね。

20万円×12ヶ月では独身者しか暮らしていかれません。

当然、技術の進歩もないしモチベーションも低いです。


コースが消耗するような管理予算を推進しているのは、一部のコンサルタントと管理会社です。

彼らにとっては、ゴルフ場も従業員も"使い捨て"に過ぎません。

それがenu39さんのおっしゃるその後の管理の結末です。

私は土壌分析もやりますが、数値を見ていると今後が恐ろしいです。

"とりあえず芝が生えてれば良い"というベクトルに進んでいっています。


ところで、私の言う"刺される"は、本当にナイフなどで殺されそうだった。という意味です。


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