矢板中学校<矢中>コミュのこの場をお借りして。

私の場合、フランスと日本を行ったり来たりしていますが、一応住民票は矢板市においてますので、矢板市民の一人として、有権者の皆さんに伝いたいことがあります。


まず、矢板市の借金が214億円もあることをご存知ですか？
一方で、税収も地方交付金も年々大幅に減っていることから、これから本当に真剣な財政難を迎えます。


しかし、今のままの行政や議会ですと、今まで以上に市民の方の負担が増えますし、逆に行政サービスは低下していくことになってしまいます。


今現在、既に自治体によって、市民の方の負担するお金も違いますし、受けられる行政サービスの内容にも大きな差が出て来ています。


例えば、少子化問題が叫ばれる中、こどもの医療費を見てみると、東京の台東区、港区では、中学校卒業までタダです。
一方矢板市は、３歳までがタダで、９歳までが一部負担です。


少しでも市民の方が住みやすいまちにするためには、投票を棄権されたり、安易に誰々さんに頼まれたからということでなく、是非きちんと自分で考えて選挙の時だけの口先の候補者でなく信念と実行力を持った候補者を選んで欲しいと思います。

選挙権を持たない、子ども達に、私たち大人の無責任なツケを背負わさない為にも、是非お願いします。

ご報告です。
私の父、宮沢昭夫は次点で落選してしまいました。
父の考えや、これまでの活動に理解を頂き支援してくださった方々には、大変申し訳なく思います。

私としては、父の落選は勿論残念ですが、議会、議員の実態を聞き及んでいる私が、公正に見て、まだ、まともだと思える山口議員まで落選したのは重ねて残念です。

山口議員も宮沢昭夫に続いて、議会でたくさん発言してきましたし、一般質問もかかさず行ない、あるいは、政策提言もおこなってきましたし、活動報告書も他の議員のように選挙前にだけ慌てて作成するのではなく、普段から続けてきた人でした。
また、NPOを立ち上げ、本当に市民とともに、まちづくりを頑張ってきた方です。

そういう方が落選し、政策も何もない、委員会でもろくに発言もしない、一般質問も１度も行なったことのないような方々が当選してしまう矢板市民の選択には暗澹たる思いです。

まして、今回の選挙では、選挙期間中にはチラシは勿論、活動報告書のようなものも含め一切の文書は配布してはならないとする公職選挙法を破って、運動員をつかい配布を続けた候補者が私の知ってる限りでも７〜８名もいらっしゃっいました。

しかし、これに対する罰則は軽く、厳重注意程度で、逮捕まではされないのが現状です。
これを知ってて、敢えてルール違反を犯したのか、あるいは知らないでやられたのかは分かりませんが、知っててされたのであれば、法を犯しても当選さえすれば良いという大変、狡猾で卑怯な考えを持った方々です。
あるいは、知らないでされたのであれば、選挙に出るのに公職選挙法もきちんと知らないということで、いずれにせよ、そのような方々に議員として、わがまち、矢板市を任せるのには大きな疑問を抱きます。

果たして新人の方が、今後議会でどこまで本当に市民のことを考えて頑張って頂けるかは未知数ですが、他の議員の方達の中に期待を寄せられる方は残念ながらおりません。

今後の議会は恐らく、計画性の甘い執行部の議案がすべて素通りになるでしょう。

いますぐ、夕張市のように破綻とまではいかないでしょうが、このままでは、市民の負担の増加、逆に行政サービスの低下は確実に進んでいくでしょう。。。


また、政策提言できる議員がいなくなったことは、矢板市が暮らしやすいまちになる芽を完全に失ってしまったと言えます。

例えば、セクハラ（あるいはパワハラ）防止条例の策定をめざして、委員会を設置しましょうとした、宮沢・山口両議員の議員提案や、上三川リンチ殺人事件の問題で、警察の怠慢を認め賠償を命じた、地裁の判決を不服として控訴した知事に対し、矢板市議会として意見書を出しましょうとした議員提案も議会で否決されています。

この他にも、そういった事例は数多くあります。矢板市の議会は、そんな議会・議員ばかりなのです。しかも、今回、そのような本当に市民のことを考えて政策提案する議員もいなくなりました。

財政運営の問題だけでなく、このような面においても、矢板市が良くなる可能性が失われたと思うと、残念という言葉だけでは片付けられない思いです。

しかし、それが矢板市民の選んだ選択ですし、真剣に考えている人間の力が及ばなかったからには、力不足だった私たちも、その責任を今後享受しなければならないのだと思っています。


辛うじてプラスの面を見つけるとすれば、投票率が僅かですが微増しました。果たして若い方々がどこまで関心を持ってくれたか分かりませんが、まちを本当に良くする為には、特に若い方々のパワーが不可欠だと思っています。

父に関しては、オンブズマン活動は引き続き続けていきますし、これまでとは違った形になりますが、矢板市のためにできることを続けていくことになると思います。

また、私も、私のできる範囲で、私なりのやり方で、地元、矢板市の発展のために少しずつ活動をしていきたいと思っています。


大変、長い文章になり、また、このような真面目な書込みを不快に思われる方々には申し訳ございませんでした。